平安の世に無法者たちが跋扈する。盗賊海賊大臣一派。上には上の下には下の争いがあり巻き込まれる者が絶えない。彼らの闘いが交錯する時、不出来と噂の姫君は都の炎上を止めるために走る。勢いづく盗賊兄弟、金に汚い貧乏親王、全てに優れた女海賊。悪人たち
の頂点に立つことが出来るのは誰か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 22:00:13
183820文字
会話率:51%
今から数百年後の未来。
広く銀河に進出を果たした人類だったが、ナノマシン生命体「ストレンジ」との戦争に敗北し、太陽系を喪失し、以来、人類社会は混乱と衰退の渦中にあった。
無法者の時代だった。
治安機関の手が及ばないことをいいことに
、「宙賊」と呼ばれる無法者たちが宇宙にはびこり、暴行、略奪、密輸、殺人などの犯罪行為に手を染め、罪に問われることもなく勝手気ままに生きている。
妻の命を宙賊に奪われて以来、金の亡者と化した父に嫌気がさし、家出同然に宇宙に出たレナ・ノービリスは、そんな宙賊たちを捕らえる「賞金稼ぎ」として、銀河を旅していた。
レナは、ある大物、高額の賞金首である宙賊、「キッド」を追っていた。
その高額な賞金も魅力的ではあったが、何よりもレナの強い正義感が、キッドと呼ばれる宙賊が犯して来た数々の犯罪行為を許すことができなかったのだ。
キッドの行方を追い、惑星「サンセット」にたどり着いたレナは、そこで1人の少年と出会う。
少年の名はウィル。
両親を「キッド」に殺された少年は、レナと同じ様にキッドを追っていた。
これは、伝説的な無法者、「キッド」を追いかける2人の物語。
※作者より
カクヨム様で開催されているコンテスト、「電撃の新文芸2周年記念コンテスト ――編集者からの4つの挑戦状――」に応募するために、ストックから引っ張り出して来たストーリーになります。
熱い師弟関係をテーマに、サクッと読んでいただけるよう、全30話弱で完結となる予定です。
※タイトルについて
本作は一時タイトルを変更していましたが、旧題に戻しました。
本作では、熊吉なりに考えた「熱い師弟関係」を思い切って書かせていただきます。
もしよろしければ、評価、感想など、いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
※作者より、他作品紹介
・オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました~奴隷オークの冒険譚~ →今風のライトノベルですが、しっかりと面白い、そういう作品を目指しています。
・イリス=オリヴィエ戦記 →熊吉の本性をご覧いただくことができます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 21:00:00
66482文字
会話率:33%
冒険者。それは誰もが知っている職業であり、最もなってはいけないと呼ばれていた職業である。仕事が出来ず、底辺が集まった無法者の集まり…それが冒険者だと言われていた。しかし、1人の冒険者が革命を起こす。それにより冒険者はちゃんとした職業として認
められるようになった。後に冒険者革命と言われるものである。そして革命を起こした冒険者を冒険王と呼ぶようになった。
この物語は革命を起こした冒険王ではなく、革命に影響されて冒険者を始めたその他大勢の1人である少年の記録である。
少年は仲間を増やし、成長しながら冒険王の秘密、そして世界の真相に迫っていく話(の予定)
※初投稿&素人なのでおやつ感覚にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:21:40
32203文字
会話率:40%
科学が発展し、世界から神秘が失われて久しい現代社会。
日本の伝統的な文化、「妖怪」に代表されるような数々の「怪異」たちもその神秘を暴かれて、世界から姿を消しつつあった。
しかし、消滅寸前だった「怪異」たちが、ある日を境に現代社会の
中でにわかに甦り始める。そして、甦った新時代の「怪異」たちは、その超常の力を以て再び人々に危害を加え始める。
さらにたちの悪いことに、そうした「怪異」たちと同調して悪事を働く無法者、通称《憑き者》まで現れ始め、社会には混乱が広がり始めていた。
だが、人間もただ「怪異」にいいようにやられている訳ではない。《陰陽師》など「怪異」退治を専門とするハンターたちや、人に友好的な「怪異」と同調してその力を借りた《憑き者》は、日夜人の世で存在感を増していく「怪異」たちと闘争を繰り広げるのだった。
