橘 一樹は、9歳から19歳までの記憶を失っていた。
事故現場を目の当たりにしたショックから解離性健忘を患った一樹は、家族の助力もあり少しずつ記憶を取り戻していく。
やがて日常生活を送れるようになった頃、自室の押し入れに仕舞われた身に覚えの
ない手紙を見つける。
『ずっと待ってる』
何か、大事な記憶を取りこぼしている気がする。
その胸騒ぎの正体を知るため、一樹は手がかりを探るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 13:38:13
3966文字
会話率:25%
桜井若奈はどこにでもいる普通の女子高生である。
ちょっとくせっ毛の前髪が気になる、少しだけ運動が苦手なだけの女の子である。
自他共に認める、平凡な一般市民。
変わっているのは周囲で、本人はいたって普通の一般人なのだ。
しかし物語は時
として、何の関係もない一般人を巻き込み進み出す。
一般人。
それはいつだってそこにいる存在。
完全犯罪の現場を偶然目撃し、不完全を作り出す存在。
桜井若菜は果たして何を見るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 00:00:00
13555文字
会話率:22%
「pixiv」に掲載済みの作品です。
橋本みのりは親友の藤村花音(かのん)に恋をしている。目前に迫る大学受験にさかのぼること一年前、一緒の大学を受けようと約束していた。お互いの家で受験勉強を続ける二人。。受験前日、みのりは手製の桜色のお守
りを花音に渡す。驚く花音、何故なら同じ色のお守りを彼女も用意していたから。偶然の一致に喜ぶ二人、しかし本番への不安はぬぐい切れなかった。受験当日、二人は待ち合わせて受験会場へと向かう。みのりは席について勉強するが落ちつかずトイレに行こうとしたら、花音からまたお守りを渡された。緊張と不安で一人になった時にお守りを強く握ると、中に何か入っているのに気付いた。迷った末に中を開けると「付き合って下さい」との言葉が入っていて驚く。何故なら自分が花音のお守りに忍ばせた言葉と同じだったから。席に戻る時、みのりは花音に訊く。「私のお守りも、もう開けたの?」「とっくに、ね」みのりは覚悟を決め、席に戻るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 23:19:16
15293文字
会話率:53%
桜色。それは、貴女の色。
最終更新:2022-07-03 17:44:26
237文字
会話率:0%
本作品は「だれにも言えない恋」をテーマとしたカクヨムの短編小説コンテストに参加するために執筆した『(旧)その教室は、桜色に染まっていた』をリメイクしたものです。より幻想的な雰囲気を味わえると思います。
この作品はカクヨム、pixivに
も掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 20:27:19
3742文字
会話率:26%
その少年は気づいた時にはすでに異世界に飛ばされていた。この物語の主人公となる多くの謎を抱え三人の美少女の旦那様となる明星善吉と、この物語のヒロインである桜色の髪で可愛いもの好きのふわふわ雰囲気なアメリア、言葉数の少ない見た目幼い狐の獣人キュ
ンティア、妄想癖がある残念系銀髪のへっぽこクールなキルラがすでに好感度最大の状態でスタートを切る。このハーレム状態を用意したのが、善吉の家族の母親で、三人については母親からの手紙により許嫁と知らされるところから始まる異世界生活だ。何もない状態で不安になるが、善吉の不安を払拭するほどの三人の強さによって問題もなく生活が続いていくほのぼのする日々を送っていた。たまにドッキリもさせられるが、三人の大胆な行動に顔を赤くする毎日であった。それでも三人からもハーレムエンドを迎えているから問題ないと伝えられ、せめても旦那らしさを身につけようと奮闘する善吉だが、それ許さないと言わんばかりに問題が起きていくのであった。
※内容としてはお嫁さん三人がいるハーレム状態から始まる主人公チート物語になりますので読んでもらえると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 09:05:19
156786文字
会話率:55%
神社へと向かう桜並木に、桃色よりも淡く白よりも明るい桜色と若草色の暈しの地に、舞う花びらの刺繍の着物を着て、黒髪をおろした桜の精が現れるという。
最終更新:2022-04-24 10:51:25
1663文字
会話率:32%
同窓会の帰り道、4人の男女は中学校の校庭へと向かった。
桜の木の下に、10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こし、昔の思い出を確かめる。
ただ、全員が全員幸せな気持ちになるようではないようで……。
最終更新:2022-04-02 11:16:11
2257文字
会話率:25%
16才のシャルロッテはホルム伯爵家の長女でありひとりっ子である。
絹糸のごとき繊細な金の髪は緩くウェーブがかかってフワフワと小さな白磁の顔を覆い、
隙間から細いうなじを垣間見せている。
大きく透き通った青い瞳と小さな桜色の唇、小柄で華奢な身
体つきも相まって天使のようなーーー
「ちょっとクロエ、新聞が揃ってないじゃないの。一紙足りないわよ!」
「お嬢さま、王都の闇は休刊らしいですよ。」
「チッ!ゴシップ紙はこれだから。
ちょっとの圧力でやめるくらいなら下手なスクープとか載せんじゃないわよ!
