Vtuber事務所「Star Party!」所属のVtuber「霞ヶ関ふがく」は事務所の人気ランキングではワースト5位以下が常のVtuber。
同接数も5桁を超えたことがないほどの不人気さ。
しかし同事務所で5回連続人気1位である「桜井マシ
ロ」からコラボ依頼を受け、出演したことで配信に人がどんどん来始めて...
ふがくの日常が、大きく変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 16:00:00
11637文字
会話率:55%
あらすじ
時期:中学2年の3月
連載予定:2024/05/07-2024/09/30
メカサッカーコンテスト。本部から支給されるメカを改造、遠隔操作して二、三人一組でサッカーを楽しむイベント。会場に向かう途中カナタは改造済のメカ&quo
t;ルミア"を発見、せっかくなので使うことに。周りがメカを操縦するなか、カナタは自我を持つルミアを戦わせる独特のスタイルで挑む。だがこのイベントの真相は、改造メカを兵器として世界征服することだった。
登場人物
|溜池彼方《ためいけカナタ》
Aランク14/17位。根に持つタイプ。カステラを携帯し勝負どころで食べる。
|鎌ヶ谷速《かまがやハヤト》
Aランク1/17位。直進こそ最速と疑わないスピード主義。
|佐倉満《さくらミチル》
Aランク5/17位。女子みたいな容姿がコンプレックスで荒々しさをアピールする。
|大船切裏《おおふなコトリ》
Aランク6/17位。計画が破綻するとメモ帳を切り裂きたくなる。
|京橋慧練《きょうばしエレン》
Aランク8/17位。試合は好きだが練習はもっと好き。引っ越してきたばかり。
|福俵天使《ふくたわらアツカ》
Aランク7/17位。悪気なく悪魔みたいな言動で周りを混乱させる。
|羽生鵠《はにゅうクグイ》
Bランク1/8位。バレなきゃいい派のバレリーナ。
|田浦夕雅《たうらユウガ》
Dランク1/2位。人の秘密を暴こうとしては裏目って心が壊れる。
|戸塚智絵《とつかトモエ》
Sランク3/3位。自分に利益がないと自覚しておきながら常識破りの行動に出る。
|久里浜華燐《くりはまカリン》
Sランク1/3位。訳あっておとなしいが嫌なことは力ずくで拒否する。
|広小路冬雪《ひろこうじフユキ》
Bランク5/8位。一人で島に来たばかりで色んなものに興味津々。
ルミア
自我を持つメカ。機械の修理が得意だが、それ以外の記憶を失っている。
ステル
自我を持つメカ。時空を歪め物を不可視にさせる。訳あってルミアを捨てた。
ボス
コンテスト本部の会長。真意は参加者の発想を利用した世界征服。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:23:07
291290文字
会話率:45%
初めは下らない恋バナから始まった会長選挙への挑戦。
しかし、その決断は友の苦悶、伝統という名の抑圧、様々な思惑、消せない過去。
学校や生徒の隠されたパンドラの箱を開けてしまう出来事でした。
優月は謎の部活「社会科研究部」の力を借り、この戦い
に勝ち残れるのか。
小山光と大岡優月は高校の同級生で幼馴染。すべては光の下らない妄想から始まった
生徒会副会長の藤枝さくらに憧れる光が、彼女と親しくなるために生徒会長選挙に立候補を画策し、優月と社会科好きの生徒が集まっている部活「社会科研究部」に助言を求めて部室を訪れる。そこにいたのは部長の高塚と部員たち。しかし、さくらは自ら会長選に立候補しようとしていることが判明。正面から挑んでも勝ち目はないと告げられる。
その後、優月は選挙に勝つために人が変わってしまったさくらの姿を見た。優月はさくらの目を覚まし、破滅から救うため、さくらの挑発に乗り自らが生徒会長に立候補する決意を固め、再び社会科研究部を訪れる。
優月からの助力の要請を受け、高塚以下部員が自分たちの持つ知識を生かして優月の当選のため様々な仕掛けを講じてゆくこととなる。
立候補予定者は、大本命のさくら、1年生の革命児 都田、吹奏楽部の伏見、そして優月。
