いろんな種族が住んでいて、魔力と言うちょっと変わった力が存在する世界、クーシリョーリ。その世界にある魔界と言う場所から謎の動きを察し、勇者の一族であるシアン・ダンゴが旅を始める。そんな中、シアンは田舎の村でイケメンな剣士、ベーキウ・オニオ
テーキに一目惚れ! 無理矢理彼を仲間にしてしまう。
その後、いろんな場所に立ち寄るが、シアンと同じようにベーキウに惚れるヒロインが現れる! 世界が大変なことになりそうだってのに、こんなパーティーが世界をどうにかできるのか? 滅茶苦茶な冒険が、今! 始まってしまう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:01:29
542708文字
会話率:63%
町や村を巡り歩き、地脈の様々なレベルを扱う技術者がいた。名を高橋直哉。彼は地脈ネットワークのインフラもバックエンドもフロントエンドも、お手のものだった。
地脈とは、各地の魔族たちが家畜人類達の生命などからなる魔素を集めて魔王一族へ送り届
け、魔王一族が魔族向けに整えた魔素を魔族一人一人が受け取る絆のネットワーク。家畜人間たちから生命などの魔素を吸い取って地脈に収めることが祭礼であり、それを司るのが祭司であった。
彼はすこしでも条件の良いところを求めて転職をしさまよい続ける独立の技術者だった。
彼は、秘密があった。
一つは、振り切ったはずの女たちに追いかけまわされていることだった。しかもそれは魔族の女であった林梓晴と、アリサだった。だが、男尊女卑である祭礼の際に、仕事柄、女性を大切にする祭司であるために、惚れる魔族の女たちが増えた。
二つ目は、魔族の支配の下に虐げられている家畜外人類を秘密裏に見出し救い出すことだった。そのような人類は、ついには地脈に接続されて魔素を吸収されてしまう犠牲者だった。
三つ目は、愚かさを身に着けているため、表面的にはわからないのだが、潜在意識の最深部に隠された、なおかつ条件付けされた目標があった。それは魔王を倒すことだった。
そして、彼が真の敵であることを魔王ラーメックも、彼らを陰で操る大魔ルシファーも認識していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 13:00:00
103433文字
会話率:60%
満月の日にしか目覚めることができない主人公は、父の言いなりのお人形として生きていた。
父が作った『月夜の会』という集会で語られる、『月光姫』という神に選ばれた貴族出身のお姫様のこと。そのお姫様に会うための知識。
それらの嘘を教え込まれた支
持者(ファン)が、『月光姫』である主人公を、崇め讃える。
しかし、本当は、『月光姫』は崇められるような人間ではなかった。その集会の裏で行われる、父の残虐な人殺しに、付き合わされていたのだ。
早くこの苦しみから解放されたいと願いながら日々を生きることに疲れてきた頃、街を歩いていた時に、街案内をしてくれるという男性に出会った。
このことがきっかけで、自分自身について考えさせられる主人公。
一方その男性も、彼女と出会う中で考えることがあるようで・・・・。
二人の人生が交わったことで明らかになる、残虐な真実と、その結末とは!?
☆ベルア・シアン(ベルティーア)
シアン男爵家の令嬢。
月光姫として多くの貴族に崇め讃えられる。
満月の日にしか目覚めることが出来ない。
☆リオセスリ・テスロ
テスロ公爵家の子息であり、街で出会ったベルアに惚れる。行方不明になってしまった父を探している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:00:00
19251文字
会話率:44%
※ 勢いだけのギャグ ※
戦争の勝利を掴み取ったゼキオン・ゼファール・ゼストは誰もが見惚れる美男子だったが、その苛烈すぎる性格なせいで社交界では嫌厭されていた。
だが一人だけ目をそらすことなく好意を伝えてくる伯爵令嬢リノレア・ルディ・アド
ルフォが現れて一目で恋に落ちてしまった。
「好き」だととびっきりの笑顔で告白され、相思相愛だと思ったのに彼女には実は婚約者がいて…?
え、もしかして弄ばれた!? そんなの許さない! 初めて可愛いと思える人ができたのに…! それなのに裏切るなんて絶対許さない! 仕返ししてや……あ、ちょ、っとこっちを見るな…。やばい目が合ってしまった…やっぱり可愛い…! って騙されてたまるかぁ!!
初恋に振り回され、暴走し、強烈なツンデレを発動するも犬のように懐いてくる彼女にはまっっったく通じない。
それどころかドストレートな愛情表現に押されてゼギオンの情緒が安定しない!
