「お前、明日からもう部活に来んな」
高校二年の九月の初め、卓球部のマネージャーをしていた俺——天野 蓮は、部長である同級生の男に言い渡された。
理由は単純。マネージャーの俺が練習を指示していたのがウザいからだそうだ。
サボっていたなら
まだしも、マネージャーの仕事をこなしつつ、練習メニューを作れない顧問の代わりに作っていたのに……。
「自信を無くした負け犬のくせに、生意気なのよ!」
それだけで終わらなかった。仲良しだったのに部長の男に惚れてしまった結果、俺を邪魔者扱いするようになった幼馴染の真波 琴葉までもが、俺をウザがって追い出そうとしたのだ。
他の部員達も、俺を助けてくれなかった。
翌日の放課後に退部届を出した俺は、ふらっと立ち寄った図書室でこれからどうしようと呆然としていると、一人の美少女の瑠璃川 雅先輩に声をかけられた。
学校一の美人で有名な彼女は、実は俺が図書室で楽しそうにマネージャーの仕事をしているところを見ていたようで、今日は元気が無いから気になって声をかけてくれたそうだ。
そんな瑠璃川先輩に事情を聞かれ、つい話してしまった俺に対して、彼女はついてきてとだけ言って俺をとある場所に連れていく。
そこは……彼女の叔父が経営している卓球クラブだった。
瑠璃川先輩の叔父さんは俺を歓迎してくれたし、瑠璃川先輩も俺を応援してくれた。これからはこの新しい環境で楽しく過ごしたい。
そんな俺の思惑を打ち砕くように……俺を追い出したあいつらがやってきた!
これは理不尽な理由で部活を追い出された元マネージャーの俺が、学校一の美少女と一緒に過ごすことで救われていく物語——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 20:14:27
25444文字
会話率:53%
世界を恐怖に陥れていた魔王は、とある転移者によって倒された。
それから約十年。
もたらされた平和と、転移者たちの持ち込んだ知識によって世界は華やいでいた。
そんな中、レージ・クドウは突然騎士団を追放されてしまう。
「転移者などもう必要ない
。これからは気高き貴族の時代だ」そんな言葉と共に。
しかし『なんでもやります』の看板を手に大あくびする、寝ぐせ頭のこの男。
実はかつて勇者として魔王を倒した”転移者”だった。
同じ頃。魔術師団には才能を嫉妬され、冷遇される才媛が一人。
城下にも、その身に魔獣を封じているがゆえに酷使される少女の姿があった。あとキャッツ。
華の王都アルテンシアで、今日も平和と欲望に溺れる貴族たち。
しかし風向きは変わっていく。
王都の影で再び動き出していた魔族に、騎士団や貴族は苦しめられていく。
これは正体を隠していたかつての勇者が、追放少女たちと再び英雄になる物語。
※ まあまあコメディやってます。ざまあもきっちりやっていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:13:06
101008文字
会話率:47%
苦難の旅の末に魔王の元にたどり着いた勇者。死闘を覚悟する勇者を迎えたのは、泣きながら抱き付き、その苦難を労う魔王だった。戸惑う勇者に、魔王は見続けた勇者の旅の不遇を振り返るのだった……。
最終更新:2021-01-17 01:04:03
4754文字
会話率:68%
無能な荷物持ちとして日々お嬢様の荷物持ちをしていたレーンであったがある日いつもの様にお嬢様のレベルを上げるためにダンジョンに潜っていた中であった
突然ダンジョンから本来なら現れるはずのないS級のモンスターに襲われてしまうのであった
そんな中でお嬢様から言われてしまうのである
「お前みたいな無能など不要だ!ここで私たちの囮となって死ぬがいいわ!」
突如お嬢様はレーンが動けないように魔法で攻撃するのであった
もちろんレーンはただの荷物持ちなので戦闘能力は皆無であったため何もできないのであった
「そ、そんな、お嬢様!」
「さよならレーン、貴方はここで私のために死ぬのよ!」
こうしてお嬢様は護衛の者達と共にその場から逃げ出すのであった
「そ、そんな、嫌だ、嫌だ、死にたくないよ!」
「い、や、だ、死に、た、く、な、い」
そんな言葉も虚しくレーンはSモンスターに殺されてしまうのであった
そうして目覚めるとそこはいつもの風景だった
いつものように馬小屋で目覚めたレーンは自分に何が起こったのか調べたところなんと
自分が死ぬ一年前に戻っていることに気付いたのであった!
