宗教国家・トリフルール。そこには多くの無機生命(ロボット)たちが暮らしていた。その中で生まれながらにして聖女の運命を背負い、この地を護り続ける少女型ロボット、彼女らを皆はファンタスクと呼んだ。
しかし、この国には陰謀が襲い掛かろうとして
いる。近隣国とのしがらみだけに留まらず、ファンタスクによく似た怪物ロボットがこの国を攻撃した時、機械たちは大いに恐れた。その憂いを除くため、そして広い世界を知るため、ファンタスクたちの旅が始まる!
(TCGの背景ストーリーをイメージした作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 19:30:00
6717文字
会話率:54%
以前、南場ゆいな名義で販売していた同人電子書籍の、ちょい書き直し版です。再掲部分が投稿し終えるまで、週に2話ずつ更新します。『王子様を放送します』が完結したら、新しく書いたお話が増える予定です。ーーーーーここは諏訪見町。人間達は生きる力を弱
くして、わんこやにゃんこ達に、繁殖力や生命力を頼る事となった。違法遺伝子操作され産まれて、闇のトラックからこぼれ落ち、パートナーとして、雄雌耳尻尾付きの獣人として、広まるキッカケとなってしまった彼らは、人間達の思惑はどこへ、自分がこの人!と決めたらまっしぐら。お仕事わんこにお家のわんこ、警察にゃんこにお家のにゃんこ。人間達もてんやわんや。犬は犬コミュニティで夜に犬会議して回覧板を回すし、猫は猫で夜に猫会議、猫は回覧板回しません。自由。ーーーそんな諏訪見町のわんこやにゃんこ達の、愛と放浪と自由とお仕事のお話ですーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 18:51:11
32911文字
会話率:18%
スライムは、自分よりも強力な生物を取り込むことで、
相手の能力を自分のものにすることができました。
この特性により、スライムは常に進化を続け、より強力な存在へと成長していきます。
そしてのちに、全ての生命体を絶滅させると恐れられる存在とな
り、
進化したスライムは人類からこう呼ばれることとなる。
星を破壊するもの
エクソドゥス・スライム (Exodus Slime)
この物語は、進化するスライムの誕生と滅亡の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 17:09:16
1088文字
会話率:3%
ある日突然、地球が8つに割れた。
あれから1800年。地球が割れたあの日から僅かに生き残った人間たちは、いつ消滅するかわからない絶妙な均衡を保った8種類の地球で、独自の発展を遂げて暮らしていた。
しかし、食糧難や資源が枯渇したそれぞれの
地球は、かつて1つだったことを理由に他の地球を侵略しようと戦争を起こす。
そこへ無慈悲にもやってくる地球外生命体の存在があり…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 14:04:10
908文字
会話率:7%
点滴で生命を維持しているガン末期患者の織田雄治は、死が目前に迫り、オーラを見て相手の感情や過去を知ることができるようになった。また使えるようになった念動力で、身体から霊体を離脱させることに成功する。霊体になると、憑依した相手に行動を誘導し
たり、空中を自由に飛べることができた。さらに過去に行けることがわかると、バブル以前からの地価の動向や株式市場のデータを霊体意識に記録させ過去に飛んだ。そして中学2年生の自分の魂と融合させることに成功する。バブル相場から現代の仮想通貨の暴騰相場を現代知識を利用して巨万の富を得る成り上がりストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 08:17:12
167479文字
会話率:55%
現実世界で事故に遭遇した八木五郎。彼が次に目覚めたときには魔法と科学の発達した異世界で機械生命体、騎鋼兵団No8Wー56として目が醒めた。
その世界は発達した魔法と科学の代価で荒廃し、魔法で変化した細菌生物、マギウイルスで汚染されていた
。
無機質の体を持つ騎鋼兵団はそのウイルスを世界から駆逐し人々に笑顔を取り戻すために日夜戦っていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 01:40:08
772文字
会話率:10%
U 宇宙人に攫われて、
F ふと気づいたらそこは異世界で
O 俺は宇宙人で円盤を操る冒険者になった。
UFOに攫われた男、上野紘は気が付くと宇宙人になっていた挙句、自分の周りに空飛ぶ円盤を侍らせて、異世界に居た。
E え?ナニコレ?SF
それとも異世界?
