やあ、いらっしゃい。よく来たね。しかしながら、申し訳ない。先客がいるんだ。それとも暇なら、聴いていくかい? 僕と彼女の話を。ただし一つ注意してくれ。僕と彼女の会話には、ヤマもないしオチもない。だがそれでも構わないなら……騙り屋へ、ようこそ。
最終更新:2014-04-18 09:00:00
9969文字
会話率:100%
短編連作のような語りで騙ります、07地帯と呼ばれる神話のような世界で、どこまでも人間な者達がひたすら生きてたり死んでたり話してたりするそんなお話。*感覚的に勢いで書いています、とんでもなく不定期更新です。
最終更新:2013-12-08 21:18:26
13378文字
会話率:34%
隠田後示。彼のとある一日。この物語りで彼のことを語れるほど、彼は単純な人間ではない。たった一日で語りきれるほど、人生は単純じゃない。これは、自分を騙り続けた少年の痕跡の物騙り。
最終更新:2013-10-20 19:20:03
8794文字
会話率:28%
やぁ、こんにちわ。僕(わたし)は騙り屋。ちょっと足を止めて話を聞いて(よんで)欲しいんだ。もちろん興味がなければ立ち去ってくれても構わない(許さない)。でも少しでも興味があるなら聞いて(読んで)欲しい、とある壊れた人間――――殺刃鬼の物語(
にちじょう)を。なに、そんな面白い(おかしな)話じゃないよ、『さつじんき』がする事なんて決まってるからね、殺すだけさ。でも僕(わたし)は語らずには、騙らずにはいられない――――このよくあるお話を。※ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-10 23:00:00
98834文字
会話率:44%
あなたは永遠があると思いますか? それをただの言葉だと、思ってはいませんか? 永遠に憧れるその心が、美しく思えたりするだけだと、決めつけてはいませんか?
沈みゆくこの島でも、毎年かならず夏は訪れます。蝉はどうしようもなくうるさくて、強い潮
風にあてられると髪はすぐにちぢれちゃって。
その一つ一つは、玻璃(ガラス)を通した景色(キオク)の欠片。
たとえそれが砕けたとしても、その一粒一粒は、絶対になくならない原子の証。
この世は原子の万華鏡。覗くたびに模様の変わる、思い出の残照。
だから傷ついたりしないで。すくい上げたその砂は、握ってしまえば落ちるけど、でもなくなったりはしないでしょう?
逆にわたしはあなたに訊きます。
子供ノコロニ 見テイタ世界ヲ アナタハ今モ 憶エテイマスカ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 20:28:51
15539文字
会話率:26%
大神官エルヤサフの口より、第四の巫女であったミュシアが姫巫女として生きていると聞かされ、彼女の存在に一縷の希望を見出す神官のルーク。一方、そのルークの名を騙りつつ、王都カーディルへ辿り着いたミュシアは、センルやシンクノアとともに王立図書館
へ向かう。センルはカルディナル王国のブリンク、エリメレクとともに禁術許可の許しを<円卓の魔導士>から得るなど、姫巫女であるミュシアのために影で動くが、<聖竜の盾>の継承者が横槍を入れてきたことにより、彼の計画には若干の狂いが生じてしまう……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-14 02:08:33
93888文字
会話率:44%
ある日、突然襲われた主人公。危機に陥ったときに現れたヒロイン。彼女は未来からやってきた・・・。迫る命の危機。主人公は生き延びることができるだろうか。
キーワード:
最終更新:2011-08-16 17:06:45
90159文字
会話率:51%
平穏を愛する高校生、不知火《しらぬい》紅月《あかつき》。ある日、主人公の立ち位置がしっくりくる親友の光《ひかり》聖夜《せいや》と一緒に歩いていると何時の間にか見知らぬ場所に!?しかも、巻き込まれたっぽい!そんな紅月が自身の平穏のために奔走す
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-08 00:45:37
220326文字
会話率:49%
とある人達のこんな生活。特に面白くもないかもしれないそんな生活。
最終更新:2010-02-24 23:55:02
14590文字
会話率:38%
都市伝説。殺人事件。密室。引きこもり。そして探偵。
物事とは往々にして想像の範疇を超えるもので、けれど想像を超えた結果というのは想像以上にショボかったりする。夢は見ている時の方が叶えた後よりも圧倒的に幸福で、人生において起きる事件
とはすべてにおいて竜頭蛇尾である。
事実は小説よりも奇ではあるけれど、事実は小説よりも限りなく矮小なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-25 23:26:25
1370文字
会話率:0%
そこにある一輪の造花。
通常名の無いそれは少女が作った場合にだけ特別な名前を持つ。
その名は≪かたり花≫
真実と虚実と事実と虚構をかたる花。
最終更新:2009-10-12 07:40:47
6772文字
会話率:33%
27歳の志水博美は、外資系金融機関の美貌のキャリア。西芝電気の株を買占め、それをオランダの某大企業に高値で売ろうと試みる。該社は条件として北上工場を抜本的に改変、一大テクノパーク建設を提案してきた。それには江釣子村全域の土地買収が必要だった
・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-17 16:53:29
43637文字
会話率:78%
嘉永四年(1851)、前代未聞の巨大台風が岩手県北上地方を襲った。北上川、和賀川の氾濫により江釣子村の美田三千町歩が泥濘や土砂で埋まり、暮らしの立ち行かなくなった庄屋の弥ェ門は、已む無く息子の一弥を宮古の豪商、徹兵衛のもとへ奉公に出す。奉公
先で幸いに徹兵衛の一人娘梨菜の守役を仰せ付かる・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-26 14:00:13
33262文字
会話率:73%
この連載のルール:短編集。一話読み切り終了形。コメディからシリアスまで色々ごっちゃ。続くようで続かない。前回の物語から次回の物語に一人だけスピンアウト=全物語は同軸の世界観で構成しております。人物間の関連とか考え出したらきりがないのでアクセ
ント程度で。一話読み切り完了形なので気軽にお楽しみください(大事なコトなので二度言いました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-21 23:31:16
41554文字
会話率:41%