祖母の訃報を受けて四国に向かった、山陰海原テレビ記者の榊守(さかきまもる)。
葬儀は分家である柏家の手によって厳粛に行われ、その参列には東里の神楽寛三・ミキ親子、藤本由美の姿もあった。
そんな榊家の過去を知るのは柏家大叔母の柏香織(かしわ
かおり)。謎の紳士・佐山の存在を含めて誰も語ろうとはしない閉ざされた榊守の過去と、榊の本当の正体とは?
そんな彼らをよそに、世界は悲しい瞬間――2011年3月11日を迎えようとする……。
前作、西暦2010年の至って普通な地方の街、東里(とうり)市から四国の地方の街、西川市を舞台に起こる、こう見えて魑魅魍魎の類いが見える、色々訳ありな30代オッサン主役の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:00:00
54982文字
会話率:49%
私の婚約者は外国に留学している。
彼がもうすぐ帰ってくるというので、私は再会できる日を心待ちにしていた。
ある時、私は不運にも暴漢に襲われてしまう。悪いことは続くもので、その後すぐに病気になってしまった。
体調が優れない中、私は婚約者との再
会だけを心の拠り所にしていたが、帰国した彼は開口一番こう言った。「君との婚約を破棄したい」と。
気持ちが離れてしまったのなら仕方がない、と私は後ろ髪を引かれる思いで承諾する。でも、その代わりに一つだけわがままを言わせてもらった。
「別れる前にもう一度だけ私を抱いてくれませんか?」とお願いすると、彼はわがままを聞いてくれた。
そして、半年後。私のもとに彼の訃報が届いた。さらに、彼の新しい恋人も後を追うように亡くなってしまったそうだ。
──主治医が言うには、二人が死んだのは私が原因らしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 21:25:52
6406文字
会話率:31%
冒険者ギルドに所属している剣士デセオの元に、自分の師匠であり恋人であるエルフの魔法使いカルマがクエスト中に亡くなったとの訃報が届く。カルマの死に心を痛めていると二人で暮らしていた家からカルマの日記を発見した。自分との出会いから一緒に乗り越え
た冒険など当時のカルマの心境を確認しながら振り返っていくデセオ。だが、デセオにはカルマに隠していた本性があり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 00:00:00
46884文字
会話率:36%
アーマット王立学院に通う15歳の少年ライト・ストラーグは落ちこぼれだがまったくめげない。
ギリギリの進級を繰り返してきたのは、ひとえに契約している精霊が弱すぎるためだった。
4回生も半ばという折、実家のストラーグ男爵領から兄の元に祖父
の訃報が届く。
葬式のため帰省を余儀なくされるが、ストラーグ領内を暇つぶしに散歩をしていたある日、ライトはとある少女と出会う。
その出会いはライトの運命を大きく変えていくこととなる。
これは、弱すぎる精霊と契約しても悲観せず努力をし続ける少年ライトが国に、大陸に、世界にその名を轟かせる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 23:23:50
65824文字
会話率:36%
冴えない底辺作家。俺の代名詞なんてそんなモンだろう。
今日もパソコンの前に座り、己の妄想をぶつける。
そんないつもの日常だったはずが、とある訃報をキッカケに思わぬ再会を生んだ――
最終更新:2022-07-11 19:14:16
3061文字
会話率:19%
30歳目前、付き合って9年になる彼女との結婚を、真壁遥河は決めきれずにいた。それは、一人の忘れられない存在のせいだった。10年以上蓋をしてきたその人への気持ちは、一通の訃報によってこじ開けられた。”川本伊澄が死んだ”。
高校2年の夏、ズ
ル休みをした平日の図書館で出会った、どこか儚く不思議な魅力を持つ青年。それが川本伊澄だった。共有した短い時間の中で彼が教えてくれたのは、ブルースターと『仮面の告白』と、”好き”。
伊澄との記憶をたどり、付けていた”仮面”を取ったとき、遥河が出した答えとは―――。性と愛の狭間でもがく男のヒューマンストリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 02:34:49
25211文字
会話率:66%
安倍政権が治安を劇的に改善したことを今後の教訓とし、よりいっそう平和な国に日本を変えていくしかない。
最終更新:2022-07-09 19:55:56
687文字
会話率:0%
写真コンテストの為に護国神社を訪れた二人組の女子小学生は、そこで年季の入ったラジオ塔を発見する。
少女の一人が悪戯心でボタンを押した所、ラジオ塔からは予想外の番組が聞こえてくるのだった…
※本作品は、夏のホラー2022参加作品で御座います。
最終更新:2022-07-07 19:52:18
3046文字
会話率:30%
大好きだった芸人さんの突然の訃報。
まだーー、受け入れられずにいます。
最終更新:2022-05-11 23:30:20
200文字
会話率:0%
お笑いタレントの方が自殺したニュース。
自殺はいけないと思うけどきっとそこに至る心の動きがあったんだろうなぁというお話。
最終更新:2022-05-11 15:06:43
900文字
会話率:0%
