藍坂アキトが放課後の教室で見たのは、同じクラスで隣の席の優等生、間宮ユウがブラウスのボタンを空けて胸元を露出させながら自撮りをしている姿だった。
逃げようとしたアキトだったが、
「これでもう、私に逆らえないね」
ユウは優しい笑顔を浮かべ
ながらアキトに自分の胸を揉ませ、証拠写真を撮って脅迫した。
写真で逆らえなくなったアキトはユウが自撮りをしていた理由――裏垢女子であることを共有させられ、写真撮影の手伝いをするようになった。
「秘密にしていてくれるなら――いい思い、させてあげるよ?」
しかし、表の顔のユウは優等生の姿を崩さない。
学業優秀、先生や生徒からの信頼も厚いユウは、アキトに対しても同じように接していた。
「本当に優しいやつは言われる前にやってるって」
「……それでも、やっぱり優しいと思いますよ?」
微笑むユウは、間違いなく優等生だった。
だけど、放課後は裏垢女子としての裏の顔を見せる。
ユウは秘密にしてくれる分の対価としてアキトにパンツやおっぱいを見せるだけでなく触らせたり、写真までも送るのだった。
「夜のおかずにでも、と思って」
「無駄な配慮ありがとな。……マジで要らねえ」
表と裏。
二つの顔を使い分ける優等生で裏垢女子な美少女との、ちょっとエッチな学園ラブコメディ。
少しでも面白いと思ったらブクマや評価をしていただけると嬉しいです! 執筆のモチベーションにも繋がりますのでよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 20:15:26
199482文字
会話率:42%
表の顔は中華料理屋のウエイトレス、裏の顔は殺し屋。そんなマーヤのもとに依頼の電話(?)が入る。
Twitterの百合企画「殺伐感情戦線」の第102回「電話」に参加するために書きました。
最終更新:2022-04-24 19:33:13
2924文字
会話率:46%
白鳥翔太は小峰中学校3年3組の担任である。教員になって3年目、31歳。前職は超一流商社。生徒から慕われ、充実した教員生活を送っていた。だが、彼には教員という表の顔の他に、ネットモンスターという裏の顔があった。匿名で不特定多数の者に誹謗中傷
を繰り返し、その筋からは「炎上キング」と異名を取る有名な存在だった。彼の犠牲になって心身に不調をきたした人間は数知れないといわれているが、実際のところはわからない。ある日、彼のスレッドに「おまえの正体を明かす」という書き込みがあり、また別のサイトに「小峰中学校に変態教師がいる」というつぶやきが載った。彼は変態教師が自分のことを指しているのかわからないので、不安がよぎりつつもしばらく静観することにした。生徒たちは変態教師を詮索し始め、何人もの変態教師の候補が上がった。その中に白鳥は含まれていなかった。教員の中にはそれなりに訳ありの者がいた。さて、白鳥翔太の正体は白日に晒されるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 00:00:00
61896文字
会話率:28%
宮廷菓子職人のシャトレー伯爵は娘レーゼと妻のプレジールをこよなく愛する日々を送っていたが・・・。王家から愛する娘レーゼを婚約者に望まれ諸々事件にも巻き込まれてしまう。だがシャトレー伯爵領は今日も安泰なのです。
ゆるほわのチョイギャグで楽し
んで読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 23:00:00
22113文字
会話率:34%
表の顔は喫茶店員、裏の顔は人知れず悪霊を退治する退魔官。いつものように、喫茶店を訪れる人々を悪霊から守っていた彼らは、常連の女学生が身につけているアクセサリーに術がかけられていることに気づく。そして同じ手法で、彼らの身近な人間がターゲットに
なっていた。彼らは果たして救えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 00:00:00
39554文字
会話率:47%
男女分け隔てなく愛せる男の異名を持ち、クラスのトップカーストにいる主人公・五味陽人(ごみはると)。だけど、それは表の顔。彼の裏の顔は異名とは大きくかけ離れ、とんでもないものだった。これは表の顔と裏の顔。両方をうまく使い分ける陽人の話
ヒロ
インや周りの人間達は彼の本性を見抜く事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 23:35:34
180010文字
会話率:62%
とある世界の北国で。鬼の里に住む14歳の少年、カツジは里の風習に習い旅に出ることになる。
「お前は、異種族が交わる巨大学園『アナスタス』に通ってもらう」
しかし、鬼の象徴である角を持たないカツジは特例として学校で修行することになった。
学校がある街に行く途中、カツジは不幸にも賊の襲撃にあいその場で命を落としてしまう・・・と思われたが
「儂、ふっかーつ!!」
里を出る際に渡された数珠の中に眠っていた存在に体を乗っ取られる形で蘇った。
しかもその存在は世界最強の鬼、鬼神と呼ばれるものだった!
