神様と恋をしよう。
花咲く様に笑う彼女。
神様だけど女の子。
三島リクは幼少の頃、目に見えない「モノ」を視る力を持っていた。
唯一の肉親である母ナオとの生活を脅かす「モノ」の姿は、リクにとっては恐怖でしかなかった。
「さあ、私に、神様
に願ってごらん。そんな怖いモノなんて、みんないなくなってしまえって」
稲荷神社で出会った少女に願った時から、リクの世界は灰色に包まれた。
少女のことも、「モノ」を視る力も、蓋によってリクの中奥深くに封じ込められた。
その代わり、リクの意識は深い霧に覆われた。
何を見ても、何を聞いても、何を考えても、自分がそこにいることを理解しきれない、不思議な感覚。
時が経ち、高校生になったリクは、夜道で不気味な何かに出会った。
黒い気配に心を貫かれ、リクは自分を覆う霧が晴れ、世界に色があることを久しぶりに知った。
悪夢の中で謎の存在に襲われたリクを助けてくれたのは、あの時稲荷神社にいた少女だった。
「やあ、久し振り、リク」
少女の名前はトヨウケビメノカミ、稲荷神社に祭られている神様だった。
女の子の姿をした神様トヨ。
トヨとの出会いと多くの不思議な関わりを経て、リクの毎日は彩りを取り戻していく。
リクだけが持つ特別な力は、二人を結ぶ縁となれるのか。
※)pixiv及びカクヨムに投稿されているものと同様の内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 21:00:00
75157文字
会話率:28%
離陸準備中の旅客機に、近づく一人の少女がありました。
最終更新:2016-06-20 19:00:00
10851文字
会話率:17%
会社が倒産し無職になった麻倉大介は友達と飲んだ帰りに稲荷神社の前で寝てしまう。
そして、その神社に住んでいる酒好きであり、さらには変な術を使う瑞千穂に介抱される。
そのことが縁になり瑞千穂に就職と住まいを世話されることになった大介。そ
の就職とは瑞千穂と一緒に飲食店をやることであったが、実は瑞千穂には秘密があった。
全12話12日間の予約投稿で完結です。
(2016/06/01/01:00~2016/06/12/12:00)
とあるラノベの裏に書いてあった賞に初めて応募したもので、その時一次選考を通過できた記念の作品です。
その後、その影響でなんだかんだと設定をちょこちょこ考えたり投稿することのきっかけになりました。
放置していたのですが、PC整理及び新しいキーワード設定に合わせて少し弄って載せることにしました。
誰かが読んでくれたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
感想は優しい言葉が嬉しいな。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 12:00:00
79820文字
会話率:51%
都会にはビルの合間に、唐突に神社が現れたりします。気付かなかっただけなのですが、なんだか不思議な風景。新しい神社も、古風な神社も味がある。飲み会明けに立ち寄った私が遭遇したものは……。
最終更新:2016-05-23 23:52:11
1190文字
会話率:32%
幼い頃に出会った不思議な男の子は、神様でした。
遠野 万尋(とおの まひろ)は子供の頃、近所の稲荷神社で御倉 凪(みくら なぎ)と名乗る少年に出会った。
万尋と凪は友達となり仲良く遊んだが、そのうちに凪から『会えなくなった』と告げられて
しまう。
そうしていつしか、万尋は凪という少年のことも忘れてしまう。
数年後、大学へ進学した万尋と青年の姿に成長した凪が再会する。
同じ大学の学生だった凪は、万尋に交際を申し込み、万尋もまたそれを受け入れた。 ……のだが。
実は凪は稲荷の神の末席の神で、家の近所の稲荷神社の主だと言う。
万尋を見初め、その一心でここまで追いかけてきたと。
あの頃のままのはにかんだような笑顔で、彼は言う。
「……だから、お嫁においで?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 22:46:09
32373文字
会話率:33%
動物と話せるという秘密を持つ少年・善(よし)鞍(くら)蒼司(そうじ)は、ある日知り合いである黒猫・レミィに頼まれ、虐めを受けていた少女・伊奈沢(いなさわ)秋音(ときね)を助ける。
