15.03.19 不安になるときは 彼を想い自然を想っています。
最終更新:2015-03-19 10:31:22
238文字
会話率:0%
清涼殿にて残業に追われていた薫と紅蘭は、深夜、突如として鳴り響いた絶叫に、夜御殿での異変を察し、直ちに駆け付ける。夜御殿では、気絶した帝を抱えた東宮が、床に突き刺した太刀を握り、かろうじて意識を保っていた。驚愕する薫に、自らも毒を盛られたと
告げ、倒れる東宮。急遽二条院へと戻った薫は、皇后も負傷を負い、倒れたとの知らせを受ける。未曾有の大事件に震撼する殿上では、事件の重要な鍵を握ると思われる帯刀(たてわき:東宮の守護が役目)が総じて行方不明となった事から、東宮が帝位の簒奪を図ったのではないかという憶測が飛び、紛糾する。不安に揺れる宮中では、事件を契機に各々の思惑が複雑に絡み、仕掛けられた陰謀は連綿として東宮の凄惨な過去を呼び起こし、やがてひとつの因縁に辿り着く。生来より齎された東宮の非情なる宿命、迫り来る恐怖に垣間見える悪意、そして『王族の毒』とは……。ついに姿を現した宿敵、八条宮。毒に倒れた東宮と、謀叛の罪により罷免され、幽閉される薫。連続する苛酷な危機、逃れられない悪縁により被った絶体絶命の窮地を、果たして東宮と薫は、どう切り抜けるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-16 15:04:34
105596文字
会話率:45%
俺たち一校生徒一同は、修学旅行としてイギリス旅行へ行くこととなった。それは、高校生活最後の一大イベントとして俺たちの思い出に刻まれるはずだった。しかし、ことは起きた。イギリスへ向かう飛行機に乗っていた俺たちに、不意に響いた警報。それは俺た
ちを一気に不安にたたき落とすに十分な知らせであった。けれどそれはほんのはじまりに過ぎなかった。そう、その後俺たちが行き着いたのは夢も希望も感じられない異世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 10:35:04
15549文字
会話率:69%
何の前触れもなく辺り一面に立ちこめた濃密な霧によって、ぼくたち行進者は停止を余儀なくされる。濃い霧は近隣の行進者の表情を隠してしまい、そこでぼくはただ一人の、停止した行進者のように感じてしまう。不安になったぼくは周囲に向けて言葉を投げかける
。しかしその言葉に応じるものは誰一人としていなかった。だからぼくは笛を吹いた。自分を示すために、自分を確かめるために、笛を吹いたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-21 15:52:37
6616文字
会話率:18%
景色を煙らす土砂降りの雨。その激しい雨脚を見つめる僕は、自分の手に持っているビニール傘が本当に僕を雨から守ってくれるのか不安になった。不安は僕を擁護している法規への不審へと波及する。僕は雨に濡れてしまうことで、すべてを洗い流してしまおうと思
った。雨にずぶ濡れになり、傘を叩き折り、清々しさを胸に往来を見渡す僕に向けられたものは、枠組みからあぶれたものへの蔑視だった。そして、悔しさに思わず俯いてしまった僕に声を掛けるものがいた。姿の見えない彼は滔々と妄言を語り、すべてを語り終えると自分は『雨』だと述べた。やがて雨は言った。「生きるために息を止めろ」その言葉に従ってしまった僕は、すべてが雨水に満たされた世界に否応なしに導かれた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-17 01:05:24
21187文字
会話率:23%
地鳴りのような爆発音が轟き、シェルター内のほの暗い空気を激しく揺さぶった。空気の振動と呼応するようにして、内部には避難者たちの悲鳴が渦を巻く。耳が痛くなるほど響き渡るその声に、私は不安になって不愉快になる。
すべてが嫌になった私は耳を塞
ぎ、瞳を閉じて、世界から自分を隔絶する。
暗く音もない世界で再生される高校時代の記憶。
2年前、歌を歌って世界を救おうとした男子生徒がいた。
彼は平和のために歌を歌い、そして、消えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-16 16:52:07
34150文字
会話率:21%
不安に押し潰されそうになったり、心がポッキリ折れそうになったりはしませんか?