そうか、こうやって弄ぶ彼女は…いやあの女は稀代の悪女に違いない。
可愛い彼女に騙されない、絆されないようゼギオンはリノレアに復讐することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:00
35043文字
会話率:49%
その日、主人公は偶然にも鮮やかな動画広告に巡り合った。
そして目がはなせなくなるほどの蒼穹が視界に広がり、聴き惚れるたおやかな女声が耳を撫でるその動画が示すゲームに、どうしようもなく魅せられてしまう。
[想像と深淵とともに歩む、あなた
だけの生きゆく物語]をキャッチフレーズにした、一つの技術の到達点として完全五感体験型をうたう、没入ゲーム【シードリアテイル】。
ありふれた剣と魔法の幻想世界に、五感体験と自由度の高さを刺激のように加えたそのゲームは、主人公の好奇心を強く刺激した。
趣味全開で金髪緑瞳のエルフ美青年としての姿を作成し、ロストシードと名乗りゲームの大地に降り立った彼は、好奇心のおもむくままマイペースなプレイヤーとしてゲームを楽しく遊んでいく。
ノンプレイヤーキャラクターたちとは、本物の人のように豊かな交流を。
精霊たちとは、つついたりつつかれたりと、たわむれながらの交友を。
研究めいた魔法の習得には、予想と驚きと高揚感をともなって。
隠された要素さえ、時には運、時には閃きで見つけていくロストシードは、自身が思っているよりも無自覚に様々な所で先駆者や変わり者となっていく。
これはそんな好奇心旺盛でマイペースなエルフのゲーム体験を綴る、軌跡の遊楽記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
1112508文字
会話率:30%
冴えない高校生、神崎誠(かんざき まこと)は、ある日、女神を名乗る謎の美少女に「異世界で無敵の勇者になれ」と誘われる。異世界行きを少し迷う誠だったが、女神は言うのだった。
「無敵の勇者になれば、王女も聖女も女勇者も、お前に惚れる。モテモテ
だぞ」
女の子とは無縁の高校生活を送ってきた誠は、この言葉を信じて異世界行きを決意するが、そこは彼が想像していたチート能力で無敵に無双して女の子たちからモテモテになるような世界ではなく、
実力だけがものを言う世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 03:20:00
725356文字
会話率:44%
偉そうで涙もろい才女・椿と、鈍感副部長・晴人。
「クリスマスに屋上ドームで二人の観望会!」と意気込む椿だが、部活は崩壊寸前。当の相手はやる気がなく、思惑は空回り──。
▼キレる ▼怒る ▼惚れる ▼泣く
感情ジェットコースターは1年間を駆け
抜ける。冬の港と星空が照らす、涙の等身大ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:09:16
11684文字
会話率:29%
※2013年頃に投稿していた作品をそのまま再掲載してます※
なぜ、あなたは私を好きになるんでしょうか。
なぜ、私はあなたが好きなんでしょうか。
君は、あなたは、私は、僕は、俺は
―― それぞれの恋路を描いた物語、「あなたが私に惚れる理由が
わかりません。」
同級生を、同性を、年上を、年下を、家族を好きになりました。その理由は? わかりませんよ、そんなこと。
あなたには、わかりますか?どうして、あの人じゃなきゃダメなのでしょう?この地球上には沢山の人間がわんさかいるのに?カッコいい人、カワイイ人、優しい人も面白い人も沢山いるというのに、なんでその人じゃないとダメなんでしょうか?
