「あのルテティアさま」可憐な少女が声をかけてきた。
「これ、フェルデン様にお渡しくださいませ」
ルテティア子爵令嬢はフェルデン伯爵令息の幼馴染だ。いつからか、フェルデン宛のラブレターを託されるようになった。なぜなのか。九十九通のラブレターを
フェルデンに届けたルテティアは言った。「幼馴染の関係を終わりにしましょう」フェルデンから離れる決意をするルテティアと、そんなルテティアを囲い込みたいフェルデン。ふたりのじれじれ両片思いは終わるのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:56:23
6371文字
会話率:33%
高一の夏休み、初めて美容室で髪を切った。
しかし、僕はクラスの中でモブのような立ち位置。
モブが身なりに多少気を使ったところで、誰も気付かないし気にしない。
事実、夏休み明けの久々の登校では、誰も僕の変化に気付かなかった。
たった一人を除い
て——。
「齋藤、ちょっと雰囲気変わった?」
これは、勇気を出してちょっとだけ自分を変えた、少年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 19:11:49
5456文字
会話率:26%
人間関係が苦手で人と距離を置きたい俺。そんな俺がクラスメイトのリア充である平塚さんと接点を持ってしまった。
これは不器用な二人が繰り広げる、両片思いの甘過ぎるじれじれ物語である。
最終更新:2022-08-05 23:47:14
5999文字
会話率:21%
一条蓮は冷徹で警戒心の強い八代凛のことが正直苦手だった。
ある日、そんな彼女に「告白ですか?ごめんなさい。付き合う気はありません」と道端でフラれる。
勘違いではあったが、それがきっかけでだんだんと二人は近づいていくことに。それは何度も
フラれる物語の始まりだった。
「なに見てるんですか。まさか惚れました? ごめんなさい。恋愛対象じゃないです」
「まだ告白もしてないんだが?」
フラれたからって終わらない。フラれてなおも続くラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 03:24:25
72437文字
会話率:42%
三度も振られて女性不信に陥った主人公は良い人を辞めて、ある歌い手にハマりのめり込んでいく。
オタクになって高校生活を送る中、時に女子に嫌われようと構うことなく過ごすのだが、その行動がなぜか1人の女子を救うことに繋がって……?
その女
子は隣の席の地味な女の子、山田さん。だけどその正体は主人公の憧れの歌い手だった!
そんなことを知らずに過ごす主人公。2人は徐々に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 08:12:44
51793文字
会話率:48%
主人公は塩対応で有名な学校一の美少女とひょんなことから関わりを持ち始め、ゆっくりと惹かれていく。
そんな主人公はバイト先の地味なメガネ女子と相談関係になっていた。
自分の相談相手が想い人本人だと気付かず、ひたすらその募った想いを相談相
手(本人)に語り、惚気続ける。
ヒロインは惚気の相手が自分のことだと気付き、主人公の想いに照れながらもだんだんと惹かれていくのである。
ジャンル別日刊、週刊、月刊1位、総合日刊6位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 18:31:49
261162文字
会話率:45%
派手な顔と豊満な体型から、男好きと誤解されている主人公。初恋もまだだというのに、縁談どころかくるのは愛人のお誘いばかり。
うんざりした彼女は、お飾りの妻として引きこもろうと決意する。
契約結婚の相手として選んだのは、大切な相手がいるという
無愛想な辺境伯。社交界から離れた辺境で、彼女は穏やかな新婚生活を手に入れる。
辺境伯とともに過ごすうちに、心ひかれていく主人公。彼から愛されたい。幸せになりたいと望んでしまうようになり、耐えられなくなった彼女は、離婚を申し入れるのだが……。
華やかな美貌で苦労をしてきたヒロインと、そんな彼女に密かに恋をしていた一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 21:02:48
11100文字
