かつて魔族がいた世界で、ニナはその魔族を滅ぼした聖女の世話係をしていた。
ただし、聖女は死んでいて、その遺体は聖骸と呼ばれ珍重されている。
もの言わぬ死体になっても自由になれない聖女と、世話係のニナと、ちゃんと弔いたい誰かの話。
※残酷な表現は特にありませんが、常に死体が出てきます。
※中世ヨーロッパ風のファンタジー世界です。世界観はとてもふんわりしているので、みなさんもふんわり読んで下さると嬉しいです。
誤字報告ありがとうございます。大変助かります。
評価や感想を寄せていただきありがとうございます。励みになります。
ヒューマンドラマのランキングにお邪魔させていただいたようです。たくさん読んで下さりありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 20:00:00
7515文字
会話率:41%
「目覚めたようだな。わしは神。お前は『現実がクソだから異世界に行きてえ』という人間の思いを具現化させた存在」
目を開けると魚がいてそう言った。自分は人魚だった。
魚は異世界の深海の神、ノアタム。深海に人魚の世界を作りたいが、世界観に矛盾がな
いか、異世界の視点で吟味して欲しいという。
私、シンは日本人の自我を持ったまま、魚の姿の神と共に人魚の世界を旅することになった。
その世界、ノアタムアは人魚の世界とはいえ、基本は中世ヨーロッパ風ファンタジーの世界だった。
精霊のストレスが魔物になり、魔物を退治してお金を稼げる世界なので、私は『魔物狩り屋』として行動することになった。
だがまず、人魚も下着を着けるとか、深海にも泉があるとか、太陽と月があるとか、驚くことばかり。
そして人魚の食事はどんなものか? 海中でトイレはどうやって行うのか?
という感じで、世界観の描写を詳しくしながら話を進めています。
人魚の排泄方法について割とリアルに描写していますが、トイレは全年齢が行うことなので、アダルトでは無いと判断しました。
人魚の繁殖方法についても詳しく描写していますが、メダカの繁殖方法の説明のような物なので、アダルトでは無いと判断しました。
世界観はある程度「オリキャラのキャキャキャ」シリーズと共通ですが、独立した話です。
主人公の自我は現代の日本人で、異世界で人魚としての新たな生を受けた存在です。
だから『異世界転生』かと思ったのですが、なろうの定義では異世界転生は「主人公が元の世界で一度死亡し、異なる人物として「異世界」への生まれ変わりを果たしている作品。」とのこと。
日本人の特定の個人が死亡した描写はありません。
主人公が異世界で人魚の姿になったのは、「『現実がクソだから異世界に行きてえ』という人間の思いを具現化させた」という設定です。
なのでこの作品は、「日本人の意識が異世界の人物に憑依している」状態に近いと考え、『異世界転移』と判断しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 10:07:18
503272文字
会話率:42%
春の推理企画出品。テーマ隣人。
ミステリー好きな方はおススメしません。(特に本格派好きでそういった作品を読みたい方は回れ右)
期待しない方がいい。何でも許せる方向け。
6話完結。
尚、夏月本人は、推理小説好きですが(あまり恋愛小説は読まな
い)全く推理しないで読むタイプです。つまり主人公(本作で一人称担当している少女)タイプ。
また、事件らしい事件は起きません。(なのでミステリー好きの方は回れ右)
【あらすじ】
推理小説大好きで、特にシャー○ック・ホーム○をこよなく愛する32歳の独身OL(ブラック企業勤め)が、過労でぶっ倒れた後。ーー気付いたら東洋人名なのに西洋風の外見の少女に転生していた。
「此処どこ⁉︎」
どういう状況⁉︎
ワタシはダレ⁉︎
パニックに陥りながらも、ハッとした。
家族構成。父・義母・義兄・私・異母妹。
使用人が居て。家は洋館。
コレは、アレでは⁉︎
本・格・推・理・小説の舞台!
そうよ! この中で誰かが死に、そこにはダイイングメッセージが……! いいえ、それとも密室事件⁉︎
なんて、なんて、なんて滾るシチュエーションっ!
探偵は、誰⁉︎ ああ、特等席で探偵の
「犯人は、この中に居る!」
が、聞けて!
「な、何ですって⁉︎」
と驚きを露わにして叫ぶ女性役が演れるのね⁉︎
演るわ、私! モブ役を演じてみせるわ!
