森の中の寂れた一軒家にひとりで住む十六歳の少女ルルはある日、玄関先で倒れていた冒険者らしき美貌の青年を拾った。
ユートと名乗った彼は何やら訳ありの様子で、行くところも帰る場所もないという。そんなユートを放っておけないルルは、これも何かの縁だ
と彼を自宅に住まわせることに。
一方、はじめは無気力だったユートも次第にルルに対して心を開いていき――
「ルル、何か困ったら俺に必ず相談して。君を傷つける奴は全部俺が始末するから」
「いやそういうの大丈夫だからね!? 物騒なこと考えないでね!?」
訳ありハイスぺ執着ヤンデレ青年×生活力高めなお人好し少女の溺愛ファンタジーラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 17:45:02
99744文字
会話率:44%
目が覚めると、俺の目の前には美少女がいた。
周囲は何もない森の中。
自分自身の事とこの世界の歴史を忘れ、ここにいる理由も、帰る場所もわからない。
残っているのは最低限の知識と、魔力と、剣術だけだった。
どうしようもなくなった俺は、助けてもら
った恩を返すため、ひとまず少女の旅について行くことにした。
俺は少女から新たな名前を貰い、新たな人生を始めるために奮起していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 22:33:18
98544文字
会話率:25%
自分自身の体験をもとに書いてみました。
少々暗い話もありますが、読んでくださると嬉しいですし、心のよりどころになれば幸いです。
最終更新:2024-01-22 20:06:40
3319文字
会話率:6%
現実世界で死を体験した主人公「ハイト」は魔法が溢れる世界へ異世界転移をする。自分に与えられた優遇さに感動したのも束の間、その先で王女「パルファン」と出会う。パルファンは王女と言いながらもボロボロの姿でハイトの前に現れる。
「自分には帰る場所
がない...。」
ハイトとパルファンの前に現れる、一体のモンスターを討伐しようとした際に起こった事故により2人の体は入れ替わってしまう。
そんな2人を中心に巻き起こる、世界を揺るがす冒険記開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 18:00:00
6436文字
会話率:44%
魔術の才能を見極める選別の儀。そこでドロセアは最弱かつ無能の印であるZ級魔術師の烙印を押されてしまう。
Z級魔術士は基本的な魔術すら使えず、赤子でも使える最も低位の防御魔術『シールド』しか扱えない存在。
一方で幼馴染で妹同然の存在であるリー
ジェは最強のS級魔術士となり、周囲から聖女と呼ばれるようになっていた。
魔術の才能程度で何も変わらないと思っていたドロセアだったが、その日を境に彼女は虐げられるようになり、身分の差を理由にリージェと会うことすら出来なくなる。
さらに落ち込むドロセアに追い討ちをかけるように、同じ村に住むA級魔術士のエルクに謎の薬を飲まされ、異形の怪物へと変えられてしまった。
家族や帰る場所すら失った彼女は森をさまようドロセア。
絶望のどん底にいる彼女だったが、とある人物との出会いがその運命を大きく変えることになる。
それは最強の魔術士、賢者マヴェリカ。
彼女はドロセアが扱う最弱魔法『シールド』にある特性があることを見抜き、こう言った。
「ドロセアは将来的に、この世に存在する全ての魔術を使えるようになる」と。
人の肉体を取り戻したドロセアはマヴェリカに弟子入りし、その才能を開花させていく。
これは一人の少女が愛する者を守るため、大賢者へと上り詰めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 20:42:37
806324文字
会話率:46%
ひとり、森の奥に暮らしていた私は、ある日川のほとりで倒れていた男の子を見つけた。
ボロボロではあるが、上等な服装の彼は何やら吸血鬼を異常に怖がっていて……
「私はアリスティア。吸血鬼よ。貴方は?」
「僕、は……………」
吸血鬼の少
女と人間の少年には、それぞれ事情があった。
『僕に帰る場所なんて無い』
『私ね、記憶が無いの』
お互い孤独を抱えていたふたりの、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 08:00:00
7852文字
会話率:47%
生贄として海へ捨てられた少女・小夜は、流れ着いた孤島で神さまを名乗る少女・五鈴に出会う。
帰る場所のない少女と孤独な神さま、共に過ごす時間の中で互いの存在が徐々に大きくなっていき―
最終更新:2023-12-08 18:00:00
27060文字
会話率:28%
世間知らずの超イケメン大学生の翼が強面ヤンキーに絡まれてるところを、たまたま通りかかった女子高生キラリが助ける。キラリは超口が悪く度胸も座っているが、IQの低さは尋常ではない。一応レディースの総長を務めてはいるが、このレディースもゆるゆるな
メンバーの集まりに過ぎない。しかしこの女子、ひとたびケンカとなれば鬼神のごとき強さで恐れるものを知らない!