会話率:65%
親に捨てられ孤児として生きてきた、訳あり主人公ポーラ。侍女として働いている彼女は、お屋敷の坊っちゃんに恋をしている。しかし、身分差と種族差ゆえに想いを伝えることさえ叶わないと思っていた。
そんなある日、坊っちゃんが横領の罪で逮捕されたとい
う。あの堅物坊っちゃんがそんなことをするはずがない。怪しいにおいを感じ取ったポーラは、坊っちゃんが閉じ込められている監獄に単身で乗り込む。
そこでこの逮捕劇が、第二王子の策略だったことを告げられる。さらに堅物坊っちゃんには、添い遂げたい大切な相手がいることを知り……。
気持ちを伝えられなくてもいいから一生そばにいたいと思っている、アホに見えて実は健気なヒロインと、頭はいいのに四角四面で無駄に敵を作る、不器用一途なヒーローの恋物語。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 11:27:45
8013文字
会話率:66%
騎士団の付設食堂で下働きをしているアンナ。彼女はある日、ひそかに想いを寄せていた騎士ラザラスに呼び出される。しかし、それは愛の告白などではなかった。なんと彼女には、「悪質な『惚れ薬』を作り、王都を混乱に陥れた魔女」という容疑がかけられている
のだという。
冤罪を晴らすために、騎士団の捜査に協力することを決めた彼女。犯人をおびき寄せるために偽の「惚れ薬」を作ったところ、アンナは敵にさらわれてしまう。そこへラザラスが助けに現れて……。
「魔女」と呼ばれた少女と、出生に秘密を持つ騎士の恋物語。ハッピーエンドです。
秋月 忍さま主催「アンドロメダ型企画」参加作品です。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 20:03:52
8002文字
会話率:68%
高校一年の夏、幼なじみの『白雪姫』がポツリとこぼした儚い願い。
「……甘えたい」
その言葉が、何故かずっと耳に残っていた――。
高校二年、葛原葛男(くずはら くずお)。極貧家庭に生まれた彼は――天才だった。切れ過ぎるナイフは、無意識に
周囲を傷付ける。だから彼は、『劣等生』を演じた。
白雪冬花(しらゆき とうか)。日本を代表する名家に生まれた彼女は――凡才だった。周囲の高い期待に応えなければ、家族として認められない。だから彼女は、『天才』を演じた。
幼なじみでありながら正反対の性質を持つ二人は、小学校卒業と同時に離れ離れとなり、高校生になって偶然再会。
初めは少しギクシャクすることもあったが……生徒会室で一緒に勉強したり、休みの日にお出かけしたり、風邪を引いて看病してもらったり、甘えたり、甘やかされたり――。
お互いの持たざる部分に惹かれ、次第に気持ちを寄せ合っていく。
これは本当の自分を偽った二人が、徐々にその仮面を外していき、お互いに好き合っていくという『両片思いの青春ラブコメ』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 15:58:59
100069文字
会話率:47%
高校の頃、後輩の翔琉から告白されたが、琴葉は彼を振っていた。しかし八年後に再会した翔琉は、高校の頃よりもたくましく頼りがいのある男になっていた。
昔のように『先輩』と慕われて楽しく過ごしていくうちに、琴葉はだんだん彼に惹かれていく。
しかし
一度彼を振った身で都合が良すぎる。そう思い諦めようとする琴葉だったが、翔琉は気にしていないようで……?
遥彼方さん主催の『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
この作品は、相内充希さんの現実世界プロットを使用しています。
他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 19:22:01
14390文字
会話率:57%
三行半を突きつけられ、40歳で出戻ってきたエミリアーヌ。
実はエミリアーヌは、一度も恋をした事のないポヤンとした子爵の娘であった。
次はどこかの後妻に入るしかないと理解しているが、その前に恋する気持ちを感じてみたい。
そう思ったエミリアー
ヌは、執事であるディオンに頼み込む。
「恋がどんなものか知りたいの。あなたに恋させて!」
ディオンは仕方なくそれを受け入れ、エミリアーヌを自分に惚れさせるために奮闘する!
