お稲荷様の祠に住み着き、人々の願いを叶えるたぬきのお話です。
「たぬき祭り」参加作品になります。
最終更新:2025-05-31 09:30:18
1943文字
会話率:16%
「すまない。この村から出ていってくれ」──
歩けば転び、触れば壊す。"歩く災厄"と蔑まれた“超”不運体質の少女リリィは、ある日村を追放されてしまう。
絶望の中、森で彼女が出会ったのは、祠に祀られた『鞘』…だがソレは、喋
るわ美少女に変身するわ、おまけに伝説の魔剣本体より強い(!?)超チートな『サヤ』だった…!
サヤに唆され、魔剣の呪いを解く旅に出たリリィ。
彼女のド級の不運が、行く先々で意図せずトラブルを解決して聖女としての名声はうなぎ登り!
「私、ただの不運な村娘なのにー!」
超不運少女と最強の鞘が織りなす、勘違いだらけはちゃめちゃコメディ× 救世(?)ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 21:12:26
17125文字
会話率:41%
俺はヨシノブ。ギリ田舎に住んでる大学生。成績は割と優秀。一応国立大だからな。趣味は人間が映らないように撮る写真撮影。
観測史上初の超大型台風で市内の山が崩れて、街が大きな被害を受けた。
山にはなんかすげぇ昔の城の跡があるんだけど、跡だけだ
し、地元じゃ眺めがいいだけでただの登山スポットでしかない。でも、その土砂崩れが「違法盛土」だったらしく、他の県では、大規模な土石流によって街が壊滅して、多くの死者が出たことで最近話題になった。
夏休みに入り、流れ出た土砂は片付けられたものの、建物の再建はまだ進んでいない。俺は、まるで別世界みたいになった抉れた山の痕の写真を撮りに行ったんだ。そしたら、崩れた山の残骸の中にいかにも古そうな祠があって……。
苔みたいなのと、いかにもな札がベタベタ貼られてて、なんかただの岩じゃない、化石みたいになってたんだ。
不謹慎だと思ったけど、俺は中身が見て見たくなって、その祠を開けた。
そうしたら中からやばそうな煙が出てきて───────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 12:28:27
44036文字
会話率:49%
千年の孤独を抱く、少女神の物語。
悠久の時を生きる神、瑞葉(みずは)。
その見た目は十三、四の愛らしい少女。だが、彼女の瞳には、千年以上もの間、無数の人々の喜びと悲しみ、出会いと別れを見つめてきた深い叡智と、拭いきれない寂しさの色が宿って
いる。
自然発生的にこの世に生まれ落ち、とある古社の小さな祠に宿り続けて幾星霜。瑞葉は、訪れる人々のささやかな願いを、人知れず叶えてきた。その力は時に奇跡と呼ばれ、神社は「願いがよく叶う」と評判になることも。しかし、彼女自身が本当に願うのは、ただ一つ――誰かと心を通わせ、その温もりに触れること。
けれど、神であるが故に人とは異なる時を生き、あまりにも多くの別れを経験してきた瑞葉は、深く関わることを恐れ、一歩踏み出すことを躊躇してしまう。助けた相手とほんの少しでも触れ合いたいと願いながらも、その想いを胸の奥に押し込め、そっと背中を見送る日々。
これは、そんなさみしがり屋の神様・瑞葉が、様々な時代、様々な場所で出会う人々との、束の間の触れ合い、心のすれ違い、そして避けられない別れを、一話読み切りで綴っていく物語。
第一話『縁日の影、神様の吐息』では、現代の賑やかな神社の例大祭を舞台に、瑞葉が人知れず小さな奇跡を起こしながら、その胸に秘めた切ない想いを垣間見せる。
彼女の数千年の孤独は、いつか癒される日が来るのだろうか。
そして、彼女が本当に叶えたい「願い」とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:10:00
23263文字
会話率:14%
魔王が支配する世界を変える為、救いを求め召喚士は英雄が眠るとされる伝説の祠に訪れる。しかし召喚の儀によって現れたのは魔王たちだった。
魔王が増えちゃった状態で召喚士は、無事にこの世界の魔王から世界を救えるのか!!