嗚呼、なんと不思議なことでしょう。とにかくみんなで、「あなほれ。」ばいい。
※カクヨム・小説家になろう・エブリスタでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 01:01:38
206618文字
会話率:43%
高貴な家に生まれ、誰もが見惚れる銀髪と水色の瞳を持つ令嬢、リリーシア・マクベス。
けれど彼女が恋をしたのは、社交界で“魔族の子”と噂される黒騎士――カイン・オルクロウ。
出会いは夜会のバルコニー。
深紅の瞳を持つ寡黙な騎士に助けられた瞬間
、彼女の心は決まっていた。
「私この人がいいわ。」
まっすぐすぎる想いは届かず、一度は断られても、リリーシアは諦めない。
冷たい目を向けられても、どれだけ無視されても――
それでも彼の隣に立ちたいと願ってしまう。
想いを重ねるたびに、傷ついても、揺らいでも、気づけば彼女の瞳だけが、騎士の心に映るようになっていた。
「冗談にするなら今のうちだぞ?」
恋を知らなかった黒騎士と、恋に一直線な銀髪令嬢が紡ぐ、決意から始まる恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 22:00:00
18245文字
会話率:51%
弱者が踏みにじられない世界を作る。
そんな信念を持つ冒険者カイツ・ケラウノスはある日、理不尽な理由で勇者パーティーを追放されてしまう。1人旅をすることになった彼は、ひょんなことから奴隷にされてた少女を助け、ヴァルハラ騎士団という
組織に入ることになった。
変人だらけの騎士団メンバーと共に、カイツはギルド最強といわれたその実力で、どんな任務も軽々とこなしていき、己の理想のために走り続けていく。実力もあり、穏やかで優しいカイツに惚れる女性も数多く、彼は愉快で楽しい騎士団生活を過ごすこととなり、いつしか英雄と呼ばれるようになっていく
一方、カイツを理不尽に追放した馬鹿な男は苦しむことになる。仕事も人間関係も何もかも上手く行かず、破滅への道をただ突き進んでいく。これは、理不尽に捨てられた男が心優しき人がいる騎士団の元でがんばり、英雄になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 15:43:31
996342文字
会話率:67%
恋に恋する、顔面偏差値命の女子高生・佐藤美咲。
人生初の「角でドッカン」作戦で運命のイケメンと出会うはずが……トラックにぶつかって死亡!?
目覚めた先は――異世界のゴージャスなお城。
しかも、そこにいたのは鏡越しに見惚れるほどの美少女……
って、それ、自分!?
なんと彼女はアベレス王国の若き女王「アイリス」として転生していた!
だが、待っていたのはイケメン執事、国宝級王子、毒舌な美形まで勢ぞろいの超逆ハーレム状態。
だけど一筋縄じゃいかない彼らの本性と、王国を巡る陰謀に巻き込まれて――
「イケメンとの恋、思ってたより難易度高くない!?」
恋愛偏差値ゼロの面食い女子が、
異世界で“顔面だけじゃ乗り越えられない恋”に全力でぶつかっていく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 21:27:19
16921文字
会話率:50%
諸君!私はジャンケンが好きだ!グーチョキパーの言葉の響きが好きだ!何かを決める時、迷った時に使われる勝負方法であるジャンケンが大好きだ!
何故好きかって? ジャンケンに勝ったら相手が俺に惚れるからさ。一瞬の勝負で全てが決まる。恋愛の駆け
引きもいらない。ただジャンケンに勝つ。それだけで相手は俺に惚れるのさ。
そんなチート能力を神に貰った俺は異世界でハーレムを作る予定だった。作れる筈だった。
異世界には当然ジャンケンは存在しない。ジャンケン生みの親に勝てる者は存在しない筈。それなのに何故か勝てない!?
───この物語は神から貰ったチート能力に固執する余り、既に出来上がったハーレムに気付かずジャンケンでハーレムを作ろうと奮闘するバカな男の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 22:12:32
15374文字
会話率:25%
遠い昔。人間は魔族の支配下にあった。それを良しとせずに立ち上がった伝説の聖女フリューゲルは、魔王を封印し、人間だけの国ロルベーア王国を建国した。
そして今、千年の封印から目覚めた魔王と、フリューゲルの生まれ変わりであるロルベーア王国第
二王女メルチェリエが再会する。
魔王セイルは唯一無二の美貌を持つ、誰もが見惚れる男であった。
そんな彼に重症なまでに恋い焦がれていた彼女は、再び恋の病に侵されるわけだが、実を言うとセイルもまたフリューゲルに痛々しい程に惚れこんでいたのである。
聖女と魔王の、両想い勘違いラブコメディの開幕です……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 15:33:31
72831文字
会話率:40%
ガブリエラはヴィラーグ王国の侯爵令嬢。突然、王太子アルパードから結婚の申し入れをされる。
だけど嬉しくない。なぜならヴィラーグ王国では三大公爵家の権勢が絶大。王太子妃は王家にも比肩する勢力の三大公爵家から輩出するのが慣例で、ガブリエラが王
太子妃になれば実家のホルヴァース侯爵家がいじめ潰されてしまう。
かといって光栄な申し入れを断っても王家への不敬。それもお家断絶につながりかねない。
やむなく一旦は婚約するけれど、愛する実家を守るためどうにか穏便に婚約破棄しようと、ガブリエラの奮闘がはじまる。
