没落待ったなしの伯爵令嬢リズベットは、負債を理由にして、名ばかりの婚約者から逃げようと画策中。
しかし、幼いころに書面で婚約を結びつつも顔合わせをしたことがない婚約者は、なぜか婚約解消に同意してくれない。顔合わせの日程を引き延ばしつつ逃げの
一手を打とうとしているリズベットに、執事のダグラスは相手に会うことを強要してくる。
好きなひとに別の男性を斡旋されるなんて、勘弁してほしい。
おまけに顔も知らない婚約者は、リズベットがひそかに想いを寄せているこの執事と同じ名前の「ダグラス」というのだから、運命の神様は意地悪が過ぎるだろう。
両片思いな男女主従による、すれ違いでポンコツなラブコメです。
※他サイトへも掲載中
※エブリスタへは8000字へ改稿した形で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 20:18:47
9487文字
会話率:51%
性癖と停学により14歳で実家を追い出された少年は拾われたおっさんに育てられ、おやっさんと煙を愛するおっさんになった。生まれつきの強面が周りの環境のせいで(?)より人相が悪くなり、それをひそかに(実はかなり)気にしていた。
しかし急な病気で死
ぬことになり、異世界人の実験により一人魔法のある世界に転移することになるが、そこではかつての自分のように捨てられた少年と出会ってしまった。
見た目で誤解されるが結構インテリで面倒見のいいおっさんは、拾った少年とともにどう生きていくのか。
主人公のおっさんは同性愛者です。規約的にもR18描写はしませんが、苦手な方はご注意ください。
ほかの異世界を舞台にした小説と同じく、異世界の法律に従って話が進んでいきます。日本の法律とは違うところも、時代背景的に過去には許容されていたが現在は許されない描写もありますが、日本国内(この現実世界)の犯罪を助長・肯定する意図はありません。
書き溜めた原稿がある限り、しばらくの間は偶数日の更新を基本とすることを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 18:00:00
121614文字
会話率:56%
――末期の共和国、全盛期の帝国。
強大な軍事力と二十を超える植民地を持っていた共和国にそれまで何でもなかった帝国に蹂躙された時に誰かが放った皮肉だ。
その言葉は共和国の現状を的確に表しているだろう。
帝国との開戦からすでにおよそ四年半
の月日がたっていた。
開戦以前、簡単に例えるならばまだ戦場で騎兵が猛威を振るってい時代。
共和国は世界の三分の一の土地を有した。
巨大な工業力と軍事力を持っており戦神と呼ばれるほどの英雄がいた時代。いつだって血を流すのは兵士だけだった。
共和国が世界の法であり戦争なんてしようものなら共和国の敗戦はあり得ないと一部の属国の国民が言いだしたほどまでだった。
そして、帝国との開戦。初戦での大敗北。次戦での敗走。
それまで、道でしかなかった属国の帝国に、共和国が大岩だとすればただの砂利でしかなかった帝国に共和国は大敗北した。
自国の絶対的勝利に自惚れていたこともあったかもしれないが一番の敗北の原因は工業の発展の差だ。
それまでの戦いは騎兵が主力だった。旧世代の剣と弓代わりに攻守両方に対応できるマスケット銃が使用され歩兵はリンチにされた。
しかし、実際のところその戦法は無力だったのだ。
実際、帝国初戦では地の利と兵士の人数の差もあってか勝利は共和国側にあったが武器の差において負けたのが原因であろう。
ひそかにマスケット銃を旧世代の遺物と知らしめたライフルの生産に帝国が成功したのだ。
もちろん、いちいち装填のかかるマスケット銃よりライフルのほうがはるかに優れているのは明らかだ。
猛威を振るっているはずだった騎兵とマスケット銃の哀れな兵士たちが蹂躙されるのはそう時間はかからなかった。
