―人間は愚かだ。
なぜかと言えば現実を見ればいいと思う。
私の前で起こっていることを。
「ディエラ、お前との婚約を破棄する!そして代わりにジゼル男爵令嬢と婚約を宣言する!許しを請うても無駄だ、早々に立ち去れ!」
この言葉一つで賑やかだ
ったパーティー会場は一瞬で静かになり私に注目が集まる。中には嘲笑っている者、混乱する者、とにかく様々。
声の持ち主は漆黒の髪に青い瞳の男性。
普通の子だったら一瞬で恋に落ちそうな美貌の持ち主だ。
そしてその後ろに隠れている茶髪の少女は惚れた相手ってわけだ。
人間ってなんて愚かなのかしら?
だって私の正体に気づかずこうしてのうのうといるのよ?
信じられないわ...
随分と知能が低下したわね。
IQ図った方がいいわよ?
まぁいいわ。だってね私の正体は―
「フン、驚きすぎて声も出ないか!」
そうね、貴方たちの愚かさに驚きすぎて声も出ないわね。
もうそろそろ堪忍袋が切れるわ―
「ククク...哀れな...」
は?いま何って言ったかしら?
もう我慢の限界だわ。
「哀れなのは貴方たちね、だって私の正体に最後まで気づかなかったのだから。」
でも寂しいわね。
私の正体を明かしたらこの令嬢姿に戻れなくなるもの。
これでこの赤い髪と青い瞳もお別れね。
私の本当の姿は少々目立つもの。
「だって私の正体は―女神 クラウディア・ペルチェ・ミラ・デニス・ケレア・スペルレイアよ。」
その瞬間―赤髪の令嬢は瞬く間に銀髪に変わりおさげだった髪はストレートな癖一つない膝まで伸びる美しい髪になり青い瞳は輝くようなプラチナ色に、そしてそばかすは無くなり陶器のような肌になった。
先程までの不細工な顔ではなく整っており誰もが見惚れる絶世の美女の早変わりした。少女の周りには瞳と同じ色のマナを纏っており神々しかった。
ここにいる誰もが悟った。
自分たちが怒らせてはいけない相手を怒らせたと―
女神、クラウディアの復讐の幕が今、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:34:46
2652文字
会話率:18%
藤野さんはスケートボードを蹴る。その速度たるは常人では到底追いつくこと叶わず、誰も彼女を捕まることはできない。そんな妙な人に惚れる妙な男もいるわけで、僕は今日も大学をサボり、彼女を追いかけた。彼女と話せるのは決まって突然降る雨による雨宿りの
間だけ。
僕は片思いで悶々とした気持ちを吐き出すため、大学構内にある片思いだけが入られる恋慕城に向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 16:44:54
8797文字
会話率:61%
★こんな人にオススメ
カッコいい男になりたい
女性が主人公
ドンウ国は隣国メラーン国の強力な魔法使いから侵略戦争を受けていた。ドンウ国の王女エリールはこのままでは敗戦は必至と考え、助っ人の魔法使いの召喚を試みる。しかし、召喚されて出て来た
のは・・・
「拙者は女の子の服を斬って、裸にすることしか興味がないでござる」
と言うエロ侍であった。果たして王女エリールは国を民を救う事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 07:53:24
33545文字
会話率:46%
1月のちょうど真ん中あたりのクソ寒い日、特に理由は無かったが何となく外を散歩していると、道路の真ん中で堂々と爆睡している美少女がいた。
何度起こそうとしても起きないが、このままだと車に轢かれる危険もあるので、仕方無く一旦家に彼女を連れて帰っ
た。
それからの話。
玲奈のイラスト
https://kakuyomu.jp/users/Mizinnko/news/16817330652848521157折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 22:44:21
3658文字
会話率:53%
ワルプルギスの夜。
冬から春へと移り変わるこの夜は、闇と光が交錯する時間でもある。
この夜、帝都アウクトブルグの祭りの喧騒に気分が高揚していた14歳の美少女マリア・クリスティーナ・フォン・ローゼンクランツは、素性のわからぬその男の子
を宿してしまう。
その後、ある事情から、ローゼンクランツ家の領地である山奥深くにあるシオンの町で、マリア・クリスティーナの男子として極秘に出産されたルードヴィヒは、その背中にある印を持って生まれた。
それを見た祖父グンターと祖母マリア・テレーゼは、武術・魔法に関するルードヴィヒの才能を確信し、その持てる全てを孫に伝授することを決意する。
グンターは帝国最強剣士である"剣聖"であり、一方、マリア・テレーゼは"幻の大賢者"と呼ばれる魔法・錬金術の名手だ。二人は、そろいもそろって規格外な存在だったのだ。
やがて、祖父母の薫陶を受け、15歳に成長したルードヴィヒは、母に似て、男も見惚れる美貌の持ち主へと成長していた。おまけに、頭脳明晰で、魔法・剣術に秀でたとんでもないチート能力の持ち主でもある。
だが、ルードヴィヒは、生来、素直で真面目な性格だったので、祖父母の教えが規格外である自覚が足りない。また、田舎育ち故に都会の常識、ひいては世間の常識に疎かった。
そして、学校へ入学するため、アウクトブルグの町の大都会へ出発のときが来た。
シオンの町の門前で別れを告げる。
「じゃあ。爺っちゃん、婆っちゃん。行ってくるぜ」
「くれぐれも思い上がったまねをすんでねぇぞ」
