爺さんが大学受験させられる話。
最終更新:2012-09-14 23:20:11
424文字
会話率:0%
二○六一年、四月。
ついに人間の失業率が七割を超えた。それでも、機械が全てを代行しているので、社会的には何の支障もない。働かなくとも、生活保護を受けて生きることが出来る。やがて人間は、ただのうのうと生きるだけの生き物と成り果てた。
科
学は日々進歩を遂げ、医療もまたそれに併せて充実したものとなった。全ての病気は解析され、治療法も次々と開発されていった。結果、人間は事故・自殺・他殺を除けば、裕に百年を超えて生きることすら可能な超高齢化社会となった。それに加え、『第三次ベビーブーム』により、人間は繁殖し過ぎてしまった。
ある技術士の手によって、自動繁殖阻止機(略してジハンキ)」が作られた。別名「人間シュレッダー」と呼ばれる、自殺専用機械。
いつしか生きることに嫌気がさした人間は、ジハンキで何の躊躇いもなく死んでいくようになった。
諦めと共に逝く者、絶望の果てに逝く者、安らぎと共に逝く者、もがきながら逝く者、家族を想いながら逝く者、殺される者、踏みとどまる者、家族と共に逝く者、何の理由もなく逝く者、衝動的に逝く者、幸せと共に逝く者。
※自殺と他殺と病死のオムニバスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-09 00:44:03
39511文字
会話率:29%
舞台は七十五歳を過ぎると年金の支給が止まり、八十歳以上の老人への社会保障が全て打ち切られた超少子高齢化社会でございます。頼れる身寄りもなく、一人で生きていかなければならない老人の多くはお金を稼ぐために働かなければならない、そんな社会です。
今年で七十八歳になりました私こと野澤恭子は出版社の販売促進部に勤めています。企画部が制作した新刊を多くの消費者に売ることが主な仕事なのですが、私に与えられた新刊は全く売れず、ノルマ達成は出来そうにもありません。このままでは減給はおろか、首を切られてしまいます。
そのような時に、矢萩 隼さんが私の前に現れました。彼は私に『アンドロイドを使った販売促進プラン』を紹介してきたのですが、私はこのお方を信じて良いのでしょうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 20:10:01
44444文字
会話率:43%
超高齢社会になることはどう思いますか?
最終更新:2012-06-18 22:47:11
368文字
会話率:5%
ロード大陸随一の強大国アースガルツ帝国。帝国の当主たるグランディート大帝の後宮に、女宰相クレスティアは足を踏みいれる。そこは、女たちの嘆きと怨嗟が渦巻く世界。隔離された世界の中で、彼女は年老いた皇后に微笑みかける。(この物語は「魔剣の勇者」
13までを読んでいることを前提に作られています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-06 21:05:43
4115文字
会話率:21%
少子高齢化や地球温暖化が深刻化し、人類存続の危機に陥ったときに発明されてたものは人間を異次元の世界へおくる機械。しかしその機械の安全性が確保されなかったため機械を壊すことが決定された。
…だが壊している途中に異次元と三次元を分けていた情報
核を壊してしまい次元が混ざってしまったのだ。その事故があった日から人々の生活は全く違うものになってしまうのだった…。
<ある者は魔法と化物が当たり前の次元へ。>
<ある者は人間が機会に支配された次元へ。>
<ある者は神と悪魔が戦争している次元へ。>
全ての人間がバラバラの次元へととばされたのだった。
そんな非現実的な世界で生きる人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-26 13:52:12
5189文字
会話率:50%
●あらすじ
二千XX年、少子化の波が押し寄せる中、有効な手だてを講じなかった日本は、高齢社会に続きついに超少子社会にも突入した。
慌てた政府は出産補助を手厚く支援したものの、少子化は一向に改善の兆しはなかった。
一方、保育園や幼稚園
は、数十年前に政府が急ピッチで整備した建設ラッシュが祟り飽和状態となっていた。各地で園児獲得のための激しい潰し合いが繰り広げられる中、追い打ちを掛けるように晩婚化、独身化が進行し、都心部にも関わらず遠方まで送迎せざるを得ない状況が発生していた。
この物語は、そんな時代に生きる一人の女性と、それを取り巻く一風変わった住まいの物語である。
