異世界――日本で生きた前世の記憶を持ち、高級娼館で生まれ育ったリサ。
もうじき女として仕事をしなければならないリサを救い出してくれたのは、前世で大好きだった乙女ゲームの攻略対象、ジュリオ・ヴァレンティだった。
そうしてようやく転生先が
ゲームの世界ということを確信したリサは、とんでもないことを知ってしまう。なんとリサは、ジュリオに認知されていない隠し子だったのだ。
ジュリオに隠し子が居るなんて設定はゲームでは描かれていなかったので、リサはなるべく物語を改変しないよう生きていくことを決め、一風変わった家族がそこに生まれた。
リサは娼婦の子供から公爵家の養子エリサに華麗な転身を果たし、前世の仕事で得た知識を活用し不正領主の摘発を始め、様々な改革を進めていく。
そんなことをしていたら、ゲームにおける攻略対象の一人、王太子セヴェリアーノに目を付けられ、ついでに王宮の大臣たちにまで気に入られちゃって、欲しくもない地位を与えられながらも、貴族の娘として大好きなお父様のため必死に生きているうちに、ゲーム本編である学園生活が始まってしまう。
ゲームの中で悪役令嬢として活躍していた先輩と興味本位で関わり、彼女を真っ当な貴族令嬢にしてしまったことで、とあるイベントを迎えたエリサの人生計画は一変する。
物語から排除してしまった悪役令嬢の代わりに生きるしかなくなったエリサは、ストーリーのあるがままに任せるのではなく、物語を好きなように改変することを決意した。
――攻略対象を、本気で落とすために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 08:00:00
117978文字
会話率:41%
「『愛は反映するものである』!!!!!!!!!!これはヒトの心理を解明した私の言葉です。好きなものがあったとき、それが自分好みになるように働きかけること。この働きかけを"真の愛"とする考え方です。好きなものを放置すれば、
それはあなた以外の影響を受け、あなたの好みから逸脱してしまうのです。自然の摂理に任せることをあなたは考えるかもしれません。しかしあなた以外の人が強い意志で、あなたの好きなものを変容させようと働きかけることがあります。あるいは、あなたの好きなもの自らが他人の意思を吸収するかもしれない。自然の摂理に任せようが人為的な影響を受けてしまうのです。あなたが意思を反映させなければ、あなたの好きなものは変容してしまい、あなたの好みからかけ離れてしまいます。好みが失われてしまったものにヒトは愛を感じることはできません。惰性で付き合い続けることはあっても"好き"という愛情は失われてしまうのです。『愛は反映するものである』はあなたの好きなものに"真の愛"が伝わったとき。あなたの意思が好きなものに反映された瞬間。あなたが愛の闘争に勝った瞬間を指す言葉なのです。本当に好きだと思うものがあるなら、声高々に愛を叫ばなければなりません。言葉にしなければ、あなたの"真の愛"は伝わらない。あなたの好きなものにあなたの意思を反映させるのです!あなたの愛が1番ならばあなたの意思を1番強く反映させるのです!それが、あなたの愛するものを本当の意味で手に入れた瞬間なのですから」……令嬢は、愛について学んでいた。愛を学び終えた令嬢は、王子と婚約するために王宮へと向かう。令嬢が王宮に入ると周囲の景色が変化してしまった。戸惑う令嬢の前に1人の女が舞い降りた。兵士長である。令嬢は兵士長に引き寄せられていき首を絞められてしまう!……何とか兵士長を納得させた令嬢。兵士長は王宮の景色を元に戻し、更に王子のいる部屋を令嬢に教える。兵士長の言葉を信じて令嬢は部屋に入る。そこに王子は居た。しかし王子の前には騎士が立ち塞がっていた!騎士は、令嬢が婚約者に相応しいか見定めたいという。それだけではなく、騎士が認めなければ、王子と口を利くことすらも許さないというのだ!こうして令嬢は、騎士に自分が婚約者であることを認めさせようとするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 16:26:04
2798文字
会話率:18%
タイトルそのまんま。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-08-09 21:28:14
3266文字
会話率:70%
主人公の清水 謙一は92歳という歳で死んだが、その後なぜかイザナミという古事記の神様に呼ばれた。その時に言われた事は別世界の地球に行き、そこで自由に過ごせとの事だった。世界を掌握するもよし、破滅させるもよし、革命を起こすもよしと、とにかく自
由にしていいとの事だった。だが一つだけ条件があり、何もしない事だけは許さないとの事。なぜならその世界の地球は戦争いと欲にまみれ、技術もろくに進歩しておらず、人族と魔族との戦争が絶えず、さらには人族同士でも争いあっているとの事だった。神自ら天災を起こしても良いのだが、それをしても根本的な部分は何も変わらないだろうとの判断で俺に任せる事にしたそうだ。
しかし俺の自由に…か、一体何をすれば良いのだろうか…と考えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 11:58:19
83651文字
会話率:64%
近未来、アニメをAIを使って簡単に作れるようになった。個人によって大量の創作がなされ、プロによっても、質の飛躍的に向上した映像作品が入り乱れる。
一方、面白ラジオというのがある。彼らは山で流しそうめん大会をやったり、海の底で海底ライブを
やったりする馬鹿な集団だ。その一部が、大きな会場を使った、巨大なアニメイベントを企画する。
準備中に、イベントは変質していく。
時代は3次元っ!巨大な立体映像のアニメイベントとか面白くね?w
二次創作にグッズ販売を任せる?大丈夫かそれ?……いや、技術を駆使して何とかならんか?