自分の体でやりたい放題する鬼神とそれを許さないカツジ。二人はいがみ合いつつも互いに絆を深め認めあっていく。
表の顔はただの人、裏の顔は最強の鬼神として世界中を翻弄していく学園ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 02:44:28
418577文字
会話率:55%
「ステラ。君との婚約を破棄させてもらう」
そうのたまった大好きな婚約者は、ヴァンパイヤだった。
時は流れて、ステラは16歳の美しい令嬢になった。
表の顔は普通の伯爵令嬢のステラだが、裏の顔は伯爵領内を守るヴァンパイヤハン
ター。
元婚約者でいまは従者のノクスとバディを組み、領民を脅かすヴァンパイヤを狩っている。
「俺は君と結婚するかわりに、君の従者になる」
数年前に交わした約束の通り、ノクスは麗しくも妖しい完璧な従者として、ステラを支えているけれど……?
「大好き、ノクス! 結婚して!」
「そのセリフ、何度目ですか?」
幼馴染を絶対に振り向かせたいハンターお嬢さまと、そんな彼女を深く想いながらも、ヴァンパイヤになってしまったことで一歩を踏み出せずにいる吸血従者。
恋愛模様は一進一退のふたりが、ヴァンパイヤハントに領内を駆け巡る物語。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 20:36:30
101274文字
会話率:41%
ドニエ公爵家の双子シルヴィとアネットは、美人姉妹で有名だった。
だが、妹のアネットは表の顔と裏の顔に差がありすぎた。
人を見下すことで優越感に浸るのが大好きで、誰かが幸せそうにしていれば影口を言い、その幸せを壊しに行く。そんな裏がある一方、
表では美しき公爵令嬢として男性貴族たちの賞賛を集めることに余念がない。
そんなアネットは誰もがうらやむような、すごい相手と婚約してまわりを見下したいと思っていた。
王太子ジェラルドが留学先から帰国したのを知ると、シルヴィや友人たちを押しのけて彼に近づき、とうとう婚約者の座に納まる。歓喜の頂点に達したアネットは、高笑いをしながら自慢しまくるのだが……。
そこから転落するのは想像以上に速かった。
承認欲求をこじらせすぎて、自ら墓穴を掘って破滅に向かうアネットの隣でシルヴィは……。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「アルファポリス」様と「pixiv」様でも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 20:33:10
42129文字
会話率:35%
ごく普通の高校生、冬馬が出会ったのは学校一の美女、智香の普段と違う顔。
恋愛に発展することなく、自分の想いや考え、今までの歩みをひた隠しにしてきた2人が肉体的な関係を持って徐々にお互いを無意識で求めあっていく。
変わらず学校では表の顔を持
つが2人の時間になると素の自分でいられる心地よさ。
その中での葛藤や嫌悪、大人になるのが早過ぎた高校生の変化を描くヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 23:01:27
2301文字
会話率:36%
■あらすじ
所轄の刑事でありながら同時にヤクザの比寄組の組長をしている白沢正義の元へ、かつて「宮浜龍太が仮出所して命を狙っている」という知らせがくる。
対して、警察庁で監察課に勤めながら、ヤクザの北方組の組長を父に持つ松ヶ浦法子は、監察
課の権限で比寄組のことを調べていた。その中で宮浜龍太が仮出所したことが判明した。父にそのことを知らせると、今度は謎に包まれている比寄組の組長について調べるように頼まれる。
かつて恋人同士であった正義と法子はお互いの本当の姿を隠しながら、刑事と警察官僚の立場で会う。その後、正義の元に法子が比寄組と敵対している北方組と関係があることが判明する。同時に宮浜が比寄組の組長を探すために組員への暴行事件を起こしていた。その中で正義は、宮浜と法子を比寄組が持つ採石場へ来るように誘導するが・・・。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載。
■所感
