あなたは自分の前世を覚えていて?
それは遠い記憶のようであり、これから辿るべき未来のようでもある。 他の人は覚えていなくともわたしは忘れたことはないわ。
人生は舞台、人はみな役者の言葉の通り――わたしちは役者で舞台を変えながらいつも
同じ芝居を演じているのだけれど、わたしはいつだって脇役で、<彼>はいつも主役。脇役と主役が交わることはないのだけれど、今回<彼>の<恋人>に選ばれたのは、わたしの親友のアンジェで――
アンジュを守るために脇役のわたしは初めて<彼>の前に名乗り出てみたのだけれど……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 17:27:43
10666文字
会話率:39%
クロメルは興奮を抑えきれなかった。目の前にただ一人立つ狼少年は、バトルロイヤルの優勝者。そしてクロメルの〝狩り〟の対象者だ。
戦いに渇いたクロメルに、狼少年の死を乗せた爪が迫り来る。自分を「気狂い」と吐き捨てる少年を、クロメルは指差した
。
「さっきからずっと、笑っているよ?」
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。
※本作は「ゆるプロット前夜祭」参加作品です。
蝉時雨あさぎ様のゆるプロットに沿って執筆したお話になります。
お題は、『青年(20~29)の男と
ティーン(11~19)の人外の
異世界ジャンルで
「バトルジャンキーな男と人外」が
「出会ったことで運命が狂わされる」話』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 22:05:47
7493文字
会話率:32%
・コミカライズが、ニコニコ静画様、コミックリュウ様、アークライトブックス公式サイト様にて掲載中です!
・書籍1、2巻発売中です!
・コミカライズ第1巻予約受付中です!
【勇者アリスターは、聖剣■■■■■■を扱い多くの人々を救った伝説の勇
者である。そんな彼と常に共にあったのが、聖女マガリ。二人は底なしの優しさと慈愛の精神で、たとえ自分たちがどれほど危険な目に合おうとも困難や理不尽に苦しむ人々を救ってきた。この書は、史上最高の勇者と聖女と名高い二人の伝説を記したものである】
『聖剣伝説』まえがきより抜粋。
幼なじみのマガリが聖女に選ばれた。
これから、王都で誰にも笑顔を振りまき、マナーとかダンスとか恐ろしく堅苦しい世界で生きていかなければならないらしい。
生まれてからずっと一緒にいたんだ。やはり、思うところはある。
俺は一抹の寂しさを感じつつ……何が何でも逃げ出そうとしていた幼なじみを羽交い絞めにして迎えに来た騎士に突き出した。
「アリスタあああああああああああ!!」
怨嗟の声が聞こえたけど気のせい気のせい。
最後の悪あがきで王都まで見送りに付き合わされる……が、とくに何もなく無事終わる。
「じゃあ、俺は帰るから。頑張ってな^^」
恨みがましい目を向けてくる幼馴染に背を向けて帰路に着いた俺は……ゴブリンに追い掛け回されていた。
「いやあああああ!! 誰か助けてえええええええええ!!」
これは、性格が最低な勇者と聖女が全力で脚を引っ張り合いつつ幸せな生活を追い求める勘違い英雄伝説である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 19:20:00
583770文字
会話率:30%
伯爵家三男のリュシアンは、常に命を狙われていた。五才の誕生日に行われたパーティの数日後、毒殺未遂により生死の境をさまようことになる。奇しくもこの事件がきっかけでリュシアンの眠っていた記憶が呼び起こされることとなった。それは前世、才能に恵ま
れながらも孤独のうちに死んだ宮田斎としての記憶。それからというもの人が変わったように精力的に勉学に剣術に励み、独り立ちしようと奮闘するようになっていく。悩んだってしょうがない。王位も爵位も蹴っ飛ばし、好きなように生きるために頑張ります。
初挑戦のダンジョンでは学園始まって以来のトラブルに見舞われ、休暇中には異界へ飛ばされ、なにかとトラブルに遭遇するリュシアンの次の試練は、なんと舞踏会でのダンス!?
