小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 08:20:32
323686文字
会話率:45%
王立召喚学園四年イシュカ・ヴィーダは、今はもう誰も使わない古い召喚術を有し、複数の幻獣の融合によって強大な力を生み出すことのできる唯一の家に生まれた。
最高位の幻獣たちを友とし、契約による縛りもないまま、彼らを精霊たちの世界から呼び出す
彼女の悩みは――、
「痛いっ、ちょ、噛まないでっ、って、歌うのもダメっ、またみんな眠っちゃ……った……」
召喚した幻獣たちを扱い切れず、落ちこぼれ街道まっしぐらなこと。
汚名返上と、自分と友人の幻獣たちを“使えない”扱いする生国からの脱出を企み、日々成績向上・技能上達に励む、そんなイシュカのライバルは幼馴染の天才召喚士ラグナル・ガードルード(推し)。
自分はラグナルの足を引っ張るだけ――そう気付いて、何年も距離を置いていた彼が、ここにきてイシュカに急接近、無人島での精霊探査試験に一緒に挑むことになる。
精霊たちの世界とこちらの世界の接点『界境』や精霊たちの痕跡を探して、離れていた時間が嘘のように楽しく過ごせていたのに、島の遺跡に異常を見つけたことで、封じられた巨大な界境が開き始め――。
「イシュカを危険にさらしてまで守りたいものなんてない」
「私には私を危険にさらしてでも守りたいものがある――ラグナルだ」
――信頼と無自覚な浅い恋心を寄せ合う二人の召喚士、そして精霊たちの物語。
※カクヨム様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:40:00
110775文字
会話率:44%
子供の頃の婚約で幼い頃は仲が良くても十代になると鬱陶しい存在になる。
婚約者ではない人に恋していて婚約者の義務が面倒でならなかった。
そんな時婚約者に「学生の間くらい婚約者であることをあることを忘れましょう」と言われる。
何も考えずにその話
を受け入れ、恋しい人との距離を詰めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 17:00:00
8368文字
会話率:33%
妹の婚約者のことが気になって仕方ない姉。
婚約者を奪われたくなくて、父に言いつけられる。
姉は妹婚約者のことで父に相談すると・・・
最終更新:2024-03-16 17:18:11
3035文字
会話率:33%
六花の楽園、アナザーヘブン。
終末の世界から隔離された六つの街はそう呼ばれていた。
その各々の街を統治しているのは魔女。
赤、青、緑、紫、金、白。
それらの色を冠した六人の魔女が街を治め、楽園の支配者として君臨していた。
その中の一人、
レイナは赤の色を冠する魔女だった。
彼女は遥か昔に永遠の時間を彷徨う少年と出逢う。
少年は神に等しい存在から途方もない願いを託され、現世に縛り付けられていた。
レイナはそんな彼を不憫に思い、擬似的な死を与える魔法を生み出すことで、彼のその疲れ果てた心を救うことに成功する。
しかし、その代償として彼女は不老の身体となってしまう。
そこから気の遠くなる時間が流れた今、少年は一人の少女と出逢い、託された願いを叶えて永遠から解放される。それは止まっていたレイナの時間が再び動き始めた瞬間でもあった。
レイナは自分の中で何かが崩れ落ちていくのを感じ、終わりが迫っていることを認識する。そんな彼女は、残された時間で終活を始めるのだった。
この作品はシリーズものとなっております。『六花の魔女~蒼穹の魔女はかたつむり少年に首ったけ~』を読んで頂けると、より一層楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 09:41:23
194350文字
会話率:34%
※《『わたくしのお茶は飲めない、とでも?』~茶酵令嬢は世を”秘”する~》 の『改訂版』になります。
話の主筋はほぼ変わりませんが、時系列の整理や登場人物を含む加筆等、また文章の修正等を行いながら再執筆しております。
~あらすじ~
マ
ラーケッシュ公国の伯爵令嬢ルリーアンジェ。
彼女は『真っ赤な薔薇』という悪役令嬢として社交界にその名を馳せていた。
強国がせめぎあう大陸の分布図では小さな公国の令嬢でしかないルリーアンジェだったが、実は彼女には秘された能力があり、その効力を求めて大陸中からたくさんの人々が訪れてやまない。
しかし、ルリーアンジェはその能力故に実家である伯爵家に縛り付けられ苦しみの日々を過ごしていた・・・。
そんな日々の中である決意を秘めた彼女は自ら家門の鎖を断ち切る為に、大陸強国エーリガント帝国のある人物へ手紙を送り付けることに・・・。
その人物こそ、大陸中から恐れられている『帝国の剣鬼』レイビオン・ルーディシュ・リントヴェルム小侯爵。
彼もまた、大切な妹を喪うまいと、我が身を賭して焦燥の日々を送っていた。
二人の出会いはいったい何を導き、何を救うのか?
