名家のご令嬢にして最強の女子中学生、羅城門真綾ちゃんが、異世界転移してしまった。もともと武芸の達人だったのに、戦前の豪華貨客船〈熊野丸〉と召喚契約した彼女は、戦艦並みの力と防御力を始めとする異能を貰ったうえ、異世界の魔法攻撃が効かないらし
い……。あの子、優しいけど武闘派なんだよね……ヤバい、異世界が……。
これは、魔物が跋扈する異世界でマイペースに無双し、やらかしまくった末、皇帝にされそうになる彼女の姿、そして、異世界のためにも早く真綾のことを取り戻そうと焦る、ちっさい親友を描いた物語である。……誰がちっさいだ!
この作品は、『やまとなでしこ異世界無双 前日譚 ~真綾ちゃんは異世界へ行くらしい~』を読んでからのほうが楽しめると思います。
『カクヨム』でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:13:01
894638文字
会話率:42%
武門の名家、羅城門家のお姫様である真綾ちゃんは、戦前の豪華貨客船〈熊野丸〉を召喚する能力に目覚めた翌年、町から忽然と姿を消してしまった。
物静かで優しいけど武闘派な彼女は、どうやら〈異世界転移〉してしまったらしいんだよ、召喚契約時に得た
絶大な力を携えて……。ヤバい、異世界が……。
これは、真綾ちゃんが異世界へ転移するまでの、ちょっと不思議でまったりした日々と、魔物が跋扈する異世界に行ってもマイペースな彼女の姿、そして、なんとか真綾ちゃんを取り戻そうと焦る、ちっさい親友を描いた物語である……。誰がちっさいだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 17:22:24
227601文字
会話率:46%
聞け、生徒諸君!
我らが晴天学園は今、困難な局面に立たされている!
思い返せばそう、あれは一学期最後の日。
我々が突如、異世界へと転移したところから、この難局は始まった。
生徒総数一万人の晴天学園が丸ごと、地球ではないどこかのジャングルの
ど真ん中に、だ。
しかも、生徒から職員に至るまで全員がフェアリーやらエルフやら獣人やら、異種族に変異してしまっていた。
これには流石のこの私、生徒会長“暴君”黒揚羽聖十郎も面食らってしまったとも。
……気づいたら身長が三十センチメートルになっていたのだからな!
さらには襲い来るモンスター、過酷な大自然、失言、政敵からの批判、あと失言……数多の脅威により、私の政治基盤はもはやガタガタだ。遺憾の意を表明せざるを得ん。
まあ失言は私のセルフ失態だが、それはさておき。さておきだ。
諸君。我々はこの難局を乗り切るため、異世界で生き残るために必要なものが何か、すでに知っている。
そう、青春である。
この世界では、青春してる奴が強い!
青春すれば生活も充実するし、メンタルも上向くし、なんでか知らんがスキルも覚醒する!
だから青春しろ! 弾けんばかりの青い春で異世界を塗り替えろ!
我が晴天学園生徒会は、生徒諸君の青春を粉骨砕身の思いでサポートする所存である!
……つまり、要するにだな。
これは――青春に命を懸ける我々の、長い長い一夏の物語なのである。
※当作品はキマイラ文庫、カクヨムでも更新しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
56511文字
会話率:43%
妖怪×歯車パンク×時代劇!
江戸幕府が倒れて時代が『明機』になってから五年。
付喪神を憑かせた自律回転する歯車を動力源にして、日ノ本は大きな発展を遂げた。
歯車を埋め込んだ機械甲冑や重機が闊歩する街で、日雇い労働者の『歯車使い』烏合喜三
は妹とともに、貧乏ながらも平穏に暮らしていた。
だが、ある日、喜三は政府陸軍に追われる少女を助け、事件に巻き込まれてしまう。
それは、隠してきた喜三自身の過去と向き合う事件でもあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 07:00:00
100022文字
会話率:45%
俺ことマテウス・オーベルシュタットは、王国騎士団第三隊小隊長アルノルト・ハイデルベルクと出会い、自ら希望し彼に師事した。師匠と慕い鍛錬に励んだ七年はあっという間に過ぎ去り、王立学園の二年生となった俺は、ある日、夢を見た。そして知る。
――こ
の世界が、前世の俺が会社で作っていたRPGで、師匠は「社外に追加発注できないから、合間に描いて」と丸投げされた俺が自分の好みでデザインした脇役だったってことを。
……そりゃあ、師匠のこと恰好いいって思うわけだわな。
ゲームの内容は曖昧なまま、三年生になった俺は、とうとう出会ってしまう。
攻略対象であり、師匠の弟――俺が絶対になれない立場を独占している奴に。
師匠✕俺
※ムーンライトノベルズに投稿したものを、改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:59:07
27000文字
会話率:20%
――喰われる!!