そんな最恐女子に翼は家出をして帰る場所がないと言ってブッ飛んだ両親の居る家に居候を始める。
キラリは翼に恋心を抱いて、それは隠しようが無いほどバレバレなのだが、不器用ながらにそれを明かさずいた。
素直になろうとしない可愛くもおバカな女子と、ツンデレ男子の甘くじれったい恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 20:46:27
165333文字
会話率:60%
これは癒えない傷を抱えた彼らが帰る場所を見つけるまでの、あるいはそのあとの旅の記録である。
***
魔法使いの傭兵である青年・奥羽春斗は、気がつけば見渡す限りの草原にいた。途方に暮れていれば、春斗は自分とそっくりの女性、春乃とであう
。
双子と見間違うほどによく似た容姿の彼女に連れられ、春斗はなんとか近くの集落にたどり着くが――
癒えない傷を抱えた魔法使いの春斗と、魔法を憎むほどに憧れた春乃と、それから行く先を失くした少女の残した、とある旅のお話。
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書きたいものを詰め込んでみました。
異世界にやってきた現代の魔法使いと、近未来からやってきた科学の申し子と、それから何もかも真っ白な女の子の織り成す旅のお話です。
★更新は毎週土・日曜日09時〜10時頃。
★評価・応援・コメント等、お気軽にしてくださいますと大変うれしゅうございます。
★章単位で執筆しています。章が書き終わったら執筆期間を設ける場合があります。
★セルフレイティングは念の為つけてます。一章時点ではそういった描写はありません。
☆転載元:カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330654774726413折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 09:00:00
71238文字
会話率:42%
強力な補助魔法を得意とするドリッシュ家の令嬢、メアリ・ドリッシュ。彼女はシュヴァルツェ王国の将軍であり婚約者でもある、ロービス・シュヴァルツェから戦場でその能力を酷使され、苦しむ日々を送っていた。
あるときメアリは一方的に婚約を破棄され
、国外追放される。帰る場所もなく路頭に迷っていた彼女を救ったのは、周辺の小国であるノッドカーヌ王国の王子、ピンファだった。
惹かれ合うメアリとピンファ。そんな中、シュヴァルツェ王国はノッドカーヌ王国への侵攻を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 20:11:18
77850文字
会話率:47%
強力な補助魔法を得意とするドリッシュ家の令嬢、メアリ・ドリッシュはシュヴァルツェ王国の将軍であるロービス・シュヴァルツェから一方的に婚約を破棄される。帰る場所もなく路頭に迷っていた彼女を救ったのは、周辺の小国であるノッドカーヌ王国の王子、
ピンファだった。
惹かれ合うメアリとピンファ。そんな中、シュヴァルツェ王国はノッドカーヌ王国への侵攻を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 12:06:05
9114文字
会話率:42%
『約束する。いつか…いつかきっと…』
咲き誇る桜になって、帰ってくるよ…。
フィリピン ルソン島決戦 ―― 燃え上がる太陽 ―― 染矢 雪斗
『この国は…負けて目覚める…。…それでも…それでも俺は…。』
大切な友の帰る場所を、守りたい ―――――。
神風 ―― 桜色の空 ―― 相澤 剣
『…なんぼ遠くに離れても、この世におらんでも…。』
俺らはずっと友達やからなあっ…!!
ヒロシマ ―― 雨の跡 ―― 赤羽 光
『…地位も名誉もいらない…。人の心も自分の命も失ってかまわない…。』
僕にはそれよりも、守りたいものがあるんだよ…。
フィリピン ルソン島決戦 ―― 燃え上がる太陽 ―― 影山 龍二
『勝てると思って戦ってるんじゃない。俺たちはただ…』
平和な未来を信じて戦ってるんだ…。
沖縄本土決戦 ―― パイヌカジの吹く日 ―― 宜野座 猛
あなたには 彼らの声が 聞こえますか?
『桜が咲くと、“おかえり”って言いたくなるのは…あの人たちに言えなかったからかな…?』
桜の舞う時 written by 唯川さくら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 11:42:20
523127文字
会話率:52%
※2023 夏ホラー参加作品です!
私――帰らなくちゃ。
記憶をなくし、事故にあうすんでのところで助けられた私が、ただ強く思ったのはその一事だった。
少し思えば道が分かる。景色が分かる。
家の前に立てば作りが浮かぶ。歴史が浮かぶ。何年
も前に亡くした飼い犬のことも、一緒に暮らした家族のことも。
きっと誰より、正確に。
けれど、いざその人を前にして分かるんだ。
違うのだと。ここは私の家ではないと。帰る場所ではないのだと。
一秒前の「我が家」は次の瞬間には「よそ」へと変わる。
あなたはだあれ? ここはどこ?
私はどこへ帰ればいい?
この先は我が家だと手招きをしてくる帰り道。それのどれに乗れば、裏切られることなく帰ることができるのだろう?