●はじめに
ダウンロードして頂き有り難うございます。とても嬉しいです。
何度も文章は見直しているつもりなのですが、誤字脱字お詫び申し上げます。
できるだけ沢山の方々に読んで頂きたいと思い、
ミクシーページや小説ランキングに参加しております。
フォローなどのご好意を頂けると幸いです。
有り難うございました。
MIXIの方、http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=198185&from=home_members_list
ブログの方、http://sgttktm.blog51.fc2.com/
坂東 雄二折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-12-05 14:09:08
15771文字
会話率:10%
近年、少子高齢化が進む日本。だが次世代を担う子供達はどんな時でも手にはゲームに携帯電話。このままでは日本の未来がダメになる。そう考えた政府の代表は緊急国会を開き、ついに一つの解決策が生まれた。「RPGのような学校をつくっちまえ!!!」日本の
未来は果たしてどうなるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-23 07:54:30
843文字
会話率:11%
下らないオムニバス形式のお話
最終更新:2011-08-12 13:07:19
37796文字
会話率:45%
台風の日、僕が、老人ホームに入所するおばあちゃんに会いに行った話。
最終更新:2011-07-23 21:42:33
1055文字
会話率:24%
高齢の両親と娘の平穏な暮らしが、父親の脳梗塞による緊急入院で一変する。病弱だった母親はもの忘れが激しくなり、認知症が疑われる。そんな父と母の介護に加えて、別居の兄夫婦の辛い仕打ちに苦悩する日々が始まる。
最終更新:2011-05-13 10:48:08
87103文字
会話率:24%
高齢化社会が深刻化した日本で提供された介護アンドロイドが
提供されるようになった。のぶおととし子夫妻とアンドロイドの
小さなお話。
最終更新:2011-03-07 20:00:00
2409文字
会話率:21%
介護福祉士「龍御寺瞬」は名前以外はいたって普通な26歳。高齢者施設で中間管理職を務め、同棲中の彼女とは結婚秒読み。職場は上司と出世に恵まれ、順調な日々を送っていた。
しかし、近隣の中学校から職業体験学習でホームにやってきた少女との出会いが
彼の運命を変える。
年の差11歳の2人が織り成す恋愛模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-17 03:59:46
5806文字
会話率:54%
本書は、10数年前に痴呆症(当時はそう呼ばれていた。現在は認知症)になってしまった母と私(筆者)との介護会話日記である。この日記は19年前に起こった「阪神淡路大震災」から始まった。
認知症がどのような「病」なのかを、コミカルな大阪弁で「母と
の会話」を通して著した。
母と私(筆者)は二人暮らし。
「認知症」は「切ない」病である。このため「認知症」の介護は、仕事との両立が困難で、生活苦に陥りやすく、苦悩の連続で、多くの介護者は「悩み、苦し」、挙句、心中や殺人に迄到るケースが後を絶たない。いまでも、この状況はあまり変わっていない。むしろ、高齢化社会が進んできた事や長引く不況で、増え続けているのが現状である。
昨今では、有名人や芸能人等が「介護を巡って、苦悩を告白」マスコミもこれを大きく取り上げ、「介護地獄」を喧伝している。
果たして、そうか。私は、認知症の母を介護しながら「介護」は「地獄」とする風潮に「疑義」を抱き続けてきた。
母が笑ってくれれば、笑顔を見せてくれれば、それで良い。そのためには「逆らわず、怒らず、大声を出さず」に「介護は会話から」を基本に実践した。
この日記は「認知症の介護」の答えを出した分けではない。が、このような「介護」もある、と言うことを知って頂ければ、多くの介護関係者の参考になろうかと、思い、取りまとめたものである。
その母も3年前に天国へ逝ってしまった。
私は、いま「看取り後」として、「男性介護ネット(事務局:立命館大学)」を、応援するため、このブログを続けている。介護していた愛する人を亡くし、独りぼっちになった方々を「ロストシングル」と言うそうだ。この方々は、一心に介護をしてきただけに、その反動も大きく「抜け殻」のようになってしまう方もいる。「介護」が生き甲斐となっていたからである。その生き甲斐が無くなったら。