・数年前に某文学新人賞に投稿した『正義の行方』の続編を書くつもりで用意していたネタを流用して書いてみました。そのため、情報の整理がうまくいっておらずにアレ?と思う箇所もあるかもしれません。
・今回は正義と法子の二人の視点を交互に行き交う多視点に挑戦してみました。8000字程度であれば、主人公一人の視点だけで書いても問題ないんですが、今回はコンテンツの関係でそうしてみました。うまく書けているか心配です。その点感想など頂けると嬉しいです。
・プロットの段階では採石場でのアクションシーンを盛り込む予定だったのですが、字数の関係でカットとなりました。
・ちなみに元ネタになった『正義の行方』については文学フリマにて頒布しています。これを読んで頂ければ、今作もより楽しんで頂けると思います!
https://c.bunfree.net/p/tokyo32/15602
次回5/16開催の文学フリマ東京にも持って行く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 00:00:00
7880文字
会話率:30%
この世界では吸血鬼と人間が手を取り合って暮らしている世の中。
しかし実際には『手を取り合って』ではない。吸血鬼が上に立ち、大勢の人間達を管理しているのが今の社会だ。
そこを統治している管理組織プロメテウスには、表の顔とも呼べる広報室がある。
主な仕事は吸血鬼と人間の間を取り持つ事。なのに何故か。反乱分子の制圧やドラッグで大暴れする吸血鬼を拘束するなんて荒事まで舞い込んでくる。
人間のシラハ・ミズノセはそんな広報室に所属し、仕事は出来るが癖のある室長スメラギの補佐官を勤めていた。
これは吸血鬼嫌いでクールな人間と、どうしようもなくこじらせている人間嫌いな吸血鬼のバディもの――――のような物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 20:20:06
60051文字
会話率:43%
ニムトの街にある小さな喫茶店、喫茶木漏れ日。ここはマスターはぶっきらぼうだが作るものはどれも絶品。ウエイター、ウエイトレスは愛想がよく、評判の繁盛店だ。だが、それは表の顔であり、裏の顔はとある仕事。依頼があれば何であろうとそれを必ずやり遂げ
る。合法的に裁けない非合法の悪を、非合法に裁く。毒を以て毒を制し、彼らは悪を認めない。
一般人には手を出せない貴族、証拠を残さない犯罪者。自分たちの望みを果たす為、マスターと従業員たちは、今日も人知れず悪を狩る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 19:12:14
24993文字
会話率:77%
異世界召喚被害者の会。( https://ncode.syosetu.com/n1418ef/ )の小話集。
異世界召喚被害者で作る被害者連絡会、その代表を務める寺井だが、帰還事業が終了した今、日本での表の顔は一介のサラリーマン技術者。
召喚の濫発で荒れた世界を立て直したのも今は昔、生まれ育った世界に戻って気楽に半引きこもりの技術者生活を楽しんでいたはずだったのに、再召喚されて術者を張り倒したところからまたまた暗躍する羽目に。
楽隠居もできず舞い戻る羽目になった異界の魔導師の、これは『こちら側』での日常のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 08:13:24
54984文字
会話率:58%
捨てられた少女は伝説の剣士に生き抜く力を与えられ育つ。表の顔・裏の顔・男の顔・女の顔・影の顔・光の顔……様々な顔を使い分け暗躍する彼女の物語。魔法ー剣ー暗殺ー勉学、すべての分野において完璧な彼女に与えられる試練とは? 究極の不定期投稿!覗い
て行ってくれたら嬉しいです〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 09:09:41
10004文字
会話率:23%
弓木探偵事務所は依頼がなく、のほほんとした職場だ。
だがそれは一般的な表の顔で、裏の顔も持ち合わせていた。
最終更新:2021-06-25 00:00:00
32825文字
会話率:50%
表の顔はおしとやかな令嬢。
でも、裏の顔は赤いフードを被った謎の最強冒険者!?