夢を持ち続ける不安を抱き、それでも前を向きたい、顔を上げていたいと願う短編小説です。
最終更新:2015-01-27 23:05:55
1112文字
会話率:5%
雪原に一人たおれていたリサ(仮名)は白狼の咆哮という傭兵団の若長アルスに助けられる。
夫婦となり守られる、戻らない記憶を少しだけ不安になりながらも幸せな日々。
そんな彼女の前に突如現れた謎の美女……彼女に囁かれた2つの黒を持つ者とはいった
い……
共通プロローグ企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 09:28:24
18343文字
会話率:28%
運命って、あるんだろうけどさ。 目に見えないから、不安になるんだよ。
最終更新:2015-01-11 02:36:16
1262文字
会話率:54%
気が付くと夜を走る汽車に乗っていた。
どうして乗っていたのか、それどころか自分に関する記憶は全く無い。
ただ手には一冊の「銀河鉄道の夜」。それと、目の前には一心不乱に何かを書き続けている変な女の子が座っていた。
こんな状況、不安にならない方
がどうかしてる。
それでもその女の子は楽しそうにこう言った。
「君が来てくれて良かった。君と話して、やっと私は私を知れたのだから」
作り物みたいな夜汽車に乗って、ツギハギだらけの記憶を拾っていくお話。
Linaria&Nigella
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 07:00:00
83619文字
会話率:38%
「人にはね、忘れてた方がいい記憶があるってことを」
初めて見た景色は一面真っ白な雪だった。冷たくて柔らかい雪は心地がいいのに、どこか心を不安にさせる。冷たくて優しい彼も、雪と同じように私の心をかき乱した。
◾︎ナツ様企画の【共通プロローグ企
画】の参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 00:00:00
5634文字
会話率:35%
世界中で起こった正体不明の現象≪ブラッディアウト≫。瞬く間に人が死んだその瞬間、世界が変わってしまった。
原因も理由も何もわからず、生死の不安に付き纏われながら、つぐみは行動を起こす。
変わってしまった世界で待つのは人外たち。精神と身体がバ
ラバラになりながらも、戦うつぐみ。仲間たちと支え合い、見えない暗闇を進む。
しかし、そこには人智を超えた何かが潜んでいた……。
アメブロの方でも掲載しています。23日は何も更新しません。すみません。24日に完結予定。
すみません無理でした…25日には完結します!
完結しました!!ありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-23 23:09:30
191173文字
会話率:23%
いつの日か、このまま目が見えなくなったら……。
ふとした不安に駆られる大地の呟きに、佳苗会長は先日本屋で見かけた男性のことを思い出す。ただぐるぐると店内を歩き回る男性の目は、どうやら光を失っていたようなのだ。
光を感じない彼がなぜ本屋へ?
そして彼は頻繁にそこへ訪れて何をしていたのか?
大地は佳苗会長の期待に応えるため、今日も下校中に頭を働かせる。
*イラスト投稿サイト「Pixiv」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-15 21:27:04
8257文字
会話率:40%
死んで、転生して高校に入学してからギャルゲーの世界に生まれ変わったことを知りました。
このゲームでの私の立場は攻略キャラ(ヤンデレ系)らしいのですが、ヤンデレにはいい思い出がありませんのでメインキャラ達とは関わらないようにしていたら少しゲー
ムの内容とは違ったイベントたちが起きるようになりました。
もう、ギャルゲーじゃなく乙女ゲーに変化してません?
私、この世界では生きれるのでしょうか?少し不安になってきました
注意:段々ヤンデレが多くなってくる予定です
タイトル変えました。さらに長くなってしまったが気にしない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 21:41:14
30370文字
会話率:31%
大学生の”私”は焦燥や不安に駆られて生活している。(一見)何も問題のないはずの日常の中で私がのめり込んでいく空想。現実と空想を行き来する”私”が何かを得ることはできるのだろうか?いつかすべての不安を解消できる日は?私が日常の中で葛藤する物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 01:12:07
5125文字
会話率:12%
ああ、私の愛おしいそう様。
愛しています。
あなたの愛は本物ですか?
