伯爵家の次女として生まれたカサンドラは、幼い頃から愛くるしく美しい娘だった。
周囲に深く愛され、何不自由なく幸せに暮らしてきた。
カサンドラの幸福は、18歳で社交界デビューをしたと同時に崩れ去った。
姉の婚約者がカサンドラに心を移
してしまう。それが全ての始まりだった。
婚約破棄された姉が憤慨し、絢爛豪華な舞踏会の最中にカサンドラへと銃口を向けた。
罪深いカサンドラに死を与える為に。
カサンドラと怒り狂った姉が揉み合った末の拳銃の暴発……
命を落としたのは哀れな姉だった。
息絶える姉を間近で見つめながら、止まらない姉の血に腕を濡らす瞬間が何時までもカサンドラを酷く苦しめ続ける。
夜も眠れずに自分を責め続けたある日、伯爵家は気候が過酷な土地に古い屋敷を所持しているという事実を知る。
過酷な土地で一人きり、誰も頼らずに暮らす事は、少しは姉に対する贖罪になるだろうか……?
一人で過酷な土地へと向かう為、カサンドラは家を飛び出した。
家族にも、友人にも、誰一人として居場所を教えずに。
これは傷付いたカサンドラの再生とスローライフの物語
◆◆◆◆◆◆
※冒頭部分に流血シーンがあります。
※架空世界のお話です。元になっている国はございません。
※主人公に非常に癖があります。
※作者は初心者なので変な文章や誤字脱字が有ると思います。
その際は教えていただければ嬉しいです。
アルファポリスでも先行して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 18:00:00
181481文字
会話率:30%
ダフネ・デュ・モーリエ イギリスゴシック小説作家 論評と小説紹介
キーワード:
最終更新:2022-12-12 18:38:57
2857文字
会話率:2%
怪奇・幻想・ゴシック・ホラー小説家としての芥川龍之介。 偏愛的 芥川龍之介論 増補・改訂版
キーワード:
最終更新:2022-05-29 06:41:26
2829文字
会話率:8%
シラーの 「見霊者」読み解きとダイジェスト版 別名邦題「 招霊妖術師」原題 der Geisterseher オカルトゴシック小説の傑作です。
キーワード:
最終更新:2019-07-15 16:17:39
4269文字
会話率:2%
この世とあの世の間にある「狭間の世」で仕立て屋を営むオーナー、三ッ頭コウと、出生も自分が存在する理由も不明な迷子少女、ペールが、あの世へ行く魂の「個」を象徴する「色」を纏う晴れ着「死装束」を作りながら、ペールの存在の謎を解く、ほんのり心温ま
る新感覚ゴシックファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 01:33:23
2160文字
会話率:48%
目が覚めた時、記憶を喪った俺の傍には美しい少女が居た。
彼女は俺の従者を名乗り、恭しく傅く様を見せるが……
静寂に包まれた澱みの森に佇む宝石は、甘い毒花のような万華の煌めきを隠そうとしてすらいなかった。
中世ヨーロッパ風ゴシックホラーファ
ンタジー。
超献身的な邪悪系美少女にべたべたに甘やかされたい人向け。
某PBWを知っていると少しだけ余分に楽しめるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 23:48:48
100366文字
会話率:38%
連合王国“諸王の王”ダンクーガは孫娘の命を守らせる為、遙か彼方の異国の地から知られざる恐るべき暗殺教団を呼び寄せた。
陰惨な権力闘争から身を守るべく遣わされた狂気の使徒は野獣にして猛毒。およそ、使いこなせる“モノ”にあらず。
忍び寄る
邪悪の手を振り払うは更なる極悪非道。
――毒をもって毒を制す。
そう、
これは、復讐と愛の物語――
『由緒正しき血みどろのバイブルに救いはあるのでしょうか?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 08:44:32
11988文字
会話率:23%
紀元二千七百年代半ば、鬱屈とした風紀振肅社會。
世界大戰の勝者、樞軸國の想う理想社會は色褪せ、憂う。
儚く脆い微妙な均衡に雁字搦めな大日本帝國に、否、世界に、僅かな緊張が走る。
――件の“少女”が解き放たれたのだ。
第三帝國の優生學・神
祕學、伊帝の敎會等は彼女の存在を畏れ、大東亞に放逐した。
滅ぶべき鮮血の女帝は運命の悪戯で救世主たる少年と出會う。
少年と少女は、その奇妙な關係を築き、彼等を排除しようと蠢く闇の組織達との夢幻戰爭に飲み込まれる。
特異點爆發の齎した異能と異端、異形なる輩。
暴走した科學と技術、遺傳子、傳承が織り成す背徳のゴシックバトルが今、始まる。
少年少女は、果たして何を思うのか?