そして孤独という宿命が、愛を運命とした時、そこに煌めくのは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 22:22:25
355010文字
会話率:26%
紫 竜矢は目標も夢もなくだらだらと毎日を過ごすどこにでもいる高校生。退屈な日常から目を背けて異世界の妄想を楽しんでいたところ、なんと自分も異世界に行けることに!!
ワクワクしながら女神様から異世界チュートリアルを聞いていたが、なんか思ってた
んと違う
え?今の肉体のまま異世界転移?引っ越しみたいなもの?当然特別な力とかはありませんだって!?
剣と魔法のファンタジーで、自分だけが魔法なしスキルなし成長なしという鬼縛りを課せられることに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 17:00:00
117687文字
会話率:33%
「六翼の懺罪」は、天神が天界の法則を破った天使に課した呪いである。
この呪いを受けた天使は、彼の大切なものを一つずつ失い、最後には塵と化して消滅してしまう。
物語は、人間と自然が調和して生きていた遠い昔の時代から始まる。
天神
たちは人間を創造したが、彼らの生き方を見定めるため、一人の天使を地上に送り込む。
天使は人間に対する興味と好奇心を抱き、神々の命令を遂行するために地上へと降り立つ。
しかし、生活に苦しむ人々を目の当たりにした彼は、神の命令に従い彼らを裁くのではなく、助けたいという思いに駆られる。
この行動は天界の掟に背くものであり、やがて彼は「六翼の懺罪」という呪いを受けることとなる。
呪いの影響で、彼の六枚の翼が一枚ずつ剥がれ落ちるごとに、彼の大切な存在もまた命を落としていく。
苦悩する天使は、最終的に天界との絆を断ち切り、人間として生きる道を選ぶ。
彼の新たな人生は、戦火に包まれた国「ロカス」で始まる。
ロカスは長年にわたり戦争の渦中にあった。
貧困、飢え、略奪に苦しむ人々の中で、天使としての力を失った彼は、ただの一人の人間として生き抜こうとする。
しかし、彼の前にはさらなる試練が待ち受けていた。
貿易の要所である山脈に突如として現れた巨大な龍の存在が、国の経済を破綻寸前に追い込んでいたのだ。
この脅威を討つべく、ロカス騎士団が立ち上がる。
天使だった彼もまた、彼らとともに戦う決意を固める。
戦いの中で、彼は新たな仲間と出会い、友情を育んでいく。
しかし、彼の中にはかつての天界の記憶が色濃く残っており、その過去が彼の未来を縛りつけていた。
果たして彼は、自らの呪いを乗り越え、ロカスの民を救うことができるのか?
そして、彼の「翼」は、再び空を舞うことができるのか——?
これは、かつて天使だった男の、儚くも力強い生の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:07:29
19721文字
会話率:20%
痛みは辛く、苦しいもの。
時には縛り付ける鎖となり、時には従順に育てる薬になる。
だが稀に、対象に強さを与えるものとなることもある。
このお話は、痛みを受けた者たちが、その痛みを強みにして、人生を生き抜く様子を描きます。
人それぞれの痛
みに、それぞれが立ち向かう。
お話の主人公はころころと変わり、世界の繋がりを示します。
きっと、この痛みも。あなたの助けになるでしょう。
たかが痛みで、美しくなれるはずがない。
されど痛みは、人を美しく、強くする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 22:32:46
1409文字
会話率:27%
リレー小説です。
受験勉強に明け暮れてる高校生は、クリスマスの夜、奇妙なお店を見つけました。
一週間以内に一話更新。ローファンタジー縛り。
キーワード:
最終更新:2025-02-09 09:08:13
6074文字
会話率:49%
初めてできた愛しの彼女は、デートがダサいと死んでしまう!?
