※この話は超偉大な青山剛昌先生の作品『名探偵コナン』単行本60巻に収録の『赤白黄色と探偵団』で用いられたトリックが用いられております。
作者の貧弱な脳では別案が浮かびませんでしたことを、お詫びいたします。
最終更新:2023-10-21 23:00:00
981文字
会話率:12%
高校3年生の春。私はトリックスターと呼ばれる人物、浅上修二にある依頼をした。
浅上は誰にもその姿を見られたこともなく、これまでの依頼とされるものもどのように行われたか解明されていない。
そんな彼からメッセージが届く。
最終更新:2023-08-31 07:06:15
9775文字
会話率:26%
推理小説ブーム最盛期が過ぎ去り、目が肥えた読者によって、推理小説は大きく2つに分けられた。1つは事件自体に大きなトリックがなく、複数ある容疑者候補の中から1人の犯人を特定するというもの。もう1つはトリックが使用される事件で、トリックを解読す
ることで犯人を特定するというものである。世間は後者を大きく評価し、推理小説からトリックのみを抽出して、『謎』と題して販売されるようになった。あの日出会った少女も謎売りであった。しかし、少女の『謎』は「叙述トリック」を主とする独特のものだった。この物語は俺が少女の少し変わった『謎』を買って一つずつ解き明かしていく短編ミステリー集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 05:00:00
24888文字
会話率:37%
皆さんのご存知「カチカチ山」。
この「カチカチ山」を読んでいて、ふと疑問に思った事がある。
このウサギ、本当に殺されたお婆さんの無念を晴らそうとしていたのか、と。
そしてこのウサギには、何かとんでもない裏があるのではないか、と──。
最終更新:2023-07-15 11:00:00
4387文字
会話率:2%
【カクヨムコン8エンタメ総合部門(長編)中間選考突破作品】
──アイルトン・セナ──
F1史上最速との呼び声も高いレーサーながら、危険な走法で
「いつか事故るぞ」
と言われ続け、最期はまさにレース中の事故で非業の死を遂げた天才。
そ
のアイルトン・セナに喩えられるほどのスピード解決と
僅かな違和感から「こいつだ」とまるで決め打ちかのように行う
捜査手法が「いつか事故るぞ」と思われている様から、
『捜査一課のアイルトン・セナ』の異名を取った女、千中高千穂、階級は警部補。
お供の冴えない小男、松実士郎を引き連れて、
今日も彼女はあらゆる犯人たちのトリックを看破する。
バディもの倒叙ミステリー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 18:27:40
217680文字
会話率:64%
「——最近、夜になると旧校舎にユウレイが出るって噂されているみたいだね」
夏休みを終えたばかりの部室で、穂村鈴が呟いたそんな言葉から、俺たち推理部の新たな事件が始まった。
◯主要登場人物
・穂村 鈴(ホムラ スズ):探偵役、推理部の
部長
・森谷 航(モリタニ ワタル):主人公、推理部の部員
・東 (アズマ):友達A、美術部
・松下 圭(マツシタ ケイ 通称:K):友達B、帰宅部
・羽鳥(ハトリ)先生:依頼人、推理部の顧問
◯補足
全8話計20,000字弱。『推理部のシャーロック・ホームズ』シリーズ(予定)。
トリックには期待しないでくれると嬉しいです。
⇩ 更新はそれぞれ2日以内を目処にしています。更新時間は0時に固定します。
Prologue. 探偵としてのポリシー
Chapter 1. 確率の問題
Chapter 2. 闇夜に浮かぶ光
Chapter 3. ハトリ先生の憂鬱
Chapter 4. アズマの証言
Chapter 5. 最後のピース
Chapter 6. 推理ショー
Epilogue. 穂村鈴の信じる世界
※この作品は「カクヨム」でも同名で掲載しています。
“There are no crimes and no criminals in these days,” he said, querulously. “What is the use of having brains in our profession? I know well that I have it in me to make my name famous. ~”
― 『A Study in Scarlet』by Arthur Conan Doyle より引用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 00:00:00
22352文字
会話率:58%
15世紀から17世紀にかけて、ヨーロッパ中で魔女狩りが行われ、多くの人々が不当に魔女の疑いをかけられ、拷問を受け、殺されていった。そして、そのほとんどは女性だった-。
この人類史上最大の汚点であり、愚行と呼ばれている魔女狩りは、何故行わ
れたのか。歴史の事実の裏に、どんな目的があったのか-。
ローマカトリック、そして救世主イエスキリスト、その母マリア。
本当の救世主は誰だったのか。なぜ女性ばかりが不当な疑いをかけられ、殺されなければならなかったのか。
ブラック・ファントムとなったエルンストが、その謎を解き明かしていく歴史ミステリーが、今始まろうとしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 16:38:58
2082文字
会話率:22%
「あああ!思い出したぁ〜!」
転生者で残念令嬢の私は、これでも名探偵……の助手なんです。そう!導入とコメディパートとエンディングのほのぼのオチ要員のワトソン役です。
名探偵はうちのスーパー執事。
そう。私、前世で楽しく見ていた"
執事探偵"の世界に転生しちゃったんです。
今回思い出したのは「悪役令嬢殺人事件」。王太子の取り巻き貴族子弟が猟奇的な見立て殺人の被害者になる連続殺人事件。
「やっばーい、このままじゃ全員死んじゃう〜っ!!」
「お嬢様、落ち着いてくださいませ。このスットコドッコイ」
はい。私、オチまで知ってます!
