何かが見える… 揺らぐ炎 無数の屍の上に黒い人型のような何か
「…」何を言っているのかよく聞こえない。
でもこの光景は何度も見た気がする。
そう…何度も。
大昔、この世には5人の神がいたという。
秩序の神、商業の神、学問の神、戦いの神、
そして時間の神。
それぞれの神は、お互いの均衡を保つために
ある協定を築きあげた。
『各々の概念に干渉する際は、必ず5人集結する必要がある』と
本来、神という概念には終わりはなく、神が死ぬというのは、この世界が消失するに等しいわけだ。
そうした、神の下で人間たちが何万年もの時間をかけ、勉学に励み、商いをし、時には秩序を乱し、戦を引き起こした。それでも、世界が壊れるほどの損失なぞ微塵も起きず、復興し、生活は循環していく。
しかし、ある時、神を深く信仰すればするほど、神の存在を証明するために、世界の危機を脅かすような奴らが出てきた。それを阻止するべく、一人の騎士が立ち向かう…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 02:40:03
1168文字
会話率:20%
ローカル侯爵家の当主は頭を抱えていた。
度重なる息子の奇行。
増えていく犠牲者。
揺らぐ一族の名声。
そして、息子が悪役令嬢になると言った時、彼は、限界を超えて異世界に転生してしまったのじゃ。
異世界で最高の仲間と共に送る冒険活劇。
笑いあ
り、涙ありの新感覚ファンタジーノベル。
「息子のせいで死んだ儂、異世界で最高の両親に出会い人生やり直す」好評連載中!!!!
「え、これ初等魔術なんですけど、ちょっ、待ってください。賢者の復活なんかじゃないですってば〜〜!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 18:51:38
1719文字
会話率:52%
むかしむかしのおとぎ話に憧れただけの平凡なワタシがニンゲンに捕まっちゃったけど恋に落ちてしまった!
「ここで一生飼い殺してあげるからね」
何を言ってるか分からないけどトキメクような笑顔に一目惚れしちゃった。これって脈アリかもしれなくない
?
研究者×人魚の軟禁ラブコメ
噛み合わない2人の行く末はどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:00:00
4283文字
会話率:18%
ひらり、ひらり、と紙飛行機が飛んでいた。
紙飛行機は足元にふわりと降りた。
誰が飛ばしたのか、振り返っても静寂した校舎が石原尊を見下ろしているだけ。
拾い上げれば、予定されていた修学旅行の文字。
保護者向けに配られていたプリントで
折られていた。
なぜ? と疑問を残しながらも次の日、教室で一人の女子生徒、長澤芽衣と会う。
悠然とした態度の芽衣。
屈託ない笑顔で迎えられたとき、口から言葉がこぼれる。
それはどこか責め立てるような疑問が形となって襲う。
それでも、芽衣は悠然と答える。
揺らぐことのない姿に、疑問はさらに強まっていく。
ーー バカみたい
折られていた紙飛行機を広げると、現れる文字。
“修学旅行”に対して?
それとも誰かに対して?