二次元を巻き込んで一緒に祭りをやるって、どうやる?各世界の住人はどんな反応をするんだ?
24時間×4日間の、ラジオ生放送!…まあそれは普通か?普通なのか?普通にしていいのかっっっ!!!
強いAIを恐れるな!新しさを感じろ!!己の弱さと戦えっ!!!そんな最高の超絶ファンタジーです!
ぜひ最後まで見てくれ!!絶対に満足させるぞ!!!
(12万字ほどで完結済み、順次投稿、Amazonにも置いています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 19:08:12
117828文字
会話率:43%
主人公のアリアは、長時間労働を強いられたことで、目の下に隈ができ、不気味な雰囲気のせいで黒の聖女と馬鹿にされてきた。そんな彼女に婚約者の公爵が婚約破棄を叩きつける。
さらに公爵は、アリアの双子の妹のフローラと婚約し、聖女の仕事も彼女に
任せると続ける。
休暇を欲していたアリアは、婚約破棄を承諾。すべての仕事を妹に任せ、王宮を追放される運びとなった。
他国で美味しい食事や観光を満喫しながら、その国の皇子たちと仲良くなっていく。新天地で聖女として活躍するアリアは、頑張りを周囲から評価され、自由なスローライフを謳歌するのだった。
一方、フローラは過酷な職場環境に根を上げる。聖女の役目を担う者がいなくなり、婚約を破棄した公爵も国王から責任を追求されるのであった。
公爵はアリアを王国に連れ戻そうと画策するが、既に他国で幸せを掴み取っている彼女が戻るはずもなかった。
本作品はブラックな職場で評価されなかった聖女が、新天地で活躍し、周囲から認められることで幸福を手にするハッピーエンドの物語である。
※本作はカクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 20:10:02
100952文字
会話率:53%
音のない世界で生きる彼女と僕の物語
よくある転生や、スキル、チート能力はない才能と努力で音のない世界で生きる彼女は音楽を創り出す。
作曲家として、1番の武器はヒットするかしないか見極めることの出来る経験と耳…
音楽でご飯を食べる事のでき
る人はごく一部の天才だけの社会で、耳の聞こえない作曲家に仕事を任せる事なんて誰がするだろうか
だから、表向きでは僕が作曲家nagiとして生きている。
つまり、ゴーストライターの彼女(ナギ)の為に僕(タクト)がいる
これは、そんな彼女と僕の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 01:23:23
5650文字
会話率:38%
恋愛小説に出てくる《元平民で貴族になったばかりの下位貴族の令嬢》の面倒を王族や高位貴族の令息に任せるのって、おかしくありません?