ーーー
ミステリーに分類してはいけないエンタメフィクションです。
推理はありません。トリックもありません。事件で人も死にません(ネタバレ!)。
思いついたので忘れないうちに発作的に書いたコメディです。
大逆転平常運行ハッピーエンド。
お気軽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 17:00:00
9528文字
会話率:32%
トリックを使った事件ものです
フィクションなので無理だろとかは言わないで純粋に楽しんでください
最終更新:2023-04-13 23:54:48
6126文字
会話率:3%
――はい、はい、また死んだ。
死んでも死んでも起き上がる「みことちゃん」は、殺されるたびに生き返り、その人差し指を自ら犯人に突き付ける(行儀が悪いぞ)。
「犯人は――あなたです!」
ぼくは坂江午後。みことちゃんの隣に常に寄り添う探偵だ
が、お察しの通りぼくが犯人を当てる必要はない。
ただ、こんなバグ技使い放題の状況でも、意外と「推理すべきこと」はあるものだ。
---
ある意味異能系のトンデモ推理ものです。登場人物のアリバイを整理したりトリックを考えたりなどは一切せずにお読みいただけます。この作品はTwitterにも掲載しています。しばらく毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 21:09:32
42931文字
会話率:50%
高校二年の春がやってきた。
新学年に新学期。新たなクラスに、気になるクラスメイトが一人いる。
そのクラスメイト坂下悠菜は言った。
「私、筋肉質な人が好きなんだ」
俺は筋肉質ではない。俺の初恋は叶わないのか。
諦めるのはまだ早い。
文化系部員
の知り合い、田中真奈美に相談してみよう。
彼女は色々優秀だ。きっと解決してくれる。
だが、解決と共に提示された条件がおかしい。
同席していた、山井先輩の様子もなんかおかしい。
――文化系部活の守護神と呼ばれる主人公「和田健二」の突然始まった初恋は実るのか。
完結確定。叙述トリックと学園初恋ミステリーをお楽しみ下さい。
「登場人物」
・和田健二。主人公。文化系部活の守護神。初恋に落ちた。
・坂下悠菜。主人公の初恋相手。最近陸上部を辞めたクラスメイト。
・田中真奈美。美術部員の同級生。対人関係能力の高さに定評がある。恋の相談相手。
・山井先輩。学内の人格者。美術部員。様子がおかしい。
・カクヨムでも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 16:00:00
11299文字
会話率:50%
南洋の小国ニコバレンの日本人街で探偵業を営むマヨネーズの異名を持つ少女、一円万代。
その名はよく金額と間違われる。
そして性格は悪い。
そんな万代には他人に伝えていない澁瀧澤万代というもうひとつの名前があった。
シブタキグループ
という日本の巨大企業グループの令嬢である。
ある日万代は失踪人の調査中に空からサカナと人間が降ってくる奇怪な現象を体験する。
それがこの事件の始まりだった。
このニコバレンには外国人向けの貴族領がありその中は国内法が通じぬ治外法権の土地であった。
そのひとつがグラマン館という日本の迫水家が伯爵として君臨する屋敷である。
その迫水家の長女である彗から万代は恵という少女のボディガードを請け負うことになる。
恵は迫水家四兄弟の末娘で莫大な遺産を譲られることから誰かに命を狙われていたのであった……。
●ミステリー風味ではありますが、これは青春ハードボイルド小説となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 18:00:00
118526文字
会話率:33%
生徒会長――立花きららは推理がしたい。
誰も来ない生徒会室。
いるのは2人だけ。その時、立花きららの推理欲求が出始める。
推理内容は他の役員は何故こないのか?それを黙々と解いていく……。
わけもなく、実は……。
最終更新:2023-01-29 20:46:41
2845文字
会話率:38%
トランプとは切り札の事である。
そしてトランプは競りで決められる。
何のことか分からない? ではどうぞお読みください。
最終更新:2023-01-23 00:06:08
2118文字
会話率:10%
「私、百瀬くるみの後継者にふさわしいヒロインを決めるオーディションを行いたいと思います。
つきましては、8月1日から2週間ほど伊豆の絶海の孤島であります、月城島にお集まりください。
この孤島こそ、私の後継者を決めるにおあつらえ向きの島はござ
いませんので・・・」
そんな手紙を受け取った。ここに集まるものたちこそ、ヒロインにふさわしい。
くるみをいない世界にした、あいつらに復讐を。
決して救われることのない結末を与えてやろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 10:15:18
20245文字
会話率:39%
完全犯罪見破れますか?