恋をしてみたいエミリアーヌの運命や、いかに?
ワケアリ不惑女の新恋企画 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 21:05:36
32832文字
会話率:49%
「私はお前を愛することはない。私に愛を期待しても無駄だ!」
私は侯爵家の長男で次期当主、マイケル=マクマホン。
今日、長年の婚約者であったステファニー=スマイル侯爵令嬢と結婚した。
私は傲慢な彼女のことが苦手だった。
ところ
が、初夜に私が上記のとおり叫んだところ、彼女は急にかしこまって、態度を変えたのだ。
「今まで大変申し訳ございませんでした。離縁でも白い結婚でも愛人でも、全て受け入れます。今後はできうる限り、視界に入らないようにいたしますわ」
「な、え、あの、ステフ……」
「無理に愛称で呼ぶ必要はございません。わたくしは自室に下がります。これからのことは手紙で命じてください。それでは」
なんなんだ、急にどうしたって言うんだ?
※ タイトルはステフ目線ですが、マイケル目線が多くなると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 14:51:41
77023文字
会話率:44%
地味な学園生活を送る高校生、黒崎叶多(かなた)
ある雨の日、風邪をこじらせた叶多はバイト帰りにぶっ倒れてしまう。
「大丈夫、ですか?」
そんな叶多を助けたのは、学校でずっと寝ていることから”眠り姫”と呼ばれる美少女、夢川白音(しおん)
だった。
「友達とお泊まりなんてドキドキですねー」
「いつから君と……友達になった」
流れで白音の家に一泊することなった叶多。
彼女との関係は、その一夜限りのはずだったが……。
「私と、添い寝フレンドになってくれませんか!?」
「添い寝フレンド? なにそれ?」
「えっと、添い寝するだけのお友達です」
「……はい?」
以来、白音と定期的に添い寝をすることになった叶多。
「朝ごはん、すぐ用意しますので待っててくださいね」
「一緒に勉強会しませんか?」
「二人きりでお出かけなんて、まるでデートみたいですねー」
あれ? 添い寝だけって言ったよね?
これは、ぼっちで根暗な主人公が、銀髪敬語世話焼きポンコツ美少女と添い寝しながらイチャラブ(無自覚)するうちに絆されていく糖分マシマシラブコメである。
☆書き溜めマシマシなのでしばらく毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 20:00:00
103862文字
会話率:40%
平民のフェリエは騎士団に入団して、女準騎士として日々の生活を送っている。
そんな中、勢いで体の関係を持った同期の騎士と「遊びの関係」を始めてしまう。毎日避妊薬を飲んでいたのに、ある日妊娠してしまい、彼女は退団を決意する。
最終更新:2022-05-23 19:18:30
8692文字
会話率:42%
大人気カップルチャンネルのビジネスカップルが実は両思いなんだけど、ビジネス関係を壊すのがいやでお互い告白できず、両片思いのまま動画内でだけ甘々カップルを演じてプライベートではじれじれするやつ
※当作品はカクヨムにも投稿しております
最終更新:2022-05-20 07:00:00
8297文字
会話率:62%
幼馴染の竜太郎と絵梨奈。いつからか顔を見れば喧嘩ばかりのギスギスした関係だが、実はお互いに恋をしていた。
しかしそれと同時に、相手から嫌われていると勘違いしている二人はなかなか素直になりきれない。
二人は結ばれることができるのだろうか
。
じれじれしてたまらない、幼馴染による両片思いラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 05:04:47
37132文字
会話率:48%
私立春宮高校に入学した主人公、世良は、今日から晴れて一人暮らし。
そこで、同じく一年生の早瀬さんに入学式に一目惚れしてしまう。
どうにかして接点を探そうとしていると、バイト先が同じで、さらにその関係で同じ荘に住むことに。
しかし、現実はそ
う甘くはない。
肝心の彼女は無愛想でこちらに興味も示してくれない。
しかも他の同居人達のクセが強い!いい雰囲気も全部ぶち壊し!?
