——違う! こんな醜いもの、愛せない!
錬金術師と呼ばれる存在がいる。
魔術では再現ができない摩訶不思議な術を行使し、時に国すら滅ぼすほどの力を持つ彼らは人間では制御できない厄災として忌み嫌われていた。
人々は彼らを放置していること
しかできなかったが、時間が経つに連れ魔術の研究が進み、次第に錬金術師は魔術師により淘汰されて行った。
かつては力を持っていた錬金術師もいつしか完全にその姿を消し、人々は団結して魔物の恐怖に争い始めた……はずだった。
しかし、そんな世に錬金術師として生まれてしまった少女が一人。彼女は魔術師として世に紛れ、冒険者として力を振るいながらも密かに錬金術の研究を続けていた。
錬金術師でありながら魔術師として、いまだ子供でありながら大人として、人間ではないのに人間として偽りの自分を演じる日々の中で、彼女は本物の愛情を求めて冒険をする。
これは、全ての人間から迫害された錬金術師の少女が灰色の世界を自分だけの色に塗り替える冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 21:11:37
21470文字
会話率:43%
終焉の先に広がる世界はとても歪な形をしていた。
自然に溢れる緑の世界と、文明に溢れる灰色の世界。
それぞれ異なる世界が重なり、奇怪に歪んでいた。
陸は大きく変化して、それに伴って海も変化する。当然ながら国は幾つも滅んだ。
人間、亜人、魔
人などのヒト種の関係……動物、魔物、幻獣、精霊などの自然界に生きる生命体の関係……あらゆる関係が著しく変化していた。
命が歩む変化の道は滅亡か発展か、或いは停滞か。
本作は続き物ですので、本作を読まれる前に前作を読む事をお勧め致します。
前作→https://ncode.syosetu.com/n7309fx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 20:00:00
210239文字
会話率:35%
ある日突然いなくなったクラスメイトの涼宮楓。高校三年生の土方光士郎は、その人を追いかけるようにして、その人がいるかも知れない世界に迷いこんでしまう。しかしその矢先、山賊に襲われた村に出くわし、そこで少女・マリーと出会う。
そこで光士郎
は、マリーを身を削るかたちで救い出すも、そこからさまざまな人たちとかかわりあっていく。ある時は王国の上位騎士、また王国の戦うお姫様。三人の魔女見習いと、狼の王様。また黄金色の世界の人。
ただしそれは、ひとつの大きな争いのなかの出来事。光士郎はその争いの中へどんどん捲き込まれながら、涼宮楓を探していく。
そして、涼宮楓もまた、世界を裏返すようにこの世界を彷徨い歩くのだった―――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 14:44:25
30506文字
会話率:30%
「今日から『あやちゃんが防御ができるようになるまで特訓』しようね!!!」
日本、神奈川県。
いじめられ確定の弱すぎる異能─「照明を作る」を得て絶望し、高校の入学式で幼なじみを失ったわたし「あや」は、のちの親友、天才的なお嬢様「こまち」と
出会う。
その時そう言われ、わたしはとりあえず「異能の混じる世界で虐められないために」トレーニングを続けた。
そして約一、二ヶ月が経ち、なんと!!わたしの異能は特殊部隊を吹き飛ばせるレベルに!? 一般能力者相手五人くらいなら秒殺! 上級者相手なら二分くらいで倒せる──!!!?
家の壁に刻まれた、倒した異能力者の数が増えていく!! この作業が意外と楽しい♪
「あやちゃん、最強を目指そうよ!二人で!!」
ある日突然こまちに勧められ、黒髪、カチューシャ、赤い瞳のわたし「あや」と、ブロンド、くるくるのツインテール、お人形のような「こまち」は──ついに無敵(仮)コンビを組む!!
だがそこにたちはだかったのは…日本で猛威を振るい、次々と大手会社を足元に置く異能集団──第48県だった!!!
そんなとき、次々と真実がわたしを襲った──入学式の時に失った幼なじみが実は生きていて、第48県に利用されていた!?続いてこまちが連中に捕まって虐待を受けている!?ついに、わたしは決心する───。
「あの県は、わたしが潰します……!!!」
次々と県の関門を突破するわたしは、ついに最高権力者の下にたどり着いた。
が、そこで待っていたのは、屈強な自衛隊でも、精鋭の騎士団でもなかった。
───たった9歳の、異能少女「心無・手無・一音(ココナ・シュナ・イオン)」だった……!?
本当の愛に飢えた「一音」と、喪失の命に狂った「あや」は、七日間に渡る国規模の戦乱でついに決着がつく……!!
