アルベロヴェッタ王国の王都にある大豪邸。そこの主は、傷物となってしまった元侯爵令嬢のマリアローザである。
王太子の婚約者だった彼女はその立場を追われ、さぞや辛い思いをして――…
「あぁ!傷物人生、最高‼もう窮屈な王妃やら奥様やらなんて生き
方、真っ平ごめんだわ。一生分の資金はあるし、後は好きなだけ怠惰に生活してやる!!」
……は、いなかった。
もう何もやりたくない。マリアローザは、早くも第二の人生として隠居生活を謳歌する気満々だ。
さて、今日はどうやってダラダラと過ごそうか?時間を無駄に消費するなんて、何という贅沢!!
そんな時である。
「……ッマリアローザ様‼お願いします、お助けください!!」
「……………………。」
なぜか彼女のもとを尋ねて来る、人、人、人……
のんびりと隠居生活を楽しみたいはずのマリアローザは、今日もまた厄介事を引き受ける。
※5話以降は不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 14:00:00
122255文字
会話率:47%
シャーロット・カールストン侯爵令嬢は、元上級妃。
このたび、めでたく(?)国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。
花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由はお世話になった人達にある書類を郵送するために。
その足で実家に
出戻ったシャーロット。
実はこの下賜、王命でのものだった。
それもシャーロットを公の場で断罪したうえでの下賜。
断罪理由は「寵妃の悪質な嫌がらせ」だった。
シャーロットには全く覚えのないモノ。当然、これは冤罪。
私は、あなたたちに「誠意」を求めます。
「下賜された元妃は多くは望まない」から「元妃は多くを望まない」に題名変更します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 10:00:00
28252文字
会話率:24%
公爵家の跡取り息子ブライアンは才色兼備の子爵令嬢ナディアと恋人になった。美人で頭の良いナディアと家柄は良いが凡庸な婚約者のキャロライン。ブライアンは「公爵夫人はナディアの方が相応しい」と長年の婚約者を勝手に婚約を白紙にしてしまった。一人息子
のたっての願いという事で、ブライアンとナディアは婚約。美しく優秀な婚約者を得て鼻高々のブライアンであったが、雲行きは次第に怪しくなり遂には……。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 02:00:00
13974文字
会話率:62%
ヴィリア王国の侯爵令嬢、ディアナ・エミール・フロレンスは「側妃」として王城に入った新参者。不出来な王妃に成り代わって公務をするための存在。右も左も分からない王城では噂通りの国王夫妻の行動に目が白黒……することもなく「ああ、やっぱりね」と達観
していた。瑕疵一つない完璧な令嬢を大勢の前で罵倒して婚約破棄を宣言した現国王と恥知らずにもその座に座っている何も出来ない現王妃。既に王家の権威など地に堕ちているというのに気づかない国王夫妻。国王も何故王妃を「愛妾」にしておかなかったのかとディアナは首をひねる。王家で唯一の跡継ぎだから?バカバカしい。王位継承権を有する者は百人以上いますよ?そういう私も王位継承権18位です!前国王の溺愛と庇護の元で好き勝手してきた現国王には理解出来ないでしょうが貴方の時代は終わりました。その座を明け渡してください。愚かな国王夫妻を辺境の地に幽閉してめでたしめでたし……でも何故私が女王なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 23:00:00
4547文字
会話率:23%
前世の記憶を持っている侯爵令嬢のマユリカは第二王子であるサリエルの婚約者。
自分が知ってる乙女ゲームの世界に転生しているときづいたのは幼少期。悪役令嬢だなーでもまあいっか、とのんきに過ごしつつヒロインを監視。
始めは何事もなかったのに学園
に入る半年前から怪しくなってきて・・・
それに婚約者の王子がおかんにジョブチェンジ。めっちゃ甲斐甲斐しくお世話されてるんですけど。どうしてこうなった。
そんな中とうとうヒロインが入学する年に。
・・・え、ヒロイン何してくれてんの?
