ジャックは行方不明の幼馴染を探すため若くして大司教にまで上り詰めたが異端審問官によって失脚してしまう。そして監獄でニート生活を送る。二年後神界から追放された自称有能女神がやってきて、半ば強引に魔王討伐に参加させられてしまう。己の平穏を取り戻
すために魔王討伐を決意したジャックは女神アリスとともに旅に出る。嘘と隠し事の多い二人は無事魔王を倒すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 18:00:00
26386文字
会話率:62%
シンディーはコロニーのスラム街で育った娘で体をサイボーグ化している。かつて軍隊にいたのだが、今はメカニックの相棒アルフと宇宙でトレジャーハントに奔走している。
そこで二人は多星籍大企業であるドーラセブンが暗号資産のデータを廃墟コロニーに
隠しているという噂を耳にする。トラップを掻い潜り、見事データを手に入れた二人は、それが先の大戦において戦場を一時的にジャックした電子生命体ジャスティンのものであることを知る。
危険を承知でそのジャスティンを自らのボディーに取り込んだシンディーにジャスティンは語りかける。一緒に覇を唱えないか、と。というのも今、K70星雲において次世代コロニー動力源であるテラジウムが密かに開発されており、これを手に入れんと様々な勢力が触手を伸ばしてたのだ。
そのジャスティンの申し出に意気投合したシンディーは、テラジウムの利権に一石投じるべく活動を開始する。
そんなシンディーの前にかつて軍にいたときの上官であるデイモンが現れる。デイモンはシンディーを罠にかけその体内に爆弾を仕込み、自身がテラジウムの利権を確保するための危険な任務を強制的に行わせようとする。だが、その任務の中で出会った博士のカミラに「爆弾を除去してやるから自分と組まないか」と持ちかけられる。カミラは、テラジウムを化石燃料の価値としてしか見ないドーラセブンに嫌気が差していたのだ。
一方、そのドーラセブンでは、放蕩息子の若社長ジョンに代わって実質的に会社を牛耳る役員ゴードンが完全に会社を手中に収めるべく暗躍していた。ゴードンもまたテラジウムを自身の野望に利用しようとしていたのだ。
デイモンとゴードンが互いに艦隊を派遣しあう中、シンディーはカミラとともにテラジウムに宿るかつて宇宙に覇を唱えていた戦闘民族の遺跡にまつわる情報を見つけ、そこに探索に赴く。そこでシンディーは、コンラートの術という戦闘民族の英知を引き継ぐことに成功する。
一方、デイモンは突如、思わぬ人物によって失脚を余儀なくされる。ドーラセブンの放蕩息子のジョンである。実はこのジョンがゴードンから会社を奪い返すべく社外に独自の勢力を持とうとジャスティンをシンディーの元に放たせた張本人だったのだ。
会社をゴードンから奪い返したジョンはシンディーにテラジウムの英知を引き継ぐ事業をシンディーに託すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 10:35:11
100507文字
会話率:49%
その女がやってきて、ペネロペはすべてを失った。片田舎で見つかった、異世界からの渡り人・アンナ。彼女の力は聖乙女であったペネロペを遥かに上回るものであった。ゆえにペネロペは失脚し、第七王子との婚約もなかったことに。さらに聖乙女から魔法女へと降
格され、隠遁生活を送ることを余儀なくされる。すべてを失ったペネロペは、獣人奴隷のテオを連れ、「クソみたいな環境からおさらばして悠々自適の年金生活を送る」と己を奮い立たせて神殿を後にする。それが負け惜しみだということをだれよりも理解しながら。
※あらすじにある通り主人公が奴隷を使役しています。また、差別的な発言をするキャラクターが登場しますが、それらの行為を礼賛・推奨・助長する意図は一切ありません。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 00:00:00
122701文字
会話率:31%
マリアの夫は国王だ。しかしその国王・バレットは遊び呆けて政には興味も示さなかった故に失脚する。新たに王となったシオンは、そのバレットの異母弟で、マリアはそのシオンの王妃になることとなった。