そしてレーンはどうせこのままここで働いていても殺される運命ならここから出ていくことを決意するのであった!
そんな中でレーンが一年前に戻ったことであることがおきたのであった
それはレーンがお嬢様によって殺されてしまったことを思い出してしまい思わずレーンがビックリしてしまいお嬢様を階段から突き落としてしまうのである
それが原因でとあることが起きてしまうのであった
本来の歴史であればここでお嬢様が階段から落ちることなどなかったのだがこのことがきっかけでなんとお嬢様の前世の記憶を思い出すのであった
「こ、これ!?もしかして、私ゲームの世界に来てしまったの!?しかも悪役令嬢のメイになってしまったの!?」
そう、レーンを追放することでメイはレーンによって殺されてしまうのである
このままだと自分が悪役令嬢として死の道しか残っていないのである
「絶対にレーンを追放させないようにしないと」
こうして絶対に追放させない悪役令嬢VS絶対に追放される無能な荷物持ちの戦いが始まった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 08:00:00
1152文字
会話率:93%
ビンは動物使いとして国のあらゆる動物や龍の世話をしていた
だがある日彼は国王から突然の国外追放を言い渡されることになる
「ええい!動物や龍の世話など誰にでもできる!」
「貴様みたいな高い金だけ巻き上げるやつなど不要だ!」
と
ビンは国外追放されてしまうのであった
一方でビンは国外追放したことによって国の動物や龍が言うことを聞かなくなり、挙句の果てにはビンに対して、いいから戻って来い!との始末だ
それに対して言ったビンの一言は「今さら戻って来いと言われてももう遅い!」だった
そしてその言葉が彼を目覚めさせてしまうのだった
そう破滅の元勇者としての前世の記憶が目覚めてしまったのである
「もうお前らのもう遅いにはうんざりだ!」
そしてここから破滅の元勇者の物語が始まるのである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 18:03:07
5566文字
会話率:78%
人並みの才能を持つ少年ブラストは気のいい、冒険者に連れられ、己の才能、目標を手にする。
最終更新:2020-12-29 09:33:14
5774文字
会話率:68%
プロサッカー選手を目指す梅田裕章は、彼の力を妬んだ先輩によって理不尽に退部させられる。
しかし、そんな彼にに手を差し伸べるものがあった。
それは男子禁制の女子フットサル同好会で……!?
全てを失った男の成り上がりハーレムライフが始まる!!
?
8000字程度、1話完結の物語です。軽い気持ちでごらんください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 23:01:59
8168文字
会話率:62%
これは永き時を生きる四人の残酷な暇潰しの物語。老紳士に語り手として招かれた老婆は己の世界におけるエルフとオークの歴史を語りだす。
最終更新:2020-12-04 12:32:29
6843文字
会話率:57%
信頼し合う仲間と共に幾多の試練を乗り越え、様々な敵を倒し、果ては大魔王をも打ち倒す!
これは数奇な運命を辿る事となったアルスという名の少年の、永久に語り継がれる伝説。…………の聖剣の話。
最終更新:2020-12-04 07:20:32
925文字
会話率:30%
①タイトル ②見出し ③サブタイトル ④本文
という順で読んでね
今さら『戻って来い』と言われてももう遅い。
※この作品にはゲーム的概念が含まれます。
最終更新:2020-12-03 18:00:00
475文字
会話率:60%
切羽詰って目の前の事ばかりが気になり周りが見えなくなる、なんて事あるよな。
いわゆる視野狭窄ってヤツだ。
で、大体は冷静になって周りが見えるようになると後悔する。
そういうのって、どんなに優秀な人でも起きる時は起きるだろ?
それが異世界だろ
うと、人が人である限りはそういうものだ。
「追放」とか「ざまあ」とか、そういう題材にはぴったりだとは思わないか?