心よりの「おかえりなさい」を。
どうか私に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 09:00:00
22459文字
会話率:13%
ユエルは、空鯨に生命力と引き換えに魔力を与える獣操士である。
ある日、獣失と呼ばれる魔力喪失が起こり、その役目は唐突に終わった。
役目を無くし帰る場所もないユエルは、皇都を彷徨い、街外れにある喫茶店にたどり着く。
一人きりで喫茶店を開いてい
る青年は言った。行く場所がないなら、ここにいて良いと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 13:52:22
53635文字
会話率:41%
婚約のため隣国の王都に着いた令嬢。 しかし、令嬢の祖国に攻め入るための生け贄だと、牢に入れられてしまいます。 彼らは全員、禁断の魔王の血を飲んでいます。
恋人だった第二王子の顔が浮かびます! 私の呪われたスキルを使ったところ……
最終更新:2023-08-10 19:22:46
2795文字
会話率:34%
私、王都の伯爵家令嬢カオルは、辺境伯爵家のヒロミ様に嫁ぎます。でも、行ってみたら、ヒロミ様は令嬢でした。私にソッチ系の趣味はありません。もう帰る場所のない私は、この状況を逆転して、嫁ぐことが出来るのでしょうか?
最終更新:2023-03-12 12:13:02
3496文字
会話率:45%
──"聖女"として伯爵家に連れられ、母親と無理矢理引き離されたティアは10年ただひたすらに聖女として育てられてきた。
しかし16歳の時、国の第二王子から偽りの"聖女"と呼ばれ貴族達からは蔑まれた的にされてしまう。
母もいない、聖女
として育てられたのにそれすらも奪われ、それならばいっそ壊れてしまえばいいと望むティアの元に現れたのは見知らぬ男──天才大魔法使いのジークレイン。
「それなら俺があんたのこと拾ってやるよ」
帰る場所も行きたい場所もないティアを攫い、居心地の悪い場所から掬い上げてくれたジークレインに感謝しつつ、彼との不思議な同居生活が始まることに。
初恋の人を助けたいけど素直になれない天才大魔法使いとどこか鈍い元聖女の恋人になるまでも物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 22:23:01
3053文字
会話率:48%
天使たちの帰る場所…安らげる場所…
悲しみの中でも、救いのあるお話にしたかった。
不可抗力で【天使】を女神の元に帰してしまった。
嘆き悲しみ…悔いても時は戻らない。
大事にしてほしい存在を、大事にしていない大人…
悲しみと怒りで…
一気に書いてしまったお話です。
ご理解頂ける方に、読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:00:00
1410文字
会話率:13%
夏のホラー2023参加作品
自殺をするために、文字通り崖っぷちに立っていた私に話しかけてきたフジワラと名乗る男。フジワラと関わったことで、終わりのない怪奇現象に巻き込まれる事になる。
人生最後の日と決めたその日をひたすら繰り返していくことに
なった私は、フジワラと共に怪奇現象の謎を追っていくことに……。
11;11:11シリーズ第三弾ではありますが、世界は同じですが登場人物も舞台となる都市も全く違うので他の二作を知らなくても全く問題はありません。独立した物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 12:00:00
104591文字
会話率:23%
黒の毛並み。
小さな子猫。
黒の瞳。
彼女を思い出しながら。
暗くて深い、巨大な渦を見ていた。
深淵へと続く渦。
意識が途絶える前。
雲が割れ、光の道が現れた。
天使がいた。
天使に抱きついて、羽毛に顔を埋めた。
静
かな世界。知らない世界。海の音。動物の声。くさの揺れる音。ここはどこ。体が重い。柔らかい草に覆われていた。目を覚ますと。人の声がする。走り寄ってきた。長い黒髪。胸には入れ墨。何かの紋様か。
「生きて戻られましたね」
「あんたは誰?」
小麦色の肌。長い丈夫そうな足。
「私は巫女のカイリ
助けられ、ここはどこ。わからない。ここは巨大樹の森。あなたはそこに斃れてたの
でも、どうして
自分のことがわからないの? わからない。村に戻るには3日かかる。着いてきて。
狩りの途中いざとなったらあんたを売る
この森は子種としての価値はあるか試してみるか
カーヴァ カーヴァ
魔女様。 老婆 おばば。その岩にくくりつけい。
ひい ふむ。 合格じゃ キジトラ様が認められた。
帰る場所もない ただ思い浮かぶのは帰らなきゃ。島流しにでもあったんだろう。 ついてこい。 あれがキカイ獣だ。奴らを倒すには後ろのコードを抜く。 それが手っ取り早い。
でもあんな早い奴ら。戦士様 うおおおお 勝った 黒猫を助ける やってやる。 ボス猫目。 うぉおお
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:49:49
528文字
会話率:10%
義母らに濡れ衣を着せられて、王都から南の果てのグラーツ領に追放されたクラウディア。領主は、溶けない氷像と噂される冷酷なユリウス。女性に関わる時間は無駄だと決めつけていたユリウスと、義母や義妹に「絶対に幸せになれない」と刷り込まれて卑屈になっ
てしまったクラウディアは、一緒に過ごすうちに少しずつ距離を縮めていく。全てを諦めていたクラウディアだが、ユリウスの言葉に心を揺り動かされ、卑屈な考えを捨てて家を取り戻す決心をする。クラウディアが、汚名をそそぎ心の拠り所を見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 07:44:29
110851文字
会話率:46%
公園のベンチに男が座っていた。その男は、自分が帰る場所を覚えていなかった。そんな男の目の前では、子どもたちが、童歌に歌いながら、輪を作って遊んでいた。
最終更新:2023-07-03 11:20:46
6700文字
会話率:24%