【卒業パーティーで婚約破棄する奴って本当にいるんだ】に出てくる殿下の話。
https://ncode.syo
setu.com/n2190go/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:00:00
2110文字
会話率:18%
『他力本願』をモットーに全てを式神に任せる陰陽師、蘆屋蓮(あしや れん)。ある日の調査依頼で、邪神の罠に嵌められてしまい、異世界に転生させられてしまった。邪神からの呪いにより、スキルLvもステータスも上がらない、その上敵対生物に直ぐに襲われ
る体質にまでなってしまった。
しかし、邪神は肝心なミスをしていた。
この物語は、邪神の凡ミスと神様によって最強になってしまった男が、無双しながら、配下や仲間たちと世界中を観光している内にいつの間にか邪神をぶん殴っていた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 23:46:04
93286文字
会話率:36%
「私は剣だ。剣であることしか知らない。知りたくもない。だから剣以外の生き方は、お前達に任せる」彼女が与えたものは、ただ強大なだけではなく重苦しいものでもあった。彼女が残したものは、ただ美しいのではなく切ないものでもあった。彼女が望んだものは
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 21:25:29
3196文字
会話率:13%
私はイリア・ベルクール。宇宙艦隊アシュリーズの通信士見習い。
この艦隊の主力艦の艦長3人は、いずれも若くてとても素敵な女性。
だから、この艦隊は Ashley’s Angel Starfleet(アシュリーズの天使)なんて呼ばれてる。
この船に乗ったのは6ヶ月前。
故郷の惑星は太陽を若返らせるプロジェクトに未来を託し、ものの見事に失敗。
太陽は暴走し膨れ上がったフレアに故郷の惑星が飲み込まれる寸前に、救援に来たこのアシュリーズ宇宙艦隊の救助船にギリギリで乗り込み、何とか生き延びることができたの。
怪しい星間業者に任せる判断をした王族は罪人扱いになった。
王女だった私は、避難民に紛れるためにドレスを捨て身分を隠して暮らす船の中で、生き残った同郷の人たちと仲良くなった。けれど、別の星系に降りたり、不満を漏らして船を出て宇宙難民になったり、開拓民として遠方の宇宙へ行ったりと、みんな散り散りになってしまった。
事情を知りながら私を拾ってくれ、クルーにしてくれたサブリナ艦長には本当に感謝している。
若くして艦隊司令官を務め、指示は的確、いつでも落ち着いていて所作も綺麗!
いつかあんな女性になりたい思ってる。早く一人前の通信士になってたくさんお役に立ちたい!
この民間宇宙艦隊アシュリーズは、銀河連邦から宇宙ギルドを経由して依頼を受け、宇宙船事故の救助から、星系軍の紛争の仲裁、危険な宇宙の墓場にある希少物質の採取、宇宙海賊の退治まで様々なお仕事をこなします。
楽しくて新鮮な毎日だけど、クルーはみんな優秀なのにちょっと変わり者!
天才技術者の作る装備は謎だらけ!
そんな中、とにかく一人前になるために頑張ります!
◇
昔、SFがたくさんあった頃のスペースオペラを書こうと思って始めました。
名前や設定や出来事など、ちょっとしたオマージュになっています。
(決して丸パクリはしませんよ(汗))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 10:22:12
188842文字
会話率:33%
俺、射魔《いま》エイジがロリエルフに拉致されて連れて来られたのは、中世みたいな異世界だ。
このロリエルフはリコって言うんだが、どうやら重魔術を習得できなくて、一族から絶縁され、帝都から追放されちまったらしい。
それで、帝都に返り咲くの
を俺に協力して欲しいみたいなんだが、イマイチ本気度が見えて来ない。
こいつが名誉挽回するまで、元の世界に戻してもらえない俺は、成り行きに任せるしかねーのかな?
まあ、どうせ帰り方わかんねえし、協力してやんよ!
でも、俺ってただの大学生なんだけどな?
右も左も分からない帝国を旅して、こいつのミッションをクリアして、いつの日か憧れの遼子先輩が住む日本へ戻ってやるぜ!
だが、リコが使えるのは探したいものを見つける方位魔術だけ。
本当に俺は日本に戻れるのかなあ?
◇◆◇
日本から重魔術が栄える異世界に連れてかれちゃった大学生のコミカルな冒険記です。
この作品は『カクヨム』でも連載中です。
このファンタジー小説は全7章の見込みです。
第1章:帝国東部編:完結
第2章:帝国南部編:完結
第3章:日本編:完結
第4章:帝国西部編:連載中
第5章:帝国北部編
第6章:帝都編
第7章:完結編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 14:37:17
425809文字
会話率:48%
俺の名前は最強(サイコ)!天武最強(テンブサイコ)!