私もご同様だ。看取り後、自分がどう生きていくかを、ブログに書いていくことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-23 16:13:12
159955文字
会話率:46%
時は天長三(八二六)年。権勢を極めた藤原冬嗣の死とともに、権力は右大臣藤原緒嗣のもとに移った。
冬嗣の子藤原良房は嵯峨上皇の娘を妻に迎える厚遇を得ていたが、父冬嗣と対立していた緒嗣の権力下では冷遇され大学頭へと左遷される。だが、そこで大
学生達の支持を集めることに成功した良房は、自らの権力基盤を若者と民衆の支持に置くことを決意し、緒嗣と対決することとした。皇太子正良親王の教育係に転身した良房は、それまで二〇〇年間誰もが疑うことなかった律令制への反旗を見せる。緒嗣ら高齢者の非難を受けた良房であるが、法の盲点を突いて大規模な土地所有に乗り出し莫大な財産を築いて失業者の救済と地方の発展を呼びよせた。そんな中、淳和天皇は退位し正良親王が仁明天皇として即位する。
その頃国外では新羅の混迷が増し、日本への海賊襲来となっていた。国外対策を模索する緒嗣は新羅を通さぬ唐との折衝を目指して遣唐使の派遣に乗り出すが、遣唐使の派遣計画は国家財政の破綻を招き、経済対策に追われた緒嗣の政策は大インフレを呼び起こし、治安が急速に悪化した。良房はその対策に追われ国内の盗賊相手に武力を行使すると同時に遣唐使派遣の中止を主張するも、緒嗣は遣唐使派遣を強行に主張。出航した遣唐使船は全て遭難し百名以上の命が失われる。遣唐副使小野篁らは唐への派遣を拒否して下船し朝廷批判をした。残された遣唐使たちは命がけの航海で唐に渡り全ての船を失いながら帰国したが、緒嗣の企画した唐との折衝は確立されずに終わり、緒嗣の権力は怪しくなる。
追い詰められた緒嗣らはクーデターを企画。嵯峨上皇が病に伏した隙を狙い、配下の橘逸勢と伴健岑の二人に皇太子恒貞親王の拉致した上での決起を命じるが、これを見破った良房はクーデターを食い止め緒嗣を失脚させることに成功。承和一〇(八四三)年、緒嗣の死とともに日本の権力は藤原良房の手に渡った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-02 06:04:28
178115文字
会話率:13%
私たちは何処に向かっているのでしょう?
どこに向かって行けば良いのでしょう?
と言うお話です。
最終更新:2010-04-08 15:37:29
1263文字
会話率:12%
高齢化社会に歯止めかけるため社会に認められた薬。老人を若返らせるという効果を日々感じながら生活する、ある家族のお話。
最終更新:2009-12-03 11:40:29
8002文字
会話率:39%
私は今日も仕事を終え帰宅した。他の数名の 私 の待つ家へ。
急速に進む高齢化と、少子化による労働力の減少であえいでいた国家は最新の意識転写技術と遺伝子複製技術を使い新たな国家財政安定策を施行した。
個人情報の保護と使用方法の法律に守ら
れた中、私 は今日も働き続ける。
オリジナルの私の為に、国家の為に…そして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-12 14:50:24
2870文字
会話率:0%
小さな田舎町に、とても評判の気功治療院があった。地元の高齢患者を中心に治療を行っていたその病院に、ある日、一人の美女が訪れる。そのあまりに美しい患者の来院に舞い上がる医者と、ちょっとおバカな弟子達が繰り広げるドタバタコメディー。
最終更新:2009-06-14 08:30:54
5015文字
会話率:63%
ホテルのロビーでたまたま相席した女に若月真一郎は少年時代に憧れた少女の面影を……。出会うことが別れるほどに悲しくないかというと、そうでも……ない。例によって高齢者恋愛支援小説(^^)。
キーワード:
最終更新:2008-04-02 20:06:53
9305文字
会話率:47%
犬嫌いの男がプードルを連れて散歩する女性に恋をした。男65歳、女は68歳。例によって高齢者恋愛(^^)!
キーワード:
最終更新:2008-02-19 17:46:54
11057文字
会話率:35%
高齢者恋愛支援小説。記憶をたどりながら老女が経験する純な恋。年が年なので初恋とは呼べないが、年をとっても少女のように恋する老女の話だよ。
最終更新:2007-09-25 18:24:48
22337文字
会話率:47%