「お姉ちゃん、ぜっったいノアを魔王になんかさせないからね!!!」
「いやだから、特になる気はないんだけど……」
オリビア・カーティス侯爵令嬢は、ある日思い切り大理石の彫刻に突っ込んだことで、自分が前世プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢
に転生していることに気づく。
自分はともかく、闇の魔力を操る弟、ノア・カーティスは、ゲームのシナリオ上、ヒロインと結ばれない限り『魔王』となって討伐される運命でーー。
愛しの弟を守るため、ヒロインとの平和な未来に導くため、お姉ちゃんは(弟の意向は無視して)頑張ります!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 23:19:18
50373文字
会話率:37%
田舎はいやだなあとおもいます
最終更新:2021-12-12 22:06:50
946文字
会話率:0%
ヴァイオリニストの母親と一緒に小さな頃からお稽古に励んできたマヤは、決められた結婚、決められた人生なんていやだと思っていた。「ヴァイオリンの技術を高めることで人格を高める」方針の母親に、意味はわからなくともしぶしぶついていく。お友達との友
情を育み、運命の人との出会いに発展する。思いもかけないところでヴァイオリンが役に立った。彼は、マヤのヴィブラートが美しいと言ってくれた。
努力が実を結ぶことの素晴らしさ、美しい音楽と、それを共有できる相手にめぐり会える幸せ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 23:45:34
45422文字
会話率:32%
「聖女になんてなるわけないでしょ!私は堅実に自由に行きたいの!!」
『いやだから聖女にならんと全人類強制奴隷ルートよ?自由は自分の手で掴み取るものって偉い人も言ってた希ガス』
「私がやらなくても他の誰かがやるってば!なんで私なの!」
『アイビーちゃん胸のとこに紋章あるでしょ、あれ聖女の証だから』
「は?ただの痣じゃないってかなんで知ってんのよ変態!」
『だって俺がそう設定したんだから知ってて当然だろ!』
「もう、ああ言えばこう言うんだから!!」
『変態の汚名を着せられて黙ってられるかよ!!』
「もういいわよ!わかった!聖女って退職金もあるんでしょうね!!!?」
『…Maybe』
「なによそれ」
『いや俺にもわかることとわからないことが』
「大事なとこでしょ!なんで曖昧なの!人の人生なんだと思ってんのよ!!!」
これは神の言葉が聞こえるとされるがめつ…堅実な少女が聖女を目指して直向きに突っ走るお話
なおギャグです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 13:33:49
5087文字
会話率:58%
わたしは体調が悪い。ずっと、眠くてだるい。それが、死ぬほど苦しい、たおれそう、寝こんでいるような病気ではなくて、微妙な感じで他人に通じないのがいやだ。
水族館で、わたしは、ペンギンを見ながら彼氏のセミとわたしの関係を思う。
「水族館の生
きものって、本当に生きものなんだよね、ただの。生きてるだけ、最短距離で。ペンギンとか、実はかわいくないんだよね。じっとしてる。野生の生きものは本当に合理的で、むかつくくらい合理的で、生きるのに最短距離なんだ。交尾、セックスだって愛してて気持ちいいからじゃなくて、ただ、子孫をふやそうっていう本能から、やってるだけ」
わたしは、セミに、誰でもいいけど、愛されたい。
そうじゃなければ、水族館の動物になりたい。溶けてる、ちがう、おしっこもらしてる。下っ腹の激痛は、やっぱり血尿だろう。人間のにおいがする。これを全部出し切れば、体は治って、ペンギンになることもできるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 20:15:20
34515文字
会話率:62%
青い空、白い雲。とても良い晴天でそよ風が吹くVRMMOにはあまり関係ない天気
そんな日に始める彼女らのゲーム生活!
ジョブは農家!ランダムで決めた!
愉快な仲間は
頭の思考回路が何処かおかしい主人公!
道草を食いまくり運動神経が猿並
み幼馴染!