学園の姫様ことニーナのお家騒動に巻き込まれ、リュシアンは保険医のユアンと共に失われた錬金術に挑戦することになり……
そして次なる舞台は魔界。リュシアンの元へ、魔界からの留学の話が持ち上がり……
※※※ 十三章からは、書籍版未発表作となります。※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:28:32
751480文字
会話率:33%
私の従姉妹は私の母親と本当の親子みたいに団欒している。私を蔑ろにして得る養分を2人で仲良く分け合う様は酷く醜悪で見ていて見苦しい。姉妹格差ならぬ従姉妹格差。勝手に主人公を踏みつけて上でタップダンスをする赤の他人という名の身内はいらない
最終更新:2024-11-02 05:50:00
5268文字
会話率:35%
オリビアは、見目麗しい公爵令嬢でありながら貴族学園で全くモテない生活を送っていた。それと言うのも、幼いころから実の妹のように可愛がってくれているサイラス皇太子殿下がことあるごとにオリビアに構ってくるため、皇太子殿下の婚約者であるアリシア侯爵
令嬢に目の敵にされているせいだ。
せっかく成人したのだから学園で恋のひとつもしてみたいと願うオリビア。交流パーティーの責任者を任されて張り切ってあれこれ準備したけれど、パーティー会場でも、誰一人オリビアをダンスに誘う人はいなかった。それどころかまたもや二人の痴話げんかに巻き込まれ、遠巻きにされる始末。
悲しくなったオリビアは一人園庭で涙を流すのだった。
そこに現れたのは同じく幼馴染の一つ年下の第二皇子殿下で。彼の優しさにホッとするものの、抱きしめられているところを意地悪な令嬢たちに見つかってしまい焦るオリビア。
さらに、サイラスとアイリスの喧嘩がヒートアップして、ついに婚約破棄待ったなしの事態に!このままではオリビアのせいで二人が婚約破棄してしまう!
意図せず皇太子殿下とその婚約者の婚約破棄騒動に巻き込まれたオリビアの恋の行方は?
安定の溺愛ハッピーエンドです。意地悪な令嬢たちへのざまあは気持ち程度で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:49:24
9004文字
会話率:68%
エルムフット侯爵令嬢エリーズとエバーグリーン侯爵令息マリーズは婚約者同士。
ひとつ年下のエリーズが生まれた時から決められた婚約だが、二人は相思相愛だ。
エリーズには悩みがあった。
身に着けている物が次々となくなるのだ。それも婚約者から贈ら
れたものが。
盗んでいるのは男爵家のロサリンド・ダンスベル。
ロサリンド・ダンスベルは同じ女学校の同級生だ。
エリーズはなぜこんなにロサリンドに物を盗まれるのか、目の敵にされるのかわからない。
ある日ロサリンドは、エリーズから高価なルビーの婚約指輪を無理やり取ろうとして、現行犯で捕まり放校となる。
ダンスベル男爵家から、今までロサリンドがエリーズから盗んだ物が返還されたことで、今までの盗難は公にしないことになった。
しかしエリーズの元から物がなくなるのは止まない。
一年後の成人の祝いの王宮での夜会で、突然ロサリンドがエリーズの婚約者のマリーズに宣言する。
「あなたは私の前世からの運命の人なんです!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:58:38
46917文字
会話率:32%
小学校5年生の夏。芸能事務所GEMSTONEの元木浩輔にスカウトされ、練習生として入所することになった僚、明日香、深尋、竣亮、誠、隼斗の6人。高校1年の冬ダンス&ボーカルグループ「buddy」としてデビューすることに。
ずっと仲良しの6人
でいたい。望むことはそれだけなのに。大人になるにつれ環境の変化、心の変化に戸惑い、苦しみ、悩みながらそれぞれがお互いのため、自分のために成長しようともがく。
6人の少年少女の愛と友情の20年に渡る絆の物語。
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6人の関係性についてのお話を中心としています。芸能界の話は薄めです。
エブリスタでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:00:00
456508文字
会話率:48%
モールタウンで妹と待ち合わせ中、突然フラッシュモブが始まった。
パフォーマーに囲まれ、どこにも逃げ場がなくなった僕は、流されるままフラッシュモブの一員としてダンスを踊る羽目に。
いったいどうなる!?