最終更新:2020-04-24 00:19:50
6627文字
会話率:44%
今から40年ほど前の事だった。
一人の大学教授が世界から人類を消そうとしていた。
計画実行のために彼はその理論を構築し、一台のスーパーコンピュータを作り上げた。
そのコンピュータの建築には当時大学院生の秋野貫と環も加わっていた。
それから何年かして、2人は教授の恐ろしい計画に気づき、計画を阻止しようと新たなコンピュータを作り上げた。
しかし、教授により 彼らのコンピュータは活動停止に追い込まれてしまう
二人の研究者は失脚後、家庭を築いて残りの人生を生きる、と決めた。
貫と環の間に子供ができ、その子に“白露”と名付けた。
そして彼らは息子に自分たちに代わって“人類を守る”使命を与えた。
そんな一人の少年、秋野白露の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:42:18
46932文字
会話率:35%
18世紀末ベトナム。当時はふたつの国に分かれていてがあり、南側に広南国という国があり、グエン(阮)という一族が支配していた。1762年当時の王の孫としてグエン・フック・アインが誕生。だが彼が3歳のとき、祖父の王が死に次期王になるはずの父は、
奸臣により失脚し殺害された。やがて西山(タイソン)という地域にいた3兄弟を指導者とする農民の反乱によって国は滅ぼされ、アインを除く王族は全員殺害。アインに変わり西山朝が誕生した。国を率いる3兄弟の1人にグエン・ヴァン・フエという勇猛な武将がいて、広南国だけでなく北にあった鄭(テイ)一族が支配する後黎(レ)朝も滅ぼし、一時的にベトナムを統一、その北にあった清国の攻撃も守り、生き残ったアインがタイの軍隊を借りて反撃するのも退ける。そして皇帝となったフエが無くなった後、フランスの力を借りたアインが逆襲ついに西山朝を滅ぼし、1802年から1945年まで続く阮朝が誕生した。
ベトナムで最も多い苗字「グエン」を名乗る、立場の全く違うふたりのグエンを追いかける時代小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 01:07:41
10987文字
会話率:40%
ここは私たちの住む世界とは遠く離れた理の異なる世界。時空を司る神クロノスの不手際で、他の世界の住人があちこちに転移してしまい、彼らは前世界の知識を持ち込んで大暴れ。何を思ったか唐突にチート能力を使い出すものや、王国まで建国しはじめる者が現れ
る始末。これでは原生態系は破壊されてしまう!ということで失脚したクロノスの代わりに神々をまとめることになったゼウスは、彼らをこの世界の均衡を乱す侵略的外来種と指定、レッドリストに載せ追放していた邪神レヴィアを呼び戻し、退治させることに!?神々の封印のせいで理不尽な弱体化を受け、敵のチート能力にも苦しめられるレヴィア。だが、彼女に宿る力は神の予想を超えており、世界は思わぬ方向に向かっていく。
よろしければブックマークや評価ボタン、レビューや感想などで指摘、応援お願いします。作者の執筆意欲が燃えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 13:39:40
61408文字
会話率:44%
Confesess 告発を仕事とする女性
その能力により、日本国の大臣二人が失脚した。政権支持率も急降下の状態だ。
ある日、彼女は警察庁の幹部に頼まれ、新宿大久保の外国人スクールに通うことになった。
やはり、そこは某団体の外国人洗脳学校で
もあった。
そこで見た凄惨な殺人事件、目撃者の彼女に対して団体からの刺客が、
瀕死の重傷を負った天美。不気味な敵デネブとは何者か。やはり、「星を継ぐもの」の一人なのか。
緊迫な展開にレギュラー陣が翻弄される。
パブーで連載されたConfesessの七つ目の話です。
1 「都市伝説のConfesess」日本での初話、大企業が起こしたセラスタの大量殺人をあばく話です。
2 「警視庁に現れた幽霊」 女性警官殺しで追われる天美。相手が日本の警察です
3 「ここでの仕事もおとり」 おとりの仕事の途中に、連続通り魔事件の犯人と!
