Mentor。
元は古代叙事詩の一、「オデュッセイア」に登場する賢者Mentorメントールのことで、王の息子を指導した。非常に優れた人物で人格者でもあったとされ、人生の教えを説き、道を指し示す者のことを、後にMentorメンターと呼ぶ
ようになった。良き指導者、良き理解者、良き支援者のことである。
“狭間の地”にある静謐な空間、窓の外に木漏れ日を見るお店で、ひとり静かに珈琲を飲む若者。
今日も『木漏れ日の賢者』に会いに、このお店にお客さんがやってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 22:18:43
16523文字
会話率:40%
この世界から出ていきたい、その気持ちボクだけが理解できるよ――不思議少女に誘われた少年は、ゲーム世界の能力を武器に影と戦う。魔法少女にヤンデレに、黒髪ロングの俺っ娘が入り乱れる暗黒の祭典。それでも気になるのは幼馴染みのあの子で……。現実と異
形の世界を行き来する、闇属性少年マンガ風セカイ系ファンタジー。
◆3章構成・全12話◆(1話を前後に分けているので投稿ベースでは全24回です)
Ⅰ章 始まりの物語/静謐の少女と破壊神
Ⅱ章 君だけの断章/冥界からの呼び声は彼女
Ⅲ章 失われた終焉/キミが世界を救いたいなら
(カクヨム、ハーメルンでも連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-04 14:53:14
134134文字
会話率:35%
昔々の大昔、森の奥には悪い魔女がいて、夜な夜な彷徨い出ては人に悪さをしたという。
けれど森を拓き、里が広がるにつれて、やがて魔女も住処を失い、今ではもうどこにもいない。
そういうことに、なっている。
最終更新:2018-02-18 22:36:09
1224文字
会話率:0%
ここは近未来の日本。猫の鳴き声がむなしく響く。閑静な住宅街、静謐な夜空に伸びる場違いな数多の塔。白亜の壁面からはのっぺりした印象を受ける。時折、風で揺らぐそれらは街を一夜で一変させた。
最終更新:2018-01-09 16:27:41
2009文字
会話率:48%
ある春の日に生まれた、いちまいのイチョウの葉。
彼女は、定められたように、生まれたその日から自分を美しくしようと、懸命に努力します。
その短い生のなかで、順調に成長し、色づき、美しくなるイチョウの葉。そんな彼女はある秋の日、自身の生の頂点を
感じます。生の喜びを感じます。けれども、その先には冬が、死が、ありました…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 19:12:47
7277文字
会話率:26%
あるとき〝ぼく〟は自分が住んでいた星を飛びだし〝星のうみ〟を旅しはじめます。両親や友人などと離れて、ひとりきりの旅をはじめたのです。星のうみは、星空のなかにいながら、海のなかにいるようにも感じられる不思議なところ。彼は両親に作ってもらった
小さいけれど丈夫な舟で、星のあいだを蜘蛛の巣のように伸びていく〝星のみち〟に沿って、うみを旅します。
旅の途中で、彼は多くの星を訪れます。目のない先生がいる星、かりそめの友だちがいる星、ベッドの上で悲しみにくれる男の人がいる星、光る箱がある星、人形がたくさん作られている星、そして、絶えず争いが起こり続ける星――
それらを訪れた彼は心をかき乱され、たくさんの悲しみや嘘から逃げようと、星のみちが通っていない暗いうみへと舟を進めます。そこには誰もおらず、彼はひとりぼっちで膝を抱え、心を閉ざして、舟の上にぽつんと浮かんでいました。けれども、暗いうみにも何人かのひとがいました。体じゅうに楽器をくっつけた楽器男、画家のおじいさん、まるい家に住む優しいお姉さん――彼は、彼らの考え方や生き方に、旅を続ける勇気をもらいます。彼らは自分の中に本当の自分を持っていて、だから、ひとりでも穏やかにいられたのです。
お姉さんと別れたあと、彼はこれまでで最も長い旅へと舟を進ませます。
星のみちを通っていた頃の旅とは違い、ほとんど光も目印もない孤独な旅でした。そうした旅の果て、彼は七色に輝く流れ星に出会います。流れ星は舟を追い越し、どこか遠くへ行くのでしたが、彼は星を見失わないよう必死に追いかけました。そして、ついに彼はまっしろでまんまるの美しい星、運命の星にたどりついたのでした。
そこには、彼よりも幼く見える、美しくまっしろな男の子がひとり、住んでいました。男の子は、白いエリカの木がすきまなく立ち並ぶなかにひっそりと建つ、ラクダのこぶのような白い家にひとりで住んでいたのです。その男の子は、悲しいことを一切知りませんでした。彼は、はじめそれが信じられませんでしたが、言葉を交わしていくうちに、男の子がほんとうに悲しみを知らず、なにかをほんとうに好きになれるこころを持っているのだと確信します。やがて、ふたりは同志となり、穏やかな毎日をすごすことになります。
しかし、その日々は永遠にはつづかなかったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 20:53:57
58577文字
会話率:38%
毎年帰ってくる季節と香り…
最終更新:2017-11-20 23:19:41
526文字
会話率:0%
人々に忘れ去られた淵源の地・オブリヴィオール。そこは魔力が溢れ、神々と多様な種族が共存する聖地であった。しかしある日、世界の静謐を保つ核 REOLA ーレオラー が崩壊し、神々は姿を消した。滅びゆく大地に残された者達は絶望し、生き残るために
争いを始める。数千年の後、未だ繰り返される争いの根源を断つため創設された多種族同盟騎士団・サリュトの団長は、一人の少女に出会った。
彼女の名は“リティエラ”ーー戦火で全てを失い、世界を変えるために悪魔と契約を交わした亡国の王女である
永遠に巡る時間の中で繰り返される邂逅と永訣…かつて聖地と謳われた大地に秘められた、数多の罪と開闢(かいびゃく)の物語とは?
