57歳で始めたマスターズ陸上は、はや60台も過ぎ去り、今年(2023年)は15年目のシーズンに入った。
中学は1年、高校は2年、大学も2年とやめた理由はそれぞれ違いはするものの、私は陸上部を途中で三度も退部したれっきとした落ちこぼれランナー
である。
その私が高齢者の範疇に含まれる年齢になった今、「ひとり部活」では15年も続いている姿は、持続力と克己心が徹底的に欠落していた若い時の自分に見せてやりたいほどだ。
その「ひとり部活」で私が円盤や砲丸を投げるのは広島市を流れる太田川のひとけのない河川敷。
約60年前、この川の下流は私の子供時代の遊び場だった。
当時一緒に遊んだ友人たちの姿はないが、70台になった今もなお、同じ川のほとりで私は一人寂しく、かつ楽しく遊んでいる。
この河川敷で全くの自己流で腕に磨きをかけ、多い時には年に6回ほど日本各地で行われるマスターズ陸上の試合に出ている。
これは「ひとり部活」と称して、嬉々として遊ぶ70台のアスリートの日常である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 16:39:52
61892文字
会話率:5%
人類はその日、真の絶望を知った。前触れもなく空に現れた巨大な円盤。それが何者で、どこから来たのかはわからない。さらにそこから放たれたものが何で、どういう仕組みなのかも不明だった。もしかすると、ただの圧縮した空気の塊だったのかもしれない。
だが、結果は明白だった。
凄まじい爆風が発生し、円盤の真下を中心に半径数十キロが一瞬で更地と化したのだ。
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最終更新:2025-03-13 11:00:00
1341文字
会話率:45%
今より少し昔。世がUFOブームの真っ只中の頃。
真夜中にそれは現れた。人気のない、高速道路の工事現場。
宇宙局に送られてきた謎の電波。その暗号を解いた結果、明らかになった着陸地点。
空から飛来した円盤。迎え出たのは軍人、政府高官。
第一関門突破といったところ。お次はいよいよ人類と地球外知的生命体、つまり宇宙人と初の接触。無礼があれば惑星間の戦争に……いいや、ただ来るのが早かったと愛想をつかされるだけに終わるかもしれない。相手にもされない。猿同然。
そもそも戦争になるのだろうか。戦いに。一方的な蹂躙に終わるかもしれない。わからないことだらけだ。そもそも何が目的で地球に来たのか、どんな見た目なのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 12:00:00
1270文字
会話率:40%
気持ちの良い午後だった。
空を見上げれば雲一つない・・・・・・はずだった。
「あれは何だ」と誰もが目を細め、次に我が目を疑った。
銀色の円盤としか言いようがない。
それがゆっくりと降りてくる。
宇宙人の侵略? 宣戦布告? 交流? 平和
の使者?
地上の者はあたふた、てんやわんや・・・・・・でもない。
数十年前から宇宙事業に力を入れてきた。
いつかこんな日が来るんじゃないかと朧気ながらに対策、マニュアルを作り
それなりの動きができるようにしてあるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 11:00:00
1644文字
会話率:15%
アナログとデジタルについて考え続けています。まあ駄文ですけど。
今回は(今回も?)コンパクトディスク(CD)についてです。CD規格を読み込んで誤解がないように努めました。CDの円盤上にデータがどのように記録されているのか明らかにできたと思
います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 00:41:33
5352文字
会話率:0%
ある昔、一人の女が巨大な樹がある世界に迷い込んだ。その樹はカルパヴリクシャと言い願いを叶える神樹だった。さまよっているとある男と出会い自身が住んでいる場所まで案内される。そこは神樹を崇めている部族だった。驚くことに男には十一人の兄弟が居た。