黒色の世界を太陽よりも明るい光で照らす、ランタン少女が最強になる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 22:00:00
67841文字
会話率:35%
8歳になると、属性と才能が鑑定される魔法と迷宮のある世界で、追放された少年がひとり、己が運命に抗い成長していく冒険ストーリー。
*前書きに「※」のある話はエロ注意です。
最終更新:2021-05-29 00:00:00
253036文字
会話率:39%
降り立つは一色の世界、巡るは五色の世界。
最終更新:2021-05-13 19:07:50
2016文字
会話率:0%
何を考えてるかわからない、ミステリアスそんな呼ばれ方をされてきた以外、ごく普通の生活をしてきた楠奏向は高校1年生の夏、1年2組の教室で天才jkマルチクリエイターとして有名な九条ツグミに出会う。
ツグミが事あるごとに奏向の後をつけはじめてから
1週間が経った。そこで交わされた約束が、生きる意味も見つからずただsnsを見ているだけだった灰色の世界に、数本ネジが外れたツグミという色彩の暴力が奏向を襲う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 16:00:00
10488文字
会話率:27%
しがない会社員として日夜労働に励んでいた神野太晴。そんな彼が3日間連続徹夜労働を終えて家族と暮らすアパートに帰り、眠ると、そこには見たことのない白一色の世界が広がり、大勢の白いローブを着た神々が待っていた。目の前の女神ディアナは告げた。神
野が元いた世界地球で過労で死亡し、配下の神々によって神界へと連れてこられたのだと。その目的は真っ当な人生を送った上で若くして死んだ神野をディアナが生み出した楽園エデンへと転生させること。
楽園エデンで第二の人生を楽しんでほしいとディアナに言われ、歓喜する神野。そんな彼の希望を反映させつつ転生の儀式の準備は進み、いよいよ転生の儀式は本格的に進められていった。
儀式も終盤に差し掛かり、いよいよ夢の転生生活が送れると胸を高鳴らせる神野。しかし、そんな夢の転生ライフは儀式の最中に神野が放った一発の屁でもろくも崩れ去るのだった…。
これは神野の代わりに間違って自分で作った楽園エデンに転生してしまった女神ディアナが自分で作った世界を旅する物語ーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 17:00:00
151405文字
会話率:63%
静が連れてこられたのは一面の雪景色の世界、フロストランドだった。
連れてきたのは、のじゃロリ幼女スネグーラチカだった。
静はなし崩し的にフロスロランドの発展に協力させられる。
あれが必要、これが必要とやってる内に元の世界から少女たちが補充さ
れてきて、一緒に奮闘することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 23:30:43
392067文字
会話率:42%
王族の家系に生まれたコウトは魔法の才能がないとみなされ酷い扱いを受けて、最後には家を出ることになった。寝る場所を求めて迷い込んだ洞窟で弱っている銀キツネと出会う。
銀キツネをその森で二度救うことになったコウトは恩返しということで擬人化した銀
キツネセリシアと暮らすこととなった。
お互いの生活とコウトが密かに抱いていたみんなに憧れられるヒーロー(ギルドマスター)の夢を叶えるためギルドを結成しコウトの秘められた力が開花していく。
自分を捨てた家族を見返し様々な事件を解決していくと、街では知らない人はいないほどの有名人になっていくコウト。
彼はその名を街以外にも轟かせていき子供たちからはヒーローと呼ばれるようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 18:06:32
16756文字
会話率:75%
・空っぽだった私にできた、新しい家族。
満タンだった彼が創った、新しい家族。
有象無象の家族が亡くした、一人の家族。
雪の止まない灰色の世界で、家族の時間はゆっくり融ける。
キーワード:
最終更新:2021-01-31 09:44:52
3797文字
会話率:24%
忘れられない、記憶。
君と出会ったのは、薄紅色の世界だった。
僕の中に小さく、けれど確かに芽吹いた恋心。
淡い、淡いそれは少しずつ大きくなって、僕の胸の内を占拠する。
……何年たっても君を想う。
僕にその資格がなくても、想い続けて
花を、吐く――
******************************
話の内容的に、嘔吐表現が多数ありますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
◆連載途中の「桜吹雪と秘め続ける想い」の友雪君と美姫ちゃんの、別の世界の短いお話です。
ちょっと桜吹雪の方で行き詰っているので、息抜きに別のお話を書いてみました。
登場人物などなど、リンクしている部分も多々ありますが、桜吹雪~とは全く別物だと思って楽しんでいただけたらと思います。
◇PNは違いますが、この作品は「アルファポリス」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 21:00:00
23099文字
会話率:43%
ここはどこだろう?
主人公砂月(さつき)は、紫色の世界へいざなわれる。
短編冒険ファンタジー!
