ガーランド国の大商家、グラナガン家で働き出した新人女中マリアンは、休日のある日、街なかで、男達に追われる幼い少年と出会う。
母とはぐれたと言う少年はかなりいい身なりをしていて、近辺の子供とは思えなかった。
母親はどうしたのだろう。まさか母親
だけあの男達に捕まってしまったのだろうか。この子は一体どうすれば…。
ガーランド国の当てにならない警察は、迷子の保護や、その親捜しなどまずしてくれない―――――――
やがて追われる母子の悲劇は徐々に明らかになって行くのだが―――――――――彼らには予想外の結末が待ち受けていた。
(こちらは「浮浪者の娘」シリーズの番外編です。本編未読でも楽しんで頂ける内容ですが、よろしければ本編も読んで頂けると嬉しいです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 08:37:09
85196文字
会話率:16%
「三食まかない付き。給金とはべつに、お仕着せ等必要なものは支給あり。なんといっても一番の目玉は『温泉入り放題』これよ」
「やります! やらせてください!!」
早くに両親を亡くし、引き取られた伯父の家では行き場がない。どうにか家を出る必
要のあった春風は住み込み女中の仕事を即決した。
たとえ勤務地が人里離れた山奥で、雇い主が没落気味の名家の子息で、職業が売れない作家であろうとも構わない。
もはや街には帰らぬつもりでそのお屋敷に向かった春風を待っていたのは、どうも「人間ではない」らしい青年と猫のような少年で……。
【他サイトにも公開あり】 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 13:40:31
11587文字
会話率:35%
皆月加奈は貧しい身分で、女中として働き生計を立てていた。
だが、人一倍不器用な彼女は幾つもの雇い主からクビを言い渡され、無職となる。
そんなとき、知り合いの女中から一つの家を進められる。
「久我政宗」と呼ばれる男の屋敷であった。
そこで、彼
女は何とか認められ、女中として働く事を許される。
働く最中、彼女は久我の屋敷の中庭に植えてある一本の桜の木が気になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 00:00:00
10687文字
会話率:41%
政略結婚をした伯爵夫人フェリーチェはある日、夫レイジィと女中頭アイリーンの情事を目撃してしまう。
フェリーチェがレイジィの言いなりであるのをいいことに、アイリーンが産んだ子に家を継がせるつもりだということも。
女中頭アイリーンに自分の居
場所をとられ、持ち物を奪われ、レイジィもアイリーンの味方をしてフェリーチェを無能だと見下し罵るが、自分のせいで周囲に迷惑をかけたくないと耐え続けるフェリーチェ。
しかし彼女の幸せを願う者たちが、二人を離縁させようと動き出していた。
※6時・17時 2回更新です♪
※全17話 約30,000字
※R15は保険
※勢いで書いた作品なので、頭空っぽ推奨です(;^ω^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 19:00:00
32094文字
会話率:35%
憧れの騎士団長には幽霊がとりついている…?
ある日の夜、掃除女中のティナは思いがけず、憧れの騎士団長の悩みを聞くことになる。
その一回を大切な思い出にこれからも頑張ろうとするティナだったが、自分でも知らなかった才能が判明し…。
ほの
ぼの。ホラー要素はほぼありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 21:00:00
65721文字
会話率:43%
華族の青年と女中の身分違いの恋、心中、そして回り続ける魂。
蒼い月光に照らされ踊る、永劫の輪舞曲は歪つな輪廻のように、果てしなく──。
この作品は黒森冬炎様主催の制服企画【お仕着せ企画】参加作品です。
最終更新:2021-08-18 21:32:45
481文字
会話率:0%
川田トミ(十八歳、下女中)と山野辺三郎(二十四歳、大工)は、家長である父親同士の決定により、初めて顔を合わせて言葉を交えたその日に祝言を挙げて夫婦となった。よく笑い涙脆いお喋り娘な明るいトミと、どこかずれてて感情表現が無さすぎる三郎の新婚あ
れこれ。
(※日本の明治/大正頃の雰囲気を意識しましたが、当時の暮らしに忠実ではなく架空設定ばかりです。日本風の異なる世界の恋愛ものとしてお読み頂けますと幸いです/全6話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 01:00:00
33277文字
会話率:29%
地球のバーから異世界の酒場へ、酒場から貴族の屋敷、さらには王宮へ!?
バーで隣に座っていた女性が席を立った際に、同席する男に飲み物に薬を入れられていたのを発見した扇谷璃世(おうぎやりせ)。
正義感から男に立ち向かい、激高した男に殴られて気
を失った璃世は、気が付いたら見知らぬ酒場のカウンターで突っ伏していた。隣には脂ぎった肌の不細工なおっさんがいて、自分に言い寄っている。
そういえば薄ぼんやりと、神様を名乗る老婆に呆れられ、何かを授かったような?