翌日、族長に呼ばれた女は自分が迷い込んだ訳を知り、初日に出会った男との婚姻を迫られ承諾する。そんな中族長は長らく患っていた持病が悪化し亡くなる。書斎を整理していると〝一族の繁栄を望む〟との遺言状が見つかりその遺言通りに兄弟らは準備をする。女はその男と一緒に旅立つことにし十二組に分かれて未開拓地へ散って行った。
七年後再び集まった十三人は開拓した領土を元に国を興す事にした。だが二人の仲は冷え切っており、女は神樹を守る統治者に、男は一人戻って行った。只、幾つかの国では現地の部族を奴隷化していた。
その数年後女は十二人の子供を産む。しかし、予知夢を見たことで国を興した十二人の元へ送る事を決意する。
月日が経ち子供は王位を継ぐ程に成長したが神樹の掟を破り神罰を享けた。それと同時に神樹は十三の株に分かれ別々の方向へ飛んでいき、この広い大陸を十三に区切る様に不透明な壁が覆うのだった。国は崩壊し消え失せた様に見えたのだが、何故か奴隷になっていた部族の一部は生き延び新しい国を造っていった。
三千年後には幾つもの企業が乱立し人口の増加と共に格差社会が広がっていた。元々、城の跡地だった位置には巨大な円盤状の土台が浮いており、その上に高層の商業ビルや高層マンション、企業ビル、高層の社宅が立ち並び密集していた。
交通手段である車やバス、電車は空に浮かび完全自動運転が可能となり、ネットワークによる情報の共有と割り振りの御かげで事故も渋滞もない完璧なものとなっていた。
葵の家は神力を継ぐ家系でその他にも分家を抱える特殊な環境でもあった。只、世間では知る者はいなく栃佐野家を含めこの様な形式をとっているのは三家しか残っていなかった。
そんなある日、栃佐野家に神の使者を名乗る人らがお願いしに来た。内容は十三株に分かれた神樹を集めるのに協力してほしい事、そして神樹を狙う企業らの手へ渡るのを阻止する事だった。
葵はこの家に生まれた事を何となく理解し承諾した。しかし、神樹を狙う企業らは使者が考えてるより深くより黒い死の影を落としていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 22:16:11
128054文字
会話率:61%
自殺する為に夜の葦鹿山を登っていた胡桃は、山に墜落した円盤から現れた宇宙人“沙月”と出会う。沙月は遠い星から来た調査員で、人類の善悪を調査し、その結果次第では人類を滅ぼすことになると語る。これは六畳間で共同生活することになった二人の日常系小
説である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 23:10:00
349078文字
会話率:49%
これは、怪談作家/オカルトマニアグループ『正坐する骸骨』が撮影したインタビュー動画『まだまだあった相沢さん家の呪物』(動画投稿サイトで公開中)にてカットされた部分を文字起こししたものです。
現在、我々のメンバーの一人が行方不明となってい
ます。
思い返せば、彼女の様子に違和感を感じるようになったのは、この事件があってからのように思われます。
この動画のカットされた部分が失踪の原因であった場合、動画を見た方にも何らかの影響が出る可能性がありますので、今回文字起こしという形を取らせて頂きました。
心当たりがある方は、『正坐する骸骨』へ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:00:00
6783文字
会話率:47%
書こうとして挫折した小説の再投稿です。
最終更新:2024-07-01 02:52:59
23572文字
会話率:29%
あくまで、個人的な意見です。
キーワード:
最終更新:2023-10-25 22:28:32
1585文字
会話率:0%
短編です。稚拙です。雑です。
キーワード:
最終更新:2023-07-06 23:18:14
2642文字
会話率:0%
悲運な女性の断末魔を描いた物語です。
はるか未来の、宇宙の彼方を舞台としていますが、独裁的領主が支配者として君臨する、封建的な世相を背景とします。
とある星団帝国の名門領主という高貴な生まれであったその女性が、裕福な暮らしと幸福な日
々の先に陥った、ブラックホールにのみ込まれるという壮絶な最期。