芽衣は目を細めるだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 22:13:10
84927文字
会話率:31%
黒く錆びたビー玉に逆さまな君の顔が透けて見えて、カラダの向こうのお山が揺らぐ
このままで終わりを迎えますかときいてみたら、君はペロリと舌を出して無言劇きめる
わたしたちのからだはいつまでたってもふたつの物体で、ためしに君の頬をつねってみたら
、わたしの指がモロモロくずれて笑った
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 20:38:35
497文字
会話率:0%
「ハル」こと直江春一は、芸人としての成功を夢見て、高校卒業とともに東京へ出てきた。バイト先で知り合った北村とコンビを組み、「ハルマゲドン」として順調に仕事が増えていた。
芸人として「これから」というとき、ハルと北村の関係が揺らぐ。「人気者
」として調子にのるハルと、ストイックさを保とうとする北村。芸人としての方向性がずれ始めていた。
恋人との破局、先輩芸人の死を経験して、再びお笑い芸人として精進することを心に決めたハル。その矢先、大事なオーディションを前にして北村が失踪してしまった。
相方がいなくなり、自分の小ささを痛感するハル。
自分を取り戻すため、ハルは故郷へと帰る。仲間がいる故郷へ。芸人としての原点を見つめ直すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 21:16:06
113768文字
会話率:35%
鼎王国(かなえおうこく)のマラカ王に仕える侍女ミサラは、王から他国へ生贄を届ける命令を受けた。用心棒のジレンと共に任務を果たすが、道中で次々と起こる艱難辛苦に翻弄され、マラカ王への忠誠心が揺らぐ。果たしてミサラは祖国の鼎王国を守ることができ
るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 17:19:31
3423文字
会話率:56%
物理法則――それは神が創造せし、神羅万象の設計図。この世の全てが従う、揺らぐことのない絶対的な真理である。
創造者の力――それは物理法則すらも改変する能力。
2080年の第3次世界大戦終戦後、日本では科学至上主義が広まり、量子コンピ
ューター搭載型人工知能<MiKO>の出力する<神託>に従って王政が行われていた。そして人々の生活は<神託>により豊かになった。結果として<神託>は絶対的に信じられ、あらゆる場面での選択や決定の多くがそれに委ねられる。
物理の才能に恵まれた主人公の赤羽隼人(あかばねはやと)は、ある悪夢にうなされた日、凄惨な事件をきっかけに、隼人は創造者の力を得る。悪夢の意味、王政の正体を知った隼人は、反逆を誓う。
***
完結に向けてゆるゆると投稿しています。主に長期休暇中に投稿します。(2021年3月以降目安)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 21:46:49
85851文字
会話率:25%
二十歳の女の子、結月
消えない疎外感を抱えて
先の見えない日々に揺らぐ心
最終更新:2021-04-19 10:40:29
3862文字
会話率:0%
カメラを手に取り戦場を駆ける男女の双子。その向こう、写るのは血の雨と揺らぐ悲愴。いつか、自らの「戦い」へと臨む彼らが写す、人の希望、思い
貴方の希望を、私が写す
──私の希望を、貴方が写す
最終更新:2021-03-19 14:01:56
5333文字
会話率:12%
作者ふとんねこが実際に見た夢を文章化するシリーズ第2弾。
水槽の中を泳ぐ死体と、それを見つめていた知らない友の話。
最終更新:2021-02-08 21:06:07
2074文字
会話率:8%
努力しなくてもある程度のことはできてしまう主人公、黒場操太は周りのことを馬鹿だと感じながら、高校生活を送っていた。ある日、趣味である人間観察をしていると、スクールカーストトップである成瀬優馬の周りの違和感に気づく。文武両道で全ての人が学校で
1番の強者は成瀬と答えるであろうと確信していた黒場は、その確信が揺らぐことになる。このことがきっかけに、黒場は本当の強者について知っていくことになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 14:44:32