社会科研究部は様々な策をめぐらしていくが、それに都田の参謀である比奈姫子が横槍を入れ、さらに学校側から優月が呼び出しを受けて立候補をあきらめるよう圧力を受ける。優月は自らの強い意志と社会科研究部の策で窮地を脱することができたが、さくらに付け入るスキを与えてしまう。
激しさを増す選挙戦では優月を標的にした陰謀がめぐらされ、過去の過ちを暴露された彼女は窮地に追い込まれる
全校へのアピールの場である立会演説会、優月は自らの過ちの経験をもとに、融和と和解を掲げて生徒たちに語り掛ける。
その裏で蚊帳の外に置かれた伏見の陣営は策士の折戸を参謀に据え陰謀を巡らせる。
裏で蠢く折戸の策により窮地に陥った優月を勝たせるために奔走する社会科研究部。
選挙の結果はどうなるのか、社会科研究部は自分たちが愛する社会科の持つ力を証明し、70年にわたる伝統を破り優月を会長まで押し上げることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 11:20:00
93077文字
会話率:39%
演劇部のR奈は、隣のクラスのA君に片思い中。毎回毎回、手の込んだ方法でアピールをしていたのだが・・・。
キーワード:
最終更新:2024-09-25 17:31:01
1563文字
会話率:3%
今回の話は、とある作品で頂いた『御感想』から始まるお話となっています。
いつもアピールするだけでしたけど、実はこんなこともしちゃってるんですよ? というお話ですね。
※あまりにもな御感想・レビュー等は削除させていただきます。
最終更新:2024-09-20 21:08:15
1889文字
会話率:0%
聖女ノヴィアは、尽くしてきたパーティーから追放された。
「こういうのって普通、アピール下手くそで有能な冒険者がやられるんじゃないですかー!?」
訴えもむなくしく追放されたノヴィアは、1人ダンジョンへ向かう。
そこで出会ったのは、目にしたこと
もないイケメンで――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 05:00:00
6821文字
会話率:44%
アルビオン帝国。
その国の公爵令嬢であるアーシャは、暗殺で公爵の地位まで上り詰めたウォフ=マナフ家の一人娘だ。
ある日彼女は、召喚された異世界人のアルバートを監視する大役を皇帝から命じられる。
命じられるまま監視していたら、
な
ぜだかアルバートから猛烈なアピールを受けているような……?
これは召喚者に翻弄され、溺愛される暗殺者のおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:20:43
274571文字
会話率:37%
どこかの学園にあるどこかの地下。
この学園には敷地内に当たり前のように存在するものがある。
異歴図書館、迷宮、襲い掛かる謎の生物、ダンジョン。
主人公、内出屋 貴澄はその中で創設時以来存在する由緒ある「探検部」の部員である。
危険に進んで挑
む彼のやる気は低いが、やることはとんでもなく多い。
そこに、盗撮するかのようにいつの間にか据えられたカメラの配信、それらに憤る生徒会、謎の妨害者などなど。
今日も貴澄は生きて帰れるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 15:38:01
50856文字
会話率:45%
大学一年生の高咲茜は念願だった天文部へ入ろうとする。
サークルオリエンテーションで賑わう構内。その奥底のひっそりとした場所に天文部のコーナーはあった。
「あっ、エリ。お客さん」
「本当だね、千夏」
茜を待っていたのは部長の坂本千夏。そして副
部長の吉村エリだった。
部員が二名しかいない天文部。ワイワイとみんなで楽しめる部活ライフを想像していた。けれど──。
茜は入部を決意する。
その日の夜にエリの車に乗せてもらって山に行った。
久々の天体観測だった。よく晴れた高原は寒かったけれど空気が綺麗で、星空もキラめいていた。
幸先のいい大学生活が始まりそうな予感がしていた。
そんなある日、桜が咲く中お花見をしていた時に千夏とエリの二人から告白される。