なんて、不安になる私をお許しください…。
本編一話と、後日談の二話構成です。そこまで長くないと思うので、きっと暇潰し感覚でサクッと読めます。多分。
前作Mine.のこと
に少しだけ後日談で触れていますが、読まなくても問題ありません。
病んデレ(誤字に非ず)要素に加えて、今作にはヤンデレも含まれております。耐性のない方はブラウザバックを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 21:00:00
11709文字
会話率:44%
何処にでも居る普通で平凡な女子大生・西村あずさはある日、コンビニに立ち寄りお茶を購入したのだが、レジに置き忘れてしまう。
店員の藤田徹はそれに気付き彼女を追い駆けるのだが、彼女は何故か万引きと勘違いされたのではと勘違いし、迫り来る藤田からの
逃走を試みる。
ただ忘れたお茶を渡そうと追い駆けていただけなのに逃げられてしまったことに驚きを隠せない藤田だったが、まさか自分が醜いのがいけなかったのかと外見にコンプレックスを抱いていることから不安に陥ってしまう。
とにもかくにも、そんな理由で逃げられたのではたまらないとあずさを追い駆け始めるのだが、
一方のあずさは鞄の中にたまたま入れていた、家から持ってきた飲むヨーグルトのパックが見つかれば万引きの現行犯として警察に引き渡されてしまうだろうという恐怖に怯え、死に物狂いで逃走を続けるのであった。
こうして、二人の奇妙な追いかけっこが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-16 22:13:48
33843文字
会話率:60%
自分を溺愛している恋人を持つアリア。恋人であるキールの愛情を疑うことはないけれど、キールは多くの人を惹きつける青年で。アリアはどうしても些細なことで不安に陥り、アリアの感情は強く揺れて、暴走しそうになってしまう。
そんな自分の感情を制御しよ
うとしたアリアが辿りついた方法は――。
大遅刻甚だしいですが、新田葉月様主催の【君に捧ぐ愛の檻企画】に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-23 20:41:56
12719文字
会話率:9%
遠い未来、『アルス』と呼ばれるナノマシンが空気中に満ちている世界。
全人類がアルスを利用し、共存し、同化した世界でただ一人、カラキア学院三年生のクニヒコ(15)はアルスを全く使えない人間だった。
丸く小さい容姿とアルスの使えない劣等感
から、人前で自己主張の苦手な――限られた人間にだけ普通に接する事の出来る内気な人間になってしまう。
そんな彼でも、周りの親しい人間に支えられ学院生活だけは送る事が出来ていた。
しかし、問題がある。この世界の生活基盤は全てアルスを中心にまわっているからだ。将来の不安に苦悩し、自分の情けなさに嘆く日々が続く。
そんな世界で出会った二人……エアーマンと自称するアルス集合生命体と、アルスの全く使えないチビデブ主人公のハートフルバトルコメディーです。
チョット奇妙な世界観をお楽しみください。
サブタイに★の有る話はイラストが表示されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-01 01:00:00
170245文字
会話率:44%
何処にでもいそうな普遍的な男であったミコトは幼馴染の忍の黒魔術に付き合った結果、女の子にさせられた挙句、異世界に飛ばされてしまう。無論、ミコトには元の世界に帰る方法なんて分からないし、黒魔術師の忍にも分からない。ミコトは絶望しているが、忍は
「この世界を楽しもうよ」と楽観的。ミコトは「このまま俺の人生はどうなってしまうのか」と不安に満ち満ちてしまう。性転換してしまった少年とバカでお気楽な少女とその他愉快な仲間達によるコメディ。成分比95パーセントはコメディ成分で構成予定であるが、あくまで予定は未定であり、人気が出なければテコ入れや打ち切りの可能性は高い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 00:03:07
218123文字
会話率:51%
高山と祐樹はラブラブカップル。けれど、ある日の高山を見て祐樹は不安になってしまう。
最終更新:2014-07-17 11:41:16
9600文字
会話率:56%
私の中の一人が
将来を約束した男性と別れました。
溶けてしまうのではないかと不安になるほど彼女は泣いて
私はそれを眺めるしかありませんでした。
私の人生を優先させた
彼女に贈れるのはこのくらいの懺悔。
最初で最後の私の迷いです。
人生のスタ
ートラインにたった時誰しもが泣くもの。
その私の産声がこの小話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 05:41:07
1090文字
会話率:0%