※アルファポリス様で本編完結済。番外編更新中(不定期投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:16:29
12436文字
会話率:40%
侯爵令嬢のミレーヌは、学園のカフェテラスで婚約者の第三王子から男爵令嬢をいじめていると冤罪をかけられて、婚約破棄を告げられてしまう。
王子に特別な感情はなくても、王妃や兄王子たちに可愛がられている王子との婚約が無くなるのは家にとってはマズ
い。
そう思ったミレーヌは、どんな手段を使ってでも男爵令嬢を排除しようと必死に考えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:15:20
6751文字
会話率:23%
カミラは異国出身の祖父母に似て、目鼻立ちのはっきりとした濃い顔の美人。
しかしその容姿のせいで、キツイ性格で奔放な悪女という一方的なレッテルを張られ、通っている王立学院では『女の敵』『魔性の女』と噂されていた。
誤解を解こうとしても、逆に『
脅された』『睨まれた』と言われてしまい、卒業まで我慢するしかないと耐えていたある日。隣国に留学していた侯爵令嬢マグダレーネが帰国。取り巻き令嬢を引き連れてカミラに言った。
「わたくしの婚約者を返してください」
誰のことなのかわからないが、どうせなにを言っても信じてもらえるわけがない。
そう思っていたカミラだが、マグダレーネは「貴女の考えが聞きたいのです」と、話を聞く姿勢を見せてくれた。マグダレーネはカミラの祖父を知っていて、孫娘の話を聞かされていたらしい。
この方なら信じてくださるかもしれない。
勇気を振りしぼり、カミラは自身の気持ちを言葉にする。
そのうち、マグダレーネの婚約者とやらが現れて、騒動の真相が明らかになっていく。
謂れのない悪意に晒されて萎縮していたヒロインが、偏見にまみれた学院生活から脱出するおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:11:21
13960文字
会話率:39%
入学したての学院の裏庭にて、公爵子息が侯爵令嬢へ婚約破棄を告げる場面にうっかり遭遇してしまった、田舎から出てきたばかりの男爵令嬢エイミー。
他に想い人ができたのだろうと令嬢に糾弾された男は、あろうことか、たまたまその場にいたエイミーを、その
相手だと宣言した。
あとで理由を聞いたところ、侯爵令嬢を夜会で見初めたという第二王子殿下に頼まれ、こんな状況に陥っているらしい。
白銀の髪に赤い瞳という奇異な容姿のせいで人から距離を置かれている公爵令息クレスティフは、未来の公爵夫人というステータスのためだけに婚約を望んでいる侯爵令嬢に未練はなく、婚約を解消できることに安堵していた。
巻き込んですまないと謝罪する、温厚でおとなしいクレスティフを見て、エイミーは決意する。
よろしい、ならば協力しましょう。
婚約破棄にかかわる不貞の相手は「男爵令嬢」と相場が決まっています!
かくしてロマンス小説愛好家のエイミーが、「みんなが楽しい婚約破棄物語」を目指して奮闘しつつ、孤独なクレフティスと仲良くなっていく、偽りの彼女が本物になるありがちな物語。
※全5話です。
※初回は2話更新。あとは1話ずつ20:00更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:00:00
18671文字
会話率:35%
「また?」
「またです」
14歳の侯爵令嬢コンスタンスは、お見合いに連戦連敗していた。それも毎回「相手に別のいい人ができた」というオチ。
そのうち、恋に悩むカップルをくっつけて回ってしまったことで『当て馬令嬢』とまで呼ばれるように。
そし
てその影には、腹黒従者の過保護があることを薄々察していた……。
そもそも早く婿を見つけて、大人になったと認められたいのもこいつのせいなのに!
実は裏の稼業を持つ侯爵家の、次代の婿取りは一体どうなる?