「わかってるてぇ! 爺っちゃんも歳なんだすけ、あんま気もむと難儀くなるがぁぜ」
この先、ルードヴィヒは、否が応でも社会のしがらみに巻き込まれていくことになるのだが…
※ 第68話まででひとまず中締めとしております。
皆様の応援やレビューなどをいただけますと、続きを書くモチベーションも上がります。
ぜひとも、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 08:00:00
488202文字
会話率:38%
「僕はなんて可愛いんだ。理想の結婚相手はまさに自分だね。うん、自分と結婚しちゃいたい。しかしこんな僕でもいつかは老いて死ぬ。そんな理不尽ってあるだろうか。そうだ、不老不死を目指そう。そして絶世の美女ハーレムを作って幸せな家庭を作るんだ」
科学と魔法が発達した世界レアリア。
この世界では男と女が全く別の種族として認識されており、共生していないどころか同じ大陸にすら住んでいない。
そんな女性だけの国に生まれた女の子リリアは生まれて初めて鏡を見た瞬間に悟った。
――ヤバい僕って可愛すぎ――
リリアは自らの美貌を永遠のものとするため、自分と同クラスの美女を探し出して幸せな家庭を築くため、不老不死を求めて動き出す。
この物語は昼はただの美少女天才公爵令嬢。夜は闇の秘密結社のボス。そんなおかしな少女の人生録。
「え? 世界をやり直す前に僕の部下だった?」「え? このままだと惨劇が起きる?」「え、三度前の世界でその方法の失敗は観測済み?」
「あー……うん分かった分かった。分かったから取り敢えず不老不死伝説のある遺跡に行こ?」
※主人公が男に惚れる展開はぜっっっっったいにありません。
『カクヨム』でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 19:21:09
29012文字
会話率:40%
銃撃をスレスレで躱す。または切り抜けていく。
学生檜山タケルと少女は逃げていた。過疎化した町中を駆け抜ける。
タケルを追う追跡者の名はリーフという。勿論相手の本名を知らないからだ。これは都合上のネーム。
逃走者の名前はフラワー。タケ
ルの相棒にしてリーフの標的。
政府は新たな政策システムを構築する。その名も選択肢代理戦争。第一級国家緊急案件があがる度に数ある未来を擬人化、互いを戦わせ勝ったものを採用するものだった。
だが、人間の協力が必要。国の義務でタケルは戦いにまきこまれることになる。
これは遊びではない。国の一大事業だ。少子化が進み、人材不足で国も、もうまともな運営を人が選挙で揃わなかった。そこで導入したのが未来の擬人化の代理戦争。元々国のまつりごとといえば、戦いは欠かせなかった。戦争はもちろんのこと、占い、裁判、娯楽にまて至る。なのでいい加減な心構えで行っているものでもない。ただ、これもテレビ中継されて見せ物になっているのが、国民は見守る義務があるにせよタケル的には気にくわなかった。
国の一大重要案件のみとはいえ、目の前で擬人が殺されるのだ。突然だ。
擬人化のパートナーは国の義務なので無作為で選ばれる。でも、何故かタケルだけは三回連続で当選。政府は運だと言い張っているが、機械の誤作動も否めない。
フラワーは楽園の未来を具現化した擬人。基本的に陽気だ。
パートナーのタケルはフラワーに惚れていた。三回もパートナーをやっていれば、そんな気の迷いが起こっていても致し方がない。相手は絶世の美少女、惚れるなと言った方が無理である。
だからこのサバイバルゲームで何がなんでも生き残らなければならなかった。惚れた相手に告白するために
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 11:10:27
7060文字
会話率:49%
「マリア! お前との婚約を破棄する!」
「ええ!?」
学園の卒業パーティーというおめでたい場で誰もが見惚れる程の美しいお顔のこの国の第一王子、ナルシス様が私に向かって冷たく言い放ちました。
私は、マリア=クロフォード。クロフォード家という
大貴族の家に生まれたいわゆる令嬢。
そして、ナルシス様の婚約者、だったはずなのですが……。
これは『よくある』ざまぁストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 17:59:30
2868文字
会話率:51%
「俺に惚れるな」婚約(期間限定)を結ぶ為の顔合わせで、公爵家のフィル(フィリップ)はクリス(クリスティーナ)にそう言い放つ。王族との婚姻を避ける為の婚約だ、そんなことは承知しているクリスは怒り、2人の仲は最悪のはずだった。
しかし、婚約をア
ピールするためのデートを重ねるうちに、段々とフィリップの態度が甘くなり戸惑うクリス。
一方フィリップと結婚したい王女は、クリスを陥れようと悪巧みを重ね、そんな王女を冷ややかに見る腹違いの王子が動きだす…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 00:33:16
24943文字
会話率:60%
ある晴れた日に
空から雪が舞ってきて
雪と共に女性がぽつり
綺麗な人と見惚れるまもなく
風と共に消えてった
キーワード:
最終更新:2022-12-19 07:00:00
405文字
会話率:0%
Twitterに投稿している【#140字小説】まとめ其の十九♪
【#140字小説】は、