主人公、百瀬 一白《ももせ かずしろ》もそんな《憑き者》の一人である。高校生の彼はその身に宿したある「怪異」の力を借りて、人知れず人に仇為す「怪異」を倒して過ごしていた。
そんなある日、百瀬はいつものように「怪異」を倒していたところを政府の「怪異」ハンターに見つかってしまう。その場は何事もなく過ぎ去るも、後日、再び彼の前にハンターが現れたその時、物語の歯車が大きく動き出す。
《主人公》
百瀬 一白《ももせ かずしろ》
高校一年生。身長172cm、体重68kg。
幼少の頃のある出来事がきっかけとなり中学校三年生の夏に《憑き者》として目覚める。憑いている「怪異」とは極めて友好的な関係を築いており相性は抜群。
過去の出来事から、「怪異」の中には良いものもいることを知っているため、「怪異」を倒すことに少し抵抗を覚えているものの、人に危害を加えるものは致し方無いと思っている。
ただ、明確な意図をもって悪事を働く《憑き者》は一切の容赦を与えず確実に倒す。
将来的には昔のように緩やかに人と「怪異」が交われるような世界が来ることを望んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 00:00:00
15358文字
会話率:28%
ナワリヌィ氏への毒殺未遂に使われたノビチョク
VXよりも強力な神経剤、ノビチョク。
「無法者と新参者」 https://ncode.syosetu.com/n7393gj/
という小説を書いたのですが、本作では化学兵器、特にノビチョクに
まつわる話がメインでした。
作中では創作の内容も含まれるのと、私も専門家ではないので、「ノビチョクについて詳しく知りたい!」という奇特な方はぜひこちらの資料を参考にしてください。
小説はフィクションですが、ここではノンフィクションの話です。
ノビチョクについては分かっていることがあまりに少ないので、ネットの記事を色々調べてみたのですが、間違っていたり、あまりよく調べずに書いたであろう記事も多々ありました。
今分かっていることについて解説しつつ、信頼できる情報源のソースを紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 00:37:27
4224文字
会話率:0%
2062年――
世界の中心的存在である聯邦「アメリカ」は、宇宙産業と謂う名の巨大科学を新たに計画・実施し、見事に大成させ、その有り余る報酬を独走状態で我が物とした。
そして、当然のように高度成長期は訪れた――技術は日に日に進歩し、
人口は増加の一途を辿る。そんな中、犯罪の多様化は免れず。政府はその対応に追われるようになった。
時代と世界の変化に順応出来なかった人間の心と、光速で進歩する無機質な世界の――シンプルな二項対立にすらなれない、欲と希望の淀み。
そこで政府は「苦肉の策」という名分を掲げて、重犯罪者に対し、その場で「処刑」する権限を一部の警察と、特捜部に与えた――それが『即時死刑執行権』
歪められた同害報復――“人殺し“が法によって正当化されたのだ。
昨今では、即時死刑執行権に反対する無法者達の報復と、正義を盾にして殺戮を繰り返す政府の犬が、都市を血塗れにしながら、尚も犯罪者を生み出し続けている。
そんな世界に、嫌気が差した特捜署で働く主人公「ゲライン・A・シェダー』は、署長「デルビン・ガント」に辞職を申し出る。
然し署長はそれを良く思わず。辞職を認める引換に、とある事件の調査を頼む。
だがそれは、世界――そして人の在り方を根底から変えてしまう様な“怪事“の一角だった……
【筆者から】
この作品に登場する様々な科学技術は、2020年現在。世界各国で研究途中・完成した物をモチーフにして、そこから発展したらこうなるだろうと予測したものや、想像の産物になります。
事実、殆どが既にこの世に存在している技術で、この作品は筆者の「未来予想」に基づいて書かれています。
【完全版について】
以前、投稿していた本編を改稿し、完成度を高めたものが拙稿になります。
故に内容が多少変化し、より世界観に没頭出来るように変化されていると思われますので、今後とも宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 21:00:00
11499文字
会話率:26%
屋上に立つ彼女は自らを無法者の詩人と名乗った。
最終更新:2020-08-14 00:47:20
2051文字
会話率:57%
遠い昔、大災害が発生した
空が割れて水の塊が落ちてきて、たくさんの命と宝が失われた
その災害を境に世界は「海」に支配された
災害はたくさんの利益とたくさんの悲劇をもたらし、世界の法則を変えてしまった