今回は一万文字程度の短編。一気に読むには長いので分割した。四話構成。
どうひっくり返すか考えながら読んでくれると嬉しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 21:29:52
10971文字
会話率:52%
パーティのリーダーである剣士は、斥候という役職が自分たちにとって重要な存在であることを知らずに追放してしまう。
そこで、パーティメンバーである神官ルーファスに「戻って来い」と伝言させることにしたのだが……。
神官「あの大胸筋に包まれてごら
んなさい!抵抗なんて出来ませんから!」などと供述しており。
※R15は保険……かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 17:32:01
4743文字
会話率:46%
「仕事が回らないのは私じゃなくてそっちのせいでしょうがばぁーーーか!!」
魔力が無いという理由から出世させて貰えず、雑用係として日々魔工師ギルドで下働きをしていたファミアは、ある日ギルド長からクビを宣告されてしまう。
あることないこと
自分のせいにされてキレたファミアは、最後の最後に言いたいことを好きなだけ言ってスッキリと職場を後にする。
ちょっと言い過ぎたいせいか放たれた追手を適当にやり過ごし、コツコツと溜めた資金を元手に目指すは田舎で自由気ままなスローライフ!
ひょんなことから獣人の子供達を助けたのを切っ掛けに、彼らの村で暮らすことになるのだが……。
「こ、これは酷い」
家はボロボロ、道具もボロボロ、ついでに働き手であるはずの男達もみんなボロボロ。
奴隷狩りに追われ這う這うの体で逃げだして来た獣人達の村は見事に存続の危機に立たされていた。
密かに育んでいた動物好きの血を騒がせたファミアは、雑用係として培った知識と技術をフル活用し、彼らの村を再建していく。
「いや家一軒一人で建てるのは雑用とは言わなくない!?」
「こんな便利な道具初めて見た!」
「薬まで作って貰っちまって……ありがとう!!」
獣人達に感謝されながら、彼らに囲まれもふもふを堪能する平穏な日々を満喫するファミア。
一方そんな彼女がいなくなったことで仕事が回らなくなった魔工師ギルドでは、そんなことになっているとは考えもしないギルド長の手で王子肝いりという一世一代の大仕事を持ち込まれるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 00:00:00
32298文字
会話率:46%
「キョウ、貴方をこのパーティーから追放するわ」
幼馴染で勇者のスミレから突如として追放を言い渡された俺。
だがその追放は、俺を思っての通告であった。
俺はそのスミレの言葉に従い、特訓を開始した。そして分かる仲間の偉大さ。
俺は、皆に受け入れ
られるサポーターとして、再び仲間になれるだろうか?
※本作品は、先ほど上げた
「魔王討伐パーティーの勇者、有能なサポーターを追放する~戻って来いと言いたいけどもう遅い。何者かに魔王を討伐され戻って来いと言う大義名分がなくなったので、彼から戻りたいと言わせたい~」
の対になるストーリーとなっておりますが、単独でも完結するようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 13:23:37
5318文字
会話率:39%
「キョウ、貴方をこのパーティーから追放するわ」
魔王討伐の勇者パーティーから追放された後衛職。
だがその追放は、前衛職に甘えて働かなくなった彼を思っての追放だった。
追放された彼もその追放を受け入れ、武者修行を始めた。
そして1か月、勇者は
追放者を呼び戻し、魔王討伐を再開しようとした矢先、一報が入る。
魔王が討伐された、と。
彼を呼び戻したい、だが、魔王が居なくなった今、魔王を討伐するために修行をしていた彼を呼び戻す理由が無い。
どうしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 08:00:00
5275文字
会話率:48%
「聞こえないのか? 貴様はクビだと言ったのだよ」
結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。
国の守りのかなめとも言える重要な職人だが、愚かな王族たちはそんな事実を忘れ去っていたのだ。
「俺を追放して
、本当に国は大丈夫なのか?
結界をメンテナンスできる人が居なければ、あっという間に綻びが生じるだろう。下手すると一か月も保たないぞ?」
俺の忠告は聞き入れられず、俺は弟子とともにあっさり国を追放される。
立ち去ろうとしたところで謁見の間の扉が開け放たれ、突如としてエルフの少女が飛び込んできた。
「会いたかったです、旦那さま!」
彼女はエルフの里の王女さま。俺がフリーになるのを待って、わざわざ迎えに来たのだ。
フリーの結界師は貴重な人材なのだ。フリーになるタイミングを見計らってスカウトに来たのだとしてもおかしくはない。
ほかにも獣人族の族長や、ドワーフ族の鍛冶連合のリーダーからも熱いスカウトを受けることとなる。
俺はエルフの里に迎えられ、エルフの王女さまとスローライフを謳歌することになった。
エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。
一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。
モンスターの襲撃を受けた王国は、やがては取り返しの付かない大混乱に陥っていく。
俺に追放を言い渡した王女は、ついには責任を取らされる形で地下牢に投獄されることとなった――
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※ 水・日の週二回更新にします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 18:12:18
50785文字
会話率:45%
聖女だけど何もお仕事してないって追放されました。。
ほんとはすっごく大事なお仕事してたのに。
困ったから戻って来いっていわれても、もう遅いのですー。
(なんだか最近流行りらしいタイトルをみて落ちて来たおはなしです。とりあえず出だしだけです
。そのうち本編連載版で書くかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 13:56:34
4134文字
会話率:5%
こんなことあっていいのか?私の良心が…!