最終更新:2025-05-25 22:00:00
120872文字
会話率:51%
魔法がすべてを決める王国において、「魔力ゼロ」と判定された者たちは、
知らず知らずのうちに辺境へ追いやられる――。
南の果て、灰村(はいむら)。
そこは地図に名を持ちながらも、魔法を持たぬ者が静かに生きる場所。
王国から捨てられたわけでも
、守られたわけでもない。
ただ「見ないようにされている」村。
この村で育った少年、レオ・グレイもまた、魔力を持たぬ一人だった。
火と灰にまみれる日々。
だが、幼い頃に見た“逆流する火と舞い上がる灰”の記憶だけが、胸の奥でくすぶっていた。
それが魔法だったのか――
誰も信じず、父すら答えをくれなかった光景。
けれど、それだけは確かに、レオの身体が覚えていた。
ある日、父の遺した地図が導く先で、
レオは封じられた祠と、一冊の本に出会う。
その本には、灰にまつわる未知の術――
**“魔法ではない何か”**が眠っていた。
燃え尽きた世界の隅で、
灰の中から新たに立ち上がる“何か”が、今、動き出す。
これは、
才能を持たぬ少年が、
“英雄”へと至るまでの物語――
『灰より生まれしもの』、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 13:40:18
30091文字
会話率:16%
未来学園を卒業したものは、すべからくエリートと呼ばれる。そこの学生である陽架、里彩、瑞葉は入学式の日に学園から出かけたが、陽架が神社の祠を壊してしまう。
その祠には、悪魔が封印されていた!陽架たちは、悪魔たちを封印し直すことになるのだった。
最終更新:2025-05-25 10:46:29
79514文字
会話率:54%
昔むかし、とある海辺の町の大晦日。余四郎と寅吉は、明王様の祠を見張る「供物番」に選ばれた。二人は自分の居場所を見つけられずにいる半端者同士。少年たちはこのとき、供物番という役割が持つ数奇な側面をまだ知らなかった。
徐々に明らかとなる「明王様
」の本質と、少年たちが秘めた願いとは。
家族同士の複雑な愛情と共感、すれ違いと無関心。心身に溶け合う個々の信仰と、それゆえの背徳。 誰もが言葉にできない孤独、悩み、危うさ、弱さ、そして秘密を抱えている。 それらがもたらした、小さな小さな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 18:54:22
26154文字
会話率:16%
妻が裏山の祠をちょっと壊したら、呪われた。
「一週間後に死ぬ」って、なんだそれ。
暴力は振るわない主義だ。空手を始めたとき最初に誓った。
ただし──相手が神なら別だ。
俺は妻を守る。そのためなら、祠ごとぶっ壊す。
祠は粉砕したけど、夫
婦の絆はしっかり強化されます。
今さらですが『祠もの』、2500字程度の愛が深いコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:15:37
2584文字
会話率:31%
山奥の寒村・御山村(みやまむら)に赴任した新任教師・芦原透。初めて来たはずの村で、なぜか既視感に襲われる彼を、子供たちは「先生、おかえり」と迎える。不気味な祠、曖昧な夢、記憶の奥で何かが目覚める夜。失われた記憶と重なる“私”という声が、静か
な日常を徐々に侵食していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:42:28
9169文字
会話率:18%
取りつかれ体質の主人公、月城灯里が霊に憑かれた事を切っ掛けに心霊部に入部する。そこに数々の心霊体験が舞い込んでくる。事件を解決するごとに部員との絆は深まっていく。けれど、彼らにやってくる心霊事件は身の毛がよだつ恐ろしいものばかりで――。
灯里は取りつかれ体質で、事あるごとに幽霊に取りつかれる。
それがきっかけで学校の心霊部に入部する事になったが、いくつもの事件がやってきて――。
。
部屋に異音がなり、主人公を怯えさせる【トッテさん】。
前世から続く呪いにより死に導かれる生徒を救うが、彼にあげたお札は一週間でボロボロになってしまう【前世の名前】。
通ってはいけない道を通り、自分の影を失い、荒れた祠を修復し祈りを捧げて解決を試みる【竹林の道】。
どこまでもついて来る影が、家まで辿り着いたと安心した主人公の耳元に突然囁きかけてさっていく【楽しかった?】。
封印されていたものを解き放つと、それは江戸時代に封じられた幽霊。彼は門吉と名乗り主人公たちは土地神にするべく扱う【首無し地蔵】。
決して話してはいけない怪談を話してしまい、クラスメイトの背中に危険な影が現れ、咄嗟にこの話は嘘だったと弁明し霊を払う【嘘つき先生】。