どうなっちゃうんだ俺の恋!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 22:50:10
196363文字
会話率:68%
雛倉晴の通っていた小学校には、包帯で顔を覆った女の子――『ユキ』がいた。小学校に通う誰もが一度もユキの素顔を見た事がなく、周囲の子供達は包帯で顔を覆うユキの姿を気味悪がって陰湿ないじめを繰り返す。そんな彼女を晴が助けたその日から二人の関係は
始まった。ユキにとって初めての友達になった晴。周囲のいじめからユキを守り、ユキも晴を頼ってとても良く懐いた。晴とユキは毎日のように遊び、次第に二人の間には恋心が芽生えていく。けれど、別れの日は突然やってくる。ユキの治療が出来る病院が見つかって、それは遠い海外にあるのだという。晴とユキは再会を誓い合い、離れ離れになっても互いを想い続けた。そして数年後、二人は遂に再会を果たす。高校への入学式の日、包帯を外して晴の前に現れたユキ。彼女の包帯の下は、初めて見る彼女の素顔は――まるで天使のように美しかった。
『いじめられていた包帯少女を助けたら包帯の下は美少女で、そんな彼女にえっちで甘々に迫られる高校生活――始まります』
イラストレーター:raru。
※イラストの無断転載、自作発言、二次利用などを固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 07:00:00
294437文字
会話率:51%
生まれつき魔力が少なく、両親にも双子の弟にも馬鹿にされてきたシェリル。弟が国立魔術学校に奨学生として入学することになったのを機に、修行という名目で家を追い出されてしまった。魔力の少なさで「へっぽこヒーラー」と馬鹿にされながら、なんとか食いつ
ないでいた。
ある日仲間に裏切られ、別のパーティーの男たちに乱暴されかけていたところを、たまたま通りかかった兵士たちに助けられ…
大切にされることを知らない少女と、女性不信になってしまったヘタレ辺境伯の、小さな恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 21:27:26
118750文字
会話率:40%
男爵家の長女であるルビナは、父を亡くして間もなく、婚約破棄された。
相手は婿に入ってこの男爵家を継ぐ予定だったのに、どうやら見た目の可愛い妹の方と結婚することにしたらしい。
だから長女の権利を放棄して妹に譲り、この家から出ていってくれと言う
のだ。
今までこの貧乏な家を切り盛りしていたのはルビナだというのに、二人はそのことを全然わかっていない。
わかりました、出ていきます。でもあとで何を言われようと、もう二度とこの家には戻りませんので。どうぞ後悔してください。
厄介な二人から解放されたから、これからは我慢せずに好きなことをして生きていこう。
そう決心したところへ豪華な馬車で現れたのは、以前怪我をして倒れていたのを助けてあげた、騎士だった。
仕事を探しているのならうちでメイドをしないかと誘われて、侯爵家で魔導騎士様の身の回りのことをするようになったルビナ。
だけどこの騎士様、見た目はワイルドでたくましい美丈夫なのに、なんだか大型犬みたいで可愛い……!?
大型犬系男子な騎士のお世話をしながら、自らの意思で強く生き、幸せを掴んでいく物語。
※設定ゆるめです。いちゃラブ注意。ざまぁ対象キャラは数名出てきますが、ざまぁされたりされなかったり根性叩き直したりする予定。恋愛要素に重きを置いています。ご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 21:07:03
247216文字
会話率:38%
末の王女は自分の護衛騎士が大好き。
しかし彼女には隣国の王子との婚約話が上がっていた。
騎士はあくまで仕事として王女と接し、絶対にその気持ちには応えてくれない。
王女はあの手この手を使ってなんとか騎士を落とそうと奮闘するが、彼は素っ気なく「
俺はあなたを好きにならない」と言いきってしまう。
けれど本当は、もう私のことが好きなんじゃないの?