15個もの星系を領有し、財力も声望も文句なしといえる名家の棟梁の妻であったのに、一族は滅亡し、愛娘は凌辱の末に惨殺され、夫の身体は4つにちぎれ飛び、自身も激烈な引力から逃れられなくなり、生存は絶望的となります。何もできず、ただ死を待つのみとなってしまったのです。
その悲運の引き金になったのは、手塩にかけ愛情を注いできたはずの、領民たちがまき起こした反乱でした。
善良な知行によって信頼関係を築き、慕われ親しまれてきたはずなのに、こんなにも残酷な裏切りで報いられてしまったのです。
なぜ・・・なぜ・・・、と女性は問いかけます。不可避となった死への絶望の中で、一心不乱に考えをめぐらせます。それしかできないのです。
ブラックホールの強大な重力によって、驚異的なまでに引き伸ばされた時間の中で、女性の問いはいつまでもどこまでも続くこととなります。
そして長い長い問いかけの果ての結末として、彼女は、生涯で最大の悲劇に遭遇します。娘の惨殺より、夫の身体の四散より、自分の死が不可避なことより、もっと壮絶な悲劇に・・・
銀河戦國史シリーズの一つとして描いた作品です。
地球を飛び出し宇宙に進出した人類が、直径10万光年にも及ぶ銀河系円盤のいたるところに生息場所を広げ、離合集散や栄枯盛衰を際限もなく繰り返した果てに、全銀河全人類を含んだ統一政体のもとで恒久平和を実現するに至ります。
そんな人類の描き出した、大樹の枝の経脈を彷彿させる1万年の足跡を記したものが、銀河戦國史シリーズです。10万光年の空間と1万年の時間を舞台とした全人類史が、シリーズの全景です。
1万年後の、恒久平和実現後の銀河系に暮らすエリス少年が歴史に触れる場面から、物語は始まります。プロローグにおいて、少年が「銀河戦國史」に思いをはせる場面が描かれ、それに続いて、本編としての上記表題の物語を描き始める、という構成になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:00
33138文字
会話率:3%
地球を飛び出し、銀河系へと拡散し、生息域を押し広げ、離合集散・合従連衡・栄枯盛衰を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、エリス少年のもとに舞い込みます。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見るべく、遥かなる時空へと旅立とうではありませんか!
今回少年に元に舞い込んだのは、銀河史中世の物語です。
美しくも冷徹な王妃はその手を血に染め、先祖伝来の所領安堵に余念のない貴族は計略を巡らせ、権力に翻弄される庶民はそれでもしぶとく雑草のように生き延びます。
3つに分割された王国において、戦争に加えて権謀術数を尽くした暗闘までもが繰り広げられ、王妃も貴族も庶民も、それぞれの立場で試練を経験するのです。
王国は「漂流星団」に営まれています。銀河系円盤上の他の天体とは異なる運動をしているのが「漂流星団」であり、住民を「航宙民族」の巣窟へと導きました。
略奪しか生きる術を持たない野蛮な人々が「航宙民族」と呼ばれており、彼らの巣窟に飛び込んだ「漂流星団」の住民は、それだけでも悲劇的だったのですが、そこにようやく樹立された王国も、内部分裂を起こしてしまい、3つの分王国に別れて相争っているのです。
「北の分王国」「東の分王国」「南の分王国」の3つが並立している星団の、「南の分王国」の王妃と、王の側近の貴族と、名も無き庶民たちの繰り広げる、血みどろでありつつも涙ぐましい努力の数々を、是非ご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 12:00:00
75906文字
会話率:43%
ネギマンボウにはなりたくねーなあ!
最終更新:2024-05-25 17:25:35
2890文字
会話率:61%
アグレッシブ女子高生のヒマリが召喚された異世界では今まさに空飛ぶ円盤の襲来を受けていた!
エルフや魔術師、オークにヴァンパイア等。ファイアーボールやドラゴンとUFOとの戦い。
異世界オールスターと共にヒマリは宇宙人を撃退できるか!