めげないコンスタンスの婚活奮闘記。
※三章までは短編版とほぼ同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:30:00
88680文字
会話率:47%
侯爵令嬢ヴィオレッタには前世の記憶があった。自分が悪役令嬢として、婚約者のウィリアム王子や聖女ローズマリーに断罪される漫画を読んだのだ。
断罪回避を画策するヴィオレッタ。
しかし、ウィリアム王子には自分がヴィオレッタに断罪返しされるアニメを
見た記憶があって……。
そして、ウィリアムの従者ヒース、ヴィオレッタを見守る兄アッシュ。
彼らの元に、聖女ローズマリーの発見の報がもたらされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 02:44:27
5234文字
会話率:16%
『当て馬令嬢』コンスタンスの婚活は、今日も従者の暗躍による連敗記録を更新していた。
「こんなことよりももっと、やることがあるんじゃない」
「やることとは」
「……えっと」
そんな彼女の元に舞い込んだのは、どう見てもきな臭い縁談だった。
コンスタンスは侯爵令嬢らしからぬ特技を駆使して、事態の解決に尽力する。
※前話よりも従者成分を増量しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 07:32:31
7736文字
会話率:42%
「アリアレイン、そなたを追放刑に処す!」
ひとりの侯爵令嬢が、王太子に追放を宣告された。
「なぜあっさりと受け入れられたのですか」
それに憤る者。
「――は?」
驚く者。
「姉様、本気なの?」
疑問を抱く者。
「お願
いでございます殿下、どうかお考え直しください!」
慈悲を願う者。
「教会から王太子殿下に取りなすこともできます、ハーゼン様」
助力を申し出る者。
「――侯爵閣下によろしくお伝えください」
見送る者。
「つまり皆々安泰、万事めでたし、ということでしょうな」
喜ぶ者。
追放の事実を聞いた者の反応は様々だ。
「行きましょう」
しかし、交錯する思惑をよそに、侯爵令嬢は揺るがない。
そして彼女が放った一手は――
「まことに、かの侯爵令嬢の周到さには驚かされるばかりよな」
「しばらく王太子の命令もなにも届きますまい」
「――どういう、ことなのだ?」
――王国そのものを揺るがした。
追放を宣告された侯爵令嬢の逆襲が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:00
126915文字
会話率:31%
「侯爵令嬢アリアレインの追放」が「第6回アース・スターノベル大賞」に入賞し書籍化が決まった際、賞金や印税の扱いを巡って、筆者は勤務先とちょっとしたトラブルを抱えました。
本稿は、そのトラブルの解決までの経緯をまとめたエッセイです。
訴訟
その他の法的トラブルと縁遠く生きてきた一般人が思わぬ形で巻き込まれたとき、何を考えてどう行動したか、というあたりに興味をお持ちの方はぜひご一読ください。
※この文章はカクヨム様にも並行して投稿しております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:00:00
14020文字
会話率:16%
ありがたいことに大好評をいただき、「第6回アース・スターノベル大賞」ルナ部門の佳作を受賞、6月末で無事連載を終了した「侯爵令嬢アリアレインの追放」について、筆者がその執筆の経緯などなどを振り返るエッセイです。
何を考えてたらああいうのがで
きるんだ、というあたりに興味をお持ちの方はぜひご一読ください。長いですけど。
※ネタバレには配慮したつもりでおりますが、本編を未読の方はそちらを先に読まれることをお勧めします。
※この文章はカクヨム様にも並行して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-30 18:00:00
16793文字
会話率:0%
まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは...いうなればこの世界の"創造主"といったところか。自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯
爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、私の学園生活はまさにバラ色だった、そうヒロインが学園に編入してくるまでは...。
ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者であり、母の形見のブローチを胸に攻略対象である学園の"一軍男子"を次々に籠絡していく。ヒロインには極力関わらず、婚約者であるアベルに好かれるよう誠心誠意努力したが、シナリオには抗えないのか、アベルも簡単に籠絡されてしまった。最悪のタイミングで妊娠が分かった私は傷心のまま学園を離れ出奔した。