T ちょっと待って!これどっちなの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 23:00:00
791文字
会話率:35%
世界には数多賢者が居る。
その中で誰が最強なのだろう?
火?水?雷?風?鉄?生命?毒?剣?
違う、七味である。
最終更新:2019-07-03 01:56:06
998文字
会話率:44%
日本にて、ある一人の男が息絶えた。
その男は何の因果か魔が満ちる世界へ転生した。
耐性のないものは魔力に分解され、魔物が蔓延り、夏の熱気と冬の冷気は地球以上に強化され、植物は生命力を活発にさせ地に根を張る世界へ。
─────
今まで趣味で小説を書いていたのですが、初めての投稿です、温かい目で見守っていてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 21:22:15
40725文字
会話率:19%
錬金術師の息子として主人公は転生した。
場所はエルフが住む森の奥。
研究好きの父とともに魔法を使った錬金術を学んでいく。
その目的は、新しい生命体を創造して失われた生を取り戻すこと。
神をも畏れぬ禁忌である。
人の身に余る大いなる所業だ
。
順調に進む研究だったが父親の死によって一変してしまう。
禁忌を犯していることをエルフの住民に知られてしまったのだ。
「国からの命令だ。新しい場所を用意したから、そこで研究を進めてくれ」
エルフに用意してもらった場所は人が訪れない秘境。そこで新たな種族を作るべく、錬金術を極めようとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 20:00:00
31760文字
会話率:34%
私の名前はイノリ。
ドクターに作られた人工生命体でございます。
共に旅立った世界は、未来の世界ではなく、異世界だったのですが、ドクターがそれを特に気にしている感じはいたしません。
ただただ現実を受け入れて生活をするだけでございます。
こ
れは、助手である私の、ドクターに関する観察記録であります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:49:07
152820文字
会話率:37%
凄腕の探偵、祁答院卯麗の助手であり弟子でもある祁答院栞璃は、とある事件をきっかけに探偵の仕事を続けられなくなってしまい、卯麗も重傷を負い目覚めなくなった。
凄惨な事件から数年後、意気消沈している栞璃の下に「栞璃の助手になりたい」と懇願する黒
ずくめの少女ネローザが現れ、栞璃はもう一度探偵として世に羽ばたく決心を固める。
二人は探偵業務を熟す中で、やがて機械生命体を率いる闇組織の陰謀に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 11:20:18
229099文字
会話率:64%
二〇二五年
突如世界に大きな災厄が降りかかる。それはこの地球を侵略する為に現れた神を名乗る謎の生命体、オリジン。オリジンは《プレデター》を組織し、地上を占拠した。生き残った人類は地下に都市を作りそこで安寧の暮らしを送っていた。だが、人類の
中には《プレデター》から地上を取り返すべく為に戦う者達がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 11:05:19
5316文字
会話率:68%
うっ、うわぁ―――っ!! 死ぬっ、死んでしまうっ!! 体が動かないっ、目もろくに見えないっ。生命の危機に直面して・・・・・・・
なんか出た。体をのまわりを、俺を護るように覆ってくれたもの。なんだか分からないけど助かったのか?