※こちらは妄想コンテストで優秀作品に選
ばれた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 20:16:25
5388文字
会話率:19%
掴んだ手がダンスして
煌めく世界へと行く
キーワード:
最終更新:2024-10-25 00:11:43
250文字
会話率:0%
サンシャイン・ダンス
キーワード:
最終更新:2024-08-05 11:36:33
215文字
会話率:0%
夜のタップダンス...。
キーワード:
最終更新:2023-12-07 22:32:22
212文字
会話率:0%
王国で「聖人」と称えられた癒し手ジョセフ・ダンスタードは、突如として王国から追放されることになる。その理由は、治癒魔法の力を過去に敵対した魔族から授かったという謀略に満ちた告発だった。告発者は、彼と同じ癒し手である聖女アンナ。ジョセフは反論
もできぬまま、7日間の猶予を与えられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:29:12
5103文字
会話率:50%
才能か、それとも努力か―。
16歳のダンサー、月城綾は自信を失っていた。厳しい特訓の日々、彼女は自分の影と向き合い続ける。
そんな彼女の前に現れたのは、幼なじみの翔太。彼のギターが奏でる音色が、綾の心に眠る何かを呼び覚ます。
「本当
の才能って、なんだろう?」
綾の問いかけが、新たな物語の幕を開ける。
ダンスと音楽が織りなす青春グラフィティ。才能に悩む全ての人に届けたい、感動のストーリー。
影から抜け出し、自分だけの光を見つける瞬間―。
あなたの中に眠る才能が、きっと目覚める。
心躍る旋律と、魂を揺さぶる舞踏。
二人の才能が響き合う時、新たな舞台の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 06:06:54
6797文字
会話率:41%
良い朝食ってのは、ベーコンエッグにトマトのスープ、サラダにそれから焼きたてのパン、それから一緒に一日を楽しんでくれる人と一緒に食べることさ。
最終更新:2024-10-18 07:24:23
5807文字
会話率:70%
他人の婚約者を寝取るのが大好きな王女様はとうとう反乱を起こされて元王女様になった。
元王女の死刑を目撃した主人公の観察記録。
最終更新:2024-10-10 12:38:50
1849文字
会話率:5%
修羅場から巻き込まれた後に懐かしのモブを見かけて、つい嬉しくてダンスを誘っただけなのに、大変なことになったじゃない!そもそもここの世界、乙女ゲームと一緒なのに同じスチルの登場人物がいないし、唯一見つけたのがモブだったのにただ事じゃなくなった
話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 06:04:39
93164文字
会話率:43%
「君とは婚約破棄する!」と張り上げた声に一同が三人の男女に注目する。どうもどうもこんにちは、私はしがないの子爵令嬢ですので私の腕を掴んでいる美青年とにかく腕を離してほしい。ちょ、離してほんと離して私を巻き込まないでよおおお!!お決まり展開に
巻き込まれた私の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 11:29:29
6016文字
会話率:40%
泣いちゃダメ。いつものように優雅に微笑んで。華やかに笑ってみせて。それがここで生き残るための道。
第一王子の誕生日パーティーに出席したアドリアナ。普段通りのパーティーだと思っていたのに、何だかいつもと様子が違う。王太子妃の座を争っていたライ