4270文字
会話率:18%
これが日常。みんな無言。でもそんな日常を私たちはぶっ壊す。
最終更新:2021-01-23 21:33:13
917文字
会話率:14%
--7年前に姉さんが自殺した。
『僕』はその死への自責の念から、故郷で地縛霊となった姉さんの姿を視るようになっていた。
互いの心の闇を見つめ合わねばない苦しみに、それでも『僕』が姉さんの墓前に灯明を供え続けるのは、かつて姉さんが灯してくれた
『燈』が心に輝いているから……。
『生』と『死』の狭間の葛藤に苦しんだ姉さんと、その苦痛に寄り添いきれなかった『僕』。灯火(ともしび)は迷いに揺らぐ姉弟を慈悲の光で照らすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:15:17
7487文字
会話率:29%
「この世界も、国も、仲間も、姫も、必ず俺が守るよ」
一人の男はそう宣言した。
眼には決意が宿っていて、揺らぐことはない。
男は凛々しく、民からも仲間からも信頼が厚く、王には信用を、姫には恋慕を抱かれていた。
男もまた民を、仲間を、
王を信じ、姫に恋慕を抱いていた。
男は腰の剣を強く握る。
その宣言は誰になされたものだろうか。
民だろうか、王であろうか、それとも愛しの姫だろうか。それとも世界を創造せし神であろうか。
「だって俺は世界を救う勇者だから」
その男は……。
神に、民に――――世界に、選ばれし勇者は強く、強く、決して揺らぐことのない誓いを立てた。
それは誰にでもなく勇者が立てた、自らへの誓約であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 18:00:00
13400文字
会話率:55%
兄ジュリアンと兄の親友ダンとティナの三人の同居生活は、ジュリアンの婚約で終わりを告げた。
ジュリアンはティナに結婚しても一緒に住んでいていいと言ってくれていたが、ダンに恋しているティナはダンと離れたくはない。
そこで彼女はダンに申し出ていた
。
「私と契約結婚してください。」
一方ダンは年の離れたティナに抱く劣情に気付いたばかりで、これは距離を取るべきだと同居の解消を決めたばかりであった。
彼女の申し出に揺らぐ彼は、乙女が脅えるだろう言葉を返した。
「俺は結婚するならちゃんと夫婦生活がしたい男だ。」
ティナの瞳は輝き、ダンはいつものようにティナに押し切られた。
そこで彼は、ティナを愛しているからこそ、ティナに指一本触れないように自分を律することにした。
という、ダンが無意味な我慢を強いられる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 19:20:57
58350文字
会話率:30%
幼い頃から王子の婚約者になるべく育てられたナターリエ。
十二歳を期に正式に王子の婚約者に選ばれた。
表面上王子との仲は悪くなく、このまま順調に王妃の道を歩むと誰もが思っていた。
ところがある日、王室主催の舞踏会に一人の伯爵令嬢が現
れた。
伯爵令嬢は王子に近づくと、色目を使って誘惑しだした。
ナターリエがたしなめると、伯爵令嬢は露骨に甘えた声で「誤解です~」などとのたまう。
その後もたびたび伯爵令嬢は王子に近づき、そのつどナターリエは礼儀をわきまえるよう注意をした。
ナターリエの我慢も限界に達しようかという頃、ある噂が王宮に流れ始めた。
ナターリエが伯爵令嬢に悪質な嫌がらせをしているのではないか、と。
ナターリエは否定するものの、王子との間に隙間風が吹き始めた。
その頃から、王子と伯爵令嬢が密会しているとの噂が、ナターリエの耳にも入ってくるようになる。
――でもわたくしは、殿下を信じております……。
婚約者としての立場が揺らぐようなことはないと、ナターリエは愚直に信じていた。
そして、ついに運命の日を迎える。
大聖堂で、衆目の中、王子の婚約者として聖なる祈りを捧げる日が。
ナターリエは祭壇にひざまずき、女神の前で祈りを捧げた。
ところがその瞬間、突然ナターリエの全身は黒いもやに覆われた。
「あの女は闇の魔女よ!」
伯爵令嬢の金切り声が響き渡る。
「君との婚約は、今この場で破棄とさせてもらう! 魔女との婚姻だなんて、あり得ないからなっ!」
王子の怒声を聞き、ナターリエは全身から力が抜け落ちた。
魔女だなんて身に覚えがない。いったい自分の身に何が起こっているのか。
王子にしなだれかかり、自分を見下しながら薄ら笑いを浮かべる伯爵令嬢……。