ひとつ年下の従妹『千尋(ちひろ)』の訃報を受け、数年ぶりに母方の田舎へと赴いた『万里(ばんり)』は、通夜の最中にセーラー服の少女に話し掛けられる。
「あの、もしかして万里くんですか?私、千尋です」
幽霊となった従妹と田舎の町で幼き日の記憶を
辿る、ちょっぴり切ない恋愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 23:31:08
98688文字
会話率:49%
伊達賢一は近所のコンビニで働く傍らでアマチュア漫才の活動もしていた男。彼が34歳になった誕生日の翌日、通勤中に女性の飛び降り自殺を目にする。そして仕事終わりに漫才コンビの相方の訃報を受ける。その翌日、目を覚ますと20年前の自分になっていた。
20年前に存在しないスマホを片手に人生を変えるミッションに謎の女・高木玲とともに彼は臨む――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 19:00:00
14504文字
会話率:59%
母の訃報を聞いたとき、自分の目を疑った。
最終更新:2022-04-06 20:00:00
2401文字
会話率:47%
高校二年生の黒木裕也は、かつての仲間たちに会うために一年半ぶりに帰省した。仲間たちの歓迎を期待していた裕也だったが、待っていたのは仲間の一人、近藤海斗の自殺という訃報だった。
海斗の自殺に疑問を持った裕也は、海斗の死を調べ始める。しかし
ほかの仲間はなぜか非協力的。ますます海斗の死に疑問を持つ裕也は更に調べを進めるが、そんな矢先裕也は一人の仲間に殺されてしまうのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 03:08:54
5146文字
会話率:61%
一つの連絡は、信じがたいことであった。
その事実は、人の気持ち、人生すらも変えてしまうことなのかもしれない。
不運な交通事故。
世間からすれば、静かに語られることかもしれない。
けれど、被害者家族の気持ちはどうなのか。
突然
の訃報は本来、楽しみにしていたはずの日常を簡単に奪っていく。
それは誰かに話すことなんてできない。
それなのに、この寂しさ、辛さを胸の奥に押し殺すのも辛いだけになってしまう。
伝えることのできない辛さはどうすればいいのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 14:47:35
29514文字
会話率:2%
修学旅行と言えば一回ぐらいは経験があると思う
なぜか売ってあるドラゴンが巻き付いた短剣のストラップ
俺はそれ・・・ではなく、その隣にあった健康長寿のドラゴンの置物をじいちゃんのお土産として購入した
それから数年後
当時中学生だった俺「巽夏
彦」も立派な真っ黒社畜
毎日終電どころか会社に泊まる始末
「もう辞めたい」と思いながら仕事をこなす中、俺に届いたのはじいちゃんこと「巽龍之介」の訃報だった
流石に慶弔関連の休暇ぐらいはきちんと取らせてくれる
俺はじいちゃんの葬式と遺品の整理をしに、田舎へと戻っていったのだ
そんな中、爺ちゃんの介護をしていた寅江さんより、俺は中学時代の修学旅行で購入した健康長寿のドラゴンの置物を預かった
じいちゃんが大事にしてくれていたようで、それは昨日買ってきたかと思うぐらい綺麗なまま
だからだろうか
例え、百年間大事にしていなくても
例え、職人の手ではなく、機械で作られた量産品であっても
「大事にされていた」という事実だけで「この子」はこの置物についてくれたのだろうか
拝啓、じいちゃん
貴方が旅立ってから一週間が経ちました
俺は、じいちゃんが大事にしてくれていたドラゴンの置物の付喪神を名乗る「りんどう」と共に暮らしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 02:17:09
1092064文字
会話率:59%
祖父の訃報に慌てて帰省した私は、祖父が持っていたという謎の壺を手渡される。
「一緒にあなたの写真があったから」と渡された壺だったが、私には何も覚えもなかった。
意を決して壺を開けると、その中には……。
最終更新:2022-02-13 12:00:00
3287文字
会話率:9%
ワクチンの大規模ブースター接種が始まり、それとともにオミクロン陽性もうなぎ登りです。著名人の訃報も毎日のように紙面を占め、不穏な世相に愕然としますが、そんなときでも義賊がいるのだと聞くとほっとします。新コロみなし判定などふざけた世の中ですが
、しっかり生き抜いていきたいものです。
(おなじようなのツイッターに投稿。もちろん誰にも読まれてませんが、あははは)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 04:32:09
366文字
会話率:100%
『追悼、西村賢太』
突然の訃報を受け、西村賢太について書いた、評論的文章。
最終更新:2022-02-05 17:26:53
400文字
会話率:25%
令和3年12月。これ以降、私たちは、『えんじょう』後の世界を生きることになった。
※本エッセイは、追悼エッセイです。タイトルは釣り要素たっぷりですが、釣られてしまった方、怒らず、ちょっと覗いていってください。
最終更新:2022-01-30 07:00:00
4067文字
会話率:8%
2021年8月7日、一つの偉大な『歴史』が幕を下ろしました。
最終更新:2021-09-06 16:28:14
836文字
会話率:0%