二人の猛烈なアピールに気圧されながらも学外の人を呼ぶイベントの準備としてプラネタリウム作りを進めていく。
三人で協力してお客さんを喜ばせるために準備を重ねていった。
そんなある日、茜はエリの家にお呼ばれされて食事をして──キスされてしまう。
キスされたことのショックに、逃げ帰るようにエリのもとから去っていく。
翌日、謝罪するエリ。そして千夏も同じく謝る。
二人とも茜からは手を引くと言うが自分が誰を好きなのか気が付いた茜は口論の末に部室から飛び出す。
無為に時間を過ごしていた。
せっかく自分が誰を好きなのか分かったのに──。
二週間後。家でテレビを見ているとイベントの宣伝のためにローカルニュースに出ている千夏とエリの姿を偶然見つける。
「行かなきゃ──」
茜は天文部へと戻る決意をする。
緊張しながら部室に入る。
そこには千夏が待っていた。プラネタリウム作りを手伝い、しばらくして完成させた茜は千夏に告白する。
「先輩、諦めないでください」
「えっ──?」
「先輩言ってましたよね。私の好きっていう気持ちが千夏先輩に追いつく日を待ってるって。追いつきました。追いついたんですよ! 千夏先輩の気持ちが分かりました。私、初めて恋をしました。千夏先輩に恋をしたんです。だから諦めないでください。私、千夏先輩が大好きなんです──」
千夏を抱きしめる茜。戸惑う千夏は、しかし告白を受け入れて茜を抱きしめる。
プラネタリウムの中で二人はキスをするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 18:06:32
64867文字
会話率:56%
転生者である子爵令嬢・カリナに持ち込まれた縁談は、なんと格上の侯爵家とのものだった。いざ顔合わせ当日、「根暗でネガティブで魔術オタクの引きこもり」と有名なルカは、カリナのドストライクだった。惚れたカリナはルカに猛アピールをする。一方、その性
格から心を閉ざしていたルカは徐々にカリナに惹かれ始め…
これは、お互いに愛が重いヤンデレオタクなカップルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 10:00:00
12702文字
会話率:68%
大森凪には、白崎夕子という幼馴染がいる。夕子は凪のことが好きなのだが、なかなか素直になれなくて……。素直にならない夕子に凪も意地になり、鈍感系主人公を演じることにした。
最終更新:2024-09-05 12:17:18
4051文字
会話率:44%
加納武文は、同じクラスの君島皐月に恋をしている。しかし恋愛に奥手な武文は、これっぽっちも皐月にアピール出来ない。そんな武文の恋愛を助けるべく、皐月の妹・時雨が名乗りを挙げた。
最終更新:2022-11-05 12:00:00
6999文字
会話率:46%
向井一には、嘘をつくのが下手な彼女・小野寺舞がいる。舞は一にさり気なく「キスしたい」とせがんでくるのだが、そのアピールはバレバレだった。
最終更新:2022-10-03 12:00:00
3961文字
会話率:20%
記紀神話の素戔嗚尊(すさのおのみこと)さまのエピソードって救いがない。だって、畦を埋めたり、堆肥を畦に流したり、機織りの女官にドッキリ仕掛けて女官は下腹部をついて自死――怒った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、素戔嗚尊さまを神さまの力の源であ
る爪と鬚も抜いて葦原中津国(アシワラノナカツクニ)に追放する。しかも、私財没収もして。
追放された先では、みんなを困らせている八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を女装とかして酒に酔わせて謀殺する――なにその更正しました的なアピール? 高天原(タカマノハラ)でのヤンチャぶりで犠牲者でてるから。消えないからアヤマチ――どのあたりが貴いのさ? ご利益ゼロじゃんか。
そもそも、ヤマタノオロチって、ホントに怪物? 暴れ川とかじゃないの? 暴れ川を開拓したとかじゃないの? 畦に肥えって、トライアンドエラーな農業的な試みじゃないの?