常闇に怯えた少年は今、獣となり、少女の聖杯を滿たす。
少し未来のアダムとイヴの物語、呪われた逸話、語る者無き散逸した傳説、虛數世界の經典登場
シンフォニック・ゴシックパンク・ミステリー!純血の復讐傳奇、爆現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 07:13:33
58833文字
会話率:19%
M市に住む主婦の磯村良子さんには6歳年上の兄、雄二さんがいました。
雄二さんは真面目な性格で、23歳のときに学生時代から付き合っていた女性と結婚。
当時まだ高校生だった良子さんは、白無垢姿のキレイなお嫁さんを見て、2人の明るい未来を想像
したものです。
そして4年後、皆が待ち望んだとおりに、お嫁さんのお腹が大きくなり始めました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 08:00:00
1781文字
会話率:4%
赤毛の吸血鬼一族の三男、エドガー・デュバルは自身の在り方や家族への向き合い方に悩み、距離をとるため、一人旅をはじめた。
彼は恩師が口にした『不死者の吸血鬼』に出会うため、シュガータウンという街に訪れる。
その街で、さまざまな人と出会い経験す
る、ゴシックファンタジー日常ものです。
この作品はpixivとエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-02 19:06:01
21085文字
会話率:54%
トアル国の赤ずきん姫は幼少期から継母の王妃に命を狙われてきた。
ある時、お婆様が病にかかったため赤ずきん姫が薬を届ける旅に出る事になる。
これを機会に赤ずきん姫を亡き者にしようと刺客を送り込む継母。
旅のお供に名乗り出たのは愛する騎士
隊長のランスロットだった。
メイド、使用人…旅は毎晩一人ずつ狼に噛み殺されていく異常事態に。
市場の商人、謎の猟師、狼に襲われたという少年、誰が味方で、誰が刺客なのか?
薬は無事にお婆様の元に届くのか?
そして、赤ずきん姫は継母に復讐できるのか?
(以前投稿した短編の連載版です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 20:00:00
11780文字
会話率:50%
『君の【ステータス】のレベルが1上がった‼』
『●ステータスバーのフレームが赤色に変わった。』
「や、やっぱり聞き間違えじゃない!い、いみねえええ!」
『●色画質が1000万画質上がった。』
「うわ!テレビが4Kになった時くらいの微妙な感じ
。もはや違いがわからない!!」
『●ステータスはステルス機能を覚えた』
「ステータス消えたらHPとか見えなくなるわ!!!」
『●ステータスの文字のフォントがゴシック体からメイリオに変わった!』
「もはやメイリオってなに!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 20:35:56
2560文字
会話率:74%
急いでいる時とか、他の用事がある際に、誰かが訪問してくると、すごく困りますよね。
本作は、コスプレ中だった十代後半の女性の家に来たのは、訪問販売員を名乗る謎の人物だった……というお話です。
※変態的なたくし上げのシーンがあります。ご
注意下さい。
【タイトルの解説】
読みかたは、『おーえん・じーえる』です。
『おーえん』には、応援、円、幻の車オーエン、の意味を込めました。
『じーえる』はGL、つまりガールズ・ラブの略ですが、好きな車のグレード名も少し意識しています。昔の車で多く使われていて、大抵の場合、下ではなく、上のほうだけど、最上位ではない……ぐらいのグレードになります。
【作者別作品】
サキュリバーズ、サキュリバーズ・エクストラなども、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 00:52:09
6941文字
会話率:44%
東欧のどこかにある地方都市「ワラキア市」。
中世の街並みを残す美しい観光都市として有名だが、古くから変死体や行方不明者が相次ぐという側面もあった。