事故死してさ迷う亡霊と出くわしてしまう。気付かぬふりをしてやり過ごすがすれ違い様に「見えてるくせに」と囁かれ襲われる【交差点】。
ひたすら振返らせようとする霊、駅まで着いたがトンネルを走る窓が鏡のようになり憑りついた霊の禍々しい姿を見る事になる【うしろ】。
都市伝説の噂を元に、エレベーターで消えてしまった生徒。記憶からさえもその存在を消す神隠し。心霊部は総出で生徒の救出を行った【異世界エレベーター】。
延々と名前を問う不気味な声【名前】。
10の怪異譚からなる心霊ホラー。心霊部の活躍は続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 17:22:23
78660文字
会話率:44%
初投稿となります。パソコンでの投稿になりますので、誤字、読みにくさなどあると思います。
*****
《始まりの世界》。そう呼ばれるこの世界には様々な種族、生き物が存在し、数多の世界の主軸となっている。
ライフ、フリー、ファンタ
ジア、エターナルと呼ばれる四つの大陸が存在し、エターナル大陸のルーナ地方にある山に囲まれた『恵みの村』で生きる、記憶をなくした少年黄昏ヨキは幼馴染の薬師ケイ、未来マリと共に過ごしていた。
ある日、恵みの村に『ヘルシャフト』と名乗る黒い翼を持つ謎の集団に襲われてしまう。
ヨキ、ケイ、マリは急いで聖なる祠に逃げ込むが、ヨキが祭壇にある謎の石に触れた事で謎の竜巻が起こり、三人はバラバラにされてしまう。
ヘルシャフト、謎の石、そして、スピリットシャーマン。
ヨキはケイとマリの二人と再会するため、自分が何者なのかを知るために、ケイもまた、ヨキとマリの二人と再会するため、二人が無事であると信じ旅に出る。
これは、過去から続く血と魂に刻まれた宿命の物語。
そして血と魂に刻まれた、宿命の中で、自分の答えを見つけるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:51:06
871403文字
会話率:39%
廃校の裏門に現れた不良の少年は、震える声で言った。
「親友が、“裏山の祠”に挑んで消えたんす」
古くから語られる“守り神の試練”。
だがそれは、ただの伝説ではなかった。
ナズナが踏み入れた祠の奥には、言葉を超えた存在と、信念だけで挑む少
年の姿があった。
叫び、殴り、泣いて、笑って──
これは、“できねーことなんて、なんもねー”と信じたふたりの、小さな奇跡の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:40:40
3583文字
会話率:29%
長野の山奥、封じられた祠に、一人の青年が姿を消すように現れた。
記録も、証言も、何も残らない。
けれどその日を境に、世界のどこかで、小さな“変化”が始まった。
誰も知らないところで、痛みが和らぎ、争いが減り、空気が少しだけ穏やかになる。
それは、名も残らぬ誰かの願いだったのかもしれない。
これは、ただ静かに世界を変えた、一人の青年の記録。
──その名は、遥木 総一朗。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:31:38
1378文字
会話率:0%
古の神蛇「八岐大蛇」の伝承が残る辺境の地・神蛇村。そこでは五年に一度、新月の夜に生まれた女児を“生贄”として祠に捧げる儀式が今もなお続いていた。だが、ある年の儀式で現れたのは八岐大蛇ではなく、異形の黒龍であった。黒龍は村の掟を嘲笑い、二人の
赤子を攫い、自らの眷属として育て始める。
黒龍の血と魔力に適応した赤子たちは急速に成長し、人の姿を保ちながらも“龍の花嫁”として変貌していく。やがて彼女たちは他村へと潜入し、龍信仰を乗っ取るべく暗躍する。「調和」と「混沌」の二大勢力が衝突するなか、黒龍の巫女として覚醒した少女は、世界を蝕む“災厄の胎”となっていく。
すべては、かつて廃れた黒龍信仰を復活させ、支配の胎動を再び世界へと広げるため。
黒龍の眷属が生まれ、そして世界の均衡が崩れ始める——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:07:28
35703文字
会話率:34%
「100日以内に“誰かに心から愛されて、満たされなければ”、君は完全に“女”になる」
合格祈願のつもりで訪れた神社の端の祠。
そこには、幼い日の“忘れてしまった約束”が、今も静かに息づいていた。
心も体も揺れ動く高校2年の春。
幼なじみ
の悠真と、どこか懐かしい遥香先輩。
「愛される」って、どういうこと?