女官の事故のような自己死は、なんか嫉妬がらみとかじゃないの? だって三貴子でしょ? スーパーお坊っちゃまじゃん。競争倍率、高そうじゃん。
こう考えると、記紀神話のすべてが疑わしい。よし、再構築だ。
天照大神(アマテラスオオカミ)さまは、ヒキコモリなイメージが染み憑いている――そんなわけがない。太陽が弱いわけがない。よし、残念な感じの脳筋(のうきん)にしよう。
月読尊(ツクヨミノミコト)さまは、やたらとミステリアスでクールなイメージが染み憑いている。よし軽いチャラ男で悪知恵が働く感じにしよう。
素戔嗚尊さまは、マッチョで破天荒なゴッドが染み憑いている。ならばショタだ。お姉ちゃんに似たショタだ。口調は『ですます』だ。一切の粗野を排除しよう。尚且つ闘えるけど戦わない――なぜなら、無駄だから。無駄が嫌い――よし吝嗇家にもしてしまおう。
さぁ、神さまが引きこもる神話を再構築してみよう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:00:00
62231文字
会話率:50%
「あんたは悪役令嬢なのよ!このゲームのヒロインたるわたしに譲りなさいよ!」
学院でいきなり責めよってきた令嬢に、わたくしの頭はクエスチョンマークでいっぱいになりました。
「あの…。悪役令嬢って何ですの?」
公爵令嬢のロザモンドは王太子の婚
約者。
それなのに、男爵令嬢マリアンヌが王太子に近づいて絶賛アピール中。
不快に思ったロザモンドはマリアンヌに注意をするけれど、マリアンヌはヒロインで、ロザモンドは悪役令嬢だと言う。
ロザモンドは無事に王太子と一緒になれるのだろうか…。
※ざまあ要素は控えめです。
※恋愛要素はありますが糖度控えめです。
※完結まで予約投降済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:47:34
90118文字
会話率:46%
成り下げさせたら
駄目だ
キーワード:
最終更新:2024-08-22 19:04:38
248文字
会話率:0%
許嫁で幼馴染の女の子が居候することになった。
しかし彼女はいつも塩対応でそっけなく、思い描くような甘い日々はありえない。
そのはずだったのだが……。
「だって、私たちは、ラブラブな許嫁同士なんですからね……♡」
外に出ればなぜか媚び媚び
で、恋人アピールをしてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 16:01:15
3635文字
会話率:51%
「こんなに良いお母さん他にいないわよ♡」
何かにつけてアピールしてくるマイママン。
内心モヤモヤしながらも、なぜか人に話せば話すほど笑いを買いがち謎エピソードの数々お披露目しちゃいます!
時系列こだわらないフリースタイルのエッセイ形式
キーワード:
最終更新:2024-07-29 21:54:00
2435文字
会話率:24%
無事に高校への進学を果たし、この春から新天地での生活を送る青年。
彼の名は青戸志門(あおとしもん)15歳。
空き家となった祖父母の家で一人暮らしを始める訳だが、新たな出会いは数奇なものばかりだった。
幼馴染の心優しい娘、実は向かいに住んでい
た気の強い娘、
気高く美しい学園長の娘、人との縁を重んじる娘。
それぞれ性格は違えど、彼女たちには『かんざし』という一つの共通点があった。
ただ平穏にシンプルに、高校生活を送りたいと願う志門と、
運命に導かれるように彼との繋がりを持つ四人の乙女たち。
その無駄を省こうとする姿勢が、知らず知らずのうちに乙女たちの純潔な貞操をも崩し始める。
しかしそれは、目には見えない第三者の大いなる働きかけが関与していた。
今ここに、一人の青年を巡って乙女の猛アピールラッシュが始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 22:12:58
118566文字
会話率:41%
高原でカフェを営んでいる聖女一家の末っ子に生まれたフィレーネ。
本人は気がつかない間にズバ抜けた聖なる力を身につけていた。
今は亡き母親は、無自覚にもフィレーネばかりに期待を寄せてしまっていたのである。
そのため、プライドが高い長
女と、長女のことを溺愛している次女は、フィレーネのことが邪魔で憎かった。
ある日サラが規格外の聖なる力を持っていることを過信して、フィレーネを家から追放することになる。
フィレーネは無一文で王都まで向かい、そこでレリック王子と出逢う。
「王都でカフェを始めたいのです」
すべては、亡き母親から言われてきた言葉。
『聖なる力でおいしい飲み物を作って人々を幸せにさせてね』
三姉妹の中で、フィレーネだけはこの言葉に従う。
なぜか最初からフィレーネに対して優しいレリック王子の協力のもと、念願だったカフェをオープンすることに成功する。
フィレーネが毎日祈っている聖なる力のおかげで、コーヒー豆や茶葉はものすごい速さで収穫でき、なおかつ愛情のこもった飲み物の噂が広まっていき徐々に人気店になっていく。
ただし、フィレーネは自分が提供している飲み物にどのような特殊効果があるのかを知らず、ただお客の笑顔を見たいがために日々奮闘する。
そんな健気で一生懸命なフィレーネを見ていたレリック王子は、徐々に感情を抑えることができなくなっていき、猛烈アピールしていく。
一方、高原のカフェに残った二人は、利益ばかりに気をとられ儲けようと必死になる。
フィレーネがいなくなってからは、どういうわけか庭で育てていた豆や茶葉の収穫が困難になっていき、苦渋の策としてあらゆる方法を駆使して営業を維持しようとした。
しかし、その評判が徐々に悪くなっていき……?