一年前からこの街で暮らすルカ少年は、帰りのバスの中で黒尽くめの男と出会う。その男の名は、
エリック・ヴァン・ヘルシング、人呼んで、「吸血鬼ハンター」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 16:05:17
9895文字
会話率:49%
『探偵侯爵』の二つ名を持つギルフォードは、その優れた推理力で数々の難事件を解決してきた。
そんなギルフォードのもとに、従姉の伯爵令嬢・エルシーが失踪したという知らせが舞い込んでくる。
エルシーは、一度は婚約者に婚約を破棄されたものの、諸事情
で呼び戻され復縁・結婚したという特殊な経歴を持つ女性だ。
そして、後日。彼女の夫から失踪事件についての調査依頼を受けたギルフォードは、邸の庭で謎の人形を複数発見する。
怪訝に思いつつも調査を進めた結果、ギルフォードはある『真相』にたどり着くが──。
悪役令嬢の従弟である若き侯爵ギルフォードが謎解きに奮闘する、ゴシックファンタジーミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 13:00:00
41503文字
会話率:48%
【予告編】
スマートフォンに封印された魂、ヴィオレッタ。
彼女の救済、その儀式まであと一歩――のはずだった。
『“最後の一体”を取り逃がしたのはまずかった』◆クリムゾン◆が書き置き一つ。『後を追うつもりがあるなら、“魂の純度”を研ぎ
澄ませてから来るがいい』
『ノワール!』スマートフォンの中から△ヴィオレッタ△。『クリムゾンの気配が消えたわ!!』
「僕が知らなくていいはずの単語がある――そうだね?」■ノワール■が追う。「話さなくていい。ただ手がかりが掴めれば、それでいい」
――ネットに潜む邪念の渦。
『……!』ヴィオレッタがネットの海から、『見付けたのよ……魂の、異常な輝きを』
――邪念を追えば謎の跡。
『ダブリン大学――電磁気研究室』心配げにヴィオレッタ。『……行くの?』
「もちろん」ノワールに笑み。「僕は“そういう人間”だからね」
――謎を手繰れば悪意が蠢く。
捜索。「これは――テスラ・コイル?」
暗転。「電磁場の、とびきり強力なヤツですよ」
――魔の実験が牙を剥き。
追及。「何が狙いだい?」
誘惑。「進むも堕ちるも一蓮托生、猶予は最大72時間」
――真実へ歩を進めれば。
新感覚。「……これが、君の“視て”いる世界?」
追跡。〈ここから捉えられる“契約”者の“気配”よ〉
――総てが。
「“セフィロトの樹”の儀式じゃないのか?」
――【Fake】へ。
「“審判の日”でかね?」
――▼裏返る▼。
――スタイリッシュ■ハードボイルド×サイバー+ゴシック◆ホラー!
◆Reversal ~Fake(Vol.2)~■
原案:焔丸(ほむらまる)
小説:中村尚裕
――総てが、【Fake】へ、▼裏返る▼。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:00:00
31637文字
会話率:46%
【予告編】
「いやぁ、おっかない話だねぇ」謎めいた余裕の◆クリムゾン◆。「吸血鬼、悪魔、大者から小者まで」
――SNSに邪念の渦。
「本気かい?」クールに応じる男、■ノワール■。「いわゆる“なりきり”、君からすれば小者にもならない」
――邪念の裏には事件の匂い。
「“フェイク”だよ」ほの暗く覗く、それは兆し。「それはそれは願ったりな獲物じゃないか」
「『おっかない』のは」垣間見える、それは魔性。「背後に隠れた“ホンモノ”ってわけか。行ってみよう」
クリムゾンの皮肉。「“ホンモノ”が証拠なんか残すとでも?」
ノワールの悪い笑み。「そういう君はどうして僕の側にいる?」
――行動開始。
契機。「年間ペースの倍近く。それがここ2日で『喰われてる』」
着眼。「そんなに? いや、600人を境に?」
魔の気配。「正確には、666――獣の数字さ」
手応え。「――ビンゴ」
その先。「ビンゴどころの話じゃない」
――スタイリッシュ■ハードボイルド×サイバー+ゴシック◆ホラー!