これは戦い続ける少女と悪魔の、永い聖戦の記録折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-14 23:33:32
9055文字
会話率:37%
ヘルダーリンの狂気の晩期詩篇より究極の平和と静謐のナトウールを読み解く
キーワード:
最終更新:2017-11-09 11:59:11
1223文字
会話率:16%
静寂 静謐さ 冷気
空間に満ちる死のため息
即興小説トレーニング、15分の時間制限、「夜と墓」というお題で書かせていただきました。
最終更新:2017-09-15 23:26:04
256文字
会話率:0%
「僕はーー神だ」知らない少年が呟いた。日常に紛れ込んだ異物に、誰も反応を返せない。時が停められたように音は消え去った。鳥の囀ずりも窓から吹き込む風も、心臓の鼓動も瞬きのために下ろされる瞼の音も、しない。無理矢理に生み出された静謐な空間に、再
び、音が落とされる。「この世界は、終わりだ」ーーと。×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
滅ぶ世界の全面戦争《フルコンバット》(ほろぶせかいのフルコンバット)と読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-07 23:00:00
17434文字
会話率:32%
私の中の静かで平和な時間。
最終更新:2017-06-21 15:31:53
291文字
会話率:0%
――彼女がこの部屋に戻ってくることは、もう、なかった。
残された僕と彼女の黒猫。
過去と現在が交差する静謐な時間は、いまゆっくりと変わろうとしていた。
流される毎日の中で繰り返される自傷と赦し。
彼女のために涙を流すことができれば、本当の悲
しみがようやく訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 22:00:00
35375文字
会話率:35%
十二歳と四ヵ月の終わり、世界に窒息した。
哀れみは弱き者へ葬る、強き者の自己陶酔だ。強者は俺を哀れみ、俺は、俺の下で散った花(弱者)を哀れんだ。壊れていく音は、霧雨の静謐さにも似ている。それは優しく刹那を奏で、消滅した。
キーワード:
最終更新:2016-06-16 21:29:54
41759文字
会話率:48%
閉じられた森で男は運命に抗う。
閉じられた森で女は運命を受け入れる。
守人は森を守り、竜の巫女は祈りをささげる。それが役目だと信じていたが。やがて彼らは本当の意味を知ることとなる。
静謐で残酷なシリアスファンタジー。
年齢制限を
かけるほどではありませんが、大人向けです。
自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-02 19:43:42
19985文字
会話率:28%
お父さんを殺した男を殺すんだ、七海のこの手で——。
淡い月明かりに照らされた静謐な夜、父親が惨殺された。
幼い七海は復讐を誓う。
父親の親友で七海の親代わりとなった拓海とともに。
※作者本人による本家サイトからの転載です。
最終更新:2016-05-28 12:01:18
107718文字
会話率:45%
僕は、夕暮れどきの駅のホームでその静かな男と出会った——。
医学生の「僕」、佐々山譲(ささやまじょう)とロットフォードの「私」、レヴィン・アンドリューズ。二人の前にはいつもチェスターコートの男が佇んでいた。憂いに満ちたうつくしいアンバーの瞳
を、やわらかく細めながら。
過去と現在が交錯する、静謐な幻想小説。
(2016/3/6完結しました)
カクヨムさんにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880429293折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 10:49:16
54295文字
会話率:48%
ここは自らの思索にふける所
最終更新:2015-11-01 00:00:00
227文字
会話率:0%
ツイッター約10回分の、誰も得をしない独り言。なんかすいません。
キーワード:
最終更新:2015-08-20 10:48:54
1303文字
会話率:0%
華やかなる王宮、華やかなる都市クレーエキッツェ。
貴賎を問わず、老いも若きも惹きつける。
その中で切り取られた一日。
使用人たちが走り回る朝に、王子王女、貴族たちが送る優雅な昼。
神父たちの静謐の裏にある危険な夕方。
怪人黒鴉が飛び回り、後
ろめたい秘密を食う悪人はびこる夜。
一日の終わりに起こるのは――
※群像劇です。色々入り組むと思うので、章名でわかりやすくするつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-16 12:42:56
147759文字
会話率:38%
大雨の日に志郎の店にやって来た客が店のBGMにと勧めるのはカーラ・ボノフ『ささやく夜』。静謐で心地よい彼女の歌声に導かれるように、男は叶わなかった想いをつい口にする…『ギムレット』『ジッポの揺れる炎』と同じバーを舞台にした連作の第3弾です。
今回は実在のアルバムをモチーフにしていますので、機会があればぜひ実際の音源を聴きながらお読みいただくことをお奨めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 02:24:34
7509文字
会話率:56%