いいえ、それとももう1人の主役・犯人?
それとも、3番目の重要人物・殺される女?
もしかしたら、犯人に迫るための重要な証言をする証人かも⁉︎
ええ、ええ、なんだって演るわ!
全ては、探偵の「犯人は君だ!」 を特等席で観るために!
……彼女の前世(独身OL・ブラック企業勤め)は、推理小説オタク。
但し!
推理を一度もしないで読み進める本当に読者でしかない推理小説大好き読者。
事件が起きて証拠を積み重ね、犯人を暴くその過程を只管に読み進めるだけの、ページを次々と捲っていく、何も考えないタイプの読者、だった。
***
ご都合主義のゆるふわ設定。あらすじ長いけど中身は無い。主人公はこういう性格という部分を出したら長くなっただけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 17:00:00
9904文字
会話率:43%
かつてお別れした仲間の、その後の話。
※適材適所におさまったお話の後日談的な話になります。そっちを読まないと多分よくわからない不親切仕様。
世界観はふわっとしてるし設定もふわっとしているしほぼご都合主義でできている。
最終更新:2023-03-29 08:36:22
9918文字
会話率:16%
人間と神魔が共生する現代日本。観光神魔は数あれど、一方通行だった魔界に遂に交換交流の話が。
喜び勇んで行ってみたら、待っていたのは人間が無自覚に作ってしまった「七つの大罪」こと七人の新人悪魔。
オリジナルの魔王たちが既に存在する魔界
では、彼らの基礎教育が行われていた。
その最終段階は「直に人間と接触させ、理解を深める」こと。
七つの大罪、もうだいぶ前に改定されてるぞ。
そんな想いもありつつも旧知であるアスタロトの居城にて、今日も今日とて無自覚にいろんな意味でモテモテ……になのかすらもよくわからない日々が始まった。
なんで悪魔って、男性が圧倒的に多いんだろう。疑問は毎日つきません。
※この作品の世界観は主力連載「終わる世界と狭間の僕ら」スピンオフです。が、単独で読めるオムニバスです。カクヨムにも掲載中。
せかぼく本編→https://ncode.syosetu.com/n2406gf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 10:05:49
112552文字
会話率:61%
辺境伯の一人娘アイリーンは、明るい空色をした大きな目と、緩やかにうねるプラチナブロンドの長い髪を持ち、華奢で儚げな容姿をしている。
しかし中身は真逆。ハキハキしている上に、男顔負けの手綱捌きで大きな馬を乗りこなすお転婆で、婚約者候補がこのギ
ャップに耐えきれず、ただいま縁談は二連敗中である。三度目の縁談相手は、少し前に視察先で出会った青年で…
見事連敗記録更新か、それとも三度目の正直となるか。
※「旦那様、〇〇してください」シリーズの夜会編に出てきたアイリーンとジョシュアのお話。
※世界観は同じですが、お話として完全に独立しているので、短編としてお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 10:13:13
7568文字
会話率:37%
※毒親、暴言、暴力注意。
ヒロインをいじめる悪女サーシャに転生した。前世の苦い記憶を今世と重ねて、どうせ断罪されるなら好きな事を好きなだけしたい!!
※世界観は雰囲気で楽しむ流れでお願いします!
最終更新:2023-03-13 10:39:51
87615文字
会話率:19%
(どうして? 誰も私のこと覚えてないの?)