最終更新:2020-04-22 20:33:05
681文字
会話率:0%
葦津大和の国の右大臣大石家持は神明天帝の命により、国の歴史書を作成した。物語はアメノヒカリノオオカミ(天光大神)が天地を創造するところから始まった。
天光大神は天地を創造し、動植物を作り、最後に人間を作ったが、人間は気まま勝手に生き、混
乱を極めた。そこで、大神はスサノオを平和と統一の使命を持たせ地上に遣った。
葦津の原に生まれたスサノオは両親と平和に暮らしていたが、隣の火の国が襲来し、両親は殺され、スサノオも龍神の池に追いやられた。そこで、龍神に出会い、四人の家来の存在を教えられ、彼らと共に逆襲に出た。
戦いの中で、敵の統領をとらえてみると、見事な美人でスイレンと呼ばれる火の国のクマソ王の娘であった。二人は敵と味方だが、互いに魅かれた。
一旦は優勢な戦いも、味方の裏切りに会い、スサノオたちは再び龍神の池に逃げ込んだ。そこで、龍神にスサノオは「修行が足りない、南に行け。様々な経験をし、人に出会い、実力をつけて、戻って来い」と命ぜられ、龍頭の剣を与えられた。
旅の途中で、スサノオはクマソ軍との戦いで負った傷がもとで命を落とす。息子のタケルがスサノオの遺志を継ぎ、一行を連れて、旅を続けた。
途中、山中で大熊に出会うが、タケルは龍頭の剣で倒した。その後、山の民のソウボク村に入り、そこで、弓の技術と戦法を習う。更に、大鷲と大鷲使いを家来にする。
次に、海の民の住むオオナギ村に入り、海賊を退治する。タケルは村長の娘モクレンに一目で惚れ、妻にする。オオナギ村の村長に、四つ足の牛ぐらいの大きさの動物を飼い、牛を放牧して生きている高原の民の住むソウボク村の話を聞き、興味を持ち、旅に出る。
ソウボク村の民はヤマタノオロチと呼ばれる大蛇に苦しめられていた。タケルは大鷲たちと共に龍頭の剣で立ち向かい、大蛇を倒した。その後、ソウボク村の大岩から「仲間と葦津の原に帰れ、そして、火の国を追い返し、更に、火の国を亡ぼせ」と命じられ龍頭の冠を頂いた。
今や、矢の技術、戦術、馬、それに龍頭の剣と冠を得たタケルは大勢に増えた家来と共に故郷に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-18 11:57:11
133775文字
会話率:40%
元はゲームであったその世界にはかつて、ゲームからの転移者や転生者である異邦人が数多く居た。見目麗しい先祖ばかりのある家に生まれた女児は歴代の者と比べても一線を画す美しさ。いっそ神々しいまでの容姿に、異邦人特有の特典付き。古書に従ってこの世界
を遊び尽くそうと決意するも、その為には多少の障害があって――?な話になればいい。
「え?逆ハー?そんなのお断りだし、て言うかこっち来んなし。二次元になってから戻って来いし!要らないって言ってるでしょ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 00:00:00
70130文字
会話率:19%
町で鍼灸医を務める俺上泉 信吾はある時、曽祖父と名乗る老人に出会う。
随分元気な爺さんだと思ったら実はドラゴンだった?!
役目を投げ出してエスケープし人間として天寿を全うしちまった祖父の代わりに異世界に戻って来いって?だが断―――え?だめ?
そうですか・・・。
あー、もうしゃあねえ!異世界行って仕事継いで!ついでに玄孫でも拝ませてやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 01:31:00
78309文字
会話率:57%
くっそ、あの野郎、気付けよ。俺がどれだけお前んことを好きだと思ってんだよ。そりゃ好きだとか言わない俺だけど、本当は……。
俺様系男子の本音の声。
最終更新:2013-05-02 19:31:21
321文字
会話率:0%