鎌倉幕府成立から遡ること四十余年。
華やかな王朝文化の残照が残る平安末期。
尾張の国野間内海庄の庄司、長田忠致の娘、佳穂(かほ)に縁談が持ち上がる。
相手は、源氏の御曹司、源義朝の乳母子にして一の郎党、鎌田次郎正清。
「保元」平治」
二
つの動乱の間で、生涯一度の恋に生きた少女の物語です。
アルファポリスさんでも公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 11:39:24
365355文字
会話率:37%
源氏物語の未来の女性版・女性が恋人と一夜を共にするために遍歴する。短歌を軸にしたムーンライトプリンセス・月光姫と宮中の女たちの恋物語。擬古文体で書かれています
最終更新:2020-09-18 14:04:15
19673文字
会話率:42%
時は平安時代。
王朝文化が栄えたこの時代に左大臣家の息子明丸と中納言家の娘若桜が大きな桜の木の下で出会った。それから二人は三日ごとに桜の木の下で会うようになり、いつしか恋に落ちるようになっていた。
これは一組の恋人の出会いから別れを描く物語
。
平安時代の貴族の恋模様と生活を作者なりに想像して書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 11:00:00
62316文字
会話率:42%
四精の呪縛に守られし平安京。
華やかな王朝文化の時代。
誰知らず都の闇を生きた者が一人。
四精を朋友と従える。
その髪、長くぬばたまの輝きを持つ。
その瞳、妖を映し、鬼を裁く。
その口、紅く艶やかにして、猛毒の牙を隠す。
その体躯、細くしな
やかにして、強さあり。
平安を駆けた一人の女陰陽師。
今、ここに摩訶不思議な物語の幕が上がる。
※やたらと章の数が多いのですが、最初の方は一つの章が一頁しか無いのが殆どなので、それ程長くないです(;´д`)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-30 08:00:00
19121文字
会話率:24%
時は平安の世。権中納言家の次女、小夜は正室や義理の姉に疎まれ蔑まれながらも気丈に暮らしていた。桜舞うある夜、小夜のもとを訪れた人物がいた。都で噂されていたこの人物を、小夜は「人違いだ」と追い返してしまう。だがこの日を機に、小夜を取り巻く環境
がみるみる変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-21 11:12:40
42202文字
会話率:33%
時は王朝文化華やかなりし、都にて。
権勢を誇る左大臣の二の姫は一の姫に勝るとも劣らぬといわれるその美貌や教養で、素晴らしい方だと、噂に名高く、毎日文がひきもきらずとどいていたそうな。しかし、姫には求婚されても応えられない事情があった――。平
安風な世界を舞台にした、恋愛?コメディです。**習作掌編、その1です。ご笑覧くださいませ。**
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-07 10:00:00
3206文字
会話率:32%