大正時代にこの世を去った、華族の令嬢である瑠璃。そして、あの世には、自ら死を選んだ者だけが就く仕事があった。瑠璃は、その仕事を通して様々な人や命と向き合うことになる。また、彼女には生前から、どうしても忘れられない男性がいた……。あの世とこの
世が舞台のヒューマンラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 00:15:06
87824文字
会話率:38%
あの日、私は寒空の下で凍えながらマッチを売る少女を見捨てた。それを悔やみ、大勢を救っても忘れられない。もし願うのなら、あのマッチ売りの少女に救いを……。
ハーメルンでも
最終更新:2022-05-09 11:44:35
3258文字
会話率:24%
帝国ホテルの苺のアフタヌーンティー。
毎年行きたいと思っても彼とは予定が合わない。
今年こそはと行くことにした私。
彼と仕事はラグジュアリーな時間でも忘れられない。
一寸した関係がギクシャクした二人の日常。
最終更新:2022-03-26 21:02:41
3800文字
会話率:18%
子爵令嬢であるメラニーは母親が事故で亡くなってからというもの、酒と賭博で父親が落ちぶれていく中で必死に家門を守ろうと奮闘していたのだが、そんな父親の借金のせいで守ってきた邸も何もかもを手放す事になってしまう。その上、借金の形に邸を買い取った
男爵には「花を売ったらどうか」と揶揄される始末。しかしながら素直でお人好しなメラニーはその言葉通りに国一番の花屋を開き、綺麗な花で人々を笑顔にする事を目標に王都へと旅立つ。無謀だとも思えたその夢は、彼女が実は触れた植物全てに『妖精の祝福』を与える事ができる妖精の加護を受けていた事で本人も知らぬうちに話題となっていく。忙しくも充実した日々の中、彼女の心にはいつも忘れられない面影があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 06:00:00
223046文字
会話率:49%
蝋燭の灯りが照らす、ひとときの幻想
忘れられない思いはありますか?
特別な蝋燭を売る店、「望春堂」では元神官の荀涼が火を点すと、大切な思いや人に出会えるという。妻の琉鈴とともに、穏やかな毎日を過ごす彼らの元に、今日も忘れられない思いを抱
えたものがやってきます。
少し切ない、幻想的なお話をどうぞ。
二話で終わります。
✳︎他サイトコンテストに応募中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 09:47:14
8871文字
会話率:45%
ユダヤの福音書、第二世界のイスカリオテのユダが書いたという福音書。
ユダの福音書は偽書であるから、転生したイスカリオテのユダがユダ・カーナと名乗り、自虐的に書いたとされる福音書。
ユダを知らない人は「聖書」を知らないのだから、知ってて当然、
福音書と名付いている以上、福音を宣べ伝える内容に成っている。
裏切者という箇所等がユダの皮肉とも取れる。ユダの自虐は悪を悪として自分より悪賢い者達を追い詰める様にして、悪は悪でも悪にとっての悪である。という事らしい。つまり、善の心を持っていながら、サタンにとりつかれ、御前に罪を犯してしまった。忘れたくても忘れられないイエスに関しての福音書である。ユダヤとしたのは、ユダの福音書は既にある訳だし、ユダヤ人すべてを一人格としてとらえて、ユダヤが書いた福音書という意味合いを含んでいるのだとそう思える。
私はやはり、その一字一句をとらえて再現しているのだ。福音書はまとまりがない福音ばかりが集まっている様だが、このユダヤの福音書は関連箇所(かんれんかしょ)を引用して、まとまりがある福音書を目指している。つまり、ユダヤというまとまりがない名前の中、福音という光を見出すという内容である。
ユダがユダヤの福音書を書くという事で、ヤは~人という意味合いで、ユダが名前である。つまり、ユダヤとは、ユダびとという意味合いで、つまり、ユダ王国の人々、ユダの末裔(まつえい)、両方に掛けているものなのである。ユダ+ヤという事で、ユダの人達は、こういうぐちゃぐちゃした福音書を待っていたのではないか?いや、ダニエル書で語られる鉄と粘土の国(イギリスとアメリカ)もやはり、こういうぐちゃぐちゃした認識の福音書を待ち望んでいたのではないか?そういう気さえする。
神がつかわしたイエス・キリストについて、実像にせまる一書。
普通の福音書と違い、文字面だけで、資料を視ずに書いている事から、歴史的には全く受け入れられないものと言えるだろう。
自殺したイスカリオテのユダは大図書館の東京に転生し、暮らす上で、自分の名前を残すべく、思い付く限りの福音を福音書として、挙げつらったのである。