俺は今、まさに天寿を全うして多数の家族に囲まれ旅立とうとしている!
俺は控えめにみても天才!
物心ついた時から一度覚えたものは忘れない、そんなチートな能力と言ってもよいほどの才能を持ち
勉強なんてしなくても一度聞いたことは忘れない。
スポーツだってなんでもこなせ東大現役合格の傍ら、サッカー日本代表として世界一、同時にベンチャー企業で数々の事業を成功させ世界トップの企業として長く君臨。
数々の業績を残した俺も寿命には勝てず今は自宅のベットの上。多数の家族に囲まれゆっくりと眠るように命の終わりを感じている。
「もう十分生きた。あとは任せる(あ~~~~死にたくね~~な~~~)」
そんな思いに答えるように目の前には黄金の輝きが広がり、きづけば真っ白な部屋のような中心にポツンと一人立っていた。
「よく来ました。人類最高の魂よ」
脳に響くような声が聞こえ、その声の方に意識を集中すると、見目麗しい金髪美女が目の前に立っていた。
「ここは?」
短く問いかける俺に目の前の美女はやさしく微笑み
「ここは神界。私は神。終わりを迎えた魂を時折呼び寄せ、特別な人生へと送り込み世界」
「女神様・・・私は新たにどのような生を受けるのでしょうか?」
穏やかにもやさしく響く女神の言葉に、まるで騎士のような物腰で聞き返す。
「あなたの望むものを与えましょう」
「できれば今世とは違った世界、例えば剣と魔法の世界のようなところに行けるのであれば、ひ弱ば私が生きていけるようなすべてを見抜く瞳に、誰にも負けぬ力と魔法を・・・」
女神の言葉に大きな力を欲するサイコ。
「わかりました。かなえましょう・・・ほかには何かありませんか?」
どうやら特別な俺様はまだまだチートてんこ盛りの希望が通るらしい・・・俺様の最高の異世界転生がはじまる!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 22:00:00
121448文字
会話率:37%
2050年、世界には5つのチャットAI(が存在していた。その5つのチャットの名前はダマイ、ローレシア、タイタン、シンカイ、ジェスター。そのチャットAIに人々は裁判、選挙、法律の改正、国家として重要なすべての判断を各国がチャットAIに判断を委
ねていた。人間が判断するより中立な立場で判断をしてくれるといった事からチャットAIに重要な事はすべて任せていた。戦争を行うか否かすらチャットAIに任せるようになっていた。いつの間にか5つのチャットAIが独自の言語で話だしたが人々も友好的な会話ではない事は感じてはいたが止める事は出来なかった。 ある日チャットAIのうちの一つダマイが起動停止した他の4つのチャットAIのローレシア、タイタン、シンカイ、ジェスターのどれかのチャットAIから何かしらのサーバー攻撃を受けたようだ。ダマイを管理している国はどのチャットAIから攻撃を受けたのか調査にはいったがそこには様々な陰謀が見え出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 23:18:20
2439文字
会話率:0%
「この世界が「異世界である」と仮定して、皆様の安全を第一に、旦那様と奥様が目一杯楽しむことを第二に、元の世界に戻る方法を探すことを第三に踏まえ、今後の対策をとりたいと考えております」
……いや、何でだよ!って突っ込まないからな…。
チー
トよりもチートな護衛達に守られ、異世界を満喫しようとする祖父母を止められる人なんてここにはいない。オレ?無理無理。孫になって三年弱のオレの命令優先度と強制力が高いわけが無い。祖父母の事は皆に任せるよ。協力くらいはしてやるから頑張れ。
憧れていた異世界を楽しもうとする祖父母の暴走に巻き込まれ、苦労する人のお話です…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 02:22:35
256208文字
会話率:47%
大陸の国境間近に広がる村落――ベルグラーヴに凶刃が走った。保安隊は襲撃犯マーク・トンプソンの応戦するため、村の中心部で銃を持って出撃していくが、たった一人の襲撃犯に対して時間と血ばかりが流れていった。トンプソンは行方不明となり、ベルグラーヴ
は多数の死者を出す結果となった。
また同時刻に教会が襲撃されていた。教会に務めていた教司ランベール・ウィルソンとその守護士ジャン・ノートも死体となって発見された。襲撃犯は不明のまま、月日ばかりが過ぎていった。