最終更新:2022-10-17 19:35:07
244文字
会話率:0%
東:これは持論なんですけど、推理小説における共犯はナンセンスなんですよ。
記者:と、言うと。
東:ぶっちゃけた話推理小説で共犯が使われる場合なんて、その9割は作者の思いついたトリックが単独では実現不可能で、でも捨てるのは勿体ないから
やむを得ず共犯者を立てる、というパターンなんですよね。だから共犯者の設定は適当になりがちだし、結果として話は面白くならない。
記者:確かに東さんの小説はどれも単独犯でしたね。とすれば、少なくとも今後も東さんは共犯の推理小説を出すことは無い。と?
東:もちろん例外はありますよ。共犯関係そのものをメインに持ってくる場合とか。あと……
記者:あとは?
東:完璧な完全犯罪のトリックなら、共犯でも仕方ないかなと。なにせ、推理小説家の夢ですからね。
2002/10/10発売 週刊ミステリィ43号 巻末インタビューより抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 09:47:29
3730文字
会話率:54%
二大都市圏・大阪の玄関口にあたる、阪急電車の梅田駅――。
そのホームで、相次いで女性が足を切りつけられるという事件が起こった。ところが不思議なことに、綿密な身体検査をしても凶器らしいものが見当たらない。幻のような犯人をマスコミは「阪急梅
田の切り裂きジャック」と呼び出して……。
「ふるさと大阪のために」と息巻く大学生の素人探偵・鴨川浮音が、令和の世に出た連続殺傷魔の正体を追いかける!
(初出 令和四年五月・コミックシティ大阪頒布 推理同人・睦月社刊行 同人誌「WEST-EYE No.6 「奇妙な凶器」特集号」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 00:00:00
10932文字
会話率:54%
通称『アケチ』
本名は立花智明。名前の智明を逆にすると『明智』になることから、そう呼ばれるようになった。
というより、本人がそう呼んでほしいと公言しているので、みんな仕方なくそう呼んでいる。
誰も歯牙にもかけない事柄を、事件だ
謎だと騒ぎ立てては周りを巻き込んで大騒ぎ。
今回、美術部で起きた事件に呼ばれていないのに参上し、周りの人を苛立たせる。
探偵部初の事件、迷探偵アケチがトリックの穴から零れ落ちたウソを拾い集めて、この事件に終止符をうちます。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 20:55:53
102937文字
会話率:43%
私の所属するアイドルVtuberグループ『ディライブ』は、世間では世界の大手三社Vtuber事務所の一つと言われている。最近では海外にも支店を構え、それぞれの母国語を話すVtuberが現地で人気を博すまでになっていた。それでも最初は小さな
事務所からのスタートで、少数精鋭の一期生からこつこつと耳目を集めていった。悲喜交々ありながらも、スターの道を駆け上がるかの如く絢爛な彼女達の煌めきと、それを応援するファンの熱量は尋常ではなかった。
これはまだ、Vtuberという言葉が一般に定着する前の話。黎明期に活動していた、偉大なる先輩達の悔恨――。
Vtuber事務所を舞台にした「犯人当て」第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 20:30:44
16659文字
会話率:33%