しかし、アルパードの誰もが見惚れる美麗な笑顔と、まるで子供のように純粋な瞳。そして、アルパードがなぜ自分を選んだのか、その驚くべき理由を知ったガブリエラは、次第にアルパードに惹かれてしまい――。
ガブリエラとアルパードの初々しい恋は、王位継承を巡る陰謀、隣国との複雑な駆け引き、さらには権謀渦巻く国際謀略の渦へと呑み込まれてゆく。
華麗で重厚な王朝絵巻を舞台に、優雅で可憐で個性豊かなご令嬢キャラが多数活躍する、実は才色兼備で文武両道の猫かぶり令嬢ガブリエラが軽快に駆け抜ける、異色の異世界恋愛外交ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:10:00
281122文字
会話率:31%
推しを守りたい地味モブ×地味モブに惹かれていく魔性の黒幕のラブコメディ。
失恋をきっかけに、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを悟ったレティシア。せっかく舞台となる学園の教師に生まれ変わったのだから、生徒たち(特に推しの王子)をバッドエ
ンドから守ろうと誓う。
そのためにも黒幕で侯爵家の跡継ぎであるノエルを懐柔しようとして婚約を持ちかけたところ、利害が一致して、正式に婚約することになった。
初めはレティシアを警戒していたノエルだったが、彼女が生徒たちと関わっていく姿を見ていくうちに、なにかと傍にいようとするようになる。
「僕のかわいい婚約者さんが何をしているか気になって毎日眠れないんだ。責任とって相手してくれ」
毎日会おうとするノエルに戸惑いつつも、彼が黒幕にならないように手懐けようとするレティシア。一方でノエルは、彼女を他の人に取られないように包囲網を張り巡らせ始めた。
「イケメンでエリートのノエルが私に惚れることなんてないだろうけど、懐いてもらえることくらいはできるかもしれないわよね」
彼の気持ちなんてつゆ知らず、卒業式を無事にみんなで迎えるために奮闘する地味モブ教師は、爆走気味な作戦を繰り出しては黒幕をたじたじにさせる。
目的のために婚約を結んだ二人がいつの間にか惹かれ合うものの、お互いに勘違いしてじれじれするお話です。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 07:00:00
478916文字
会話率:38%
転校生は俺が主人公のマンガのヒロイン!? その作家も学園内にいる!?
桜河学園高等部2年の呉田春空(くれた・はるく)は、思春期真っただ中のどこにでも居る普通の高校生である。
ゴールデンウィーク明けの5月上旬、彼のクラスに金髪の女子「間宮
レイア」が転入してくる。
誰もが認めるような美少女にクラス全員が見惚れるが、そんな彼女は春空に向かって「あなたが好きです」と告白する。
大騒ぎのクラスをよそに、彼は事情を聞くために放課後の屋上にレイアを呼び出す。するとそこで、彼女は一冊のノートを彼に見せる。
「私はここから出てきました。私を生み出した人間がどこかにいるようです」
レイアは「誰かが」描いたマンガのキャラクターであるという。そしてそのマンガの主人公は、なんと春空自身だった。
「作者を見つけてどうするってわけ?」
「私はあなたのヒロインです。ですが、全然タイプではないので書き直してほしいと」
「なんで俺はフラれてるの?」
果たしてレイアは何者なのか、マンガの作者は誰なのか――。
どこにでもいる普通の高校生が、予期せぬ形で描くトライアングルラブコメ!
※カクヨム様でも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:30:00
4309文字
会話率:29%
「私と、恋をしない?」
私は学園1の美少年に話しかけた。
自分でもいうのもなんだけど私は学園1の美少女と言われており未だに恋をしたことがない。
そんな私だけど時間がない…
私は人生で一度は恋をしてみたくて、私に惚れるの
で
はなく私が惚れられるくらいの人が良かった…
そんな中で見つけた貴方は、私にとっては最後の希望でした…
私に恋というものを教えてください…
*この作品は数年前に他のサイトで投稿していた小説のリメイク版です
*番外編は出すかもしれません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 13:16:54
15040文字
会話率:53%
地球は今、宇宙外生命体からの侵略を受けているところだった。
生物の構造を無視した動きや力を誇る奴らは化学兵器は通用しない。正確にはすぐに再生してしまう。
倒す術は無い⋯⋯はずだった。
しかし、地球には『星の力』と呼ばれる能力を扱え
る少女達がいる。
『星の力』は化け物達の再生能力を阻害する他に、戦う力を授けてくれた。
『星の力』を使って戦う少女達を指揮するのが『魔女の証』を持つ男である。
学校卒業後、実践から学ぶ研修期間となった龍ケ崎眼も指揮官である。
彼に与えられたのは美しい少女、見境笠見だった。
2人は共に生活をする中で絆を、愛を深めて行った。
2人の心の繋がりが『星の力』を増幅させる。
レーダーに反応しなかった化け物も笠見の解放した力があり何とか撃退する事に成功した。
だが、予定よりも早い『あの日』が来てしまった。
それは眼が知らなかった『星の力』と『魔女の証』の真の力と効果が明らかにされる日。
最悪な決断が迫られる、絶望の日。
恋が花開く、幸せの日。
悲惨な結末か幸福な未来か。
アナタの選択肢は?