最終更新:2021-01-23 15:25:58
335文字
会話率:0%
灰色の世界に居た少年が色彩を求めて旅に出るお話。
最終更新:2021-01-11 11:06:52
8701文字
会話率:39%
これは救いようのない女のREスタート、作戦内容と結果しか知らない初心者(ペーパー)兵士(ソルジャー)が歴史を捻じ曲げる絶望譚
「いつからだろう…数えることをやめたのは――」
人類と魔物が殺し合う灰色の世界で、少女は絶望しながら兵士へと成
長する。
軍学校でのトラブルが、エリートと呼ばれていたその人生を狂わせた。
1回目の敗北、2回目の死、3回目の絶望……
将来を期待された少女は大人となり、全ての期待を裏切ってしまう。
唯一の友達はいなくなり、信頼できる人間も離れていた。そして、とある不思議な少女との出会いが、彼女の絶望を加速させていった。
「もしもあの日に戻れるなら、全てをやり直したい――」
赤く染まった視界の中で、彼女はどうしようもないくらい後悔した。
後悔して、願い、それだけを欲した……あの日、あの瞬間、あの人との出会いからやり直したい。
学生に戻った彼女は、前世で得た知識を活用して英雄の隣を目指す。それが無限に繰り返される絶望とも知らずに――
※こてこてのダークファンタジーです
※なろうのテンプレ系に飽きた方は、箸休め程度に読んでください
※次の小説家になろう大賞までに完結する予定
→100ページでの完結を予定しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 12:00:00
8991文字
会話率:0%
その日、世界に公表された一大発表は様々なニュースを置き去りにしてひとりステージに登った。それは感情を浪費する毎に寿命が縮むというもの。世界の人々は二年でそれを受け入れ、ついに人々の顔に表情は見られなくなってしまった。命惜しさに人々は顔に分厚
い仮面を被るようにして生きるようになってしまったのだ。無論僕もそうだった。いつもと変わり映えしない日常。けれど、そんな灰色の世界で僕は感情をめいいっぱいに見せる本物の人間に出会ったのだ。「だって、つまんないもの。人には当たり前の機能として感情があるのに、どうして縛らないといけないの? そんな人生、ロボットみたいじゃん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 18:00:00
27185文字
会話率:39%
――《音楽》で世界は変えられる。
それは灰色の世界にいる少女―リカ―がかつて聴いた、忘れられない一曲のフレーズ。
結局、そのフレーズの意味がわからないまま時は過ぎ。
いつしかリカは高校生になっていた。
ヒマさえあれば音楽を聴く日々。代わり
映えしない日常。そんなある日。
「あたしとバンド組まない?」
同級生―なこ―との出会いと、誘い。
今を変えたい。その気持ちからリカは、なこと二人組バンド【Ri's】を結成する。
Vo.リカ / Gt.なこ
作詞なこ / 作曲リカ
アーティストとして、クリエイターとして音楽に触れる中で、目に映る世界は変わり始める。
そして―リカ ✕ なこ―【Ri's】はメジャーデビューの座をかけた全国高校生バンドコンテスト『Teens Music Servival』の頂点へと挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 16:00:00
25322文字
会話率:54%
趣味―格闘技。特技―格闘技の16歳の少年、天裂夜(てんざきよる)は、銃を持ったヤクザ達に銃殺された。
自分の身体に違和感を覚えた夜が目を覚ますと、見たことが無い灰色の世界で、『生と死』を司る女神と出会う。
夜はその女神に気に入られ、所謂『
剣と魔法のファンタジー』な世界へと転移することになった。その世界では、一人で一万人の軍隊を一瞬で殲滅するほどの強力な力、【権能】を神から与えられた存在『勇者』を十二の国それぞれで召喚し、大規模な戦争を頻繁にしている。
闘うことが好きな夜は、『勇者殺し』を名乗り異世界で、時には戦いに明け暮れたり、時にはまったりしたりなどといった異世界生活を謳歌する。
※主人公最強系統や、厨二的表現などが苦手な方はやめておいた方がいいと思います。
※基本は主人公視点ですが、戦闘描写などは三人称で書かれています。御了承ください。
※途中からはほとんど三人称です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 22:08:57
103589文字
会話率:32%
戦で疲弊した小国、身勝手な人間たちは乱世をお救い下さいと神獣を召喚する。
霊峰に棲むという珊瑚色の世界最強の魔物、アメジストドラゴンが現れた。
だが不機嫌な神獣の恫喝ひとつで全滅させられた召喚士と王子。
たったひとり生き残った魔法使いの青年
が、怯えながらもドラゴンを城へ案内することになる。
しかし、ドラゴンの中身は異世界から来たニート女子だった。
少女は嘆くも「ここは夢の世界、はやく覚めてよ」と勘違いしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 12:00:00
3147文字
会話率:36%
蝉が鳴くお盆休みの暑い日。
公園で遊ぶ少女が迷い込んだのはマリーゴールドだらけのオレンジ色の世界。
そこで出会った青年と共に消えてしまった少女の母親を探すことに。
母親は無事見つかるのか、青年は一体何者なのだろうか。
謎の鍵は花にある。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917831219折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 12:34:23
4730文字
会話率:49%