バルモニカの手を、正装をした王子マリウスが一番にダンスに誘った。これは事実上の婚約発表? 婚約者争いに負けたアドリアナに近づいてきたのは、マリウス王子のライバル的存在であるラズバンだった。代々宰相を務める侯爵家のラズバンが失恋したばかりのアドリアナに近づいてきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 08:27:09
24139文字
会話率:34%
男爵令嬢のレノアは持ち前の明るさで、夜会で内気な令嬢を助けた。
その令嬢は伯爵令息マティウスの妹であり、その縁で二人は出会い、そのまま結婚に至る。
晴れておしどり夫婦となった二人だが、ある日知り合いから「二人はいつもくっついているよな」と
指摘を受ける。
これを聞いた二人は「確かに私たちは一緒にいすぎている。これでは一人前の貴族とは言えない。“家庭内別居”をしよう」という結論に至るのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 16:40:15
4609文字
会話率:44%
伯爵令嬢のイライザは自他ともに認めるほどの“悪の令嬢”であった。
学校でディベート大会が行われれば、相手を納得させるというより、相手を叩き潰すのが目的の議論を展開するほど。
そんなある日、彼女は剣術の試合を観戦し、手段を選ばない戦い方をす
る公爵令息のギルバートに共感を抱き、彼に接触を果たす。
そして、令嬢たちにとっての一大イベント『ダンス披露会』が迫る。
そんな中、地味な令嬢であるマリアが非凡なダンスの才能を発揮し、頭角を現す。
どうしてもマリアに勝ちたいイライザだが、そんな時、マリアの親友であるはずのリオーナという令嬢が、イライザに「一緒にマリアを潰さない?」と持ちかけてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 16:40:30
10933文字
会話率:46%
子爵令嬢のアリッサは運動神経が抜群で、淑女としての嗜みよりも、公園で子供たちと遊ぶのが大好きという令嬢だった。
そんな中アリッサはレイドという青年と出会い、一緒に遊び、意気投合する。
しかしアリッサは母から公園に行くことを禁じられ、王太子
も出る舞踏会に向けてのダンスレッスンを命じられる。
しぶしぶレッスンに取り組むアリッサだが、密かに会いにきたレイドの「君らしく踊ることだ」というアドバイスで意欲を燃やすことができた。
そして、アリッサは王宮で開かれる舞踏会に臨む……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 17:05:15
7633文字
会話率:47%
ちょっと賢いくらいの小学生ケイは幼馴染であるマッチョでスポーツ万能のサムとダンスと音楽が得意なジャックと夏休みを満喫していた。
しかし、未来からやってきた進化したトカゲであるマスターから、未来の地球に滅亡の危機が迫っていることを知らされる。
地球の滅亡を阻止するために、少年とトカゲの物語が始まる・・・折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-07 17:29:24
7491文字
会話率:46%
筆頭公爵の姪っ子であるエレオノーラには、一人の幼馴染がいる。
第一王子のロレンス。彼は国を担っていく次代の王でありながら、呆れるくらいの軟弱男……すなわちヘタレだった。
どれほどヘタレかというと、「責任を取らされることになったら怖い」と異性
をなるべく遠ざけ、ダンスを拒み、十九歳にしてまだ婚約者がいないほどである。
まともに話す異性といえばエレオノーラくらいなもの。
だが、とうとう彼にも春が来たようで――。
「好きな女性に想いを伝えたいと思っている」
ある日、エレオノーラはロレンス王子から恋愛相談を受けた。
それはいいのだが、一つ困ったことがある。
なぜならその恋愛相談は、特徴が酷似している、すなわちどう聞いてもエレオノーラ自身としか思えない『好きな女性』に求婚したいというものだったのだ。
――ねぇ、殿下。それを『他人事』として聞かされるわたくしの身にもなって?