Twitterの文字数制限140文字以内で完結するショート小説です。
No.181
【#キミへの情熱】
No.182
【#パリピ】
No.183
【
#ローマ字】
No.184
【#秘めごと】
No.185
【#見惚れる】
No.186
【#見方】
No.187
【#上手】
No.188
【#首という首】
No.189
【#最期の行き先】
No.190
【#再確認】
july❀Twitter
@july20211001
YouTubeで自作朗読をした作品には、リンクを貼ってあります♪
@jewemichannel3828折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 17:18:47
1605文字
会話率:0%
明日からGWという学校の帰り道丁字路に佇む幽霊を見てしまった。胸が高鳴り、姿に見惚れる。彼女を成仏させるための交流が始まる。
最終更新:2022-11-24 14:19:25
27870文字
会話率:49%
学生時代は上手くやってきた私も社会に出ればミスばかり、そんな私を助けてくれる先輩は有能で明るくて輝いている。
最終更新:2022-11-22 01:35:52
3214文字
会話率:57%
国外追放された悪役令嬢を襲う暗殺者
依頼主の男爵令嬢は、暗殺者の身元調査をしていた。
実は高貴な身分の人や仕事そっちのけで女に惚れる人を暗殺者から弾きたい。
しかし、婚約破棄の計画はバレバレだった。
最終更新:2022-11-20 22:57:59
1865文字
会話率:48%
亡きいとこの娘の為に、しぶしぶパーティを開催した石鹸卿ラノリンは、やけに汚れたみすぼらしい布娘が壁際にたたずんでいるのを見付ける。汚れの為に編み物か織物かもわからないその娘は、ウール・マット。身寄りのない彼女は親戚のシューズ一家に世話にな
っていた。
シューズ家の娘、レインが彼女を更に汚そうとしたところ、石鹸卿が颯爽と割って入り、彼女を庇った。ウールは雪の(ように真っ白に塩析された)伯爵に見惚れる。
©2022 弓良 十矢
※コメディよりのつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 13:27:32
17947文字
会話率:49%
【手元で完結済み小説投稿中!】
『僕』は、片思いの女の子・リラリーに告白をした。勇気を出して伝えたのに素気なく断られた上に、彼女から『失恋薬』を渡された。
これを飲めば失恋のショックも忘れられると言われ、『僕』は勧められるまま、薬の小瓶
を手に取った。だがしかし、渡されたのは間違った薬。なんと『惚れ薬』だった。
解呪をするためには、好きな子=リラリーと、1時間に1回、24時間連続でキスをしなければならない。
惚れるか、諦めるか、惚れさせるか、諦めさせるか。24時間のピュアでゲスい恋愛攻防戦が始まった。
ピュア系腹黒ヒーロー×薬草学マニアのクール系令嬢。最後に薬を飲むのは、誰だ!?
【投稿期間10月13日~】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 12:09:17
100305文字
会話率:46%
騎士の家系に生まれたメリーは物心つく頃には騎士として生きて死ぬことが当たり前だと思っており、掌の肉が擦り切れるまで剣を振り、凶悪な犯罪者を討伐し、高位の傭兵や騎士と手合わせをして、汗と血に塗れた末に十四歳という若さで王城配属の騎士にのぼりつ
めていた。そんなメリーはある日、見惚れるほどに美しい女性と出会うことになる。聖女ジュリア。魔物を退け、人類が喰い滅ぼされることを阻止している彼女と知り合ってからメリーの人生は大きく変わることになる。「大好きですよ、メリー様」「すっ好きって何言ってるのよ!?」これは女騎士が聖女に溺愛される物語。あるいはその果てに世界だって救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 18:11:04
21114文字
会話率:37%
「絶対、カイトが惚れるような立派なレディになってやるんだからね! そしたら王子との婚約は無しよ!!」
ーーそれは、カイトという名の執事に、幼いお嬢様が発した一言だった。
これは、王子と婚約したく無いと駄々を捏ねるお嬢様と、溜息を吐く執事
の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 12:45:29
1566文字
会話率:59%
エロゲの世界で強制的に事件に巻き込まれることになったモブのお話。
「割に合わなすぎるぅーーー」
ヒロインを主人公の代わりに助けてあげても見向きもされない。普通、僕に惚れるパターンじゃないの?現実がつらい…。
エロゲのエンディングに無事に辿り
着けるのか?モブの行く末は如何に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 01:01:11
78351文字
会話率:52%
16才の女子高生、リノキチは或る日、メタバース連携可能なカフェに友達のメグマグと出掛ける。
ガジェットオタクの彼女らは、そのカフェでアルバイトをしていた、ジョリコに見惚れるも、特に接点はないと思っていた。
リノキチは気付けばそのカフェをよ
く利用するようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 14:39:50
4526文字
会話率:29%