※基本は漢数字を使っていますが、一部の表記に、読みやすさ重視でアラビア数字を使っています。
※物語の進行上、ざまぁは普段書いている小説よりも後半のほうから本領発揮しています。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 12:00:00
66265文字
会話率:44%
エウレス皇国皇太子【ラファエル=フォン=エウレス】の婚約者【リリア】。
リリアは婚約者のラファエルから酷い仕打ちを受けていた。
殴られた頬に手を当てるだけで「何のアピールだ!」とまた殴るようなラファエル。
「雨を呼ぶ聖獣使いなどと
大それた名前を持って私のもとに嫁いできたかと思えば、本当に何の役にも立たないグズだったが、ようやく役に立った。カサラス王国の王子がお前を迎え入れると正式に打診があった。国の財宝の三分の一を渡すと言ってきよった」
リリアは王宮を追い出されるが、王宮の外に待っていたのは……。
見たこともないほどの装飾を携えた綺羅びやかな馬車と、燕尾服の使用人。そして馬車の中には……。
「はじめまして、リリア。私はカルム=ヴィル=カサラス。カサラス王国の第一王子です」
褐色の肌に優しい瞳。
この国の人間に比べればかなり痩せて見えるが、それでもなお力強さを感じるような眼力を持った王子。
「リリアは私にとって大切な妻になるお方だ。初対面で嫌われたらと思うと緊張して鼓動が激しくなったほどだ。触ってみるかい?」
「め、滅相もございません」
リリアにとって初めてだったのだ。
人としてまっとうに扱われることも、女としての扱いを受けることも。
「よろしく頼む。リリア」
「はい……」
これが水の聖女リリアの、幸せな生活の始まりだった。
※本作品は共著となっています
プロット担当 すかいふぁーむ
執筆担当 よどら文鳥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 12:01:23
6207文字
会話率:39%
裏組織に属する男爵家の令嬢エリールはある日、婚約者フェスタの元を訪れると彼の浮気現場を目撃してしまう。学園の寮には自分以外にも婚約者や浮気相手のラビィもいるため、婚約者や浮気相手の顔を見たくないエリールは、寮から出て行くことを決める。
新
たな住処を紹介してもらうために裏組織のトップであるボスを頼るが、フェスタはエリールを諦められない。そんな様子を見たボスはエリールから手を引くようにフェスタに命じるのだった。
後日、フェスタの浮気相手が所属している劇団のきな臭いウワサを聞いたボスは、捜査に乗り出す。事件後、なりゆきからフェスタと浮気相手であったラビィはパートナーとして組むことに。
そんな姿を見たエリールはくやしさを感じて自分も隠していた特殊スキルを使って自分の存在をアピールしようとするのだが……。
剣の名手だが単純で考えることが苦手な婚約者フェスタ、冷静沈着で人に気を許さないキレ者のボス・キャプスなどと関わりながら幸せに平穏に暮らしたい女の子が幸せを掴むまでのちょいスリルありのラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 06:40:00
129811文字
会話率:59%
五歳の時、幼馴染の王女様から熱烈な愛のアピールを受けたことで前世の記憶を取り戻したフレッド。
彼はそれと同時に一時的にだが、未来視の力に目覚めてしまい、将来、自分や世界に破滅が訪れることを知る。
当然、そんな未来は受け入れられないので、全力
でこれを阻止しようとしたのだが――
「は?」
手に入れた女神スキルや現在、女王様となっている幼馴染が起こした謎行動によって、おかしな形に変わってしまった未来に、彼はただ呆然とするだけだった。
かくして、幼馴染姉妹に拉致され、共に旅に出ることになったフレッド。
旅先で出会った様々な人たちと心温まる時間を過ごす一方で、着実に迫る魔の手。
嫉妬深くて愛の重い女王様に襲われたり、厄介事に巻き込まれたり、魔獣たちと壮絶な死闘を繰り広げたりしながらも、彼や彼女たちは明日に向かってひたすら突き進んで行く。
その果てに待っているものとは――
これは、そんな若者たちが世界の平和、ひいては自分たちの明るい未来を掴み取るために獅子奮迅の活躍をしていく冒険戦記物語(ヒロイックファンタジー)である。
※第一部完結まで執筆推敲校正完了済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 16:22:57
363824文字
会話率:35%