エルバルク家の令嬢、キリナは他に誰も持っていない激レアスキル『スキル枠無限』の適正があった。
この世界では普通なら、スキル枠はどんな人間でも五枠。
だから
できることが限られてしまうのだが、スキル枠が無制限のご令嬢は適正のあるスキルを全部取得していく!
そんなことをしているうちに、王国最強の人間となってしまい、その力を役立てるため、身分を隠してこっそりと冒険者になったのだった。
正体がバレないよう、こっそり暗躍する毎日です!!
※現時点で8万文字執筆済。毎日更新します。
※かなり気軽に読める物語です。一話あたりの文字数も少なめなので、時間の空いた時にさっと読んでもらえるだけで嬉しいです。
※「アルファポリス」さまにも改稿前の同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 19:15:44
91633文字
会話率:27%
「エヴリン・アッシュクロフト公爵令嬢、君との婚約は破棄する! 新たな婚約者はここにいるアリス・アバーナシーだ!」
僕――イーサン王子は、卒業パーティの式場で大声で告げた。
突然のことに動揺する令息令嬢たち。
僕を見上げ、呆然と立ち尽くす
エヴリン。
そして僕に肩を抱かれ、顔を俯けるアリス。
そう、僕は見ていたのだ。
エヴリン公爵令嬢という表の顔に隠された本性を。
「エヴリン! 君がこのアリスを階段から突き落とそうとしたのを僕は見ていたんだ!」
「君はアリスの教科書を秘密裏に捨てた! 僕は見ていたんだ!」
「さらにだ! エヴリン、君が取り巻きの令嬢たちを差し向けて彼女をイジメているところも見たんだ!」
「まだまだあるぞエヴリン! 君が彼女の靴を隠すところも、君が彼女の生まれを馬鹿にするところも! 君が足を引っ掛けて彼女を転ばせたところも見た!」
「彼女に対して公爵令嬢という立場をひけらかして威張り散らしてるところも! 彼女を黒魔術で呪っているところも! 学食に焼きそばパンを買いにパシらせてるところも! 靴に画鋲を入れるところも、僕は全部全部見ていたんだ!」
そう、僕は全部見ていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 12:04:09
4158文字
会話率:26%
「南さん、お慕い申し上げております……! 貴方がいれば、他に何も望みません!」
「ああでも、私と南さんはヴァーチャルでは仲良しだけど、リアルではただのコンビニの同僚なのです……」
「私がVtuber堕天シーカーだと身バレしてしまいましょ
うか? いやでも、そんなの恥ずかしすぎますっ! 自分が厨二系ツンデレ堕天使の正体だなんて、口が裂けても言えません!」
「あぁ、いったい私はどうすればいいのかしら……」
表の顔はコンビニで働く大人しい女子高生、阿天詩歌! 裏の顔はVtuber堕天シーカー!
身バレしたいけどしたくない! 彼女の曲がりくねった恋路はどこに辿り着くのか!
ヴァーチャルとリアルが交錯する近未来青春ラブコメ、開幕です!
※切りの良いところまで書き終わっています。変なところで終わることはないので、安心してお読み下さい。十万字くらいです。youtubeに先行して音声版を投稿しております。https://www.youtube.com/channel/UCDnJeX2u0PbZQW_TspceY1g折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 17:31:09
64671文字
会話率:33%
イギリスの大学に留学した清田涼音。念願の研究を進めるため、司祭・宗教学者・精神分析家の三つの肩書きを持つ天才学者、フィン・レディと知り合う。学者としても人間としても魅力的なフィンに涼音は次第に陶酔していく。しかし、それはフィンの表の顔に過ぎ
なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 14:57:10
13655文字
会話率:52%