一週間以内に一話更新。ローファンタジー縛り第2段。
キーワード:
最終更新:2025-01-27 15:49:32
4524文字
会話率:42%
ある日、僕の家の前で半津川菜花が死んでいた。僕の隣にその本人がいるというのに――
一週間以内に一話更新。ローファンタジー縛り。
最終更新:2024-12-27 13:55:34
2465文字
会話率:62%
マレック・ベルカ侯爵令息は頭脳明晰、明朗快活な押しも押されぬ高位貴族だ。
しかし彼にはつい悪乗りして厨二病な設定盛り盛りの組織を立ち上げて、その後増え続ける設定や膨らむ構成員に途方に暮れるという悪癖があった。
この物語は、そんな自業
自得な縛りプレイに苦悩し、それっぽい言い訳を必死こいて考え続けた挙句、二進も三進もいかなくなったマレック・ベルカの現状打破な物語――――のはずである。
こちらの作品もカクヨムさんにも掲載させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 16:20:00
9642文字
会話率:48%
仙人それはあらゆる縛りを捨てた存在。
生物に存在する寿命を取り払り、ほぼ年を取る事も無く長い時を生きる存在。
人の俗世に嫌気がさし、人との関わりを断ち、山の頂、秘境へと閉じ籠りし存在。
生物の持つ欲求を捨て去り、生命として
より高みへと昇らんとする存在。
仙術を用いて超常の現象を引き起こす存在‥。
なんて御託並べてみたものの、仙人は半分人間性は残しているし。
道徳は耳にタコができるくらい身に付けないと外道に墜ちちゃうから。
仙人見習いである山村八仙は今日もマイペースに修行に明け暮れていた。
そんなゆっくりな仙人を目指し、長寿を目指す現代社会には理解できない彼の変わった日常とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 17:29:12
97341文字
会話率:63%
ここは剣と魔法の世界ラーキッド。
そこに転生した俺、いや私は前世でこことよく似たゲームのランカーだった。
しかし、そんな私を待ち受けていたのは初級魔法しか使えないという縛りプレイ。
いいよ、わかったよ。
初級魔法だけで、この世界で名を
馳せてやる。
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 09:00:00
4556文字
会話率:21%
幼少期の校庭での鬼ごっこ、犬と散歩した河原の静けさ、両親と囲む食卓の温もり。それぞれの思い出は何度も巡り、甘やかな懐かしさを伴いながらも出口の見えない迷路のように主人公を縛り続ける。やがて三つの風景が歪に交じり合い、不穏な気配を孕んでいく
最終更新:2025-01-30 07:35:40
8417文字
会話率:8%
主人公は交通事故死の直後、突如として異世界へ転生する。だが目覚めた先は、暗く冷たい石の塊の内部。息ができないばかりか、石は口や鼻孔、耳、そして内臓にまで侵入し、絶え間ない激痛が身体を蝕む。限界を超えた痛みの中で、彼は自分が「小説の存在」であ
るという客観的な意識を得るが、救いはどこにもない。脳までもが石に溶け込む恐怖の果てに、彼は世界に受け入れられる前に世界そのものへと埋没していくのだ。本作は、転生ジャンルの裏側で起こりうる最悪の事態を苛烈に描き、どこにも出口のない地獄を鮮烈な筆致で映し出す、血と苦痛にまみれたダークファンタジーである。血液の循環すらままならず、呼吸も事実上不可能な極限状況は、彼の理性を破壊し、やがて半狂乱へと導く。だが、この異世界の石に宿る魔力が、死へと向かう身体を不可逆的に縛りつけ、苦痛の連鎖を断ち切ることすら許さないのだった。こうして彼の存在は、暗闇と苦しみの淵へ、底なしに沈んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 03:03:29
1745文字
会話率:0%
主人公は30代の平凡な会社員、柊真(しゅうま)。長年付き合っていた恋人、美咲(みさき)から突然の別れを告げられる。別れの理由は「お互いを縛りすぎている」と言われたが、柊真には納得できず、自分の何がいけなかったのかを問い続けている。
恋人を
失ったショックから仕事にも身が入らず、友人とも距離を取るようになる。都会の喧騒の中で一人孤独を感じながら、酒に溺れる日々を送る。そんなある夜、彼は駅のホームで電車を待ちながら、ふと「飛び込んでしまおうか」と考える。しかし、その瞬間、彼の足元を一匹の黒猫が通り過ぎる。
黒猫は人目も気にせずゆったりと歩いていく。柊真はなぜかその猫を追いかけたくなり、猫を追い始める。猫は繁華街、路地裏、静かな公園などを通り抜けるたび、柊真を導くように歩き続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 10:11:36
9220文字
会話率:43%
ソウルライクダークファンタジー『magic lantern』(マジックランターン)を100デス縛りでプレイしていた橘夏生はラスダンの雑魚3体に殺され100デス目を到達してしまい叫びかけた時何故か先程までやっていたマジランの世界に亡者として
転生してしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 15:00:00
34898文字
会話率:39%
『タロットプロット創作研究室』というサイトの、『小説らしい文章の作り方(M式縛りプレイ執筆法)』という記事に、あるリストが載っていた。
『表現の幅を広げるための「縛り(使用制限)」リスト』という。
「しかし」、「AというB」、「こ
と」「もの」「とき」などあらゆる表現を禁止する厳しいルール。おもしろそう!