4 「超兵器SSVB7を追え」 茨城の外国人施設を破壊した装甲車、天美は入管と対決します。
5 「時と絆を結んだ誘拐」 過去に起きた幼児誘拐殺人事件、そこそこの話です。
6 「軍要塞・決死の脱出劇」 多摩地区にあるアメリカ軍基地に連れ込まれた天美。CIAと対峙する シリーズ的にかなりハードな展開です
どれも十五章以上の話です。希望の話がありましたら、是非、感想のところにリクエスト下さい。優先的にのせさせてもらいます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 22:52:29
198012文字
会話率:70%
明治二年、帝の命令により榎本武揚、大鳥圭介、土方歳三らは箱館五稜郭から撤退し、ハワイ王国に組織として移住をする。
ハワイ王国第5代国王カメハメハ5世は、ハワイに拡大しているアメリカ白人の力を抑えるべく、日本人移民に期待を寄せていた。
ハワイ
王国を旧蝦夷共和国軍、会津藩、桑名藩、庄内藩、請西藩が移住して守護する。
だが、アメリカ併合を願う白人農園主の他、アメリカとの微妙な関係を維持する為に彼等を危険視する王族や、明治政府内にも帝の思いとは別に彼等の存在を許さぬ勢力がいた。
後ろ盾だった筈のナポレオン3世もやがて失脚する。
やがて第三勢力たる黒駒の勝蔵一家がマウイ島を舞台に暗躍を始める。
一応、太平洋諸国の植民地が終わる20世紀初頭までは書きたいと思ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 17:00:00
745582文字
会話率:21%
兄、平城上皇との対立を乗り切り、名実ともに朝廷の頂点に立った神野は、その天分を発揮し、着実に国の形を整えてゆく。その許で、朝廷は後に「弘仁の治」と称えられる安定期を迎える。
藤原北家の長となった冬嗣と、忠実な臣で有り続ける藤原三守、彼
らの理解者で、よき友としての立場を守り続ける良峰安世ら。彼ら第一部からの登場人物に、神野や東宮となった大伴親王らの妻と子供たちや小野篁など、次世代の人物が加わる第二部。安定した治世、円滑な皇位継承を目指しながら、皇室の自律性を維持しようとする神野と、藤原北家の繁栄を目指す冬嗣との関係や、訣別した兄平城上皇への神野の想いなど、その人生を最後まで見守って頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇神野(嵯峨天皇)
本作の主人公。冒頭時点で二十五歳。
〇藤原冬嗣
兄真夏の失脚に伴い、父内麿の死後藤原北家の長となる。神野が十三歳の年に異父弟である良峰安世を介して神野と知り合って以来、神野に仕え、その治世を支える。神野よりも十一歳年長。妻は藤原三守の姉、美都子。
〇良峰安世
冬嗣の母が桓武の後宮に召されて産んだ、神野の一歳年長の異母兄で、冬嗣の異父弟。良峰の姓を賜わって臣籍に下った。詩文の他にも楽や舞、騎射など多くに才能を発揮、神童といわれた神野の良き友人。
〇藤原三守
藤原南家。祖父が反逆者として処刑されたこともあって非常に謙虚な人柄だが、神野の側近として出世を重ねる。神野の最も忠実な臣。妻は神野の正妻、橘嘉智子の姉、安万子。その娘は後に小野篁の妻となる。
〇安殿太上帝(平城上皇)
桓武帝の長男で、神野の十二歳年長で前の帝。退位後に旧都平城京に移り、様々に朝廷に干渉を試み、ついには都を遷そうとするが、神野の拒否により失敗。剃髪して平城京で暮らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 16:31:49
110629文字
会話率:48%
ある男の声に導かれて僕は骨董屋で1個の石を買った。男はそれをプリズムと呼び、時間と空間を飛翔する窓だと言った。僕はそのプリズムを通って、徳川幕府十一代将軍家斉へと転移する。
将軍の一日に当惑しながらも、勝手に宿敵と定めた老中筆頭松平定信へ
の敵愾心で一人盛り上がる。無論、大奥の存在も大きい。
