平安時代を舞台にした、退魔もの。
都では、お年頃で高貴な姫たちが次々と意識を失い倒れるという、原因不明の怪異が起きている。主人公の健たちは、やんごとなき筋からの依頼で姫君たちの調査をはじめた。時を同じくして、春なのに桜がまったく咲かないとい
う事実にも突き当たる。健は、とある特殊能力で事件を解決してゆくが、さてその真相は……「つきはおぼろにひはにしに」。
コバルトさんの短編新人賞で、はじめてもう一歩に選んでいただいた懐かしい作品。2008年執筆。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-14 23:41:42
8656文字
会話率:35%
観測史上最大の台風襲来の夜、神田龍一(かみたりゅういち)が、神の島、宮島で出会った男は、日本の歴史を変えようとしていた。その謎の男に導かれるように、70年代に広島で青春を送った若者達は、時空を超えた運命を共にする。舞台は、宮島、富士山、バン
コク、チェンマイ、ビルマ、台湾、中国、ネパールへと移り、ついに閉ざされた歴史の闇を掴みだす。日本歴史と現代アジア史を背景にした驚愕のピカレスクロマンミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-08 14:27:58
199436文字
会話率:20%
後白河法皇(ごしらかわほうおう)の妃に仕える女房の若葉姫は、父の藤原成親(ふじわらのなりちか)に法皇と政略結婚させられそうになり、反発する。成親と仲の悪い、平家一門の公達、平維盛(たいらのこれもり)と恋仲だと嘘をついて、若葉は法皇との結婚を
逃れようとするが、ひょんな事から、維盛と偽物の恋人同士を演じる事になってしまい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-19 20:44:26
67741文字
会話率:52%
トヨは願った。
飢える事もなく、病に罹る事もない、平和な《とき》を…
すべてはここから始まる…。
最終更新:2012-05-19 15:39:19
5367文字
会話率:16%
真・恋姫†無双のファンフィクションです。主人公は現代の暗殺者、ひょんな事から外史へ紛れ込んだ。√は大好きな魏で行きます。
最終更新:2012-04-24 03:25:01
257377文字
会話率:38%
ひょんなことから鎌倉時代に飛ばされてしまった安東武。飛ばされた場所は、鬼が島の立ち入り禁止区域。不審者として、いきなり鬼に逮捕されてしまった安藤は無実を主張する。そんな中、この鬼が島では、かつてない危機が差し迫っていた。
最終更新:2012-02-19 16:34:04
6009文字
会話率:21%
田舎の高校に通うごく普通の高校生・下道水那人は、一つ悩みを抱えていた。
それは、原因不明の病により、死期を意識して自暴自棄になっている幼馴染の少女、秋田早矢の事。
彼女にどう接していいか悩む水那人は、或る嵐の晩に、本家筋の親戚の家で、この街
に伝わる伝承――そこに出てきた「鬼」が引き起こした怪異現象と遭遇してしまう。それから、水那人の運命の歯車は回りだすのだった。
※以前に他のサイトに投稿していたもののR-15版となります。残酷描写及び性的描写もありますので、苦手な方はご遠慮ください。なお、この作品は伝奇ベースでコメディ要素が少なめですので、ご了承の上お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-11 20:00:00
101594文字
会話率:30%
俗に言うトリップをなしとげた蛍はとあるお城の姫と成り代わっていた。
トリップ前までの疲れはどこへやら…侍女たちからは「ご乱心姫」と影であだ名をつけられた←つけた本人はいまだ見つからず
ご乱心という名を振りかざし今日も追いかけっこから始まる!