彼女を自宅である古書店・孤(こ)朧(ろう)庵(あん)へと送っ
た蒼司は、そこの主である男性・尾上(おがみ)徹(とおる)から、秋音が彼の養女であると聞かされる。その後、善鞍はトイレへと行った際に、間違えて秋音のいる浴室へと入ってしまい、彼女に狐の耳と尾が生えているのを目撃してしまう。
翌日、再び秋音を訪ねた彼は、彼女が狐と人間のハーフであると教えられる。二人がお互いに明かし合った秘密を守ると約束した後、秋音と旧知の仲である少女・道(どう)誠寺(じょうじ)壬(つぐみ)がやって来る。秋音とは友人でないと言い張る彼女は、しかし彼女と仲良くする蒼司へと敵意を剥き出しにする。
やがて、帰ろうとする二人を見た徹は、不意に蒼司の家へ同行すると言い出す。不安を抱きながら彼を自宅へと連れて行った蒼司は、それからすぐに祖父・三ツ峰(みつみね)宗(そう)次郎(じろう)に呼び出され、自らの秘密を言い当てられる。蒼司の動物と会話が出来る能力は、人に化けて街に住む動物達の調停役と、その頂点に君臨するニホンオオカミの輔佐を務める三ツ峰家の人間に、代々受け継がれてきたものであった。その狼である徹から素質を見込まれた蒼司は、移動の困難になっていた宗次郎の代行役へと就任するが、それから間もなく狐の八島(やじま)保(たもつ)が有する稲荷神社が荒らされ、石像が盗まれるという事件が発生し、彼は様々な思惑が渦巻く獣界の騒動へと身を投じることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-18 22:31:35
145444文字
会話率:34%
あるところに小さな稲荷神社がありました。そこには小さな二体のきつねの像が守り役をしていました。
最終更新:2016-01-03 03:30:09
4257文字
会話率:51%
稲荷神社に棲む尾裂狐、慈瑪(イツメ)のお話
最終更新:2014-02-19 23:25:47
1246文字
会話率:42%
近所の稲荷神社にやってきた男――ヒロヤは大学生。
出会いを欲したヒロヤは無いよりマシかと思い、近所にあった神社で出会いを求める願掛けをする。
その結果、謎の女性ココと出会う。
二人は惹かれあい付き合うようになる。
最終更新:2014-01-31 00:01:00
6070文字
会話率:39%
平凡な高校生。五井健太郎はある日、ひょんな事から稲荷神社の締め縄を切ってしまいます。
家に帰るとキッコと名乗る妖怪が現れて・・・?
地方都市「木皿津」を舞台に主人公「五井健太郎」と妖狐「キッコさん」が巻き起こすコメディです。
最終更新:2013-12-29 06:00:00
111419文字
会話率:53%
1つの神社に1つの神。それが決まり。
さびれた神社の神に不本意ながらもなってしまった北稲荷神は神の力で人間を幸せにするという考えと自分の神社である北稲荷神社を廃れさせたいという考えを持っていた。
しかしそこに1つの願いが・・・。
北稲荷神
と癖のある近所の神社の神様が織りなす、近所付き合いファンタジーコメディ。
「神は不平等であってはならない。平等でなければならないんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-26 09:13:57
42732文字
会話率:46%
”4月14日 今日僕は好きな人に告白する”
”脩平”が告白しようとしていた意中の同窓生”響子”が告白直前に目の前で急に倒れた。
病院に運ばれた響子に下った病名は「原因不明の脳死」。
このままでは一晩と持ちそうにない現実に絶望した脩平の脳裏
に浮かんだのは山奥に佇む廃屋の様な稲荷神社
そしてそこに現れたのは秒速比1/999の次元に乗ってやって来た時聖結界の巫女・御代だった。
神の炎である御灯(みあかし)を使い、他人の回想録である幻燈(げんとう)へ入って行く二人は、歪んでしまった響子に纏わる心の因果応報を正す事で、降りかかった運命の因果変動を試みる。
命と時間の因果応報を描いた生命慈酷譚第二弾
誰も知らない春の中、時間と絆の間に咲いた救出劇が今、始まる―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-14 23:53:31