どうやら彼は何かを隠しているようで……。
彼のことが好きで好きでどうしても落としたい王女と、落とされそうになるのをなんとか堪える護衛騎士のお話。
ざまぁはない優しい世界観のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 11:05:19
10865文字
会話率:38%
両片思いの男の子と女の子が相手に何とか告白させようとする高校生の物語です。
俺九条慎之介は部活には入らず毎日放課後は図書室で本を読んでいるかその日の復習をやっているという一見真面目な高校一年生。
県下一の進学校に入学し目指すは有名国
立大学。……なんて事は思った事もなく。
中学時代の友人が一緒に受験しようという事で受験したが、あいつは落ちて俺は受かった。
だからこれといってまだ話す相手もいない。でもボッチではないと思っている。
人間嫌いではないが人との交遊関係に無頓着な所は有る。要はどうでもいい。
そんな俺に図書室で声を掛けて来た女子生徒がいた。高原綾香。学年一の美少女であり成績トップの才女である。同じクラスだが、教室内で会話する事はない。
彼女は当然モテる。毎週の様に告白されては断っていた。理由は好きな人がいるからという理由で。
最初は図書室の端で何気なく会話していただけだった。やがて二年になると休日にデートをするようになる。それを同じ学校の生徒に見られた。
最初はお互い火消に回ったが、ある男の子が彼女に告白して来た。それも皆の前で。
彼女はやんわりと断ったが、男が俺の名前を口に出した。当然受け流した。
休みのデート中にその男と会ってしまった。次の日から注目の的に。だが、どちらからも告白はしていない。
何とか相手から言わせようとするお互いの駆け引き。高校卒業までに相手に告白させようとする両片思いの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 12:00:00
96190文字
会話率:62%
第三王子の侍女として働くララは、年に一度の大夜会の日に、第三王子から求婚される。しかし、王子の変態的な趣味を心から恐れるララは、その申し出に返事をする前に王子の前から逃げ出してしまう。王子を慕う心はあるものの、恐怖心を拭いきれないララは、け
れど、勇気を振り絞り、純粋に一途にララを想ってくれる王子と向き合うことを決意する。今まで見ないようにしてきた『王子の趣味』と向き合い、ララは王子の本当の秘密を知るーー。
不憫系王子と勘違い系侍女のすれ違いラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 10:08:31
19749文字
会話率:29%
◆ 書籍化・コミカライズ企画進行中 ◆
オリアナの恋は叶わない。
彼女の愛する人は、彼女のことを覚えていないから。
公爵家嫡男ヴィンセントは優しく一途で、理想の恋人だった。
当たり前に続くと思われた最愛の恋人との学校生活は、十七歳の春、
二人一緒に原因不明の死を迎え唐突に終わりを告げた……はずだった。
気づけば七歳に死に戻っていたオリアナは、今度こそヴィンセントを死なせない決意をする。
「ヴィンス! 会いたかった!」
「人違いだろう」
――たとえ彼が、オリアナのことを綺麗さっぱり忘れていても。
愛されることは諦めた女の子と、そんな女の子にドギマギしながらも素直になれない面倒くさい男の子の、生きるか死ぬかの魔法学校生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 00:00:00
541336文字
会話率:41%
「惚れ薬を作って欲しい」
”湖の善き魔女”はある日、片思い相手に惚れ薬を依頼され、失恋した。
これが最初で最後なら少しでも一緒にいたい。
せめて時間を引き延ばそうと数々の注文を付ける魔女の主食がレタスと知り、何故か騎士は餌付けをはじめた
。
レタスが栄養源だった引きこもり魔女と、真面目で上から目線な騎士の、惚れ薬から始まる恋のおはなし。
※2020年3月16日にMノベルスさんから2巻が刊行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 08:31:16