あ
れ? 俺の体、赤ん坊? こっ、これはっ、まさかまさかの転生とかいわれているやつか。ちょっと待て、記憶は? 俺は誰。記憶を持っての転生じゃないのか? 途切れ途切れのおかしな記憶があるだけで・・・・・
アルツハイマーですかっ!! ボッ、ボケた記憶を持った赤ん坊なんて、いやだぁ―――っ!!・・・・・・・・
まあしょうがない。体内から出たものが魔力であり、しかも自在に操れる事に気付いた。
この世界って魔法も使えることに気が付いてしまった。その力で猛獣?魔獣?を倒しながら、出会った野生のヤギさんの群れと人里を探す旅に出る・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 03:33:34
653608文字
会話率:57%
――初めまして、アナーキアマガジンです。
アナウンス致します。これより先は――特別総合都市アナーキア。
ここはすべての世界の生命が最後に訪れる場所。楽園であり墓場であり、外から煉獄と呼ばれることもある終末の新天地。十三の宝宮によって統
治された素晴らしき都市です。
全てをやり遂げ、新たな目的と探し物を見つけるべく旅に出た青年は、不可思議な海難事故に巻き込まれ、この『都市』へと招待されました。
「アウトサイダー」と新たな名前を与えられた青年は、『アナーキアC.E』――通称セントラルにて新しく発足される組織『テトラビブロス』の一員として都市内にて起こる様々な問題に携わることになります。
観測者の皆様に置かれましては、新たなる新天地での物語に困惑や疑問も感じるでしょうが、どうかご安心ください。
物語が紡がれ出した瞬間、アウトサイダーもまた皆様と同じく都市に対して無知ですので、彼と共にアナーキア独自の生活文化や個性的な市民を堪能してください。
そして最後に、アウトサイダーがどのような末路へと至るのか。
未来のことは分かりませんが、共に見守っていきましょう。
では改めまして――ようこそアナーキアへ。観測者様。
――我々『都市』は、皆様の観測を受け入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 23:23:02
94942文字
会話率:48%
ある日、母船である超巨大探索型宇宙船『方舟』が、タコランパ星人の襲撃と不慮の事故が重なり爆発してしまった。
宇宙船の乗組員であるルーカスと卓也は、規律を破って宇宙船にある博物館の展示物、時代遅れの小型着陸船『レスト』で夜を明かしていたのが幸
いし、すぐさま脱出できる立場にいたのだが、不幸にも二人は知識も技術もない劣等生だった。
閉口頓首の状況で現れたのは、方舟を襲撃していたはずの一人。後にデフォルトと名付けられるタコランパ星人だ。
他のタコランパ星人とは思考の違うデフォルトに手を借りて、なんとかレストを動かし脱出に成功するが、方舟は宇宙のチリと化してしまった。
三人は地球への帰還を決意したが、立ち寄る個性的な惑星や生命体、癖の強すぎる三人の性格が邪魔をして、様々な騒動を巻き起こしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 22:00:00
1008012文字
会話率:50%
『闇に呑まれる』という光が地上に一切届かなる現象。
ある魔女の失敗から生まれたこの現象は、ある者からは生活を。ある者からは生命を奪った。
光のない世界は徐々に侵食するように世界に広がりつつあった。
そんな事実が噂としてしか届かない町に、普通
の光ではない、変わった依頼を受け付けるランプ屋を営むリットという青年がいる。
人々に光を与えて生活する青年が、ある依頼をきっかけに『闇に呑まれる』という現象に関わることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 22:00:00
1870599文字
会話率:56%
戦争に次ぐ戦争が終わった。
統一された世界は、宇宙へと目を向けだした。
きっと居るであろう、別世界の知的生命体との出会いを求め、編成されたアンドロイド部隊が、銀河へと散った。
数十年以上の調査を経て、一つの希望が現れた。
『フロンティア』
と名付けられたその惑星は、民間の企業と政府の合同で調査が進められる。
更に十数年、惑星フロンティアで問題が発生する。
すぐさま救援のエリート部隊が出撃したたが、間もなく彼女達とも連絡が途絶えてしまう。
増援と更なる調査へ赴くべく、リージア率いるオメガチームが選ばれた。