これは、そんな世界を生き
抜く無法者たちの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 10:10:03
12226文字
会話率:34%
――いきなりの報告で悪いけど、東京は死にました。
2025年、東京。
『記憶の大渦巻(メモリシュトローム)』によって大量の記憶喪失者が生まれた都市には、
記憶喪失者ゆかりの品物を探す無法者『記憶探偵(メモライザー)』が彷徨っている。
『
記憶探偵』雅楽川(うたがわ)シキもそのひとりだった。
シキは東京のとあるネットカフェを拠点に仕事をしていたが、その中でひとりの記憶喪失の少女と出会う。
ナユ、と名付けられた記憶喪失の少女はシキに無垢な愛を与え、暴力に染まったシキの心を解きほぐしていく。
しかし、ナユの記憶を調べていくことでその平和な日常は次第にほころびを見せていくのだった。
――これは記憶喪失の少女ナユと、『記憶探偵』シキの、真実の愛を探す物語。
※この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
https://novelup.plus/story/762411915折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 18:40:23
5521文字
会話率:24%
世界を神が統べていた時代。
神々に戦いを挑みし白き竜あり。
白き竜、太陽が五度沈む間、天を炎で焦がし続けるが、神々には届くことはなかった。
六度目太陽が昇りし時、神々の放てし雷は、白き竜を貫いた。
力尽き、大地に落ちた白き竜。
その体は気高
き山脈を築き、その翼は静かな森となり、その尾は優しき河となった。
かの地の名はテラドラコニス。
神々より竜の力を与えられし約束の地。
ドラコニス大陸に存在する、とある古代遺跡。
多種多様の種族が乱れ住む、そこは、無秩序で破壊と殺戮にまみれ、混沌とした地獄のような古代の遺跡……ではなかった。
秩序があり、無闇で無意味な破壊や殺戮は無く、社会から逸脱した無法者にとっては天国と言えた。
ここは、様々な理由で世界から拒絶された者たちの最後の砦だったのである。
ならず者の楽園、デスペラドパラディース。
これは、魔王を名乗る1人の男とその仲間たちが、最後の楽園を守り、そこで暮らす物語である。
※この作品はシェアワールド『テラドラコニス』の世界観に基づいて書かれています。
シェアワールド『テラドラコニス』のリンクはこちらです。
https://terradraconis.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 21:00:00
63037文字
会話率:22%
スペインで共働きの両親に連れられ移住した16歳の少年はある日の出来事を境に両親を失い、スペインのスラム街を彷徨う事になる。
彼はとある出来事をきっかけに生きる世界を変えたいと願い、目を覚ませば女の子の姿で奴隷船の中にいた。
そして、彼女が辿り着いたのは無法者と海賊達の楽園、エスケレトプエルト。
これは、ロホと呼ばれた彼女が様々な人間(アウトロー)な人々と出会いながら異世界のスラム街で生活していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 15:00:00
84089文字
会話率:35%
新種ウイルスを発端に各国政府が収束に翻弄するもほぼ絶滅の危機を迎えた近未来。スカベンジャーと呼ばれる無法者が跋扈する世界で安全な場所を求め移動し続ける弱者たち。
少女は襲撃者に追われその短い命を閉じるも、少女の嘆きを受け止めた創造主は少
女の願いを聞き届け、神の代理人に任命する。
かくして少女はこの星の未来を守る為、悪に立ち向かい、少年少女たちを救い、美しい星を目指し奔走する。
神に見捨てられたこの星の運命は少女に委ねられたのである。
そして今、神の加護を受けた少女の無双伝記が今始まる。
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はじめまして。
オープニングの題材についてですが、使用しているのは今世間を騒がしているあのウイルスです。
このウイルスがどんどん広がっていってパンデミックを起こしたらどうなるだろうと想像を膨らませた、あくまでもフィクションの内容となっております。気分を害した方がいらしたらすみません。
またお堅い話なのは1話目のみです。2話目からは普通に物語が進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 08:55:57