私が学園を去った後、逆ハーエンドのシナリオ通り、卒業パーティーで、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔術学園教員テオドールが悪役令嬢の断罪を始めたらしい。しかしながら同じく転生者である王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスによってことごとく反証される。ヒロインのブローチにかけられた『魅了の呪い』も、その場で解呪された。呪いの代償でロベリアは老婆のような姿に、我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水盆に返らず。そのまま一団は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。
物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:20:00
89107文字
会話率:59%
王国の名門令嬢・エレナ・バルジェスは、王太子ライルとの政略婚約を受け入れ、忠実に王妃教育を積んでいた。だがある日、学園内での“いじめ”を口実に、婚約破棄を突きつけられる。ライルの傍には、彼と密かに関係を深めていた侯爵令嬢セレナの姿があった。
理不尽な断罪、偽りの証言。だがエレナは冷静だった。
なぜなら、全ては彼女の掌の上だったから。
婚約破棄の瞬間、エレナは王太子の汚職と不正の証拠を突きつけ、王家直属の機関を動かしてライルを失脚させる。さらに王の信任を得て、新たな王太子・ユリウスとの政略ではない純粋な婚約を結び、名実ともに立場を逆転。
これは、一人の令嬢が誇りを守り、愚か者たちに“ざまぁ”を突きつける逆転劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:40:00
1526文字
会話率:61%
王太子に突然婚約を破棄された侯爵令嬢ミリアンナ。
だがその瞬間こそ、彼女がすべてを逆転する“契約の切り札”を突きつける時だった。
これは、愚か者に鉄槌を下す貴族令嬢の優雅で痛快なざまぁ劇。
最終更新:2025-06-20 20:04:33
1624文字
会話率:44%
無実の罪を着せられ、婚約破棄と毒殺という絶望的な運命に直面した侯爵令嬢カレン。死の淵で彼女が見たのは、過去に戻り、全てをやり直す機会――しかし、カレンは死に戻りを拒絶した。
彼女が真に望むのは、与えられた生を自らの力で生き抜き、名誉を取
り戻すことだから。
毒によって蝕まれた体と、地に落ちた侯爵家の名誉。絶望的な状況の中、カレンは持ち前の知性と、幼い頃から培ってきた知識を武器に、自分を陥れた陰謀の深淵に挑み始める。
隠された真実、裏切り、そして古の呪いと絡み合う巨大な陰謀の存在――。
これは、自らの意志で運命を切り開き、真の敵に立ち向かう、侯爵令嬢の知略と覚悟の物語。
*完結保証。最後まで執筆済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:10:00
31898文字
会話率:35%
自由な生活を夢見る侯爵令嬢アメリア。
完璧と名高いルーク王子との婚約を破棄させるため、彼女が選んだのは「悪役令嬢」を完璧に演じきることだった。
最終更新:2025-06-11 12:01:37
8590文字
会話率:33%
第二王子ロドルフと婚約している侯爵令嬢ナディアは魔力なしだった。
そのせいか婚約者は幼馴染の侯爵令嬢レベッカとの結婚を望み、ナディアとの婚約を破棄しようと企む。
夜会の最中にナディアに醜聞沙汰を起こさせようとするロドルフたちだったが、
それ
に気がついた魔術師の塔の管理人をおりたばかりのシリウスに助けられる。
ナディアの母方の親戚だというシリウスに魔術を教えてもらうことになったナディアは、シリウスの協力を得て反撃に出ることにした。
6/13 ビーズログ文庫「神の審判でやり直しさせられています 1 」
表紙&挿絵 楠 なわて 先生
発売です。どうぞよろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 17:00:00
124306文字
会話率:36%
夜会でのエスコートもなく、そばにいてくれないばかりか他の女性と一緒にいる婚約者。侯爵令嬢のエミリアはそれだけではなく他の令嬢からの嫌がらせも受けていた。そんなみじめな自分が嫌になり一人で帰ろうとしたところで、乱暴目的の令息たちに追い詰められ
、エミリアは神の審判から奈落の底に落ちていった。気が付いたら、12歳の婚約の挨拶の日に戻されていた。婚約者を一切かえりみなかった氷の騎士のレイニードの様子が何かおかしい?私のやり直し人生はどうなっちゃうの?
アルファポリスで掲載→加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 14:57:29
248803文字
会話率:26%
公爵令嬢として転生した彼女の中には、もうひとつの命が宿っていた。
「お姫様になりたい」と願った幼い魂と共に過ごす日々。
けれど、学園で出会った侯爵令嬢は、その子の“本当の過去”を知っていた。
転生した公爵令嬢と、彼女の中に宿った幼い魂。
“お姫様になりたい”と願った少女の記憶が、ある再会を引き寄せていく。過去の罪と、償いと、最後の願い――交錯する運命が動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 14:32:13
8102文字
会話率:51%
結婚式の朝、侯爵令嬢マリーは得体の知れない不安に包まれていた。
これが、俗に言うマリッジブルー……?