脳筋で考えるより手が動くJKの様な生物の友達!
そしてちょっと、いやだいぶSっ気が強い我が家のマイエンジェル妹!
VRなのに金魚飼ったり、知らないプレイヤーに無差別ストリートファイト起こしたり
【Vos・facete・online】(ウォース・ファケレ オンライン)
これは私達はゲームを始める、そして、軽い伝説になる話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:16:31
24938文字
会話率:48%
俺はミステリーを書きたかった。ミス・テリーとかいう女性だったというオチのつまらないおやじギャグではない。推理モノ的な意味でのミステリーを書きたかったのだ。てかミス・テリーって誰だよ。
けれど作者は残念ながらそう簡単にタネを出せるほど頭は
よくなかった。偏差値四十底辺高卒の上に専学中退の頭は伊達ではないのだ。よくない意味で。
俺の頭はファンタジーだった。現実に中指立ててふぁっきゅーとか言っちゃうくらいには頭ファンタジーお花畑だった。要約すると、腐れロリコンニートはシコって寝るしか能がないから下品なものしか書けないのだ。
こうしてできたのはカテゴリーエラーとしか思えない下品な逸品、つまりこれだった。
友人に見せたらカオスとか言われた。心外ではないがこの話はシリアスのつもりだった。尻・ASSという意味ではない。真面目な意味でシリアスなストーリーラインのつもりだった。
もうこの作品の解釈は聡明な読者様方に委ねようと思う。そしてその解釈を感想やコメントとして作者に伝えてくれると嬉しい。
というわけで汚い探偵モドキの小説、読んでくださいませ。
この文章は深夜テンションで書いたのでいろいろおかしなことになってるかもしれません。低クオリティなうえカオスです。あらかじめご了承ください。いやだったら見るな。
カクヨムとpixiv、ノベルアッププラスにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 10:40:46
6862文字
会話率:63%
公爵令嬢との婚約を破棄し、その異母妹を選ぶと宣言した王子。令嬢はあっさり同意して……そのまま国を逃げ出した。いやだって、妹の母親も王子も気が多いんですもの。
能動的ざまぁはしてません。
※カクヨムにも掲載しております。
最終更新:2021-10-12 21:42:51
5342文字
会話率:42%
アンシェント公爵令嬢イザベラとの婚約を破棄したサンディ・ランドルト王太子。彼はマルグリット・ランベールとの婚姻を望むが、彼女はきっぱり拒否する。いやだって、ゲームのあんた好みじゃなかったし。
マルグリットとイザベラは、前世でクラスメート。修
学旅行中にバスの事故に遭い、ゲーム世界に転生してきた彼女たちは隠しキャラやその他の登場人物に転生したクラスメートと協力し、ゲームシナリオから外れるために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 22:55:58
5153文字
会話率:50%
「こんな異世界、なろう系はいやだ」
これをテーマに描いたありとあらゆるできれば存在してほしくない世界。
そんな世界を面白おかしく書いていきます。
この作品は、私が思いついたネタの中から、長編作品にするのは難しいと思った作品を、短編集とし
てまとめたものとなっています。
ようは、公開しているネタ帳です。
話は定期的に更新していきます。
頭のおかしい話ばっかりなので、この作品を読んで、笑ったり、小説のアイデアの参考にしていただければ幸いです。
※作品の都合上、結構下ネタが出てきます。
※そんな人いるか分かりませんが、この作品の中のネタを使いたい場合は、一応私に許可を取ってから使ってください。
※作品に出てくるキャラクターは頻繁に変わります。ほとんどの話で、違う世界線を書くからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 08:00:00
15136文字
会話率:28%
…なんてこったい。まさかのいけにえ令嬢転生……。
魔法学園への入学を明日に控えた夜、ディアナは前世の記憶を思い出した。
と同時に、前世で遊んでいたゲーム、『イリュージアの光』に登場していた、悪役令嬢Dに生まれ変わってしまったと気づく。
困った、どうしよう。
もし、ゲーム通りにこの世界が進むのだとしたら、半年後には、ぶたの魔物に殺されてしまうかもしれない。
………そんなのいやだ、なんとかしないと……!!