意識を取り戻した璃世は王都クリフトンにある酒場「赤獅子亭」の女中、リーゼへと転生していた。
どうやらそうした転生は比較的一般的らしいこの世界で、リセとして生きていくことに決めた彼女は、持ち前の正義感と肝っ玉の強さで王都の酒場、あるいは貴族の主催するパーティーでアルハラとセクハラに立ち向かっていく。
神様から授かった肝臓の強さと、前世に培ったアルコールの知識で、貴族を酔い潰させ、あるいは一対一で酒談義。
そんな彼女の、連日の切った張ったの大立ち回りは、やがて王都のみならず王国の上層部にも伝わって、国を動かすまでになり?
これは一介の酒場娘が、アルハラセクハラ許すまじの一念だけで一国の上層部に食い込むまでの物語である。
●カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様、ノベリズム様でも並行して公開しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055086259422
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/527503565
https://novelup.plus/story/998392565
https://estar.jp/novels/25838718
https://novelism.jp/novel/vgYlfi3kQIOcLD4-BjZFXg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
106431文字
会話率:45%
創作百合小説「女領主とその女中」シリーズの主役ふたりのアフター日常SSです。一週間の寝室での会話になります。特にオチも何もありません。いちゃついてるだけです。
最終更新:2021-07-11 17:11:54
3680文字
会話率:55%
田舎町ボルドウの女領主ロアとその女中マリアは、悪魔と修道女、使い魔と主人、強いて言うなら恋人同士、という関係性。
悪魔化したロアの身体を人間のそれに戻すため、ふたりは教会からの依頼をこなし、悪魔祓いとして奮闘するのだが……?
吸血主従百合ダ
ークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 15:33:28
150447文字
会話率:44%
田舎町ボルドウの女領主ロアは、女中のマリアが大好きで仕方がない。
大好き過ぎて空回りするロアと、素直になれないマリアの、ゆるゆるとした夏の日々。
最終更新:2018-06-23 11:07:49
80317文字
会話率:42%
加賀、片山津温泉に若い一人の画家が泊まった。
真夜中、トイレに立った画家は洗面所で、髪を整える艶な女と出会う。
そこの温泉旅館の女中、お澄である。
画家はその出会いを口実に、自分の部屋で酌をしてもらうが、お澄は今から旅館にやって来る客の接待
をしなければならないと言う。
その客は夜明け前に、鷭(ばん)を撃つために来るのである。
画家は鷭を描いた作品を上野の美術展覧会に出品したこともあって、鷭を大切に思っていることから、お澄にできるだけ鷭を撃たせないようにして欲しいと懇願する。
お澄はその画家の言うことを信じて、鷭を守ろうとするのだが……。
――男の嘘と女の誠がもたらす結末は?
※ 鷭……ツル目クイナ科に分類される鳥。体長は35 cmほどで、ハトくらいの大きさ。翼開長は52 cmほど。成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛はいくらか緑色をおびる。(ウィキペディアから)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 16:06:49
11679文字
会話率:41%
加賀・山代の温泉旅館「近江屋」にやって来た京都の仏語の教授、榊三吉は、フトしたことから、芸妓(げいしゃ)の小春と出会う。小春は自分を身請けして女房にしたいが、それができない「紙屋の治兵衛」という嫉妬深い男に心中話を持ちかけられ、悩んでいた。
榊はそれを助けようとするのである。
それを快く思わない治兵衛は、嫉妬のあまり、榊をつけ狙うのであるが……。
温泉地でのこの愛憎話は、近江屋の女中お光と榊との軽妙なやり取りを伏線に、意外な結末を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 07:59:02
25498文字
会話率:46%
国宝を手に、ダーケン帝国の間の手から逃れようと、王女エミリと家臣のロイは王都を逃げ出す。
しかし、陸路も海路もダーケン帝国によって塞がれ、同盟国であるスコープ帝国のある大陸へと渡るには、魔の海洋『霧海』を抜ける他無かった。
ある老人の
話を元に、二人はある船に乗り込む、それは古代文明の生き残り、海の支配者として恐れられた戦艦ゴリアテであった。
そこで出会ったのは女中のカフェとゴリアテの艦長、そして様々な都合を抱えた乗客達。
霧海を渡るゴリアテ。しかし、ダーケン帝国の魔の手はゴリアテを襲った。
これは国を守る為生き残ろうとする王女と、数奇な運命を持つ乗客達、そしてそれを乗せた伝説の大戦艦の戦いを描く物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 19:34:48