約一年前、私「渡辺咲良・わたなべさくら」は異世界の瘴気を浄化する聖女として召喚された。しかしどういうわけか、あと一箇所の瘴気の穴を残して、日本に戻ってきてしまう。
召喚された異世界で一緒に旅し
た若き騎士団長のカイルと恋人になっていた咲良は、どうにか帰れないかと泣き暮らす日々。
そんなある日、足元に再び魔法陣が現れ、異世界に再召喚される。
「やっとカイルに会えるんだわ!」
しかし自分が去った一年後のその世界では、誰も自分のことを覚えておらず、聖女の力も失っていた。言葉を話そうとしても喉に鋭い痛みが襲い、何も話すことができない。
そのうえ、結婚を約束していた恋人のカイルには、アンジェラ王女という婚約者がいたのだった。
そしてその王女の指示により、咲良は王宮に不法侵入した罪で崖から突き落とされてしまう。
その突き落とした相手は、かつて愛した恋人の「カイル」だった……
世界観はゆるゆるファンタジーです。他のサイトにも重複投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:44:06
104870文字
会話率:46%
「こんにちは、アンリ先生。ニナです。今日は私の結婚式です。いえ、結婚式だったが、正確な表現ですね。だって新郎が私の目の前で知らない女性と逃げてしまったので……」
数年ぶりにもらった教え子からの手紙は、結婚式で夫に逃げられたというものだった
。その手紙に驚いていると、なんとニナは俺の家に住むというじゃないか。突然夜中に現れたニナは、さらに驚いたことに「夫に逃げられたという噂を消すために、私と結婚しましょう!」と言い始めるしまつ。
「おまえは誰と結婚しても同じかもしれないが――」
「違いますよ? 私は先生以外と結婚するなら、誰と結婚しても同じだと言ってるんです」
「……っ!」
妖精のような美しさをもつ天才魔術師なのに、なぜ地味な薬師で10歳も年上の自分に結婚を迫ってくるのか? それでも二人の距離はどんどん近くなっていき……
これは恋に臆病な男と、囲い込み作戦で結婚しようと迫ってくる女の子が、幸せになる話。
世界観はゆるゆるです。反撃はしますが、過激なざまぁはありません。
アルファポリスにも重複投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 17:19:47
20716文字
会話率:54%
交通事故に巻き込まれ命を落とした美琴。本来ならまだ生きられるはずだった彼女は、その分の人生を転生して生きられることになる。
女神様が言うには、美琴にピッタリの世界らしい。
「あなたは周りの人々のために頑張ってきました。これからは自分
の幸せのために生きていいんですよ。」
優しい女神様の言葉を胸に転生した先は、なんだか覚えのあるシチュエーションで……。
テッパン異世界悪役令嬢モノの世界で、男爵令嬢シャーロットになった美琴は自分の『幸せ』を探そうと頑張るけれど……。
どうやらこの世界では、彼女の立場はかなり重要なもののようで──。
* 世界観はあくまで創作です。
* この作品は『アルファポリス』様にて先行連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 14:07:25
114675文字
会話率:49%
回文しか話せなくなった魔法使いの話です。前回と世界観は異なります。
最終更新:2023-02-25 22:28:34
4034文字
会話率:35%
――
王国歴 221年。
世は混迷を極めていた。
魔物、魔獣の襲撃に王国の防御は疲弊し、民の恐怖は限界に達す。
その混乱の世に、光が差し込む。
王国騎士団。
剣技、知略、諜報に優れたその集団の活躍は瞬く間に国全土に広がり、平和と安寧を
もたらすのであった。
エリートばかりの騎士団の中での、絶対的エースの存在がその活躍の源。
ルーティア・フォエル。別名『稲光の騎士』。
雷光のように鋭く、伸びる穂先のように枝分かれする華麗な剣技を持つその騎士は――女性であった。
これは、彼女の闘いの――
――ではなく。
彼女の、『休日』との闘いの記録である。
生まれも育ちも城で育った彼女は、幼い頃から国のために剣技に明け暮れていた。
そのため、彼女は『休む』事を知らない。自分の身体は国のため、民のためにあると、信じていた。
しかし、国王の心配は増すばかり。
若く美しい女騎士は、未だに自分の人生を全くといっていいほど謳歌していないのであった。
国王は告げる。「休日を満喫する事」を。
そして、王国からの刺客により、ルーティアは知るのだった。
――『休日』を。
※この作品の世界観は『極めて現代日本に近いファンタジー世界』です。緩い目で見ていただけると幸いです。
※一話につき七分割しています。毎日投稿しますので、一週間で一話が終わるくらいのペースです。
※この小説は他サイトと重複投稿を行っております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 22:18:52
409015文字
会話率:45%
怒りん坊(に見せかけた世話焼き)紳士とおっとり(してるけどちゃっかりもしている)淑女の一幕。
世界観は、どこかの世界の近現代くらいの西欧っぽい国というふんわり仕様です。
最終更新:2023-02-06 00:58:26
2096文字
会話率:43%
勇者とメイドさんの日常
ハイファンタジー見に来てる人ならわかるであろう、だいたいテンプレの説明はしません。頭からっぽにしてどうぞ。
「勇者とメイドさん」とは銘打っているものの、日常のみで録にストーリーもバトルもなく、舞台装置の1つ感が否
めないので、そこを気にする人は注意です。
世界観は現代の物が混じってる魔法世界って感じで割と適当になので、許容できる方はどうぞ。
最近はまともに更新できてません。ご容赦くださいまし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 02:00:00
272986文字
会話率:77%
主人公の西園岬祈は、ごく普通の女子高生。彼女にとって今の、在り来りの安定した生活は、魅力のない世界であり、陰ってる人生と卑下する。
ところが予期せぬ怪物、『食人鬼』と遭遇し、彼女の人生も、仲間の人生も、これまであった普通とは掛け離れたもの
となり、常識が変わっていく。
食人鬼は、文字通り人を食し、更には傷を与え、ゾンビのように感染させていく怪物。恐ろしい早さで菌は蔓延するため、人々は逃げ場をなくす。
そんな当たり前が失われ始めた世界で、仲間たちと共に、生き方を探すための冒険を進める西園岬祈は、その先々で待ち受ける禍事にどう立ち向かい、何を思うのか?