誠実故に素直になれないヘタレ王子と、全てお見通しな公爵家の姪っ子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 07:31:17
10000文字
会話率:24%
「どう? 俺のこと、そろそろ好きになってくれたでしょ?」
「迷惑です。ふざけるのも大概にしてくださいっ!」
とある夜会にて、ダンスの誘いを断ったのをきっかけに、名門公爵家の嫡男にして女好きの放蕩息子のニルス様に執着されてしまった私。
軽薄
な態度でありながら『絶対君のことを虜にして見せるから』と溺愛してくる彼に、私は今日も塩対応し、頑なに「嫌い」と繰り返す。
――だって貧乏子爵家の娘である私は、彼のことを好きになってはいけないから。
※安心安全ハッピーエンドです。
※この作品は南雲 皋様主催の『匿名短文胸キュン企画』参加作品を加筆なしでそのまま掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 07:10:00
1500文字
会話率:33%
ダンスにハマり込んだJKの亜紀は、部活を作ろうと思い立つ。
周囲に呼びかけるが、全然誰も来ない。気落ちする亜紀へ手を差し伸べたのは、イケメン優等生の拓久斗だった!
二人だけで同好会を始め、そのうちに亜紀は拓久斗に恋をしてしまう。
し
かし告白しきれず惑っていると、拓久斗の部活の女子からクレームが来てしまい……。
※この作品は、遥彼方様主催の『共通恋愛プロット企画』の参加作品です。長岡更紗様提供の現代恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:00:00
5865文字
会話率:34%
継母と義姉たちに亡き父の遺産をうばわれて、帝国を追放されたセナは、隣国である王国の高級リゾート地で、ホテルの客室係として働いていた。
ある日、幼馴染だった帝国貴族のミアがホテルに宿泊し、いきなり病に倒れ伏してしまう。
友人として仕事
の合間にミアの部屋へと、たびたび顔を出していたセナは、親友から驚きの贈り物を受け取る。
「自分は参加できないから貴方に貰って欲しいの」、と渡されたそれは、このホテルで開催される仮面舞踏会のチケットと仮面、そして豪奢なドレスだった。
スタイルも容姿もよく似ているセナは、確かにミアの代理を務められそうだった。
かつて馴染みのある社交界に、今夜だけでも戻ることができる。
セナは内心で嬉しさがこみ上げてくるのを、抑えきれないでいた。
噂では王国の王太子殿下の妃候補を選ぶ場所でもあるらしい。
新聞やホテルのロビーに飾られている人物画で見知っただけの彼に声をかけられたとき、セナの心は思わず、踊った。
一夜だけの夢を見ても許されるでしょう? と、誰かに問いかけたくなるほどに。
ダンスを踊り、雰囲気とシャンパンの勢いとともに、セナは彼に身も心も捧げてしまう。
そして一夜が明け、普段の自分にもどる時間がやってきた。
セナは正体を知られる前に、彼の元から姿を消す。
王太子ロバートの秘密を宿しているとも気づかずに。
〇前半をヒロインと殿下との出会いとしているため、ヒロインが不遇になった理由などは中盤になっております。
継母と義姉たちへのざまあ回は、後半のラスト近くなりますが、ヒロインにはハッピーエンドを用意しておりますので、お付き合いいただけると幸いです。
他の投稿サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 23:13:24
160758文字
会話率:31%
人類が他種族と共存して住んでいるそんな世界。
魔法文明が発達し、しかし、それは原生種である竜族や魔族にとっては脅威となりえた時代。
竜王は人間の有力者の子弟子女が集まる学び舎に、自身の王女を入学させる。
表向きは竜族と人間族との親
善のため。
裏では国境を侵すようになった人類諸国家と戦争を始めるかどうかを見定めるため。
しかし、そんな思惑を知ってか知らずか。
訪れた学院で酔いつぶれた女学生ケイトを介抱した竜王女シェスティナはお酒の勢いもあり、深い関係になってしまう。
他の投稿サイトでも別名義で掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 20:51:19
6416文字
会話率:46%