16歳のDランク冒険者・カノアは巨大迷宮に置き去りにされ、仲間達が逃げる為の囮となった。
巨大な水竜が今にも彼を丸呑みにしようとしている。
死体すら残らないであろう孤独な最期を悲観しながら、カノアは日本人青年だった前
世を思い出す。
しかし彼の中にはまだ、もう一つの重要な記憶が眠っていた。
大いなる力を思い出し、いざ世界を救う冒険の旅へ。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:53:37
37946文字
会話率:45%
佐藤真衣には義理の弟である鉄太がいる。二人は毎年恒例の花火大会に一緒に出掛けていた。仲のいい姉弟だった。花火が打ちあがる。その時、鉄太が抑えていた感情がこぼれ落ちてしまった。鉄太は義姉の真衣の事が好きだったのだ。この話は、義理の姉弟の恋の行
方を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-23 23:39:36
3785文字
会話率:57%
頑張り過ぎたサトルは身体を壊して過労死してしまう。それを惜しんだ女神はサトルに異世界転移の話を持ち掛ける。異世界へと転移したサトルは地味で淡々としたモブの生活に安らぎを感じていた。だが、ある時のこと、恩人である少女が窮地に陥っていることを知
る。一宿一飯の恩を忘れる事のできなかったサトルはモブ生活に別れを告げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:15:31
3195文字
会話率:50%
朝比奈道場の師範代・榊清志郎は、病に伏す師・道善とその娘・紗世と共に、表向きは平穏な千凪村で暮らしていた。
だが村には、ごく一部の大人たちしか知らぬ“悪しき風習”がひそかに息づいていた。
道善の命を救うため、清志郎は奇怪な力を持つ闇医者に
出会い、紹介された裏の仕事で金を得ようとする。
だがその力は、かつて神と崇められ、今は“祟り神”と呼ばれる澄斬姫のものだった。
闇の仕事に身を投じる清志郎は、やがて村の真実と禁忌の神社に辿り着く。
絶望の中、清志郎は姫の導きで妖刀・緋雨丸を手に取り、道善を斬り、姿を消す。
数ヶ月後、清志郎を探す旅に出た剣友・高坂龍之介は、若返り、記憶を失った“何か別の存在”になった清志郎と再会する。
斬るたびに力を増し、自我を失っていく彼を、龍之介は救い出せるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:37:07
23339文字
会話率:33%
ある日、余命幾許もない丸々丸々の元へと天使の少年が舞い降りた。願いはただ一つ、飛び立ちたい。その手伝いを諦めた彼に求め現れた。しかし、丸々にも生きているうちに叶えたい望みがあると云う。
他サイト様、ノベルアッププラス、カクヨム、アルファポ
リスにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:14:13
277文字
会話率:84%
ソリナバース。それは男女とはまた別の第二の性。生命エネルギーを極端に作り出してしまう体質を持つ「ソル」と生命エネルギーを必要量作り出せない体質を持つ「ルナ」とその他普通の人間に分けられる。ソルとルナはお互いの欠点を補うように惹かれ合う。
これは、ソリナバースに翻弄された二人の男子高校生が運命に導かれたように互いを手に入れるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:55:40
3864文字
会話率:54%
親無し家無し職無しの少女、鹿乃瓦ホシモチ
過去とさよなら心機一転、花の女子高生を
「はいハンコ返すよ、合格取消の手続きしてきたから
最終更新:2025-07-23 22:39:26
34061文字
会話率:47%
待て、出来るわよね♪
最終更新:2025-07-21 00:13:34
57661文字
会話率:39%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:13:27
2539610文字
会話率:18%
薔薇の刺繍のドレスを纏い
か細き腕には一振りの鎌
その冷たい瞳に魅入られた者に
逃れる術は ない
私はメリー…いま、あなたの後ろにいるの…
呪われた人形メリーの都市伝説。
その他の13階段や、エミリーの赤い手袋など、関連する都市伝説
、物語をも巻き込み、
さらには中世ヨーロッパの伝説や、
神話の世界にまで足を踏み入れることになるでしょう。
なお、シリーズ化するか、
一つの物語にまとめてしまうかは今も悩んでますが、
メリー編が終われば主人公も変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 23:11:20
1547333文字
会話率:14%
会社を辞めて、どこへも行けなかった私が、デリカミニ「でり丸。」と一緒に、車中泊をはじめました。
快適さゼロ、不安100%の車中泊生活は、寒さに震え、失敗して落ち込み、でも星空の下で少しずつ「自分らしい居場所」を見つけていく旅でした。
旅
の相棒は、ちょっと不器用な私と、ちょっと頼りになる「でり丸。」。
これから私は、この車と、どこまでも。
※本作は、AI(ChatGPTなど)の文章生成ツールを構成補助として活用しています。最終的な本文・キャラクター・セリフ等は、すべて作者が監修・編集を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