常に危険や恐怖と隣り合わせ。西園岬祈が陰ってると表現した人生は、その世界観は、どのように変化していくか。そして、食人鬼とは一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 22:00:00
10495文字
会話率:34%
社会の存続を脅かすヴィランから、人類を守る存在としてヒーローが敵対する。そんな世界で、弱者でありながらもヒーローをやっている主人公は、ある事をきっかけにヒーロー界隈全体で嫌われ者になってしまう。所属する事務所では度重なるいじめを受け、思い描
いていたヒーロー人生とは、真逆の世界を生きていた。
しかし主人公は挫けることなく抗い続けていると、ある日、有名なヴィランに偶然する。そのヴィランを一人で捕えることが出来たのなら、主人公は一気に成り上がれる。でも現実はちゃんとそこにあった。
死すら望むほど、己の弱さに絶望してしまっていた主人公。そんな時、とある一人の人間と出会い、主人公の世界観は別人のように変わってしまう。いや、ある意味、目覚めたというべきかもしれない。
主人公に差し伸べられたその手は、救いとは違う。何故なら彼はヴィラン。主人公は外道に引きずり込まれてしまい、新たにヴィランとして誕生したのだ。尚、ヒーローを辞めたわけではない。
ただ主人公は、外道の世界の方がよっぽどマシに感じ、ヴィラン達と関わっていくうちに、目指すところが見え始めた。
ヒーローとヴィラン。その狭間で生きる主人公は、唯一無二のアンチヒーローとして、成り上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 22:00:00
60228文字
会話率:32%
とある学園にある、とある部活でお題と向き合う五人のお話です。
基本的に会話ばかりです。
世界観は雰囲気でお楽しみください。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
エブリスタ様にも掲載しています。
最終更新:2023-01-10 21:36:29
2644文字
会話率:52%
なぜ、死んだのか?もしかしたら死んでないのかもしれない
だがそれを知るすべは今の俺にはない、この世界には。
少なくとも前よりは優れてるんだ
俺はこの『ナーロッパ』で生きる
________
______
____
__
世界観はは中世ヨ
ーロッパみたいなナニかです
主人公にはチート能力も優れた身体能力も高度な知恵も有りません、有るのは趣味で聞きかじり見た聞いただけの知識だけです。
魔法も有りますが対して強くありません、使えるととても便利なぐらいです、
火を吐くドラゴンや数十メートルの巨人や世界の半分をくれる魔王なんて居ません、ちょっと強い獣がいる程度です、
トカゲ人間や獣人間は居ません、宗教や水や木材争いや人種差別、小規模な戦争は有ります、
そんな世界です、そんな世界でゆるーく貪欲に生きていく話です
あと、思いつきで書いてるから続くか分からん
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 18:36:10
12021文字
会話率:23%
【初めに】
本小説は中世的(世界観はごっちゃ)な架空歴史、戦記物です。「能力」・「スキル」系のない、かなりガチな感じで書いたものなのです。
【内容】
ホスワード帝国の辺境の村に住む若者、カイ・ウブチュブクは父と同じく、軍役に就くことを
望んでいた。
その父ガリン・ウブチュブクは国内外に勇名をとどろかした「無敵将軍」とまで、渾名された勇士だ。
父にあこがれ、いや父をも超える将にならんと、カイは帝国の志願兵として、まず一兵卒からのスタートを切る。
この物語はカイがまず正規兵を目指し、さまざまな人々と出会って人間として、軍人として成長していく話である。
そしてカイは果たしてホスワード帝国の国内外の騒乱に立ち向かう勇士となれるのか?
