細川の馬鹿者が泣き叫ぶ。
最終更新:2012-09-05 00:07:16
2284文字
会話率:0%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%
彼女と僕は、何故かいろいろな場所に行く先々で、不思議な事件に出会う。
僕は足りない頭で、彼女は頭を殆ど使わずに、事件に、街に、殴りこむ。
最終更新:2011-07-05 10:16:15
2742文字
会話率:17%
先の大戦で東北大陸の全土を手中納めたリスティドア帝国(以下「帝国」)そこは緑に囲まれ、幾つもの川が流れ、商業地は昼夜を問わず賑≪にぎ≫わっていた。特にリスティドア城を中心とした城下町では、商業が盛んで全国の商人≪あきんど≫達がここに募って御
売業や飲食業、サービス業などを営んでいた。食料不足や労働に囚われる事のない絶対的楽園を手にした帝国。 しかし、それを手にしたのは国家権力の持つ者(王族 貴族)、商業で成功した者(大商人)などの富裕層の人間だった。 そんな楽園とわ一転して、ここ貧困街≪スラム≫では、土地は荒れ、人々は病で倒れ、帝国から流れてくる極僅かな川は、濁り汚染されていた。ここスラムでは8割以上の人間がが奴隷として働いていた。緑もなく、水も汚染され売るための物資が一切手に入らないこの地では奴隷業のほか職を持つ手段がない。富裕層の者に奴隷として雇われ如何なる汚れ仕事でも、何があっても絶対服従することが唯一許された生業。この現状も身にして反旗を翻す者(反乱軍)も少なくなかったが、帝国軍に勝利する人材や物資は無く敗北を余儀なくされいた。ここ数年では、反乱軍を立ち上げるなんて馬鹿者はすっかり目立たなくなり、みんな生きるために必死に働く・・・・でわなく、ただただ死を待つ日々が続いていた。 そんな貧民街で産まれた青年アスカンダルは、日々汚れ仕事に身を投じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-19 10:21:12
582文字
会話率:0%
オレは周りの人間が大嫌いだ。奴らは目に余る程の馬鹿だからだ、大馬鹿者なのだ。星新一さんのようなショートショートを意識したブラックユーモア作品。超短編小説大賞最終候補作
最終更新:2011-04-11 13:19:46
1447文字
会話率:13%
魔法が溢れる世界。
主人公は、とある有名な中学校に転校。
すぐさま人気者、脚光を浴びた。
だがある日、主人公はある人物に恋に落ちる。
切っ掛けに、この学校の驚惑の真実を知って___
最終更新:2011-01-16 23:34:22
229文字
会話率:12%
自由の為に、大切な人の為に、自分の道を貫く為に………どこまで出来ますか?
絶対的な力を持った王族の支配から自由をもぎ取りに行く大馬鹿者のお話
最終更新:2010-11-21 13:07:18
2222文字
会話率:26%
俺は小学校の時、悪童達と共に悪戯ばかりして、親父から大目玉をくらう事が多かった。そんな馬鹿な俺は大学を卒業し、小学校の教師となった。俺はそこの学校に真面目に勤めるが、次々と学校で問題が起こる。
最終更新:2006-08-05 22:25:56
6204文字
会話率:36%
市立紫陽花(アジサイ)女子高等学校。設備が完璧で一見お嬢様学校。だが、そこに通う今時の女子高校生は、校則を無視したド派手な化粧、ミニスカ-ト、パ-マ、脱色、エクステなどをしてくるお馬鹿者ばかり。教育委員会でも「アジサイは私立の恥だ。取り壊そ
う」などの言葉が飛び交っている。危機せまる女子校、アジサイ。そこに男子校との合併の話がもちこまれ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-07-24 12:09:31
122文字
会話率:0%