美代(みよ)は母を亡くした孤独な少女。
ある日の学校帰り、彼女は不気味な本を拾う。好奇心でそれを開いてみると本には「奇跡の起こし方」が書かれていた。
美代は半信半疑ながらもそれを試してみる。
そして喚び出してしまった「モノ」に美代はとあ
る願い事をした。
“――母に会いたい”と……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-28 20:50:15
17450文字
会話率:28%
エブリディマジックなお話です。
父親の仕事の関係でリンドブルムと呼ばれる国へと引越した日下櫻。
魔法使いと呼ばれる職業が存在するその国で、櫻は魔法使いの中でも珍しい日属性の魔法資質を持ち、魔法使いとして学ぶことになります。
これはそんな彼女
と彼女をとりまく周りの人々の一年の話。
こちらはpixivにて連載していたものをまとめ、加筆修正を加えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 10:44:07
38662文字
会話率:59%
とある町の神隠しの物語。
とある義理の兄弟が引っ越してきた町にはある噂があった。それは数年に一度、町の人間が神隠しに会ってしまうというものだ。
そして兄弟が迷い込んだのは、人の息吹が無いあちら側の世界だった。
落選作品を改稿、連載。感想
、批評をいただけるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-18 23:18:28
48461文字
会話率:53%
小学5年生のわたしは、3年生のときに引っ越しをした。
転校した学校でも友達はできて、楽しい毎日を過ごしている。
……なのに。どこか、小さな痛みがある。指にトゲが刺さったときのような。
正体は分かっている。でもトゲを抜くことができずにいるん
だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-12 21:21:00
5593文字
会話率:29%
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日
、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 13:44:32
13862文字
会話率:30%