反骨精神が足りないのよ!!」
鈴を転がすような声で毒舌を吐き散らす残念美少女がシャルロッテなのだ。
令嬢探偵シャルロッテの推理が今日も冴える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 12:00:00
15012文字
会話率:25%
「サンタクロースに会いにいこう」
クリスマスの日、不思議な力を持つ少年タータは幼馴染の少女ハルと、そう約束する。
ふたりの秘密の冒険が、今、始まるーー。
タータとハルが暮らすのは、小国・シャララ王国の王都。身分制が絶対の王都で、最下層の
民として姉と二人、貧しく暮らすタータは、空の色とともに色が変わり、夜には中で星が瞬くという不思議な瞳を持っていた。そしてそれは、かつて反逆者として国を追われた、『星空の精』と呼ばれる魔法使いの一族の特徴とされるものだったーー。
シャララ王国には、幽閉されている王の一人娘・ハルア姫がいる。栗色の髪に桜色の瞳を持つ美姫・ハルア。しかし、王位を狙う貴族たちによって、傀儡となった父王にハルアは命を狙われてしまう。
処刑は、一年後ーーそう告げられてから、王都の街では、ハルアの存在は触れてはならない禁忌とされた。
ハルと名乗る、栗色の髪に桜色の瞳の少女が、タータの前に現れたのは、そんな時だったーー。
心の底に、秘密の苦しみを抱えたふたり。ふたりの冒険は、王都に、そしてそれぞれの心に、何をもたらすのか?
魔法世界ファンタジー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 11:31:30
15693文字
会話率:29%
都内某所に建つ,私立新緑高校に通う,主人公,最上楠子(もがみくすこ)15才。
彼女は校内では,かなりの有名人である。
何故なら―――‥超がつくほどの美少女だから。短く整えられたストレートのボブショート,淡い桜色の唇,薔薇色の頬,やや吊り気味
のぱっちり二重,青みがかった色白の肌,小柄で華奢な体躯。無口で物静かな性格,何を考えているか判りづらいミステリアスな表情――――――――――――――――――――‥‥だが,実はそんな彼女にも誰にも明かせないとある事情が有った。其は―――――――‥‥初作品です!宜しくお願いします!!
PS:基本的に仕事や家の事を優先するので投稿・更新は,不定期となります。もし,「それでも良いよー」て方は是非とも覗いて行って下さい♪そして,この作品が貴方にとってお気に入りになると良いなぁ?と思います!(・ω・`=)ゞでは,悪しからずm(._.)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 15:45:58
11565文字
会話率:20%
「ワタシたちはキマイケーラ、生きた自然災害のようなモノですね」
クレセンド王国は500年もの長き平穏を保っていた。
しかし、突如としてクレセンドの平和は消え去った。
キマイケーラと名乗る異形の襲撃である。
兵力はむなしく、ただなす術もな
く屠殺され、捕食される。
やがてキマイケーラは王宮にまで侵入し、王族までもが皆殺しに遭った。
追い詰められ、逃げ場を失った王女ヴィエラ・クレセンドは死を悟る。
だが、その時、たまたま握った剣が呟く。
『我と同調せよ』
『我は神器、名を剣盤ハーモニカ』
その剣は「神器」と名乗り、満身創痍のヴィエラの体と合体する。
やがて、ヴィエラはその剣を手に、キマイケーラと戦闘に入る。
ヴィエラはクレセンド随一の剣士、【剣天】の異名を持つヴァイオレット・クレセンドの実の娘であるのだ。
覚醒したヴィエラの実力は今までの戦力差を覆す程に強大、クレセンドの希望と化す。
その裏で、キマイケーラの最上位に位置する、ウェベンヌという異形は自由奔放すぎる性格で、同族から抹殺されようとしていた。
その時、ヴィエラとウェベンヌは邂逅する。
偶然の出会いだが、利害は一致。
二人の協力、並びに周囲の人間の助力が重なり、強大なキマイケーラの魔の手を退けた。
やがてヴィエラたちの向かう先はクレセンドから、隣国のトーン王国、あらゆる国のトップが集う先進国オクタルヴ……
キマイケーラによる被害や事件は活発化していく中、各国を回り、神器または神器使いを旅に加える。
みんなのお姉さんを自称する銀髪桜色眼のシスター、クラリオン・ヴレイス。
トーン王国騎士団長にしてヴィエラの親友、コルネット・フィオナ。
一日の全てを神託によって動く桃髪の聖女、カリナ・エコーズ。
キマイケーラと人間の戦いは激化してゆき、やがては世界の真実に直面した時、ヴィエラは大いなる力と将来の展望を見据えることとなる。
“王の道を地で行く”と書いて王道、ここに極まれり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:46:52
163517文字
会話率:54%
分かち合ったつもりでも、別々の人間だって知っていた。
最終更新:2021-09-11 09:42:02
824文字
会話率:0%
ここは乱世、戦場を駆け巡る少女たちがいた。
藤原家の姫で『桜色の翼』と呼ばれる美しき少女、咲希〈さき〉。
彼女に仕える忠臣で『桜の守り人』と呼ばれる強き女、一葉〈ひとは〉。
同じく咲希に仕える忍び『死神』と呼ばれる優しき少女、深雪〈
みゆき〉。