と、ちょっとにぶちんな少女が、運命回避にがんばるお話。
*文字数は、予約分を含んでいます。
*現在、不定期更新とさせていただいております。
*サブタイトルを付け加えました。(2019年12月10日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 23:52:05
487522文字
会話率:41%
神や仏が人と似たかたちを取っているのなら、邪なものもきっとそうなんだ。幼いながらに僕は感じていた。
眠るたびに見る夢。父親と同じ顔を持った大きな怪物が、母親と同じ顔を持った弱い獣を踏み潰して笑う夢。怪物の全長と同程度の直径しか持たない小
さな惑星では逃げ場など無く、獣は苦痛に喘ぐしかない様子だった。その夢が幼い僕には何よりも悲しくて、恐ろしかった。だから大抵のことは我慢することができたと思う。
「かわいい子。本当に、お兄ちゃんより、お姉ちゃんより……」
僕が風呂から上がって体や頭を拭いていると、決まって母親が脱衣所に来た。僕が風呂を済ませる時間帯は決まって夕飯の少し前で、祖母は夕飯の準備で忙しく、祖父と父親は仕事終わりの酒をそれぞれ別室で楽しんでいる。8つ上の姉はアルバイトや部活があるので基本的に帰宅が遅い。6つ上の兄に至ってはそもそも家に寄り着かない不良少年であったから、僕に構う家族はいなかった。だから僕がどんなに「いやだよ、なんだかきもちわるい」と拒絶の声を上げても母親の興奮を煽るだけだったのだ。
「ぱくっ。ふふ。かわいいね。……べーっ、てして?」
拒絶しても無駄なのだと悟るのに大して時間は掛からなかったように思う。むしろ、これさえ我慢すれば母親の愛情を受けられるのでは、という期待さえあっただろう。
股ぐらを包む舌の感触も、口と鼻の中に広がる煙草の臭いも、そう思えば拒絶の意思は消えずとも堪えることができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 23:21:13
4622文字
会話率:30%
私は真実の恋に生きたいが、それもできそうもない。だからお前で我慢してやる!
王太子殿下と婚約が決まったのですが開口一番こういわれた私でした。
お前なんか見ているだけでもいやだって…。条件だけで適当に婚約者を選んだあなたに言われたくないですわ
。離れに追いやられた私でしたが…。
殿下は真実の恋の相手と婚約できそうだから、お前と婚約破棄すると宣言して私は復讐を決意したのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 20:04:03
1240文字
会話率:47%
三代前まで商人だった我が家は成り上がりの公爵と言われていました。
8人姉妹の7人目である私は嫁ぎ先が決まらず6人目のお姉さまのように年齢がかなり上の男性に嫁がされるのはいやだと、年の頃がつりあう公爵の申し出を受けて何回か顔合わせして、婚約、
婚姻しました。
初夜に名前を呼び間違えられ、君は別に妻としての役割を果たさなくていいから勝手にしてくれと言われてしまい…女主人として主人の幼馴染みの女性がいて?私の存在ってなんですの?
女からの離縁ができない仕組みで持参金目当ての結婚だったと知った私は放っておかれて、使用人にも無視されてます。このままでおくものですか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 16:11:45
2955文字
会話率:36%
ある日急に、前世の記憶が舞い降りてきた!
ここは超大人気大作ゲーム”セカイの終焉と始まり”の世界に転生してしまった!
まさか自分が大好きで大ファンなゲームの世界に転生するなんて・・・
あれ?わたしは誰に転生したの?主人公?ラスボス?・
・・・・うそでしょ!序盤小ボスに転生なんて!!