そうして、共和国の発展の遅さに気づいた植民地が離れていくのも時間はかからなかった。
もはや、共和国と他国との差は追いつきようのないものになっていた。
従来の戦法を重んじていたこともあってかやっとのことで軍にライフルが配備されるも、依然として軍事力の差は塞ぎきれなかった。
そうして呼ばれたので強国の皮を被った弱小共和国。末期の共和国だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 15:39:18
20132文字
会話率:26%
待ちに待ったVRゲーの大会発表。クーデレっ娘主人公、空条玲はひそかに期待をしていたのだが……
カクヨム様でも連載しております。
最終更新:2024-05-05 06:10:00
25601文字
会話率:48%
高校一年生の少女、大塚千景は全ての人間を見下し軽く見ている。けれど、彼女はちょっぴりお人よしのようで……他人に対して冷たい態度をとるのだが、良い人だという事が周りにはバレていてクラスで人気の存在になってしまう。とある日の学校で、千景はひそか
に気にしていた少年からゲームに誘われて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 06:31:27
6389文字
会話率:57%
毎夜、毎夜、田んぼのあぜ道に立ち、二階にある私の部屋を凝視している女性がいる。私は彼女のことを、ひそかに『A子さん』と呼んでいた。
A子さんは、少しずつ、私の部屋に近づいてくる。彼女の正体とは……!?
最終更新:2024-05-01 18:06:13
1092文字
会話率:16%
桃太郎が鬼をこらしめてから10年。
幸せに暮らしていた桃太郎達ですが、その間、鬼は復讐の牙を研ぎ続けていました。
そして、力をつけた鬼達は再び戦いの火蓋を切って落とすのでした。
桃太郎を中心に人間達は必死に戦いましたが、結果は惨敗。桃太郎達
は鬼に囚われ、世界は鬼の手に落ちました。
人間達には戦う力が残っておらず、鬼達は人間達に多大な税をかけ、贅沢三昧の暮らしをするのでした。
鬼達の支配を甘んじて受けるしかない人間達でしたが、ひそかに鬼を打倒せんと足掻く男が一人いました。
桃太郎のおじいさんです。
世界を救うカギは異世界に?
おじいさんとおばあさんの冒険が始まります。
それいけ魔法少女(男)とドザえもんという作品も投稿しています。よろしければ覗いてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 15:42:19
46461文字
会話率:61%
「竜人国へ行くように」とある日父王は命じる。
「そんな野蛮で文化の低い国に行きたくありません」と他の王女は次々と断った。
白羽の矢が立ったのは、「無能王女」と嘲けられる第十王女のマリーだった。
だがマリーはひそかに歓喜する。
(竜人国に行け
ば、竜に乗って空を飛べるかも)
こうして竜人国でのマリーの生活が始まる。
「え?私が竜の巫女?何なのそれ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 08:08:05
103027文字
会話率:35%
【現代×異世界の日常コメディ】
夏休み初日。浮かれて家を出た俺、只野真人(ただのまさと)はスピード違反の軽自動車に吹き飛ばされて花壇の角に後頭部を強打し即死。運よく女神様に異世界転生させてもらえると思ったら、突然魔王が現れ、いきなり女神様が
炎上。俺は土下座で命乞い。
何とか、魔王の配下になることで死なずに済んだ俺は、地球を滅ぼそうとする魔王に取り入り、異世界転生者が現れる原因を見つけるための調査という体で、地球の魅力を刷り込みまくり、魔王に地球っていいじゃんって思わせることで、ひそかに地球を消滅の危機から守っているのだった……(つまり俺は、命が惜しくて魔王に媚びへつらっているわけじゃないからな!)