239071文字
会話率:33%
学院一の完璧な淑女と名高い伯爵令嬢フリーダ・クレヴィング。白百合の君と称され、誰をも魅了する彼女にはひとつだけ、致命的な欠点があった。
誰にも言えない彼女の秘密を知った男は、まるで悪魔のように囁く。
「取引する気はあるか?」
お互いが望
むものを手に入れる、偽りの恋。
「私はきっと貴方を、大切にできない」
「思い出せ。これは取り引きだ。面倒な感情は互いに要らない」
それが、この上なくふしだらで甘く、ほろ苦い契約の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-03 19:00:00
116692文字
会話率:39%
『運命の赤い糸症候群』
数十年前から突発的に現れた奇病は、世界をある意味で混乱に陥れた。
16歳になる年の4月22日に、左手の薬指に現れる赤い糸。
切れないし燃えない。それどころか触ることもできない。
その赤い糸は同い歳であれば
、世界のどこかにいる運命の人に必ず繋がっている。
繋がっている相手とは何があっても絶対に結婚することになり、何があっても幸せになることが約束されている。
互いにアゲチン、互いにアゲマン。
故にそれは、『運命の赤い糸』と呼ばれていた。
そう……それが、天敵のような相手だったとしても──。
──────────
2021/02/16 日間ランキング1位
2021/03/01 月間ランキング5位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 09:05:59
483525文字
会話率:47%
「一生結婚出来なかったらどうしよう……」
私は、今日もため息を吐いた。なぜなら間もなく20才になろうかというのに婚約者すら居ないのだ。
自分で言うのも何だが、見た目はいいし、裕福な子爵家の長女であり、婚約の申し込みも多い。
それなの
になぜ婚約者すら居ないのかといえば、占いのせいである。
沢山あった婚約の申し込みは、占いの結果が悪いからと父が全て断り、いまだに恋人すらいない状況だ。
私はとうとう自分で探すことにした。私が望んだ相手とであれば占いなしで結婚させてくれると父は約束してくれたのだ。
友人に紹介を頼んだ相手とは、2回目のデートも上手く行きそうに見えた。このままこの人と結婚することになるのかしらと思っていた。
だが、私がしばらく席をはずしていた間に、なぜか別の女性が彼の横に座っていた……。
占いに翻弄されたオリビアの恋はやがて家族も巻き込み、家の繁栄につながることになっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 17:09:26
20194文字
会話率:51%
クリスには、月の女神と呼ばれることもある美人で有名な姉、リリアナがいた。
姉は見た目とは裏腹に、非常に強烈な個性の持ち主だ。
そんな姉が恋をした。
「なんでこんな失礼な奴が近衛騎士なのよ、こんな所でずる休みしてないでちゃんと働きなさいよ
」
「休憩がてらテラスの治安維持をしてるんだ」
「はぁー? なんなのよそれ」
「ちゃんときみのことも守るよ、何かあれば……たとえ、どんなに口が悪かろうとも」
口が悪くて見た目詐欺と呼ばれる美人 X 彼女にだけ失礼な騎士
自分が恋をしている自覚のないリリアナは、喧嘩友達?の彼との恋を成就できるのか?
クリス曰く、
「まあ、ちょっと、人よりちょっと、いや大分だな、おしゃべりで、でも、口は固いんです。で、人よりちょっと……時々、思ったことが口からポロポロ出て、アレな姉ですけど、とても、とても良い姉なんです。一応美人だし。
あんな見た目だけが取り柄の……いや俺にとっては素晴らしい姉なんです。ちょっと他人にはお勧めしづらいですが。
慣れるとあの妙なとこが癖になります。きっと、多分……
刺激が強いので退屈だけは絶対しないかと」
そんなリリアナを、是非楽しんでください。
* 最終話まで書き終わっていますので安心してお読みください。
最初の数日は1日に2話以上投稿する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 21:18:44
61927文字
会話率:63%