松平定信といえば寛政の改革だ。倹約の厳しい取り締まりが庶民の暮らしにも影響した。特に戯作や浮世絵を出版していた版元と呼ばれる業界は目の敵にされていた。小姓の武部と御庭番の神津を味方に得て、僕は江戸市民の視察にお忍びで出かける。蔦屋などから刺激を受けて、倹約ではなく経済の立て直しを思いついた僕は、勘定奉行と北町奉行も自陣への取り込みに成功する。そして、まず庶民の苦情を知らせるべく、江戸城の公開花見を企画して庶民を城内に引き込み、定信に生の庶民の声を聞かせたのだ。だが、敵もさる者。政策は手続き本位を盾に、僕の思惑は頓挫してしまった。しかも、命を狙われ、危うく一命を取り留めた僕は、また一計を案じて、公式には死亡したこととし、一方で城内での宴会を企画する。僕の存命を知らない定信が宴会の中止に乗り込んで来たところで、僕が登場して、定信の謀略はあっけなく幕切れ。
僕の味方であった筈の武部は定信の間者で、その報告で僕が城外にあって狙われたと知った。しかし、武部の誠実さを信じる僕は彼を疑いきれず、処分を保留する。定信を失脚させ、目的を果たした僕は蔦屋と酒を酌み交わし、ほろ酔いで店を出たところで一発の銃弾が僕を襲った。それを身を挺して庇ってくれたのは武部だった。彼は銃弾に斃れ、僕への手紙を残した。それで事の真相は知るのだが、スッキリしない。
経済政策も上手く行かず、結局は元の浪費武士を抱えた江戸社会のままだ。僕は疲れて元の自分へと戻って行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 00:00:00
86966文字
会話率:58%
愛想神社、この神社には人知れず人間の恋の手助けをする天使たちが住んでいた。
だが、彼らの恋の手助けは決してボランティア活動のようなものではなかった。彼らの目的は恋の手助けをすることで神社の評判を上げ、繁栄させること。つまり、実態は人間社会
の会社と変わらない組織だった。
そんな愛想神社で働く桐野神はある日、ある女子生徒、野山香の恋のお願いを聞き支援することを決意する。だが、その過程でも神社という組織の不条理に苦悩する。
だが、そんな時、野山香の想い人、水野翔太を好きだという別の女性、東原ミサが登場する。彼女は芸能人としての人望があり、能力も申し分ない人物だった。そのため、愛想神社の上役たちは野山香を切り、東原ミサを支援した方がこの神社の繁栄につながると考えた。そんな中、桐野神一人だけが東原ミサより野山香の方が純粋に水野翔太を愛している。だから、野山香を支援するべきだと主張するが黙殺されてしまう。
結局、上司に干されることが恐ろしかった桐野神はその場では退いてしまうが、帰りに見たが水野翔太を振り向かせるために苦手な化粧をしている姿を見て、社長や神社に逆らってでも彼女を助けたいと決意した。
密かに上司たちの失脚を狙う若手のエース、福島も巻きこみ、桐野神たちは恋愛支援のエリートたち実行部隊と全面対決を繰り広げながら、神社の闇に近づいていく。
桐野たちの背信行為は発覚し、最終的に桐野神は神社を去ることになる。しかし、桐野たちは調査の結果、東原ミサと社長は親子であること、娘のために恋の支援をしようとしていたことを突き止め、野山香と水野翔太の告白の舞台を整えることに成功する。
告白の勇気が出ない野山香に桐野神は自分は君のことが好きだったと告白し、それと同時に水野翔太への告白に勇気を出すように背中を押す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 22:15:06
97282文字
会話率:45%
転生したが前世の意識がある為に美形が苦手なネヴァン。
勇猛な父と美貌の母と、何不自由なく暮らしていたが、王位争いのとばっちりで失脚、投獄された父を救う為、父の部下であった騎士団を率いて反逆を開始する。
戦闘力ほぼゼロ、戦術戦略の知識もゼロ
、武器は前世で覚えた柔道の技のみ。
NOキラキライケメン、YESコワモテマッチョ!
