アルトはハアルス卿に会うまで鍵のかかった部屋から出ることを許されなかった。
アルトに発現した固有スキル"贖罪の壺"の効果で触れる者や触れた者の魔力を強制的に吸い取った。
魔力を吸い取られる恐怖からアルトに近づく者さ
えいなくなり、呪われたスキルとまで言われ続けた。
立体魔法の研究を行っていたハアルス卿は魔力不足の問題で実現がしなかった。
スキルの記録書から固有スキルの"贖罪の壺"か、"大精霊の息吹"が魔力を供給する能力があると考え、スキル保有者を探していた。
ハアルス卿は王家のパーティーで友人の領土で呪われたスキルを持つ子供の話を聞き、鑑定眼のスキルを持つ司祭と共に会いに行った。
"贖罪の壺"のスキルを持つアルトを見つけた時に心の中で喜んだが、それ以上に驚いた事に首から下がった紐に通された指輪の側面の文字に見覚えがあった。
司祭が止める事を遮って、指輪を手に取ると開いた本の前に剣の紋様が掘ってあるオリジナルだった。
この指輪は戦争で死んだ友人の物で戦争の時に大切な人が寂しくない様に預けていた事を知っていた。
アルトに懐かしさを感じ、立体魔法の研究名目で引き取った。
三年目が近づいた秋に立体魔法が完成した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 16:50:26
3366文字
会話率:15%
婚約のため隣国の王都に着いた令嬢。 しかし、令嬢の祖国に攻め入るための生け贄だと、牢に入れられてしまいます。 彼らは全員、禁断の魔王の血を飲んでいます。
恋人だった第二王子の顔が浮かびます! 私の呪われたスキルを使ったところ……
最終更新:2023-08-10 19:22:46
2795文字
会話率:34%
スキルを売買やレンタルができるユニークスキル『技能取引者<スキルトレーダー>』を持つセインはパーティーメンバーに必要なスキルを売ったり、貸したりすることにより貢献をしていた。その結果セインの所属するパーティーはスキルを覚える時間を短縮でき
た上に、足りないスキルを補うことができ最速でランクアップしていった。
ついにAランクにいけるという時に、パーティーのリーダーから、「上級スキルを覚えた俺達にお前から買える基礎スキルはもう用済みだ」と追放されてしまう。
失意のまま宿屋に戻ったセインだったが、ちょっとした偶然でセインの事を聞いていたS級冒険者にスキルを買い取って他の人間に売ってほしいと持ち掛けられることによって世界は一変する。
この依頼をきっかけに彼は気づくことになる。本来は誰かに譲ることのできないスキルをお金さえ払えば自由に売買できてしまうこのスキルの有用さに。
『剣聖』や『聖剣の担い手』などの超レアスキルを本当に欲しがっている人に渡したり、呪われたスキルで悩んでいる少女からスキルを引きはがし命を救ったり、伸び悩んでいる冒険者に欲しがっているスキルを売って、感謝されていくうちに彼の名声はどんどんあがっていき、S級冒険者や王族の御用達となるのであった。そして彼自身も有用なスキルを組み合わせることによって強力な力を手にし、成り上がっていく。
一方、彼を追放したパーティーは基礎スキルがないために上級スキルがつかいこなせず大ピンチになり、失態を重ね崩壊することになる。
これは理不尽に追放された一人の技能取引者<スキルトレーダー>が多くの人を助け、能力を認められていく物語。
ヒロイン多め
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 11:13:48
111701文字
会話率:66%
【祝!日刊ハイファンタジーランキング入り!】
教会の名門司教家出身のルミラ=アルカディアは、メルノイス魔術学院を首席の成績で卒業する。
そのため将来を展望されていたルミラだったが、状況は最悪な方向へと一変してしまう。
卒業式に行われた
スキル認定式で、教会のトップであるラミエル法王猊下から、【凶禍の呪術師】という邪悪なスキルの認定を受けてしまったのだ。
そしてその日の夜、いままでの態度から急変して、父親であるルイス=アルカディアから絶縁を言い渡されてしまうルミラ。
【凶禍の呪術師】は文字通り、凶事を招き、禍いとなす呪われたスキルだ。
俺に関わった人間は、皆不幸に見舞われてしまう。
俺に幸せなんて、もはやどうやっても訪れることはない――
ルミラは絶望して、行くあてもなくふらふらと、隣接する大国まで辿り着くが――
ここから彼が本当の幸せを掴んでゆくことなど、誰も予想はできなかったのだ。
※ざまぁ展開は少し先になります。
※本当の主人公無双、ハーレム展開は二章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 12:01:04
67434文字
会話率:43%
「これ、ひょっとして他人が持ってるスキルも売り払うことができるんじゃないの?」
ブラック企業をクビ(強制自主退職)になった主人公のマモルは、祖父の遺産として異世界への鍵を入手した。
さらに餞別としてもらった【スキル売買】は、お金さえ払えば
欲しいスキルを購入できてしまう超レアスキルだった。
【空間収納】
【剣術】
【鑑定】
【肉体強化】
目移りしそうなほどの大量のスキルにワクワクがとまらない!
魅力的なスキルは高額で手を出せずにいたが、ひょんなことから、不幸のどん底にいた奴隷少女ミルカの所持していた呪われたスキルを引き剥がして売却することに成功。
思わぬ大金をゲットする。
これは、現代社会をコースアウトしてしまった主人公が、異世界で紡ぎ出すハートフルストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 19:00:00
132334文字
会話率:33%
日雇いバイトで日々を暮らしているノワールは自分の持つスキル《死神》に悩んでいた。
スキル死神は呪われたスキルという物。
スキルで人生が決まるといっても過言ではない世界で、どんなスキルかわからないうえ、強力だがデメリットがあるスキルは不利すぎ
る。
役に立たないスキルだと思っていたノワール。
しかし、ある日ノワールは闘士になることを決めモンスターと戦うことになる。
その時自分のもつスキルがどれほど強力かを知る…。
殺した相手の魂を刈ることでステータスを奪うスキルという事に……。このことをきっかけに完全に闘士になることを決意する。
そのスキルの名と魂を刈る姿からこう呼ばれる事になる。
《死神》と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 21:00:03
7489文字
会話率:48%
ゲームの初期設定が終わった瞬間俺達はそのゲームの世界にいた。レベル制のファンタジーだ。初期装備にある秘密を見つけ出してしまった俺はある呪われたスキルをつけられてしまい他のプレイヤーとは違うプレイスタイルをとらざるを得なくなった。
こんなス
キルなんだ。チキンプレイで何が悪い!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 17:57:36
1488文字
会話率:65%