最終更新:2024-05-16 20:00:00
167200文字
会話率:48%
戦争している国の上に突如円盤が現れました。
キーワード:
最終更新:2024-05-05 00:32:25
3485文字
会話率:40%
円盤の到来についてのこと
キーワード:
最終更新:2024-04-30 11:57:46
340文字
会話率:86%
<読み切りファンタジー小説>
青く美しい星『アスレラ』は魔王の闇が世界を覆い始めていた。だが魔王ありしとろこに勇者ありというのが世の常。この世界にも例外なく勇者がその聖剣と共に現れた。そして勇敢な仲間と共に魔王城を目指し旅を続け、ついに魔
王と対峙する。この世界の命運を分ける大勝負が始まった。光か闇か。この世界が望むのはどちらなのか?そして両者は力と力をぶつけ合い、ついに決着がつくかと思われた。だがその時。突然、魔王城天井を突き破り光線が降り注ぐ。咄嗟に2人は最後の一振りの為に貯えた力をその光線の対処に使用した。そして光線が消えたことで崩れた天井とその向こう側が見え始める。その光景に勇者のみならず魔王までもが表情をこわばらせる。視線の先では空を覆いつくほど大きな空飛ぶ円盤一隻と無数にの小さな空飛ぶ円盤が2人を見下ろしていたのだ。そして固まるように空を見上げていた2人を囲うようにエイリアンが空飛ぶ円盤から下りてきた。もう終わりかと思われた勇者の物語。だが本当の始まりはここからだった。
アスレラを分かつ人類と魔王軍の勢力図に新たに加わったエイリアン。人類と魔王軍は圧倒的戦力を持つエイリアンに対処するため、休戦協定を結び互いに手を取り合った。エイリアンという強大な敵が前代未聞のタッグを組ませる。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 19:00:00
40990文字
会話率:54%
米国地球外生命体遭遇研究センター(United States Extraterrestrial Encounter Research Center USEERCユーセルク)が初の接触に成功した地球外生命体、コードネーム:ETL(ExtraT
errestrial Lifeform)-1とのコンタクトに関する記録折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 21:22:05
2019文字
会話率:0%
人間ではない者たちが人間の心を求めて…
栄華を極めた王国は潰え、怪物の群れだけが残った。
百年後、リザードマンの青年は昔話に興味を持ち、仲間とともに旅立つ。
サジタリアスの円盤を求めて――『心』の探求が始まる。
ファンタジック・ホラー・ア
ドベンチャー。
※ この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 14:44:18
36043文字
会話率:51%
畑にミステリーサークルが現れた。
男子中学生が幼なじみ三人と一緒に調査に向かう。
ミステリーサークルなんて、どうせいたずらに決まっている。
そんな予想は外れ、空に光り輝く大きな円盤が現れ、
中には銀色の宇宙人が待っていた。
宇宙人は男子中
学生たちとの交流を喜び、
何を間違えたのか、その四人は宇宙へ連れて行かれてしまう。
地球へ帰るため、宇宙人との必死の交渉が始まる。
そんな宇宙人との意思疎通の決め手は、ミステリーサークルだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 03:48:25
8714文字
会話率:18%
ここは日本の首都東京。その片隅にあるベッドタウン。日に一度宇宙から円盤がやって来て、それをヒーローが倒す事が日常となった街。
歴代最強の今回のヒーローが、獅子奮迅の活躍で42連勝を達成した翌日、その記録が途絶えてしまったようで……。
最終更新:2023-01-14 22:47:24
1670文字
会話率:0%
不規則に揺らめき、着陸した光を追った少年が拾ったのは、銀色の巨大な円盤が去り際に残した、一つの小さな卵だった。
最終更新:2023-01-05 18:29:42
7401文字
会話率:0%
今熱い”推し”が居るとお呼ばれされた円盤の鑑賞会。画面に映されたそれは異世界で戦う勇者と魔王であった。オタクの日常は異世界の非日常。推し活は異世界をも変える?のかもしれない。
最終更新:2022-12-21 12:15:15
951文字
会話率:29%
生来の執着心で目標にしていた高校へ合格した南相馬は、しかしその反動で燃え尽きていた。毎日を虚無に過ごしていた相馬へある日従兄がオンラインゲーム『Dolls Revolution』を勧めてくる。
人形を造り、改造し、操って、侵略者から人類
の生存権を取り戻す。見せられたPVには彼方に浮かぶ大円盤が映っていた。興味を惹かれた相馬は楽しみを取り戻すため『Dolls Revolution』を突き進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 18:00:40
35721文字
会話率:44%