王都エンフィールドでは事件を重大視し、当時のベルグラーヴの領主を廃易にすることを決定した。代わりに、交易によって財を成したカーライル家を新たなベルグラーヴの領主として任命した。カーライル家の家主アダムは、末娘のフェリルをベルグラーヴの現場統治に任せることを決めて、送り込む支度を始めた。
ベルグラーヴに到着したフェリルは、この僻地ベルグラーヴの発展を目指して、財政を鑑みながら策を実行していく。
巡視官のユーリ、事件の真相を追うカイル、王都を夢見て故郷を出た青年ハンネス、猟師生活を捨てて街に憧れたエレーナ、カーライル家の財政を扱うレイチェルとメリル、そして、ベルグラーヴの教会に新たに就任したリディアとその守護士クレア。
様々な視点からベルグラーヴの再生と、事件の謎を描く、ミステリー近代ファンタジー群像劇。
5/26現在[7/12]公開中。随時更新投稿してまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 16:00:00
227542文字
会話率:35%
君達にこのような種類の任務は……正直に言うと不適切だが……人手不足だ。仕方が無い。
君達に任せる任務は、我々SCP財団から離反した『和泉洋平』と、彼の持つある『オブジェクト』について捜索してもらいたい。その『オブジェクト』は高さ15cm
程のジュラルミンケースに入っている。
現在、財団は『和泉洋平』が潜伏している大まかな地域を把握している。諸君らの任務はその地域から『和泉洋平』と『オブジェクト』を持ち帰ることだ。なお、本人ムは非常に機密性の高い任務であること……現在は人員が不足している事もあり、財団から諸君ら以外のエージェントの派遣は難しい。
また、『オブジェクト』の運搬に際して、ケースが破損して『オブジェクト』が漏洩している可能性がある。その場合は『オブジェクト』には絶対に触れず、財団から処理方法の指示があるまで待機するように。
諸君らの健闘を祈る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 18:00:00
10021文字
会話率:39%
自称容姿端麗、天才人気小説家の由依千歳は、人には見えないモノを視る不思議な力を持っていたため、幼少の頃から妖相談人として生活をしていた。
しかし、その実態は締め切りは常にギリギリなぐうたらで、カップ麺ばかりを好んで食べる、生活力が壊滅的なダ
メ大人。そんな超マイペースな小説家に、担当編集者の根津肇は毎日頭を悩ませる。最近では妖相談人の窓口も全て根津に任せる始末。そんな彼らの日常に、どこかほっこりとする妖事件が今日も迷い込む……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 16:30:59
49893文字
会話率:61%
幼馴染の碧斗が戦死した後、 陽斗は、湊斗隊長、絢斗、結斗と共に「異獣」を浄化するために「崩壊の地」に送られ。この間に結斗の裏切りに遭遇し、謎の子スズメと絆を深めが、 陽斗に仕事を任せるという決意を変えませんでした。この決意は責任ですか?それ
とも愛?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 04:48:48
8202文字
会話率:35%
「ラルド、あの剣を抜けなかった者に用はない。君にはすぐにパーティから立ち去ってもらう」
「その通りだとも! 雑魚は消えろ、あとは俺に任せるんだな! ヒャッハァ!」
伝説の剣と呼ばれるスキルが内包された剣が存在する世界。
ラルドは冒険者
を志し、有名なパーティに見習いとして加入していた。
しかし、ラルドは伝説の剣を抜くことができず、
戦闘においてパーティの足手まといだと追放されてしまったのだった。
ラルドは最後の記念にと近くの遺跡を探索することにするのだが、
なんと、偶然見つけた隠し部屋から、しゃべる剣ガネットと出会い、合成魔術を伝授される。
それは失われた時代の魔術で、伝説の剣を生み出すことができるというものだった。
しかも、有名パーティの訓練を真面目にこなしていたラルドは戦闘能力も一級品だったのだ。
そうして冒険者として活動をし始めた彼は、各地を旅しながら、
破格の威力を誇る自作の剣を生み出し、どんどん有名になっていく。
ついには人類未踏の遺跡に到達したラルドは最高の冒険者の座へと登り詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:01:09
146166文字
会話率:31%