◆Fake~SNSに潜む自称悪魔や自称吸血鬼へ~■
原案:焔丸(ほむらまる)
小説:中村尚裕
「要りもしない苦労を買って出るほど、私は篤志家じゃないものでね」
――ネットに巣くう魔が覗く。
この作品は、他サイトにも投稿しています。
ノベルアッププラス
NOVELDAYS
カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 00:00:00
10724文字
会話率:54%
年に一度のカーニバルに血に飢えたブギーマンが蘇る―
謎に包まれた神官と旅を続する私。彼の目的は唯一つ。ブギーマンを倒すこと。とある町に辿り着いた時…悪霊と共に血に飢えたブギーマンとの死闘が始まる―
※【ブギーマンに魅入られた記憶喪失の
青年神官】の続編です
※他サイトでも投稿中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 21:45:14
11993文字
会話率:54%
ブギーマンの生贄の街を救う為に現れた救世主は、記憶喪失の神官だった―
「私」の住む街はある日を境に人々が次々と消えていく事件が起こり始め、私も犠牲者の家族の1人となってしまった。大切な人達を奪われた私は森の中で行き倒れていた神官姿の青年と
出会う。彼は記憶喪失者であったが、この街に巣くう「ブギーマン」を倒しに来たと語る。そして・・私と彼のブギーマンとの闘いが幕を開ける―
※初のゴシック・ロマンス作品です
※短編です
※「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 13:50:39
20720文字
会話率:52%
皇歴 1798年
巨大都市オーゼルの外れにある古城。少女コゼットはそこで静かに暮らしていた。
大富豪である両親、格式高い地位、そして人を避けがちな性格も相まって、コゼットは孤独だった。
コゼットは時折、不思議な夢を見る。
夢の中に美しい
女性が現れ、甘い口づけをして去っていくのだ。
夢でしか会えない女性に、コゼットは惹かれていた。
そんなある日、コゼットに初めての友人ができる。
魔法使いと名乗る少女は、コゼットの知る現実世界とは異なる世界の知識を有していた。
架空のものでしかないと信じていた魔法が、現実のとなった時、平穏に思われていた生活に異変が起き始める。
★ゴシックホラーテイストで贈る、百合吸血鬼の物語です。
【注意事項】♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
運営さまから不適切な表現多数というご指摘をいただき、この「Candle in the Dark 【lightness】」は一部の表現を制限しております。
これまで読んでいただいた皆様、申し訳ありませんが性的表現が著しかったお話は改訂させて
いただきました。
全てをさらけ出した「Candle in the Dark 【darkness】」は【ノクターンノベルズ】に掲載しております。タイトルも作者名も変えておりませんので、そちらをご覧くださいませ!
今後の投稿はどちらも並行して行います!
百合百合だけではなく、もう少し先が見たい! という時は【darkness】
過激な表現は苦手。という時は、こちらの【lightness】をご覧くださいませ。
2019/12 追記
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 20:45:22
142462文字
会話率:43%
妹がやっていた乙女ゲーム『禁断のロザリオ』は、記憶喪失のヒロインが吸血鬼が跋扈する世界でエクソシストに拾われるというゴシックホラーファンタジーだ。
ヒロインには実は瓜二つの兄がいるのだが、ヒロインのエンディングを問わずに死ぬという。
え、ひ
どくない? 妹を身を挺して守る兄が、妹の人生になんの関与もできないまま死ぬってひどくない?
そう思って気付いたら、血だまりの中で女装して気絶していた……。
どうあがいても死ぬ兄になってるじゃん、俺!?
妹の幸せは願っているけど関わったら死ぬとガクガク震え、部下のメイドの物騒さにガクガク脅え、とりあえず治安維持は重要だよねと領地の面倒を見ながら、なんとかして死ぬ運命を回避します。
……エクソシストに討伐されるようなことさえしなかったら、大丈夫だよね、多分。
サイトより転載になります。
エブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 06:00:00
70724文字
会話率:46%
※この作品は「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載されています。
※本編完結済みです。いずれ番外編をシリーズとして投稿予定。
最強の悪人たちしか生き残れない呪われた街、百塔街。
この街生まれのアレシュは、天才的調香師だった父の莫大な遺産を食
い潰しながら暮らす美貌の青年だ。『無能』で『無職』な彼だが、百塔街を愛する気持ちは人一倍ある。
悪徳の中にこそ美と自由がある、と信じて百塔街での暮らしを満喫するアレシュ。
そんなある日、百塔街を浄化しようと、最強の司祭が乗りこんできた。
ありとあらゆる奇跡を起こしまくる善意の暴走特急を前に、『無能』のアレシュは百塔街最凶の悪人たちをそろえて立ち向かう!