26883文字
会話率:6%
どこからが天災で、どこまでが人災か。
太古の時代に地獄に封印されたという怪物【べストロ】の復活により、西陸の人類や被差別人種である亜・獣人種【ベストリアン】は滅亡寸前まで追いやられた。そこから50年後……各国の首都などは奇跡的にその機能を
保つ中、西陸中央に位置するイェレミアス帝国の南端にある盆地では、主人公ヴァルト・ライプニッツや故郷を逐われた人々、ベストリアンなどが身を寄せ生活をしていた。世界の変容に似つかわしくなく流れる平穏に身を委ね傷を癒す彼らだが、ある日空から降ってきた天使という存在と災難と奇跡が、彼らから平穏と停滞を奪っていった。
べストロはどこからやってきたか、ベストリアンとの関係は、聖典教と天使、無作為性の原則と外れ値。この謎だらけの世界にヴァルトや登場人物らは、何を思って歩み、そして戦うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
278702文字
会話率:69%
この物語は、AIをアシスタントに、日々浮かんだアイデアを形にした短編集です。
既視感を覚える部分があっても、それはAIや作者が無意識に影響を受けた結果かもしれません。
「もうあったらすいません」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでいただけると幸
いです。
登場人物名や題名以外もほぼアイデア以外はAIが作ってくれました。
アイデを言って作ってもらい、嫌なとこを直してと言っただけで書いてくれるので楽です。まー後は書いたもんが気に入らなければ、その部分直すだけです。
と言うかもうアイデなくなったので。次回は未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:48:12
10727文字
会話率:51%
何不自由なく生きてきたお嬢様育ちの香澄の生活は一変して突然絶望に包まれた。そんな中、小料理屋を営む百合子に拾われた。百合子の娘茜は香澄の後に生き霊が憑いていることに気づく。茜は黒猫チチと共に香澄に取り憑く生き霊を排除しようと試みるのだった。
※「アルファポリス」様にも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:37:18
35473文字
会話率:38%
登山へ行ったはずなのに気がつけばファンシーな部屋の中。しかも塔の上。どうやら私はいつの間にか異世界に迷い込んだらしい。でもアラフォーの私(伊藤美香)は伊達に歳はとっていない。おばさん根性を発揮して、しぶとく生きるのだ。そう、それにはまず食料
を探さなきゃ。そう思っていたのに幼児になるわ、呪いの人形に出会うわで前途多難だった。
※「アルファポリス」「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:16:34
155011文字
会話率:30%
10才で父を亡くした数年後、13才の時母が謎の失踪、アマネは成人まで叔父家族のもとに身を寄せることになった。たった一人残された家族、愛犬のベガだけがアマネの味方だった。冷遇される中でアマネはもしそれまで母が見つからなかったら、父が生前家族の
ために購入していたキャンピングカーで母を探す旅に出ようと考えていた。18才になり免許を取ったばかりのアマネはやっと旅立てると嬉々としてキャンピングカーに乗ったが、運転席にあるハンドルの奥に不思議な緑色に光る石が嵌まっているのを見つけた。何だろうと思って石を手ですりすりと擦りながら愛犬のベガに尋ねる。するとその石から眩しいほどの光が弾けいつの間にかキャンピングカーごと異世界に転移していた。その後すぐに助手席に座っていたはずのベガも光が纏った。気がつくとそこには以前より大きくなり、白から銀色に変化したベガが座っていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:41:18
132964文字
会話率:35%
代々霊感が強く、霊媒師を生業とする夏目家の長女・夏目樒はコロンビア大学に進学したが、身に覚えのない論文剽窃の濡れ衣を着せられ、訳も分からぬまま除籍という重すぎる処分を受ける。
やる気をなくしたシキミは日本で無理やり家業を継がされ、関東甲信越
の怪奇現象の対処と除霊を行う“ナツメ商会”で幽霊退治に従事していた。
樒は天使の化身の少女・鎌倉紬の依頼で、とある山中で俗世から完全に隔絶して自給自足の集団生活を行っている謎の集団の“不死身の巫女”の密偵任務に赴く。
しかし、その“不死身の巫女”は、樒が幼い頃に失踪した祖母の菊子であり、しかもその姿は二十歳程に若返り、記憶をなくしていた。
奪還された菊子は少しずつ記憶を取り戻していくが姿は若いままで、なおかつ不老不死の能力を備えていた。
そして不老不死であるが故に、寿命を弾にして撃ち出し、悪霊や妖怪に強烈なダメージを与え、時に幽霊を成仏させることも出来る銃“怪殴丸/カイオーガン”をほぼノーリスクで使うことが出来るのだった。
アメリカ仕込みの知識、怪殴丸の連射。孫娘と祖母のコンビは、家族と怪殴丸の謎を解くため日本各地の悪霊退治に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:32:07
42426文字
会話率:60%
地元密着型スーパー『まるかみ』が、ある日まるごと異世界に転移!?