そんな彼女の前に現れたのは、小さな妖精ブルー。
「僕がきみの不安を取り除いてあげる。さぁ、一緒においで!」
妖精に導か
れた王宮の奥深く、マリーは驚くべき真実と出会う。
ローズマリーの香りが導くロマンス&ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 13:09:12
5235文字
会話率:34%
"悪女"と名高い侯爵令嬢マグノリア・ド・ルヴェルは、自分を婚約破棄した王太子と聖女への毒殺未遂により、民衆の見守る最中、処刑台の上でその生涯を終えた。
——そして、それを見届けていた平民のリータは、気が付くとなぜか時間を
さかのぼっていた。
目覚めたのは、マグノリアが処刑される“1年前”。
世間にとってマグノリアが"悪女"でも、平民のリータにとって――彼女は一度だけ言葉を交わした"恩人"だった。
「あの人が"悪女"でさえなくなれば、処刑の未来を回避できるんじゃ? いや、してみせる!」
1年前の記憶を生かし、駆け落ちした子爵令嬢に代わってマグノリアの屋敷にメイドとして潜り込むリータ。そこには燦然と輝く"悪女"マグノリアがいて――。
「ねえリータ。あなたって、口の悪さと手際の良さだけは一級ね」
「それはどうも。お褒めの言葉として受け取っておきますよ、お嬢様」
孤高の我儘お嬢様×正体を隠した偽メイド。すれ違いながらもじわじわ絆を深めていく主従バディ(?)な日々。
そして1年後に待ち受ける王家毒殺未遂事件に絡んでいる、王家、聖女、貴族界、それぞれの思惑は……?
二度目まして、お嬢様。
今度こそ、あなたには幸せになっていただきます。
※タグの「ガールズラブ」は、人によってはそう見える……程度です。
※男性キャラと主人公の恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 08:28:48
5153文字
会話率:17%
魔力なしの無能と蔑まれた侯爵令嬢エリザベス。幼馴染みとの婚約を、魔力持ちの美しい義妹に奪われ絶望していた時、王国最高権力者の冷徹公爵レイモンド(28歳)が現れる。「契約結婚をしませんか?」年齢差十歳、一年限定の偽装夫婦のはずが——彼の溺愛が
止まらない!? 無能と呼ばれた令嬢の、真実の愛を掴む逆転ストーリー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-01 07:00:00
10258文字
会話率:55%
自分がプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に異世界転生した元女子高生の主人公。断罪され追放される運命に抗う!動物好きの主人公が可愛く格好良く、強いモンスターに囲まれるハイファンタジー。
ある日、女子高生である私は自動車事故で死んでしまっ
た。気が付くと、彼女は中世西洋風の乙女ゲームの世界の貴族の悪役令嬢、イーヴィー・ミーハナブル侯爵令嬢に転生していた!
イーヴィーはヒロインを虐めたことで、ゲームでは魔法学園どころか、国外に追放されてしまうの。私は追放される気はないわ!
更に私は動物好きなのに、イーヴィーは魔法の性質から動物に嫌われる家系なの……。でも、モンスターなら分からないわ!
こうなったら悪役令嬢にならないようにしつつ、モンスターと何とか仲良くなって、動物の代わりに触れ合うの!
魔法に興味があるし、モンスターと触れ合うためなら努力を惜しみません!
モンスターなら大きいものでも小さいものでも構いません。できれば可愛い見た目が・・・。あれこれの手段を駆使してモンスターと仲良くなりたいです!
モンスターと仲良くなり、契約モンスターになれば戦力にもなるし、最悪国外追放されても何とかやっていけるかも?