49203文字
会話率:46%
20XX年
自由気ままで好奇心旺盛な高校2年生高梨奈緒
ある時、たまたま通った裏通りで訳アリの少女中野美晴と出会い・・・
奈緒と美晴の
ちょっと変わった日常がはじまる。
最終更新:2021-06-11 18:00:00
2329文字
会話率:55%
誰にも望まれずに生まれ、虐げられながら閉じ込められるように育ったロジーナ。
婚約者と義母の浮気現場に遭遇したロジーナは紆余曲折の末婚約破棄され更には家を追い出され隣国に送られた。
女中として売られたのかと思い込んでいたら『養女のようなもの』
と言われて大混乱するロジーナの世話人は、なんとキラキラ輝く美形なのにちょっと残念な堅物王太子。
実は王太子とロジーナは呪われており、それぞれの呪いを解くにはギブアンドテイクが必須なのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 09:45:38
202402文字
会話率:51%
私、土屋リセは乙女ゲームをしていた所、異世界に呼ばれた。しかもゲーム内の悪役令嬢、リセ・ハートマインドによると、
「もうどうにもならないので、よろしくお願いします」
「! ちょっと待て、今のこの状況って、バッドエンドフラグ全部立て終わった後
じゃないの!」
時間もないフラグもない最悪の状況。そこであとは任せたされた私はとりあえず、婚約破棄してきた婚約者がいたのでとりあえず……腕力に任せて頭を掴んで持ち上げてみた。
「こんな状況になるまで放っておく婚約者がいるかぁあああああ」
「うぎょぼあぶえぇぇぇ」
これは、悪役令嬢リセが、家出をして自分の運命をもぎ取る前の出来事である。
自作小説のサブキャラを出してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 23:16:12
2317文字
会話率:48%
腹が減っていると不機嫌な素間は、庄助をいたく連れて料亭に向う。
伊勢の民人は、穢れに敏感であり、穢人である庄助は、一般の民人と同席、同火での食事はできない。料亭の女中は当然、庄助の入店をいたく拒むが、素間はまるで聞く耳を持たない。野間万金丹
の御曹司は、穢れなどどこ吹く風と、芸人村に入り浸り、庄助の寝床に寝起きする日もあるくらいだ。
押し問答の素間と女中の騒ぎを聞きつけ、店から出てきたのは、店の主だ。主は元御師で、庄助の贔屓の一人である。主は快く庄助を座敷にあげる。
やいのやいのとやかましい素間を制し、庄助は用件を問いただす。庄助は、不本意ながら、素間の手先を務めている。もちろん、報酬があるからだが、牛谷の目付衆に憧れる庄助は、いつか、自分にも捕り物の調べとかが回ってくるのではと、期待しているのだ。
牛谷の神隠しを探れという素間に、庄助は、馴染みの牛谷の若衆、茂吉に近づく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 21:28:31
8347文字
会話率:25%
かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそれが王太子と実家から不況を買い、私は国外追放をされてしまいます
。
そうして私は自らの罪と向き合い、平民となり宿屋で住み込み女中として過ごしていたのですが……
偽聖女だった? 更にどうして偽聖女の償いを今更私がしなければならないのでしょうか? とりあえず今幸せなので帰って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 16:17:26
19518文字
会話率:41%
俺が働くお屋敷の末のお嬢さまは、ずいぶんな美人だと評判だ。
だけど庭師見習いとお嬢さまに接点なんてあるはずもなく、俺は町人や女中の口さがないお嬢さまにまつわるうわさ話を聞きながら仕事をするばかり……だったはずなのに。
最終更新:2021-05-01 12:00:00
8689文字
会話率:35%
とある店の女中が、蛇の皮を見つけたことによるてんまつ。この作品は、星空文庫にも掲載しています。
最終更新:2021-04-04 16:44:39
3000文字
会話率:0%
この世界、魔法があるのに箒で空飛ばない。
リンダはその事実に愕然となった。
飛ばない魔女はただのババア! 世界の半分を敵に回すようなことを考えた主人公のリンダは自分で箒を作り、空を飛ぼうと決意する。
母親の死から父の愛人と義妹登場。心配性の
兄と共に母の実家に帰ったリンダに待っていたのは女装の皇子様。粋がる皇子をケツに乗せ、今日もリンダは空を飛ぶ!!
魔法学校では七不思議。皇子の母国ではお家騒動勃発!?そして、リンダの運命とは……!?
「男がつっぱらかるのは大事なモンを守るためだろうが!」
「いくぜ! てっぺんまで飛ばせ!!」
「いっけなーい! パンツパンツ!」
見た目美少女中身元ヤン。そんなリンダが繰り広げる青春ドタバタファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 13:52:40
293709文字
会話率:47%
桜を見ていて、思い付いたお話です。以前、短編として投稿したお話の連載バージョンです。
最終更新:2021-03-08 19:04:29
11844文字
会話率:38%