戦乱の世に身を投じたカイ・ウブチュブクの一代記、ここに始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 23:00:00
831048文字
会話率:26%
島国である扶桑帝国と大洋を挟んだ大陸国家アメリア共和国は、領海や南の資源地帯の利権をめぐり、緊張状態が続いていた。
多田野幸隆は士官学校時代の素行の悪さが祟り、花形の艦隊勤務からは外され、軍令部の中でも、補給や生産などを司る事務方の部署
で、ひっそりと日々を生きてきたが、ひょんな事情から、軍令部長直々に辺境基地に新たに作られる第13艦隊司令へと転属を命じられ、同時に扶桑帝国は緊張状態が続いていた隣国のアメリア共和国との戦争に乗り出していく。
本作品は、『左遷艦隊』大幅な加筆修正版です。
世界観は、そのままに全く新しいお話となっております。
ご意見・ご感想、お気軽にお寄せください。
超不定期更新です。ブックマークをお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 17:04:02
98954文字
会話率:51%
その美貌と兵隊やくざとも呼ばれる素行の悪さで名を馳せる『砂漠の黒豹』の二つ名を持つ凄腕女性レンジャー。
彼女が、最前線の砂漠の惑星で、ふとしたことから、本来出逢うこともなかっただろうエリート若手幹部の潜空艦航海士と心を通わせ、その温
もりを重ねた掌で受け取ったとき。
彼女は、恋をした。
まるで太陽を追い求めるひまわりの花のように、彼を想い続け、けれどそのあまりの立ち位置の違いに哀しい諦観を覚えるようになった、ある日。
横浜で再会した彼との穏やかな時間が、再び彼女の胸の奥に眠る恋心を呼び覚ました。
暗い過去を引き摺りながら、辛い記憶を身に纏いつつ、恋する彼とふたり、ともに歩む未来を、不器用だけれど、一所懸命、迷いながらも求め続ける、彼女の恋の日々。
*
24世紀、「戦争の世紀」。
異星人類の侵略に抗うべく、先の見えない泥沼の恒星間戦争を必死に戦う、地球人類。
その尖兵、国連防衛機構地球防衛艦隊の将兵、3,500万。
地球人類、そしてその文化文明を守る防人である彼等彼女等は、「名誉ある軍人」であると同時に、特別職国際公務員たる「職業人」だ。
だから、もちろん、恋もする。
職場恋愛だって。
少し特殊な職場、けれど普通の大人の職業人、「不確かな明日を守る」人々の恋物語。
*
※恋愛もの、且つ舞台が軍隊ですので、念のためR-15、残酷な描写あり、です
※前作『モールス・コードで、愛を』の約10年後の物語です
※同じ世界線での物語ですが、前作未読でもお楽しみいただけるかと思います
※「カクヨム」様でも掲載させていただいています
※皆様、よろしければ、評価や感想、ひとこと等、もしもお手隙ならば添えて頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 16:20:09
567933文字
会話率:30%
社会人としての変わらぬ日常、社会の歯車となり感情を殺す毎日に嫌気を指して飽き飽きしていた境野連はある日トチ狂って異世界に行けるという都市伝説を実行してしまう。
しかし都市伝説はデタラメだったらしく、灰色の記憶だった高校時代、過去の世界へと転
生してしまった。
そこで彼は気づく。この世界は何かがおかしいということに。存在しない家族、物理法則を無視したありえぬ現象、断片的で失われた記憶、自分のために命を張ってくれる友人。
この世界は彼の知る世界ではなく似て非なる異世界であったのだ。そして知る、何か大切なものを忘れ、命を狙われていることに。
彼はいつの間にか手に入れていた強力な能力を用いて、この世界で足掻くことを決意する。
そんな中、高校では昔は関わりすら持たなかった者たちと、奇妙なことから友人となり笑い、悲しみ、怒りを共にする。
だが知るだろう、この世界はいかに悍ましく、醜いものか。
それでも彼は抗う。今、この瞬間はかけがえのないもので、後悔のない生き方を、選択を。灰色の日常が鮮やかなものになるまで───。
異世界ですが世界観は所謂中世ヨーロッパ的なものではなく、現代日本で学園ものに近いものだと思ってください。でも異世界です。
鬱要素はないです。
女性キャラ多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 19:06:37
680542文字
会話率:47%