戦乱の中に彼女たちは生きてきた。が、ある男が現れたことにより、恋に踊らされてしまう。
恋に不慣れな彼女たち、不器用なハーレム物語。
ロゴは未麗様に頂きました(#^.^#)
そしてメインヒロイン咲希のイラストはアオツキ天狐様に頂きました(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:01:33
87112文字
会話率:31%
ここは乱世、戦場を駆け巡る少女たちがいた。
藤原家の姫で『桜色の翼』と呼ばれる美しき少女、咲希〈さき〉。
彼女に仕える忠臣で『桜の守り人』と呼ばれる強き女、一葉〈ひとは〉。
同じく咲希に仕える忍び『死神』と呼ばれる優しき少女、深雪〈
みゆき〉。
彼女たちは、力こそが全てと信じて生きてきた。だがある男が現れ、彼女たちの考え方も変わっていく。
ロゴは未麗様にお書き頂きました(#^.^#)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 15:25:36
75729文字
会話率:44%
人の目はない 何もないこの世界 彼女と形容するそれは この世界に何を見るか
最終更新:2021-07-26 15:00:00
83699文字
会話率:26%
二一五○年。
発展し過ぎた遺伝子技術によって人類は『魔法』と言う人智を超えた術を手にしてしまった。染色体改造による通常ではありえない事象改変を可能とした。
炎を出現させる、身体能力を向上させる、人々を誘惑する。それは多岐にわたり存在し、日
々発見されてる。最初に発見した科学者はこの遺伝子による不思議な力をこう呼んだ。
『遺能』と。
これはとある変わった『遺能』?を持った少年と『遺能』関連の問題を抱えた少年少女の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 16:08:24
35273文字
会話率:43%
戦女神は人の地で薄れ始めていた信仰を取り戻すべく、災厄と呼ばれる魔人を四天王と銘打って送り込んだ。
巫女からその神託を受けた玉座の者たちは、恐怖と絶望に染まる。
王もまた、生まれたばかりの双子の王子の未来を憂うのだった。
***
一方
、最後の四天王として、現代より異世界へ転生した男は、先の三人に予算を使いすぎたという戦女神により低予算で搾りかすの魔人として転生した。
ゆえに戦女神も多くは求めず、ただ生きていればいいよと、なげやりな言葉をかける。
そして、土の魔人だからツッチーという安易な名前と、たった一つだけのスキルを与えて異世界の孤島へと送り込んだのだった。
孤島には戦女神より世話役として遣わされていた妖精が待っていた。
それからは、いつも仲良く、時にケンカしながら、二人は孤島で平和に暮らしていた。
……あの日、孤島にトラブルが降ってくるまでは。
これは、そんな土の魔人ツッチーと、桜色の羽根を持つ妖精が、騒がしくも仲良く過ごす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:04:34
326071文字
会話率:31%
大病を患い余命わずかの雪とそのクラスメイトの桜の一年間の恋の物語。
最終更新:2021-06-06 18:49:24
347文字
会話率:0%
卵形の顔≪かんばせ≫、すらりと通った鼻筋、近すぎず遠すぎない配置にある平行二重の目、花は小鼻が小さく絶妙な配置にある。口紅を入れずとも桜色の唇はふっくらとしている。雪のような白い肌に、紅潮した頬、光の当たる角度で色が変わる神秘的な紫色の瞳は
長いまつげに彩られている。波打つようなゆるいウェーブを描く濡れ烏色の長い髪は絹糸のようで窓から入るそよ風に揺られている。もう、5年ほどすれば類い希なる美女として名を轟かせるであろう少女は、まるで精巧な人形のように椅子に座っていた。
「リーゼロッテ、誕生日プレゼントはなにがいいかい?ドレスかな?毛皮のコートかな?それとも花束かな?」
聞かれた件の麗しい少女はこう答えた。
「お父様。わたくし、権力がほしいです。」
真顔で。
自由になるために自分を磨くリーゼロッテの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 00:00:00
5389文字
会話率:34%
古の京の巫女とその生まれ変わりである少女の、前世と現世、二つの時代を超えた戦いを描く。
東京都桜花市に住む中学二年生の京野舞は、幼馴染の結城司に想いを寄せている。しかし、ある日、司の命は舞の目の前で無残にも奪われてしまう。その時、桜色の光
が絶望する舞を包んだ。
「京姫よ。もう一度戦うのです。そして、今度こそ幸せになって――」
夢のなかで美しい女性の声を聞いた舞は、司の命の失われた日の朝に目を覚ます。全ては悪夢であったと安堵する舞であったが、そんな舞の前に、司は見ず知らずの転校生として姿を現す。やがて、舞は、自分が古代の巫女・京姫の生まれ変わりであること、司の変貌の理由が前世の因縁にあることを知る。
そして、舞は前世の仲間である四神たちを探し求め、前世の宿敵・漆との戦いの宿命を歩み始めた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 21:26:02
1280324文字
会話率:53%