「女になる」って、どこからがそうなんだろう?
100日間の中で、恋と自分を見つめなおす、ちょっと切なくて温かい青春TSラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 22:00:00
33634文字
会話率:19%
神様も大変よね。
祭りで賑わう境内から逃げ、拝殿裏手の岬に向かう私。
石段の脇に立てられた幟には、萌えキャラ化したご祭神が描かれている。
こんなの、神様だってサボりたくなるわよ。
人間だってサボりたくなるんだもの。
巫女衣装を翻して石
段を上り切り、ようやく辿り着いた祠には、祭りの日だけに作られる特別な柏餅が——ない? もしかして盗られた?
ちょっと待って、これ、マズいんじゃないの?
※このお話は、巫女衣装を着た女の子と、カラスから柏餅を取り戻した幼女が、激おこ神様の異界から逃げるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:33:11
7089文字
会話率:8%
窓の外は夕暮れで一杯だ
夏を忘れない僕たちは
夜の神社の祠で地獄経を唱えている
夢ばかり追っていたから
早死にすることになりました
蔵の中は暗闇で満たされていて
時折木漏れ日が唄をうたう
どうして明日は過去じゃないんだろう
昭和の心は常夜
灯に灯り
今宵も宿場町の裏路地で
大の字で眠っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 08:49:36
2688文字
会話率:0%
祠の修繕を試みたら何故か森に飛ばされていた主人公、星野羊介
『叡智の声』という情報を教えてくれる加護を使い、健康的で文化的な生活を送れるのか
戦闘能力少なめ主人公の異世界生活
最終更新:2025-05-11 17:00:00
46585文字
会話率:54%
深い緑に包まれた山々に抱かれるように、静かに佇む小さな村。その地では古くから、自然の恵みと畏怖の念を抱きながら、村人たちは慎ましく暮らしてきた。村の中心には、苔むした石垣に囲まれた古い祠があり、年に一度の祭りの日には、村人たちが集い、豊穣と
安寧を祈るのが習わしだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 16:04:19
9413文字
会話率:22%
ボクたちは、本気で“転生”を信じていた——。
小学4年生のカズは、いじめと孤独に耐える日々を送っていた。そんな彼にとって、2歳年上の幼なじみ・えっちゃんは唯一の救い。優しくて、大人びていて、誰よりも強い女の子。
ある日えっちゃんが言った。
「私、異世界に転生したいの」
それは、ただのウワサだったはずだった。裏山の西の祠で“正しい手順”を踏めば、異世界へ行けるという——。
幼なじみへの想いと、心の奥に押し込めていた願い。そこにクラスの人気者・ヤンマも加わり、三人の奇妙な“儀式”は始まる。
ここではないどこかへ。
逃げたいだけじゃない。変わりたい、守りたい、そして一緒にいたい。
でも、本当に“転生”できたとしたら……それは、冒険の始まりなのか? それとも、さよならの合図なのか?
転生を信じた少年少女の、小さな勇気と大きな選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 11:40:00
17954文字
会話率:55%