倒されることほぼ確定!チュートリアルのような小ボスで折角大好きなゲーム世界で死んでしまうなんてぜっっったいにいやだ!!!こうなったら意地でも生き延びてやる!!!だってわたしにはストーリーもすべてわかっているのだから!!・・・・・小ボスにチートはあるのかしら。
序盤小ボスキャラ”シレネ・クレマチス”に転生した彼女はとても影が薄いキャラ。
恋愛とRPGを組み合わせた世界では主人公の恋敵として!そして、悪役小ボスとして倒されてしまう絶望的状況からどう脱出していこう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 21:00:00
225138文字
会話率:31%
俺、山吹修平(やまぶきしゅうへい)はこの春に高校生になったばかり。
ま、小学校の頃からの付き合いの今里奏(いまざとかなで)も同じ高校に進学したし、
入学して早々と気の合う友達もできたし、幸先の良いスタートを切った、と思う。
しかし
、入学から一ヶ月が経った5月の中頃、友人である関谷隆(せきやたかし)が
突然
「お前たちっていわゆる幼馴染の関係って奴だろ?どういうエピソードがあったのかとか聞かせてくれない?」
などと言ってきたのだ。
それを聞いて俺と奏は同じことを思った。
「「私たち|俺達」が幼馴染ぃ?」」
だって、俺達は近所で生まれ育って、まあ仲良く育ったけど、
幼馴染なんてそんなファンタジーな関係じゃない。
ということを説明したのだがわかってもらえない。
いやだって、同小の友達は皆同中に進学したんだぜ?
それって普通の友達じゃないのか?
ともあれ、関谷に幼馴染だと認定されてしまったのだけど。
(あれ?奏って女子としてとても魅力的じゃね?)
ふと、そんなことに気がついてしまった。
それはどうやら奏も同じようで、奏での方も挙動不審に。
これは、近すぎて、お互いの事を意識しなくなっていた二人が、
ちょっとしたきっかけでお互いを急に意識してしまう、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 06:00:00
7519文字
会話率:50%
前世の記憶を思い出したが、どうやら私は恋愛小説の悪役令嬢に転生してしまい、婚約者に処刑される運命のようだ……って、そんなのいやだーー!
殺されたくないので、いつでも婚約破棄してください!
……え、婚約者様は何でそんなに怖い顔をしているんで
すか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 18:30:01
8369文字
会話率:47%
没落貴族の娘が呪いアイテムで無敵の魔女(ラマージ)となり、兄との幸せを願う話。
女主人公&方言少女が苦手な方はご注意ください。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
伯爵家の末娘ナディーヌ。
父が反逆罪の汚名を着せられたことで一家は離散した。ノエミと
名前を変え街の片隅で暮らしていたが、ある日長兄に生活資金をだまし盗られてしまう。親友からも見放されたと思った彼女は自暴自棄となり、呪いアイテムと契約し魔女の力に目覚める。
だがその時からノエミの寿命は刻々と減り始め……。
それでもノエミは、長兄のいいなりになっている親友を助け出すために、長兄のいる屋敷に殴り込みをかける。「長兄兄さま、出て来い!」
魔女となった彼女の、圧倒的な力になす術の無い、屋敷の私兵団。破壊される建物。
そこへもう一人の兄、次兄のレインツが現れ、彼女の暴挙をたしなめる。
「もう止めろ。お前は魔女じゃないだろ!」
「レインツ兄さまは黙っとって!」
「いやだ、黙らない。お前が心配だから」
元お嬢さまの魔女っ子と、その兄が織り成す異世界恋愛ファンタジー!
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◆登場人物
ノエミ アステリア家の末娘。本名はナディーヌ。
レインツ アステリア家の次兄。ノエミのあこがれの人。
アルマ ノエミの元専属メイド。ノエミを妹のように想っている。
ジェイジェイン 魔物族。レインツの親友。
お婆さん 魔女。黒姫の元配下。
----------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 18:08:09
148626文字
会話率:44%
――サキュバス。淫魔、もしくは夢魔と呼ばれる存在は、女性しか存在せず、人に似通ったその魅惑的で蠱惑的な容姿で男性を誘惑し交わり、精気を貪る存在と言われている。
ある日、サキュバスクイーンであるベリスは500年以上生きて初めて子供を産んだ。し
かし、その子供には前世の記憶がありその前世はまさかの男だった!