はみ出し者や問題児のみで構成された彼女達の部隊は、未開の惑星へと降り立つ。
笑いあり、涙ありの戦いのなかで、機械少女達は真実を見つけ出す。
※注意
当作品は、百合要素、及び、残酷な描写を含みます、苦手な方はご注意ください。
主に日・月に投稿いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:05:49
56002文字
会話率:43%
「神が認める合種を創ること」に執着する合種エルフの錬成術士ティアと、そんな彼女を補佐する雇われ冒険者の只人、アヨの日常を描いた話。
ダンジョンで女の子を拾ったり、いつの間にか家族になっていたり、日常は変化していく。でも、きっといい方へ向かう
はずだ。
合種──魔力を持つ生命体に現れる、先天的な異常を持つ者。他種族の特徴を持つ変異体。
「私はこれでもエルフなんだ、合種だけどね」
耳の尖っていない錬成術士はそう言った。
「そして、合種だから神の祝福も適応外……寿命も只人より短い始末だ」
「それが非常に腹立たしい、そう、だからね、私は神に認められる合種を創り出すのに生涯を捧げるのさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:04:03
119509文字
会話率:54%
地球が誕生した、46億年から現在までを1日に例えると・・・
生命の誕生は夜明け前の4時10分
光合成物が発生したのは9時55分
脊椎動物の祖先が生まれたのは21時11分
哺乳類の祖先が現れたのは22時48
分
人類の登場は日付が変わろうかという23時58分
地球誕生からの長い時間に比べれば
人類の繁栄などたったの数分間に満たない・・・
その、人類の歴史に名を刻む者、偉人たちは、どんな人生を歩んだのか。
その、歴史を、史実を、私達は学ぶ。その際、興味を持つ者と、無関心な者がいる。
そして、今、彼の人生が、歴史が、始まろうとしていた・・・
主人公史也は何をやってもだめな落ちこぼれ。テストは赤点ばかり、運動神経ゼロ。愛する恋人もいない。そんなとき、彼に絶体絶命の最悪の事態が起きる。彼の運命はここで尽きてしまうのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:00:00
33905文字
会話率:43%
全ての生命で最高地位である皇帝神に即位した女神 ミリル・セレントヴァインが何者かに暗殺された。
この事実を知るのは彼女の僕である黄金の遺神の女神達のみである。
その中 ミリルは知らない土地で目を覚まし、フレイゼンの国民であるアクアリスに運良
く拾われたと同時に広がっていく人脈によって国家問題に巻き込まれてしまう。
神力も使えず、肉体も普通の人間と同じぐらいになってしまったミリルは神の御業など使えるはずがなかった。
目を覚ます前までの記憶が何も無いのに何故か喋ることが出来ること、一定の単語なら理解出来ることに疑問を持ったミリルは記憶を思い出すと共に色んな国を訪れて思い出を作ろうと決意した。
しかしミリルに関わってしまった者達はある敵の存在によって狙われてしまう………
狙われていくことで消えてしまった記憶が蘇り、頼りになる仲間も増えていく物語。
ミリルは幸せな結末を迎えることが出来るのか、それはまだ分からない。全てはミリルの行動次第である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 17:27:42
11470文字
会話率:76%
創世暦4755年。
人類は新たな進化を遂げ、崩壊した地球を脱し、「漂流者」となって宇宙を旅していた。
彼らは第4次世界大戦の後、核兵器の使用によって荒廃した大地の上で、死にゆく星と生命の行く末を見届けようとしていた。
人類を救ったの
は、ソラリス(調停者)と呼ばれる外界の“ヒト”であり、人類の“祖先”であり、——現生生物の祖先であった。
実は、人類を含む地球上のあらゆる生命体は、地球の誕生以後、宇宙生命化プログラム(エネルギー保存化計画)の一端として、原始生命体の細胞を分け与えられ、独自に進化を遂げた歴史を持っていた。
ソラリスは全宇宙に存在する無数の星に種を植え付け、あらゆる生命体の可能性を探り、様々な種と生命の繁栄を手助けする「箱舟」の役割を担っていた。
人類は、彼らの集積する生命のパーツ、——すなわち“宇宙生命化プログラム”の「データ」の一部として回収され、次なる進化へと向けたステップに移行していた。