愛してくれた人に、大好きな人に、銃口を向ける事ができますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:22:13
17134文字
会話率:46%
ブラック企業に就職し、社会人になって三年目の高瀬悠也(たかせ・ゆうや)は仕事で多忙な日々を過ごしていた。
プライベートの時間もない仕事だけの毎日に疲れ果てたクリスマスイブの夜。その日の仕事帰り、人生に疲れて自殺しようした悠也は、10
年前に突然転校してしまった腐れ縁の幼馴染だった涼風咲茉(すずかぜ・えま)と偶然再会する。
高校一年生の時、咲茉は誰もが見惚れる美人でスタイルも抜群と将来は安泰だと思っていたのに――なぜか今はコンビニでバイトしてる実家暮らしの生活を送っていた。
久々に会って話が弾んだ後、悠也が咲茉を心配して家まで送り届けてると突如通り魔に襲われてしまい、二人は殺されてしまう。
だが次に悠也が目を覚ますと、なぜか咲茉と二人で高校生だった頃にタイムリープしていた。
突然の出来事に困惑する悠也だったが、夢でも現実でも構わないと言った咲茉が“ある提案”する。
「折角なら……私達で青春とか恋とか、一緒にやり直してみない?」
咲茉の唐突な提案によって、悠也は彼女と二人で失ってしまった時間をやり直すことになる。
咲茉と一緒に楽しい時間を過ごす悠也だったが、高校一年生の夏に彼女が転校することになった事情を知ることになり――
これは大人になって再会して昔好きだったことを伝え合った二人が過去に戻って、もう一度互いを好きになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:22:21
635942文字
会話率:38%
ドイツの静かな土地で生まれた双子の弟、リヒトとルドルフ。ふたりは互いがいなければ成り立たないほど仲の良い兄弟だった。
ある日の晩、目覚めてしまったリヒトは、いつも隣りで眠っているルドルフがいないことに気付く。心配して邸の中を探すリヒト
は、灯りの漏れた部屋に気付き、中を覗く。そこにいたのは、女物のドレスを着ていた弟・ルドルフの姿だった。
リヒトは弟の思いもよらない趣味を知ってしまい、戸惑う。そんなリヒトに自分のありのままの姿を受け入れてほしいというルドルフ。だがリヒトは拒絶する。
朝食の席で、いつもリヒトの隣に座るルドルフの姿が見えないと騒ぎになる。リヒトは嫌な予感がしていた。
焦りを肌に覚えながら、ルドルフを探すリヒトであったが、中庭のみどりの池の中で、浮かんでいるひとつの影を見つける。
それは、弟のルドルフが手首を切って自殺している遺体であった。着ている衣服は美しいドレスだった。
リヒトは池の中に体を浸け、ルドルフを抱きしめる。そして弟に謝る。君は西洋のどんな女の子よりも綺麗だったのにーー、と。
だが、どれほど後悔しても、許しの言葉を述べても、弟は帰ってこない。
月日はめぐり、リヒトは十八歳の大学生になっていた。
二年次から彼の通うエリカ大学に入学してきた日本人の西園寺輝。朗らかで人好きのする輝に、リヒトは嫌悪感を覚える。一方、輝は美しいリヒトに不思議な魅力を感じつつも、どう接すれば良いのか、彼のことがわからなくなっていた。
友人のクルトに誘われ、ふたりで学校終わりに映画を見に行く輝。
そこで目にしたのは、男性同士がキスをするBL映画だった。
クルトもそういった内容の映画だとは思っていなかったので、ふたりで戸惑ってしまう。
別の日に、クルトに昼食に誘われた輝は、映画のことを改めて聞かれる。クルトは男に惚れる気持ちも、まぁわからんでもない、とリヒトのことを話題に出す。リヒトについて男女問わずだらしがないという黒い噂をクルトから聞かされる輝であったが、輝は気にはしなかった。
このままリヒトとの関係にも進展が見えないと思っていた矢先、ある雨の日に小教室に忘れ物をした輝は、取りに戻ると、あかりもつけない教室にひとり残っていたリヒトとふたりになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 09:17:23
72637文字
会話率:31%