ついでに一か月を振り返ってみました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-25 12:10:00
2291文字
会話率:5%
絵に描いたようなファンタジー風景が広がる世界、ダムデル。
遥か遥か太古の時代、ダムデルの人々は何よりも「契約」に重きを置いていて、生まれたばかりの子供たちを魔術契約で生誕の地へと縛りつけ、それぞれの地ごとに排他的な暮らしを送っていたと
いう。
しかし時代は進み「契約」がすっかり日常に溶け込むほど意味を軽くしてなおも、太古の魔術契約によってその身を生誕の地に縛られている女性が存在した。
彼女の名はアルトレイシア・ソダム。
通称「不滅」のアトラ。
これは、とある遺物によってある日突然不滅の存在となり、古代の因習を今日まで体現し続けてきた陰気なアトラが破天荒な少女との出会いで再び人生を一変させ、永遠に近い退屈な日々の中で失った彩りを取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 22:06:00
396883文字
会話率:42%
年越しの夜。家族が集う王族のプライベートルームで、第一王女の姉さまが映像玉を取り出した。
明るい音楽が流れ、銀幕に映し出された映像にタイトルロールが浮かび上がってくる。
——『☆エドワード王子の黒歴史☆彡』
「んなっ!? ちょっと待て
!やめろ!止めろ!!ストップだ!!」
俺は両手をぶんぶん振りながら記録玉へ猛然と駆けよった。だが、影の魔法によって椅子に縛りつけられ、家族の前で上映会がはじまったのだった。
『マリエル! お前との婚約は今日をもって破棄する!』
映像の俺が男爵令嬢の肩を抱いて堂々と宣言した。
——はあ、エドワード……
——あーあ、やっちゃいましたね
——お酒でも飲まないとやっていられないわ
——真実の愛だって……プークスクス
男爵令嬢にたぶらかされて、公爵令嬢のマリエルに婚約破棄を言い渡したバカ王子の顛末。
ざまあ成分多め。ほぼ全編がざまぁ回の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 12:40:42
32964文字
会話率:30%
王命とは言うものの実際は王命どころかそれ以上の効力がある世界の話。ほんのりなーろっぱテイストですが実際こんな異世界転生は暮らしにくくて絶対いやだ、みたいな世界の話です。
最終更新:2025-01-16 06:00:00
19245文字
会話率:6%
2023/3 改稿&改題しました。
深海世界に住む、出生の事情から愛を信じない青年。
ある日深海に呼び出された、家族に疎まれ愛を知らない女。
そんな二人が【運命的】に出会い、戸惑いながら惹かれ合っていく話。
「悪ぃが、俺は運命なんて信じ
ねぇタチなんだ」
「愛……とか、私には、分からないや。ずっと、ひとりだったから」
はるか昔に封印された“世界を喰らう者”。
それを封印した青年ティブロクスと海龍セイレーン。
遠い過去から運命の輪は巡り、やがて世界を救うへと至る。
【どんな物語も楽しめる方、ぜひ読んでいってください】
※物語の舞台が太陽も月もない世界です。それらを連想させるような単語をなるべく使わない縛りプレイ中であるのと、別世界っぽさを醸すためにルビ多めです。
※ヒーロー、ヒロインともに育ってきた環境が暗めです。
ヒーローに至ってはワンナイトラブする人で、ヒロイン以外とのシーンを匂わせています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 01:13:50
86941文字
会話率:20%
一介の田舎貴族に過ぎなかった私と婚約してくれた美しい銀髪の王子ミラシェル。彼は「僕は生涯、君しかめとらない、僕と時間を過ごす女性は君だけだ」と言っていた。それなのに私は宮廷の政争に巻き込まれて処刑されてしまった。
ミラシェルのために甘んじ
て死を受け入れた私だったが死後の世界で自称神様と出会い【人生やり直しチート】とかいう力をもらった。そして神様が言うにはミラシェルは何十人もの女と浮気を繰り返した挙げ句、私が邪魔になったから汚名を着せて処刑させたのだという。
そんなわけない。
でも、もしもミラシェルが誑かされていたのなら相手の女を全員殺してあげる。女の家族も皆殺しだ。
そして万が一、そんなことはあり得ないと思うけど、もしもミラシェルが私のことを騙して私を処刑させたのなら……絶対に許さない。
絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、許しはしない!!!!!
必ず殺す、絶対殺す、どこに逃げても殺す!
王家全員皆殺し、ミラシェルの前に首を並べてから、浮気相手の首もすべて並べてから殺す。ミラシェルの体と魂は私だけのものだ。体も魂も腐らないように魔法で縛り続けてミラシェルと生涯を添い遂げるんだ。
絶対に────
ぶっ殺してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 03:30:06
16839文字
会話率:61%