つまり、イスカリオテのユダが印象論的に福音だろうと想った事が記しされた書なのである。ゆえに、粗削りだが、他にない書という付加価値が付いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 10:36:36
12510文字
会話率:10%
僕と彼女の何気ないけど大切な日常は、僕が夢見た彼女との日常で、僕が彼女と過ごすはずだった日常。いつまでも忘れられない、彼女と過ごした日々に縋る僕の日常。そんなお話です。
最終更新:2022-01-23 22:17:46
3131文字
会話率:60%
主人公『あたし』は思い返す。
フードデリバリーを初めて、仕事にもやっと慣れてきた頃。
忘れたくても忘れられない、あの出来事に巻き込まれてしまった……
今の『あたし』なら、あの時の事を振り返っても、きっと大丈夫。
『あたし』が語るあの日の物
語。
・R15 ・残酷な描写あり は保険のためにつけてあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 08:12:21
5254文字
会話率:22%
俺には腐れ縁の許嫁がいる。俺、柊楓斗と腐れ縁の許嫁、浅桐桜良の親は仲が良くて、俺たちは小さい頃から一緒にいた。その頃はとにかく仲が良くて毎日のように公園や互いの家に行っては遊んでいたものだ。
けれど中学三年生に入ったとき、この頃から、関係性
は変わりつつあった。思春期真っ只中。異性と二人で一緒にいるということに恥ずかしさを覚えるようになってしまい、遊ぶこともなくなった。
許嫁、という関係がないものとなった。……はずだった。
高校生になって俺たちの壁がさらに厚く高いものになりはじめたとき、それを一瞬にして壊すように両親は言う。
「そういえば、そろそろ結婚できる歳になるんだよなぁ。楽しみだ、楓斗と桜良ちゃんの結婚式」
隣で「は?」と言いたげな桜良の顔は、今でも忘れられない。とまぁ、そんな言葉がきっかけとなって、再び関わることになるのだった。
それからというもの、親の提案(ほぼ命令)で二人で出掛けたりするのだが、桜良は俺に辛辣な態度をとるのだ。何をしても俺といると嫌そうな姿を見せる。
そんな桜良の態度に俺は、ある決心をする。
そんな態度を取るのなら、もういっそのこと『許嫁の関係を破棄しよう』と言い出してみようと。その言葉に桜良はどんな反応を見せるのか──。
これは、そんな許嫁の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 18:38:31
3399文字
会話率:37%
深紅の髪は不吉だからと理屈をつけられて、優秀な銀髪の妹に婚約者を奪われた伯爵令嬢エル。
婚約者の事がどうしても忘れられない彼女は、国内でも最高峰といわれる魔法学院の編入試験に最下位で合格する。
この国では魔法は知性の象徴として、それを
操れる魔法師になれば誰からも尊敬される存在になれる。魔法師になれたら婚約者の心を取り戻せるはず……安易な考えで入学したはいいものの、単なる泡しか作れない水属性の魔法師は、最初は愚か者と罵られ馬鹿にされる日々だった。
しかし、なぜか生徒会長で学年首席の少年だけはエルの才能を素晴らしいと褒め、もっと頑張れと励ましてくれた。
エルの能力は現代の魔法理論に適してないだけで、古代に失われた無詠唱魔法を使えば彼女は素晴らしい魔法の才覚を発揮できたのだ。
やがて防具から生活魔法まで、さまざまな泡魔法の可能性を模索して商品化したエルは、商人ギルドと交渉して、経済的な成功を手に入れる。
卒業式も半年後に迫ったある日、エルは実妹と魔法の論説大会で対決し、勝利を収めた。
そんな彼女に妹を捨て、新たに婚約を申し込もうとするハサウェイをエルは拒絶し、足蹴にして背を向ける。
そして、半年後の卒業式。
彼女の才能だけでなく生き方にまで共感してくれた新しい恋人である生徒会長と、数多くの友人たちに囲まれて、エルは首席で魔法学院を卒業する。
他の投稿サイトでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 21:49:26
9306文字
会話率:28%
叶わないと分かってる、でも忘れられない
決して叶わないと分かっている、そんな恋をしている男の話です。
現在も別の長編を執筆中ですが、単発で思いついたネタだったので、執筆してみました。キャラ目線の文体も試してみたかった感じがあったので。
この作品は「ノベルアップ+」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 19:07:41
1553文字
会話率:0%