まさかのあのモンスターが仲間になる。
様々なモンスターと契約するイーヴィー。果たしてそんな彼女は王国から追放されてしまうのか。
※ほのぼの要素あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:22:43
62718文字
会話率:25%
きらびやかな王宮生活を送っていたヴァーミリオンは侯爵令嬢との婚約を破棄し、可愛い恋人と結婚して、将来は国王になるはずだった。
しかし弟を毒殺しようとした罪で廃嫡され、辺境の地へ流刑に処せられる。
冤罪を訴えるが聞き届けてもらえず、恋人にも裏
切られて自暴自棄になるヴァーミリオン。しかも流刑地で死んたはずの母親に再会し、拒絶されて、ボコボコにされる始末。
だが母親の圧倒的な強さに魅了されたヴァーミリオンは、その力を手に入れて冤罪を晴らそうと決意する。
*****
前作『娘を悪役令嬢にしたくない俺は新天地を求めて旅に出る』と同じ地名や名前が出ますが別モノです。
感想等は連載終了後に受け付ける予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:20:47
115911文字
会話率:71%
昔から自分が転生者であることはなんとなくわかっていたが、ぼんやりとしか思い出せなかった侯爵令嬢であるノア。魔力を持っている者が通う学園に通い、2年生から編入してきた最近子爵家の養子になったというノエルと親しくなっていく。何かと関わることも多
く、その出来事に既視感もあったが、違和感を持ちつつも気になる存在になっていく。告白されたことで前世でやっていた乙女ゲームに転生したことに気づく。だが、主要キャラは男女逆転しており、既視感はあるが、気づかなかったのは男女逆転のせいだった。自分の幼なじみたちは攻略対象で、自分は前世の推しでもあった。だんだんとノエルがゲームのノアみたいになっていくかもしれないお話し。
深い話ではないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:00:00
30939文字
会話率:42%
ライラは、父と後妻と妹だけが家族のような侯爵家で居候のように生きてきた。そして、卒業パーティーでライラの婚約者までライラでは無く妹と婚約すると宣言する。侯爵家の本当の姿に気づいているのがライラだけだと知らずに……。
☆さらっと読めるショー
トショートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 11:56:36
1993文字
会話率:42%
おてんばで無邪気な少女と婚約した、第一王子の私。だが十年後、彼女は無表情な淑女となっていた。その事に耐えられなくなって婚約解消したのだが、彼女は「これからは、好きな物は好きだと突き進ませていただきます!」と言わんばかりに豹変! そんな彼女と
反対に、私には問題が降りかかり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 16:49:37
5565文字
会話率:54%
不器量なマルグリットは、婚約者の美しい第三王子からずっと容姿を貶められる日々。とうとう王立学園の卒業パーティーで王子に婚約破棄を宣言され、「王子から解放される! それいいかも!」となったが、続く断罪が面倒くさくて他の人に丸投げする事にする。
最終更新:2025-02-05 17:08:36
3243文字
会話率:48%
ある日、騎士のロベルトは、侯爵令嬢のエリザベートの性格が悪いという噂を聞く。
エリザベートは、なんでも欲しがる妹に王太子の婚約者の座を奪われて、今は領地館で謹慎中だった。
ロベルトはエリザベートが社交界に戻る気がないのではないかと
思い、居ても立っても居られなくなって、エリザベートの元を訪ねる。
二人は恋仲となり、ロベルトはエリザベートに求婚した。
エリザベートは、自分が評判の悪い令嬢だとわかっている様子で、両家が合意したら結婚すると答えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 08:06:21
5570文字
会話率:25%
侯爵令嬢のシャンタルは、王様から魔王ヴァランタンに嫁ぐよう命じられた。
シャンタルは、ジョブとスキルの鑑定により『靴の勇者』であると認定されていた。
王様たちは、この国には、国を包み込める結界の出せる『愛』のスキルを持つ伯爵令嬢クリステ
ィーヌさえいたら良いという考えだった。
シャンタルは『靴』のようなハズレスキルでは国を守れないからと、追放同然で魔王城のある辺境へと送り出されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 12:06:34
100763文字
会話率:33%
平凡な茶色の髪と瞳のコーネリアは、先王の急な逝去により、五歳の時に半年間だけ女王を務めた。
コーネリアが国王主催の舞踏会に出席し、王宮警備騎士団長のトマスと話をしていると、侯爵令嬢のマルティナがやって来た。
どうやらマルティナは、コーネ
リアをトマスの婚約者のロッタだと勘違いしているようだった。
先の女王であるコーネリアに嫌がらせをするマルティナ。
「マルティナ嬢、この方はロッタ嬢ではない」
その夜、一人の令嬢が、自ら破滅への道を突き進んでいった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 08:01:34
5683文字
会話率:31%