※たまに異世界にも出張します。
※たまに戦いも発生します。(あくまでコメディの範疇として、ですが)
※たまにラブコメもします。
※本筋以外は一話完結の話をポンポン書いていく系です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:11:53
10521文字
会話率:63%
月の光を食べると竜になれるらしいという話が、魚たちの世界でひそかに言い伝えられていた。老人に庭先の睡蓮鉢で飼われるようになった金魚たちは、竜になろうと夜な夜な月の光を探して水面を泳いでいた。
最終更新:2023-12-31 14:49:08
994文字
会話率:0%
公爵令嬢のナタリア・ロングフォードは、王太子に突如婚約破棄を言い渡される。妹がひそかに流した、事実無根の噂が原因だった。「見せしめ」として陰湿な辺境墓地での勤労奉仕を言い渡されたナタリアは、墓荒らしの魔物から墓地を守り、管理する仕事を行なう
ことになった。夜勤中のナタリアの目に留まったのは、敷地の最も奥深くに位置する、ボロボロで粗末な墓。そこにはフードを被った男が、毎週きっちりと墓参に訪れているのだった。彼は一体何者なのか? そんなある日、辺境伯の屋敷でパーティーを終えた王太子と妹が、ナタリアの勤務する辺境墓地へとやってくるのだったーー。完全ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 20:19:25
6692文字
会話率:35%
男爵令嬢のイザベルは、宮廷魔導士を目指して魔法学校に入学したものの、成績は万年D評価の落ちこぼれ。
それでも、宮廷魔導士になることを夢見ている。
卒業も近くなったある日。
イザベルは、父から無情な言葉を突きつけられる。
「君の結婚が決まっ
たよ」
卒業したら貴族の男と結婚しろと言われ、目の前が真っ暗になる。
イザベルには、ひそかに恋する幼なじみがいた。
幼なじみのクラレンスは、平民ながら、魔法の才能にあふれた天才。
政略結婚を回避するため、彼に相談しようとたずねると、
なぜかエルフの女の子がいて――!?
落ちこぼれの男爵令嬢が、幼なじみに告白しようとするものの、
家出したエルフの女の子と一緒に精霊王を探すことになり、
なぜか新婚夫婦みたいな感じになっちゃっうお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 14:09:38
95128文字
会話率:44%
天才プログラマー玲二は、重度のアニメオタク。
ひそかに魔法少女のロボットを作って結婚するつもりでいた。
そんな時アパートの隣人、チャラ男の克輝が玲二の部屋に押しかけてきて_____?
笑いと涙のラブコメBL。
最終更新:2023-11-02 23:03:11
6164文字
会話率:31%
蒼き竜を従える魔女・アイリス
治療為に教会に訪れたゼン
二人が出会ったとき、運命の歯車はひそかに加速しだした。
最終更新:2023-10-31 17:05:21
3738文字
会話率:33%
新米捜査官のリオと、魔導書庫の管理人を務めるジルは、幼馴染み。
お互いひそかに片想いしている二人は、ある魔法具の盗難事件を一緒に捜査することになった。
行動を共にするうちにくすぶっていく恋心。一方、事態はにわかに大きくなってゆき――。
「
彼女を助けたい。〈書庫番〉の呪われた使命から」
――かつてこの世界は、魔導のほとんどを失った。〈書庫番〉に悪夢を託して。
*ノベルアッププラス開催「エイプリルフール23ゲリラフェア」および「魔法のお守り短編コンテスト」参加ログ
*カクヨムでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 18:04:53
54351文字
会話率:31%
大学生の夏川春也は、妹にゲームを買ってあげるためにレンタル彼氏のバイトを始める。
初めて指名が入り待ち合わせ場所に向かうと、そこへやってきたのは春也が大学でひそかに気になっていた美少女、冬月秋葉だった。
驚く春也だったが、実は春也を指名した
のは秋葉の姉で、急遽予定が入って来れなくなってしまったために、妹の秋葉が来たのだと知る。
成り行きからデートすることになった2人。
秋葉は秋葉で、ひょんなことから春也に想いを寄せていて……?