忘れられない思い出がある。
あの人と一緒に過ごした五月のこと。
あの人の顔も名前も、もうどうでもいいのだけれど
あの人が隣にいた五月のことだけは、どうしても忘れられない。
五月の桜を見ると
思い出したくもないあの人の匂い
が、ふと風にのってやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 09:02:26
1639文字
会話率:3%
四つ葉のクローバーを探している少女。
その最中に犬に追われて困っているところに少年が救いの手を差し伸べた。
その後、結局四つ葉のクローバーは見つからず…。
少女は父親の転勤で引っ越しすことに…。
「世界に一つ。キミだけの三つ葉のクローバー
だよ。」
少年は、少女のために探していたが、見つからず。
代わりに特別な三つ葉のクローバーを用意した。
渡されたクローバーは願掛けをしたらしく、クローバーに思いを込めれば願いが叶うと、少年は笑いながら説明した。
「誰が願いを叶えてくれるの?」
少女の純粋な問いに少年もまた、純粋に答えた。
「願いはボクが叶える!」
「そして、いつかキミに会いに行くから!」
別れ際で少年が叫んだ言葉が今でも忘れられない。
それから月日は経ち、再び少年と少女が出会う物語…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 20:22:26
6425文字
会話率:25%
声優になる夢を諦め、小さな不動産屋で働き始めた主人公・九条夏樹(くじょう・なつき)。
日々を生き抜くのは大変だが、優しくも個性的な先輩たちに囲まれ、少しずつ成長していく。
そして彼は先輩の一人・結城(ゆうき)かなえと恋に落ちるが──
。
しかし彼には、どうしても忘れられないものがあった。
それはかつてともに過ごし、同じ夢を見ていた女の子・阿達奈美(あだち・なみ)の面影だった。
彼女は転生し、あちらの世界で生きることを選んだ。
対して彼は、こちらの世界で人間として生きることを選んだ。
自分は一体どちらが好きなのか?
自分は、彼女たちとどうなりたいのか?
幸せになっていくにつれ、彼の心には言いようのない不安が生まれていく。
彼はこの世界で、一体どう生きるべきなのか──。
答えは、きっと虹の果てにある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 18:50:06
38708文字
会話率:31%
これは誰も知らぬ物語。
白い白い世界。
そこは空虚な世界。城や神殿はあれどそこには生物も他の物も存在しない。
ただ王がそこに居るのみ。
白が広がり飲み込むような世界で、人々が当然の様に感じるものの世界は味気ないが王達はただ自由に優美に振る
舞い過ごす。
そこには11の国と10の王。
国と言っても城や神殿のみがある世界。
この物語は、全ての人に忘れられようとも忘れられない王達の日記であり導きである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 09:53:12
3374文字
会話率:10%
ごく普通に日常は流れていく。
年中行事というのは、その中にそっと訪れるようなものという感覚が染み付いていた。
しかし、それが誰にとっても忘れられないものとなった。
※この作品は、Twitter、pixivにも投稿しています。
最終更新:2021-07-09 21:06:48
1862文字
会話率:15%
あいつの「大嫌い」が、いつまでたっても忘れられない。
最終更新:2021-06-09 20:00:00
3075文字
会話率:29%
作成中…
ノンフィクションですが、時系列は変更する場合があります。
個人的な、お手紙のような、もの?
最終更新:2021-05-19 23:38:28
886文字
会話率:0%
誰にでも忘れられない人がいる。そんな気持ちを即興で詩にしました。
(※この作品は「note」にも掲載します)
最終更新:2021-03-22 22:13:32
456文字
会話率:0%
本を全く読まない兄へ何度か読書を勧めたが、そんなある日、兄から言われた言葉。
その一言が今でも忘れられず、文章を書く度、僕は兄の言葉を思い出す。
(※この作品は「note」にも掲載します)
最終更新:2021-03-17 20:00:00
667文字
会話率:14%
老人は悲しみや絶望といったありきたりな感情を抱いてはいなかった。死とはだれもが迎える命の結末でしかない。老人にとって大切なのはどう死ぬかではなくどう生きたかなのである。あの日の彼女の笑顔が今も忘れられないままでいる。
最終更新:2021-03-13 00:32:03
3108文字
会話率:63%