三代目店長・丸上直哉(28)は慌てることなく「まあ、営業するか」とマイペースに開店準備を整える。
やってくるのは、獣人、エルフ、ドワーフ、魔族、妖精……日用品と惣菜でゆるっと
繋がる異世界交流コメディ、ここに開店!
便利すぎるスーパーが、異世界の食文化と生活様式をちょっとずつ変えていく――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:10:00
67760文字
会話率:45%
※この作品はカクヨムにて先行公開中のものです。
小説家になろうでは初めての投稿となります。
架空戦記として、歴史と軍事のもしもを描く作品です。
どうぞ最後までお楽しみいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ヒトラーの暴走を前に、スターリンは狂気の中に理を見た。
1936年秋。新たな要塞構想《赤い鉄壁》が密かに立案される。
狙いはドイツ軍の機動戦を無力化し、東欧を「鉄と血の壁」で封じること。
設計局での暗闘、前線での実地試験、資源を巡る外交取引、内部告発と粛清――
時に陰謀、時に信念が、未来を変えていく。
果たしてこの改変されたソ連は、独ソ戦をどう迎え撃つのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
36295文字
会話率:36%
ビンボー領地の貴族の長男として生まれたロラン。とあるきっかけで前世の記憶を取り戻した彼は、ビンボー領地を継ぐという暗い将来が待っていることを悟る。
どうにかしなくてはと知恵を絞った結果、彼はとある結論をはじき出した。
「そうだ! マ
ークに押し付けてしまえばいい!!」
弟を優秀な領主として教育するべく、そして自身の自由を手に入れるべくロランの果てのない戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
1773230文字
会話率:48%
十七世紀、神聖ローマ帝国北部。
後に三十年戦争と呼ばれる、国土を荒廃に追い込んだ長い戦乱の最中である。
都市も農村も自衛を講じるしかない世の中。
ここに一人の若者が居た。「平穏に暮らしたい」「前向きに」が口癖の地味青年・ヴェルツだ
。
その日、ヴェルツは友人であるロックにあるモノを見せられていた。
こんな田舎の村で目にしたことのない「銃」という代物だ。
撃ってみようとしたその時だ。彼が住むリーウッドの村が野盗団に襲われたのは。
からくも難を逃れたヴェルツは、荒廃した村を救うために姉とともに都市へ向かうことに。
聖書を売りつけようとする生臭坊主・マナーワン。
大量の武器を抱えてご満悦な様子の弾丸小僧・レオン、甘党の大男・モリガン──ヴェルツが城塞都市マクデブルクの大聖堂で出会ったのは、胡散臭い三人組である。
彼らは大司祭付きの特殊戦闘部隊EDEと名乗った。
近代的な武器の数々。
街を巻き込んだ恐るべき作戦。
おりしも都市はカトリックの大軍に包囲されていた。
都市の防護壁崩壊事件に巻き込まれ、求める平穏からどんどん遠ざかっていく事をヴェルツは自覚する。
※毎日1話ずつ更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:50:00
115060文字
会話率:38%
動乱続く室町時代。
争いの絶えない戦国の世は、魑魅魍魎の沸く地獄だった。
戦いに身を投じる権力者たちは、どこまでも醜く、力を欲する。彼らが鬼を呼ぶのか、はたまた彼ら自身が鬼なのか…人と妖(あやかし)が入り乱れる乱世である。
生まれつ
き妖が視える宗音(そうおん)は、そのせいで家に居場所がなく、幼い頃に出家していた。日々修練に明け暮れる中、法力(ほうりき)を身に着け、妖怪退治で名を馳せるようになる。
そんな折、実家の父から呼び出しの文が届いた。小さな領地を統べる国衆(くにしゅう)、久兼氏(ひさかねし)の家臣となって、不運な武将と揶揄される若君を、鍛えた法力でお守りしろとの命である。
宗音は悩むが、人柄の良い有能な若君、多幸丸こと久兼盛泰(ひさかねもりやす)に好感をもち、その厄運に呼び寄せられる、数多の妖(あやかし)を祓う役目を担うと決めた。
暗雲立ち込める動乱の世に、光を差し込む若者たちがいたのなら…
そんなもしもを描く和風妖ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:14:13
150355文字
会話率:34%