立派に成長したサキュバスクイーンの娘であり転生者であるアリスは気づいてしまう。自分が恐ろしく魅惑的な存在であるということに。後、何故か強い。
「あぁん、アリスちゃん可愛すぎるわぁ!ホンット世の男たちが黙ってないわよぉ?」
「いやだよ絶対いや!俺は男に言い寄られたくなんてない!床を共にするなんて以ての外だよ!」
これはあまりにも魅力的な体にそれとアンマッチな魂が宿ったある意味幸運である意味不運なサキュバスの物語である。
・
・
・
「ところで俺の父親って誰なの?」
「さぁ?私今まで性的に食べた男の数憶えてないよぉ。」
※この作品はカクヨム・ノベルアッププラスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 21:28:26
23626文字
会話率:52%
彼には婚約者がいる。かわいい。でもそういう事を考えてしまう年齢の王子には色々きついし彼女は警戒心無いし周りは変なお膳立てしてるし…
王子の内心と奇行の話。
設定ふわふわ、多分この国貴族制なのに乙女かどうかとか重視してないんだと思う。
気が
ついた、王子の名前設定して出てないことにoh(´・ω・`)...
王子「え、出してくださいよ」
作者「ソフィアちゃんとのイチャイチャと君の名前どっちが大事?」
王子「名前とかどうでもいいからソフィアとイチャイチャしたい…」
ソフィア「ふぇ!え…ぁ、〜〜!!」
王子&作者「(ソフィアかわいい)」
ってノリで書いたら2500字くらいで纏まってしまった短編
あんまりイチャイチャしてない?いやじれじれ系のイチャイチャしてるはず(はず)
アルファポリスさんにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 21:47:42
2522文字
会話率:27%
雨降りばかりで嫌になる
最終更新:2021-03-28 17:17:19
271文字
会話率:0%
俺とのセックスの回数を数えている幼馴染彼女。俺の記憶では20回なのに、「今日で21回だよ...」などと言ってるんだが、これ、もしかして俺そっくりな双子兄貴とのエッチも含まれているんじゃないのか?
俺の名前は西野ユーマ。
今、高校三年生。
俺には双子の兄貴、ユーヤがいるんだが。
俺ら双子はやたらとそっくりで。
正直な話、誰も見分けがつかない。
母親でさえ、
「あんたはユーマ、ユーヤ、どっち?」
などとたまに宣ってくる。
俺的には、
兄貴は俺より、目つきが鋭くて、
俺はやや垂れ目がちだと思うんだが。
そんなのは周りの連中に言わせれば誤差の範囲内だと言うんだ。
確かに、まあ、
寝不足で兄貴の顔が少し浮腫んでたり、
すれば、俺たちは本当に俺的な見解から見ても、見分けがつかずウリ二つだった。
ある日のこと。
ユーヤ不在で俺の部屋、つっても
双子で一部屋なのだが、
2段ベットの下の方で幼馴染彼女の
アイリとイチャイチャを始めようとしたら、
アイリが例によって俺に告げた。
「あのね、ユーマ。
今日で21回目だよ」
「ん?21回目...?」
「そう。21回目...」
「いや、待て。俺の記憶では今日したら
20回目だと思うんだが...」
「そんなことないよ。私、ちゃんと数えていふもの...」
「いやだって、俺だって、おまえがする前にいつもカウントするから、それをちゃんと覚えていてだな...」
ここで、
嫌な予感が走った。
「おまえ、まさか、兄貴と寝たな!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 12:04:22
1309文字
会話率:28%