世間知らずによる無謀なクーデターが、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 23:32:25
1408文字
会話率:20%
世界的大企業の社長を父に持つ深谷輝世
そんな彼はいつも周りの注目を浴びていた。そして、小学六年生のときに自分が会社の道具になるために育てられていることに気付き、絶望する。そんなときにアニメにであい、のめり込む。
ある日父に呼び出されると今ま
で集めたグッズがそこに...「輝世、これ等は全て処分する。」
「ふざけるな」 父を失脚させるために自殺するが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 00:05:52
1592文字
会話率:30%
王太子が婚約破棄する――その情報を掴んでいた俺は悪役令嬢と組んで王太子の失脚を企てる。全ては「あの子」を救うため。しかし入手した情報は完璧とは言えず…… 様々な異世界が混じり合った世界で繰り広げられる婚約破棄の物語。
コメディ寄りです。一
行目の王太子の名前を受け付けない方はブラウザバック推奨です。
恋愛要素は後日譚に偏る予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 18:00:00
93851文字
会話率:47%
病弱な姉の代替品。公爵令嬢として王家の跡取りとの婚約者候補であったアイサ。
しかし、彼女が14歳の時現王妃が暗殺され、王は腑抜けて失脚寸前。戦争を推し進める宰相と彼の傀儡である第一側妃による圧政を逃れるためにアイサと元隣国の王女であり、
薬師である第二側妃カティア、その娘の姫と共に隣国へ亡命を図る。途中、賊の襲撃に遭い離散。逃げまどった末、崖から落ちて全身打撲。助けてくれた村人と共に辺境の村での生活を始める。
カティアや姫との再開はなるのか、彼女の居場所は見つかるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 16:18:05
35301文字
会話率:39%
「貴方は全然、見えてない。」
物心着く前、人攫いに会い15年間とある集落で軟禁されていた少年・真白。その地域を開発しようと計画していた日本最大手の不動産会社を営む九条陸玖に偶然救出され、九条家に引き取られることとなった。
薄暗い小屋
に軟禁されていたことにより視力が弱ってしまった真白は太陽の光が眩しくて外出することもままならない。しかし、引き換えにどんな音も聞き逃さない異常に発達した耳を持つ。
一方で若くして先代から事業を継いだ陸玖は、その経営手腕と厳格な空気から周りに恐れられるも業界では快く思わない者も多く、陸玖の失脚を画策する者により様々な事件に巻き込まれる。
真白ははじめは厳格な主人を恐れるも、恩返しするため、また自分の生の価値を見出すために陸玖の役に立とうと奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 16:00:00
28420文字
会話率:37%
【2019年02月21日・全面改稿】
かつて総理大臣の”孫娘”として育てられて来た少女は、”祖父”の失脚と死によって全てを失い、父親の再婚相手の家庭に引き取られることになった。
しかし、義理の家族との間はうまくいかず、ついに彼女は家を出
る。
行く宛てもなく街を彷徨う彼女の元に、導くように飛んできた一匹のミツバチ。
辿りついた場所は、元銀行家が管理する一階:ティー・ルーム、二階:ハーブとアロマの店、三階:蜂蜜屋、四階:琥珀専門店、五階:定食屋、六階:管理人室、そして、屋上はミツバチの巣が入居しているという蜂蜜色のビルだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 06:00:00
84921文字
会話率:34%
──ゲームの中の世界は外から見るよりも美しく残酷だった──
絶大な人気を誇る新感覚MMO「Rose Chess」
この一年トップを保ち「白薔薇の女王」と呼ばれた私は、敵対する黒薔薇のトップ「暗炎の王」に敗れ失脚。次なる敗北を恐れスマホを開
くことさえ出来なくなり、「白薔薇の女王」は死んでしまったのだと確信する。
次に目が覚めるとそこは薔薇の世界だった。そして自分が「聖女」となっていることを知る。どこか見覚えのある、懐かしい景色。
私は新たに「白薔薇の聖女」としての道を歩き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 18:18:04
35935文字
会話率:25%
ある男の春のとある日常
富と名声を我がものにした男が失脚した時、その男はどう生きるのか
最終更新:2019-02-03 21:17:41
2698文字
会話率:60%