最終更新:2012-02-01 22:38:55
2236文字
会話率:46%
『人』は常にひとりだった。
さびしかった。
最終更新:2011-12-22 15:24:07
840文字
会話率:14%
時は平安の世。権中納言家の次女、小夜は正室や義理の姉に疎まれ蔑まれながらも気丈に暮らしていた。桜舞うある夜、小夜のもとを訪れた人物がいた。都で噂されていたこの人物を、小夜は「人違いだ」と追い返してしまう。だがこの日を機に、小夜を取り巻く環境
がみるみる変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-21 11:12:40
42202文字
会話率:33%
まだ妖魅が人間たちと混ざっていた時代、偶然出会った貴と彼に気に入られた少年の話。(転載)
最終更新:2011-07-21 00:00:00
11458文字
会話率:0%
魏志倭人伝の現代語訳と説明。
最終更新:2011-05-24 14:53:21
474文字
会話率:0%
一人の青年と一人の坊主とのひと時。芥川龍之介の羅生門から着想を得ました。
最終更新:2011-04-04 15:28:55
2616文字
会話率:30%
紀元百年頃、フツを頭とするモンゴル系鉄造りの民が、島根半島に漂着した。その地は三代前に流れ着いた同胞のオロチ衆が、鉄と暴力で支配していた。鉄造りの道を閉ざされたフツ達は、銅・錫・鉛を発見したことにより、青銅造りとして生きる場を与えられる。息
子のフツシは、明日に希望の持てない現状を打破しようと、戦いの準備を始める・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-16 15:50:50
233926文字
会話率:44%
旅人は人里離れた山間で、一人の娘に出会います。娘が言うことには、自分には弟がいるのだと。「弟の名は……桃太郎といいます」
最終更新:2011-02-19 13:48:29
8955文字
会話率:46%
渾元暦という架空の歴史において、天下の覇権を巡って争った武将たちの群像劇。享楽の覇王、曹操。愚直なる帝王、袁紹。乱世の詐欺師、劉備。暴虐の化身、董卓。最強の鬼神、呂布。氷貌の名君、孫権。妄執の鬼才、周瑜。歴史の傍観者、諸葛亮。神を目指す男、
司馬懿。王朝の腐敗、民衆の叛乱、魔王の暴政を発端として、狂気と装飾に満ちた歴史物語が幕を開ける。第二部開幕。赤壁の戦いを経て、中華は三国鼎立時代に突入する。歴史の裏で渦巻く神の謀略に、人は抗えるのか。三国志をベースとしたファンタジー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-17 06:26:36
1254694文字
会話率:19%
桃生は王家に生まれた姫だったが、日継ぎの御子である兄とは違い、ひっそりと育ってきた。しかし、十五歳の春、皇の支配に抗する輩に拐かされる。彼らは、桃生のもつ「天つ神」の力を戦いに利用するつもりなのだった…
最終更新:2010-09-07 21:41:30
28410文字
会話率:53%
中学三年生。受験生になって半年がたとうとしていた秋のある日、ただ街中を歩いていたはずの春菜は気づけば、見た事もない草原にいた。―――シリアス和風ファンタジー、プラス恋愛(予定)。千草の花、宜しければご覧ください。※ただいま、修正中です。大筋
に変更はありませんが、細かな服飾など時代を踏まえた変更があります。10話まで修正完了いたしました。【7月30日37話更新しました!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-31 00:40:54
139067文字
会話率:36%
時代は室町。
ひょうたんと大袋をお供に、男が一人の人物を捜す。
ちょうどその頃、身体能力、ロクシキ(眼耳鼻舌身意)に特化した一族が現れる。
……その、「目」を巡る、物語。
最終更新:2010-06-10 00:34:46
294文字
会話率:67%
術師とは、現世と常世の狭間にうごめく異形を、秘術をつくしておさめることを生業にする者たちの総称である。現世のみで暮らしつづける普通の人々とは、指一本分のすき間をずらした世界に彼らは生きている。 −− 三田の店に持ち込まれた豊玉が、術師会を経
て、晴比古の手に渡る。蛭子の宮に現れた亀に誘われ、晴比古と開葉は邪馬壹国へと旅立った。山幸彦に授けられた潮盈・潮乾珠とも言われる豊玉。怪しく燐く宝珠が邪馬壹国への道を指し示す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-05 21:07:12
112368文字
会話率:60%