レンタル彼氏をきっかけに、互いに好意を抱く春也と秋葉は徐々に距離を近づけていく。
これは、じれじれあまあまな2人が永年契約で愛を誓うまでのラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 18:01:15
100463文字
会話率:44%
メガネキャラをひそかに研究するメガネ学会。今日のテーマは何故データキャラはメガネをしているのか、です。
最終更新:2023-08-06 21:25:25
2637文字
会話率:5%
古代文明の研究者である冬月助手は大学生の女の子にひそかに恋心を寄せていた。
最終更新:2021-12-22 19:00:00
994文字
会話率:32%
高校1年男子の八代(やしろ)は、クラスメイトの眼鏡女子、藤宮(ふじみや)にひそかに片思いをしていた。
しかしある日、藤宮から「ずっと見ているよね」と指摘される。
気持ちがバレたとあせる八代だったが、藤宮は八代が「眼鏡が好きだから自分を
見ていた」と勘違いしていた。ホッとした八代に藤宮は「よかったら眼鏡ショップを巡りながら、一緒に眼鏡について語りませんか?」と迫る。
実は藤宮は無類の眼鏡好きだった。しかしそれを今まで周りに隠していたのだ。八代のことは眼鏡を語れる仲間だと思って正体を明かしたらしい。
八代は誤解を解かないまま、今度は眼鏡の聖地・鯖江へ藤宮と一緒に旅行へ行くことになったのだが……。
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第29回電撃大賞で三次落ちだった短編を途中までアップしました。
よかったら夏休みのおともにどうぞ。
※ラストは書き直そうか悩んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 00:00:00
204文字
会話率:0%
幼少時に血塗られた凄惨な事件に巻き込まれ、その後も不運が続き、爵位や財産、家族も失った境遇ながらも、ひとりたくましく生きてきた没落令嬢のセーラは、王侯貴族の娘たちが主に働く聖堂の下働きの仕事に採用され住み込みで働き始める。そこで働くことは多
くの令嬢達にとっては、良い伴侶探しのための手段のひとつでしかなく、外から見えるおごそかで優美な雰囲気と裏腹に、何かと問題の多い場所だった。けれどセーラは周りに流されず、持ち前の機転と勇気と知恵と器用さで、次第に一目置かれる存在になっていく。そんな日々の中で、幼少期に自分を救ってくれた恩人を探し続けてきたセーラは夜の聖堂で、突然そこを訪れた国王リオンとひそかに出会う。爵位を失くした下級貴族出身の娘と、幼き日の彼女を命がけで守りながらもそのことを打ち明けられずに切なく思いを募らせる若き国王との恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 18:00:00
142461文字
会話率:37%
「誰かに見られている」、「誰かに聞かれている」、「思考を読まれている」、第六感、虫の知らせ…
まるで自分の感覚が相手の五感にも拡張されたような被知覚覚。そんな感覚を持ってしまった人々がひそかに暮らす少しズレた世界の話。
最終更新:2023-06-24 01:05:21
4943文字
会話率:57%
クランドール王国の3番目に大きな市、セポール。
この街の路地裏には少女の営む雑貨店があった。
普段は文字通り雑貨をあつかっている彼女だったが、実は裏の顔がある。
ひそかに囁(ささや)かれているアングラじみたウワサ。
それは、彼女が無理難題
を引き受けて解決する"トラブル・ブレイカー"であるという事。
犯罪や害意、悪影響、自分に危害の加わらないもの以外なら原則としてなんでも受ける。
困った人々がやってくる駆け込み寺でもある。
……と聞くと、とんでもないオーナーに思えるが、実際は何の変哲もない少女である。
桃色のミドルヘアに透き通った白い肌、ちょんとした鼻にあどけない唇、そしてちんちくりん……。
これはそんなちょっと変わった少女の営む「シエリアの店」のお話。
「シエリア、17歳、いきます!!」
果たして彼女は無理難題を完遂(かんすい)することが出来るのか?
難題解決少女奇譚(なんだいかいけつしょうじょきたん)のはじまりはじまり!!
※毎日更新で午後8時前後に最新話をアップしていきます。
同時連載
「後悔の残る決断なんて僕はしたくないから」
もよろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 19:46:15
95607文字
会話率:23%