【キャラクター紹介】
アレシュ……主人公。黒髪赤い目、まだ少年くささの抜けない装飾品のような美青年だが、着飾って女遊びをすること以外はとことん無能。親の遺産である魔香水を使って無法の街百塔街を生き抜く。
ミラン……主人公の自称兄貴分。常にものすごい厚着なのは氷結の呪いを受けているため。職業は符術士。様々な護符や呪符を扱い、その腕は確か。ばかばかしいほどテンションが高く、アレシュには「下僕」と呼ばれている。
ハナ……アレシュの家の押しかけメイド少女。頭に巨大な巻き角がある魔界の住人。よく喋る陰気なツンデレで、毒舌がものすごい。空間を繋げる扉の術を使う。家事は苦手。
カルラ……アレシュの元彼女の魔女。年齢は1000歳とも言われる。見た目は頼りない恋多きお嬢さんで、美しい少年に目がない。「猫」と呼ばれる使い魔を使う。
ルドヴィーク……百塔街の死体売買組織「葬儀屋」の最高幹部。アマリエと名付けた人形を外套の下に抱き、仕込み杖であらゆるものを切り伏せる。気味の悪い老人だが、アレシュのことは気に入っている。
サーシャ……アレシュの元親友。今は死んで幽霊になっているようだが……。
クレメンテ……百塔街に乗りこんできた七門教エーアール派司教。あらゆる奇跡をダダ漏れにして歩く80代の老人、ただし見た目はどう見ても20代の美青年。得意技は聖職者パンチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 11:18:19
286618文字
会話率:31%
復讐で人を殺め、自ら命を絶った少女Мは、死の果てに人形へと生まれ変わる。
魔法によって発展した異世界で、戦闘用の魔法人形として造られたМ。Мは自身を制作した人形師オルコットと、その娘アリエッタに家族として迎えられ、生前の罪と向き合いなが
らも穏やかな日々を過ごすのだが―――
悲劇は廻り、惨劇は繰り返す。異世界で蔓延る理不尽な環境の中で、Мは大切な人を守るために再びその手を血に染めていく。
これは人で無いモノが見た、一人の少女の悪辣な物語。
誰も幸せにならない、憂鬱な物語。
※R15作品です。流血、苛め、薬物等の描写が苦手な方はご注意ください。
◇月~水 週三日更新予定。
【第一章 完結済み】
【第二章 完結済み】
【第三章 完結済み】
【第四章 完結済み】
【第4.5章 完結済み】
【第五章 進行中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 23:47:46
1104894文字
会話率:45%
黒いトランクケースを手にした大男は、汽車に揺られ異邦の地を目指す。教会に所属する神官を連れ立つ彼には、とある物品を手に入れるという使命があった。
他人には明かすことも、理解されることもない使命。だが、男はそれを完遂するため、そして自らの存在
意義を満たすため、絡繰仕掛けの身体を駆使して進み続ける。それが他者から後ろ指を指されることになる道であっても、男は止まることはないだろう。彼には辿ることができるのは、その道しかないのだから。
※本作品はYouTube Liveの配信内にて執筆を行っているものになります。配信で書いた分を微修正して掲載していきますので、更新は不定期となります。
執筆風景が気になる方は下記リンクからどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCMi9hUeV0za3WnJm6hYp1Lw/featured
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 14:54:53
16119文字
会話率:61%
はるか昔、地球に一匹の地球外生命体が降り立った。
名をアヌンナキといい、地球を故郷の惑星の植民地にしようと画策した。
アヌンナキを一人の人間を神に見立て、間接的に人々を支配した。
それは、操り人形のように自らは考えを持たずただ言われるがまま
人類の歴史を動かす。
そして今、一人の男が苦悩の末、自らに与えられた神という名の業を破棄し、一人の人間に舞い戻ろうとする様を描いた一大叙事詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 23:07:58
3908文字
会話率:18%