344506文字
会話率:52%
再生と吸収——それが『轆轤凰染<ろくろおうぜん>』の持つ能力。
自らが負った傷を瞬時に回復、そして受けたダメージをそのまま火力への還元する。
そんな一方的に勝つに決まっている能力を持っていながら彼は、次男だった。長男でなければ、どれほ
ど強くても一族の継承者にはなれない。宝の持ち腐れだと、ただの邪魔だと罵られ一族を追放された凰染。
だが本人はそれでも気楽に生きることを望み、しがらみに囚われない自由を満喫していた。心の奥底には、一族へのドス黒い憤慨を押し込んだまま。そして彼は見つけたのだ。そんな自分を、唯一満たしてくれる場所を。
『鬼城学園』
世界の在り方をコントロールする、八つの学園組織の一つ。そこではより強い者ほど、高い地位に付く完全実力性……そんな欲望蠢く場所で、火力一本、どれほどの自由を得られるか?
かくして最強火力の無法者は、一介の生徒としてこの学園に入学することとなった。
※ストックできたので毎日15時投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 15:00:00
139923文字
会話率:31%
突如、新宿区歌舞伎町に現れた無法者"園田獄矢"。ヤクザがバックにつくキャバクラを荒らし、食い止めるヤクザを返り討ちにし続けた。歌舞伎町の裏社会を仕切る天帝こと"十禅寺龍平"は優遇する事で園田の暴行を止
めようとしたが失敗する。十禅寺は警視庁にいる友人に依頼して、青森県の山奥にて、封印に成功したのだった。
数日後、ある男が封印を解いて園田を救い出した。驚く事に、男は小学五年生の少年"御倉星"だった!
歌舞伎町制圧を目指す園田一行の長い旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 12:02:50
56894文字
会話率:66%
この国が出来るずっと前の話。賢者がいた。その賢者は生まれてから死ぬまでずっと魔法を極めてきた。しかし、賢者はその努力を形に残したいとある物を世界に残して死した。それは、魔法書(グリモワール)だ。その本を見つけ読んだものには賢者の魔法を授ける
と言うものだ。だが、それが原因であちこちで戦争が起き、国が消えた。その事に涙した賢者は魔法書を世界各地に隠した正しきものがそれを手に入れるようにと。そして、最後の魔法書を隠した時、賢者は、その場で寿命を終えたのだと言う。そのうちの1つに見つけたものに本当に美しいものは何かを教えてくれる本があった。その本をある洞窟で見つけたある国の姫は歓喜しそれを使った……自分の人生の破滅の書だと知らずに。醜い物になってしまった姫は一生その洞窟で泣き続けましたとさ。これが、この国に伝わる童話だ。
この話は私がその姫に恋をして世界を踊らせる。怪盗の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 05:00:00
971文字
会話率:29%
全世界に次元重畳現象か発生することによって「能力者」と「改造人間」が存在する事になった冷戦時代(コールドウォー)。世界は政府より強い力を持っている複合企業、「企業国家」によって支配されており、人類はゆっくり、そして確実に終末に向かっている
。
これは歴史上に由来がない混沌の時代で、復讐のために煉獄に落ちた、どの無法者たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 16:07:26
8939文字
会話率:46%
ルーカス・ジョーンズは聖人ではありません。彼は野生の西として知られている期間で最も危険な無法者です。最終的に、すべての犯罪者のように、それはあなたに追いつきます。彼は終身刑と改革を得る。 4年後、彼は500年先の未来へと運ばれ、北海道に落ち
ました。しかし、これは通常の日本ではなく、ポスト黙示録です。目を覚ますと、彼は面白いロボットに出会い、2人は賞金稼ぎとして冒険を始めます。賞金稼ぎになり、他の人を助けることによって、過去の犯罪の償還を求めているルーカスの冒険に従ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 09:33:33
112864文字
会話率:0%
人と竜が共存する社会で、無法者の竜を狩る許可を得たドラゴンハンターが日課をこなす話。
最終更新:2019-07-30 06:00:00
2458文字
会話率:40%
さぁ!始まりました。異世界のモンスターが入り乱れてレースを行う『異世界F-1グランプリ』!