銀河GN-z11の中にある星、カストル星には、かつて地球で暮らしていた人類の細胞を受け継ぐ「フェアリー」や「バーバリアン」、「アヤカシ」、「エルフ」、「ドラゴニア」、その他様々な種族が、“第一次大陸間戦争”と呼ばれる大規模な戦時時代の真っ只中にいた。
東の大陸に鎮座する帝国、ミゼリア東方共和国の兵士養成学校、『セントラル・アカデミー』の期待の新人として名を馳せる“セフィリア・ハールート”は、自らの特性を活かした修道士(ソーサラー)としての道を極めようと、日々の修練を重ねていた。
そんな最中、アカデミーの教官から“ある人物”と手を組んでみてくれないか?と提案を受ける。
彼女は研修生の身ながら、次期魔導兵候補生の一員として将来が約束されていたも同然だった。
誰かの手を借りる必要も、余計な勉学に励む必要もない。
しかし、教官は言ったのだ。
「お前に足りないものは、戦闘に於ける「力」ではなく、「知識」なのだ」
と。
彼女は理解できなかった。
力はもちろん、知識が不足していることなんて…
才能あふれる彼女の前に現れたのは、同じく“期待の新人”として名を馳せていたダリの村出身の戦士、“ソラ・アーケード”だった。
彼は、期待の新人ながら、とある問題点を抱えていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 14:14:23
10786文字
会話率:26%
高校生になったばかりの年端もいかない少年、竜胆カオルは、司法省管轄下の連邦刑務所局が管理している、世界で最も警備の高い刑務所に収容されていた。
彼は大量虐殺の罪と、魔法不適正使用の罪により、国際的な軍事機関が管理する魔法法執行部、『ウロ
ボロス』の特殊部隊兵によって捕縛、連行されていた。
彼は竜神族、——すなわち「龍」と呼ばれる生命体の生き残りであり、古代種としての遺伝子を持つものだった。
竜神族とはこの星の純血種と言われ、人類の敵でもあった。
かつてこの星には“七神”と呼ばれる神々が住んでおり、自然界の長としてその絶対的な地位と権威を固辞していた。
しかし、約200万年前に起こった災厄、“カタストロフィ(運命の日)“と呼ばれる謎の気候変動によって、地球環境は一変してしまうことになる。
未だその災厄がどうして起こったのかの原因がわかっていない段階であるが、1つ言えるのは、その日を境に”人類”と呼ばれる種族が生まれたこと、龍の一族が滅びの一途に向かったことが、明らかとなっていた。
竜胆カオルは、かつての竜神族の血を引き継ぐものだった。
彼は自らがその一族の末裔であることを知ってはおらず、なぜ自らの“腕”に「黒い炎」が宿ったのかの理由を理解できずにいた。
——そう、彼は突然理性を失い、自ら住んでいた街を一瞬で焼き尽くしてしまったのだ。
そしてその街には、彼の家族や友達が、何気ない日常の中に暮らしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 16:56:58
2461文字
会話率:22%
青山学園の数学教師に就職していた日比野飛鳥は、10年前に失踪した幼馴染、杉山健太の行方を追っていた。
健太は霊界の“反逆児“と呼ばれるハデスの勧誘を受け、魔族たちの住む冥府へと旅立っていた。
生まれつき特異な体質を持っていた彼は、ハ
デスのある「計画」に利用できるのではないかと目されていた。
“触れた者の魂を無形化できる“
その、『特性』を。
ハデスは霊界の六王と呼ばれる魔導府の使者たちの追手を掻い潜り、ある“野望”を企てていた。
人間界と霊界の境界を壊す。
人間たちの心を融かし、すべての生命と原始大海が覆っていた太古の地平を取り戻す。
そのために、人間たちの魂で汚れた「不浄の土地」を一掃しようとしていた。
霊界を守護する、『魔法省』の転覆を手始めに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 00:05:03
13896文字
会話率:29%
自殺というのはとても難しい。健康的に生きてる状態を100とするのならばいきなりそれを0にするのが自殺だ、というかそうしないと辛い時間が延々と続いてしまうわけだ。生命活動はいずれ止まるのだからわざわざいきなり死のうとしなくても生きてるだけで緩
慢な自殺だと思うのだけれど・・人には、この世界には死にたくなるほど辛いことが溢れているのだろうな折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-10 13:09:08
2670文字
会話率:58%