9939文字
会話率:41%
工業系の高校に通う紗菜は17才の女子高生。圧倒的に女子が少ないからか、バレンタインデーは数多の男子のチョコくれビームに困っています。本当にうざいです。
そんなこんなで、苦手になりました。バレンタイン。でも、友チョコは喜んで。あと、いつも息抜
きに立ち寄っていた神社で、神様に明日チョコあげますって言っちゃいました。いわゆる神チョコです。そうしたら、なんと神様がチョコをもらいに来ちゃいました…稲荷神社の、お狐様が。
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-01 06:00:00
24080文字
会話率:42%
新宿区に所在するとある稲荷神社。神様修行中の「ロック」ちゃんと、眷属の白キツネ「ライト」に「レフティ」が、参拝者の願いをかなえるべく奔走するドタバタ・コメディー。あなたも、百円を握りしめ、お願いをしよう! 願いがかなったら、油揚げを忘れずに
。Y!ブログ「ひざ小僧のため息」に投稿済み小説のリメイク。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-03 16:24:45
104207文字
会話率:52%
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日
、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 13:44:32
13862文字
会話率:30%
1965年(昭和40年)。東京の片隅にある稲荷神社。
そこに住む妖孤の少女が出会ったのはフランス人の青年だった。
注意)内輪ネタの小説です。
ガープス百鬼夜翔で使用しているPCフランの祖父母世代の話です。
※ pixivにて公開した作
品の再録です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-11 06:58:00
24236文字
会話率:33%
今宵は無礼講。
稲荷神社の本殿に映る影。
不思議な話は如何です?
狐の嫁入りにはご用心。
この小説は、自身のブログ内でも掲載しております。
無断転載ではありませんので、その旨ご理解下さい。
最終更新:2011-09-15 01:17:31
2348文字
会話率:19%
高層ビルの立ち並ぶ市街地にぽつんと取り残された稲荷神社。神社に毎日参拝する少年の目的は……お狐様!?
狐と少年のユルい日常。
最終更新:2011-03-04 02:26:41
2244文字
会話率:30%
10年目にやっと投球術を開眼したプロ野球の高木投手が、日本シリーズ直前に失踪した。球団から高木投手発見を依頼された境出水と磯田明が捜索を開始する。高木投手を見守る女性と投球術開眼に関係があるのか・・・? 少し切ない青春物語。
最終更新:2010-08-20 11:36:10
14730文字
会話率:50%
私立探偵、大和太郎の活躍を描く第一話。浮気調査対象の山田武雄がウォーキングイベントのスリーデーマーチ開催中に殺される。浮気の有無を知りたい妻、山田美穂の調査継続依頼を請け、探偵大和太郎が本格調査に乗り出す。調査するに従って過去の悲恋が浮かん
でくる。そして、悲恋が悲劇へ・・・・。第2話以降に繋がっていく探偵帳の探偵登場編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-12 11:54:42
35332文字
会話率:38%
推理小説『比企の風』に登場する神社の紹介を兼ねた紀行文である。鳥海山大物忌(おおものいみ)神社と箭弓稲荷神社の簡単な紹介と松尾芭蕉の句の意味を推理しています。
最終更新:2009-05-10 15:57:21
2540文字
会話率:9%
ごく普通の田舎町でごく普通の中学生生活を送っていた柊と麻貴。八神神社−別名「御稲荷神社」−で不思議な少女「千代」と出会う。その時から二人の運命の歯車が狂いだした!?和風ファンタジー+シリアス&コメディ小説!元「世界の闇よ、砕け散れ」です。
最終更新:2007-02-05 17:53:03
64876文字
会話率:35%