ナターリエはようやく悟った。
罠にはめられ、婚約者を寝取られたのだと。
近衛兵に引きずられながら、ナターリエは誓った。
いつかきっと真実を暴き、あの憎き女を魔女裁判にかけてみせると。
今、ナターリエの戦いが始まる――。
【カクヨムにも投稿中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:08:50
66550文字
会話率:29%
初恋の人が帰ってきた。
日常なのに、少し揺らぐ女性の心情の変化の物語。
最終更新:2020-09-23 20:08:48
3971文字
会話率:28%
とある事情により「歌うこと」に楽しみを見出だせなくなっていた「僕」――暁恋太(あかつき・れんた)は高校入学後のある日、仲のいいクラスメイトから一日だけバンドの助っ人を依頼される。初めは渋っていたものの、断りきれず、泣く泣く承諾。恋太は「一
回きりだ」と自分を納得させ、そのボーカルを引き受ける。
しかし皮肉にも、それが原因で同じクラスの女子――四十谷綺音(あいたに・あやね)に目をつけられてしまい、歌唱力を評価され、軽音部への勧誘を受ける。その部は部員が極限まで減り、廃部寸前で、部員の二年生もやる気を喪失している有り様だった。綺音に見学に連れてこられた恋太は、そんな現状を知って衝撃を受ける。
綺音は恋太に、「部を立て直すため、先輩たちを説得するつもりだ」と説く。彼女のその姿を見て心が揺らぐも、「やはり自分には歌えない」という感情が、彼を苦しめていた。
また、その過程で、恋太はふとしたことから、彼女の「秘密」を知ってしまう。綺音は、某動画投稿サイトで活動しており、メジャーデビューも待望されているミュージシャンの卵――AA(アスキー・アート)であった。
恋太は秘密を守る代わりに、自分の悩みを彼女に打ち明けると、
――彼女から返ってきたのは、意外な言葉だった。
助け、助け合いながら「歌うこと」の楽しさを取り戻していく、そんな軽音バンドの物語。
※既投稿作品「トラブルサム・メロディー 〜問題だらけの軽音バンドに光を!〜」の無編集版です。
編集版のURL↓↓
https://ncode.syosetu.com/n2541gg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 00:45:19
175005文字
会話率:35%
とある事情により「歌うこと」に楽しみを見出だせなくなっていた「僕」――暁恋太(あかつき・れんた)は高校入学後のある日、仲のいいクラスメイトから一日だけバンドの助っ人を依頼される。初めは渋っていたものの、断りきれず、泣く泣く承諾。恋太は「一
回きりだ」と自分を納得させ、そのボーカルを引き受ける。
しかし皮肉にも、それが原因で同じクラスの女子――四十谷綺音(あいたに・あやね)に目をつけられてしまい、歌唱力を評価され、軽音部への勧誘を受ける。その部は部員が極限まで減り、廃部寸前で、部員の二年生もやる気を喪失している有り様だった。綺音に見学に連れてこられた恋太は、そんな現状を知って衝撃を受ける。
綺音は恋太に、「部を立て直すため、先輩たちを説得するつもりだ」と説く。彼女のその姿を見て心が揺らぐも、「やはり自分には歌えない」という感情が、彼を苦しめていた。
また、その過程で、恋太はふとしたことから、彼女の「秘密」を知ってしまう。綺音は、某動画投稿サイトで活動していて、メジャーデビューも待望されているミュージシャンの卵――《AA(アスキー・アート)》であった。
恋太は秘密を守る代わりに、自分の悩みを彼女に打ち明けると――
彼女から返ってきたのは、意外な言葉だった。
助け、助け合いながら「歌うこと」の楽しさを取り戻していく、そんな軽音バンドの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 20:01:54
98328文字
会話率:37%
2010年4月20日火曜日
日本のどこか、コンビニもないド田舎に住む高校2年生の星谷駆流は、家のある鳴狭間村から学校のある糸多良町に向かうため、電車に揺られていた。
◇
高校生という人生における最大の分岐点に立ち、将来の展望が見えずに
いた彼に運命の出会いが訪れる。
その出会いによって彼の人生は大きく揺らぐ事になるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 22:03:13
31493文字
会話率:52%