何に乗ってもOK!速さイズジャスティス!そんな無法者たちのレースを征するスピードヤローは誰だ!?
異世界でモンスターをF1カー代わりにレースを行
う作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 19:14:08
996文字
会話率:85%
非人道的地球防衛軍 VS 異世界勢力 をゆるく描いた空想特撮風コメディ。
■地球防衛軍
反社会的勢力・団体、社会不適合者、アウトローに無法者、社会的弱者等々
■異世界勢力
海底王国、地底帝国、ファンタジー異世界(仮)、魔界、天界、電脳世
界、ロボット軍団等々
過去作をゾンビ兵の話を中心に
出来るだけライトにわかりやすく再編集。
ラストエピソードなどは新規追加。
※毎日更新
※基本は1話につき約1,000~2,000文字程度
※全104話、最終約16万字
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 00:00:00
157668文字
会話率:19%
世界各国の上空に現れた未確認飛行物体は、各地の軍事拠点を攻撃、各国政府機関の主要施設を破壊した。国連指揮下の地球防衛軍日本支部に所属していた『進士直道』は、事前に接触していた地球外生命体の亡命者『ドクターX』の協力を得て、日本上空の未確認飛
行物体を撃墜する。
しかし、その影響で未確認飛行物体に搭載されていた次元干渉装置が暴走、数多ある三次元の平行世界同士が衝突を起こし、時空の混乱が引き起こされた。その結果、未確認飛行物体群は姿を消したが、地球は様々な平行世界がつながり合う時空が混乱した世界へと変貌を遂げることになる。
そして、本来別世界であったはずの地底帝国、海底王国、ファンタジー異世界(仮)、魔界、昆虫軍団、ロボットワールド、電脳世界、といった並行世界の住人達が次々と名乗りを上げ、地球防衛軍日本支部に対して宣戦布告を行った。
地球防衛軍日本支部司令官となった『進士直道』は、復興第一を掲げる国策のため、人員確保に窮していたが、反社会的勢力・団体、社会不適合者、アウトローに無法者、社会的弱者等々の人々を大量採用して人員を増強する。
そうした人材を専門分野に特化した九つのチーム『非道』『外道』『鬼道』『修羅道』『色道』『餓鬼道』『邪道』『魔道』『極道』に分け、九つのチームの総称を『九頭(クズ)』、下っ端構成員を『下衆(ゲス)』と呼称した。
そして新任特務官『天野正道』、改造人間の開発を夢見る一条女史、性格は男前なのに恋愛には一途な乙女の財前女史、すぐ胃が痛くなる気弱な政府交渉担当真田ら幹部連、『九頭(クズ)』のメンバーと共に、様々な騒動を起こしながらも奮戦していく。
時には、国内の非戦派を中心に人権擁護団体、環境保護団体、動物愛護団体などの各種組織を取り込み、マスメディアも巻き込んで大きな大きな発言力を持った国内組織『ピース9』と世論の主導権争いをしながらも、奇想天外、荒唐無稽な作戦で異世界勢力と戦って行く。
この物語は、地球防衛軍日本支部が人類最後の日を阻止するまでの長い道程と、メンバーの本当はゆるい日常を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 00:27:05
181145文字
会話率:38%