マグノリア王国には、代々伝わる家系魔法のせいで『卑しいのぞき魔』と呼ばれて忌み嫌われている伯爵家があった。
そんな伯爵家の末の娘リリーは、『のぞき見』とも言える魔法を使って、王太子とその婚約者、そして二人の周囲を監視する仕事に従事していた。
しかし、ある日一人の少女が現れた事によって、リリーの大切な人が危機にさらされてしまう。
はたしてリリーは大切な人を守り通すことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 14:26:39
10109文字
会話率:53%
巨大MMORPG〈エルダー・テイル〉。ゲーム世界に大勢のプレイヤーが召喚された〈大災害〉から一ヶ月。〈暗殺者〉の弓使いシュウトは、大手の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉を辞める決意をする。
初心者の頃にお世話になったギルド〈カトレヤ〉に顔
をみせたシュウトは、そこで様々な人々と出会い、やがて世界の裏側をのぞき見ることになった。
――橙乃ままれ著『ログ・ホライズン』を原作とする二次創作ものです。習作の見切り発車なので数回分の短編になると思っていたところ、何故かダラダラと続いています。
(※)部分的に、考察による展開予想を元に描いている箇所があり、【ネタバレ】になる危険がございます。ご了承ください。<(_ _)>
また、途中から文体を変更して台本形式になっています。未完成の試作品です。お見苦しい部分はお詫びいたします。
※にじファンサービス終了とのことで、原作名欄を削除しました(2012/7/10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 00:41:54
3148915文字
会話率:67%
「油そば」
それは東京、武蔵野地域発祥と言われる
汁なしラーメンのこと。
定義がちゃんと有る訳では無いが
醤油ベースのタレに
植物性油を和えて
トッピングとしては
メンマ
ナルト
チャーシュー
のり
ネギ
が乗ること
が多い。
◇◇◇◇
スマートフォンを眺めながら
社長は言った
「良くネットとかで叩かれてる事も多いけどさ。オレは意外とこう言うの好きなんだよなぁ」
どれどれ…とスマートフォンの画面をのぞきこむと
そこには[小説家になれよ!] と書いてあるサイトのトップページが出て来た。
「ああ、異世界転生ものとかが多いネット小説サイトですね…」
それは無料で小説の投稿や閲覧ができ、一発当たるとラノベ化やアニメ化など
ジャパニーズドリームが詰まっている小説サイト
自分も前はアニメ化された作品の原作を読むのによく利用していた。
「そうそう!所謂『なれよ系』って奴!音ちゃんこう言うのキライかい?」
「いや、そんな事無いですよ。前は良く読んでましたし今でもたまーに読みます」
「あのさ、異世界って本当にあると思う?」
社長の問い掛けに少し笑いそうになる
小学生の頃「幽霊って本当にいると思う?」
なんてよく言い合ったものだと思い出した。
「いやーあったら面白そうですけど、どうなんでしょうね?」
少し苦笑いになっていたかもしれない。
しかし
社長の次の言葉でいきなり真顔になるのであった。
「いや、本気で確かめて欲しいんだよね。次の出店は[異世界店]にするから。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 12:00:00
1090文字
会話率:32%
作曲家の森悠子は、
自分のTwin soul
ともいうべき存在が、
今、NYの11月の雨に
降られている、と
夫の敏男に語り始める。
愛猫のミラは
鏡の向うの世界をのぞきにいく。
最終更新:2020-10-27 22:00:00
2889文字
会話率:12%
これは「一葉恋慕・大森編」の続きです。こんどは私が明治時代にワープして来ました。一葉さんや母おたきさん、妹邦子さんがどう暮らしてらっしゃるのか…のぞき根性で拝見しに行って来ました…などと、冗談ですが、とにかく一葉女史の本懐に迫りたくて女史
の往時を描いてみようと思ったのです。それをするに当たって、往時の横浜・神戸等の慰留地で営まれていた、欧米資本による再生茶加工業の実態を描くことから始めました。なぜかと云えば彼の有名な生糸産業とも合わせて、明治の立国を支えるにあたって女性、就中女工たちの力が大きかったことを云う必要があると思ったからです。彼女たちの存在があまり知られていないことを理不尽と捉えました。また同じ慰留地における遊郭において、女性たちが強いられた状態と、さらには、同じ日本人からさえ受けねばならなかった白眼視というものを、こちらも是非描いてみたい。そうすることが男社会に始めてNOを突きつけた、一葉女史の本懐への、良きプロローグになると思ったからです。
日米の間の子である、美しくも哀しい、お島さんの生い立ちから筆を起こしました。ではどうぞ、一葉恋慕・明治編をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 06:21:17
24307文字
会話率:17%
お風呂大好きな岩谷なぎさ。
幹事となって企画した温泉旅行に出発したが、道中に現れた魔法陣によって友人たちは異世界に召喚されてしまう。
主人公は、不慮の事故で一人別の世界から異世界に飛び込んでしまった。
お風呂がつないだ入り口から転移した世
界の出口はお風呂であった。……しかも女湯。
のぞきをした不埒ものとして捕らわれ罰を与えられたなぎさだが、お湯をだす力で運命が変わった。
最初は何もできない主人公も、デミちゃんたちと出会い世界を歩くことで力をつけ自分の運命を切り開く。
そんななぎさの旅が始まった。
▽ ▽ 概要 (ネタバレ含む) ▽ ▽
1章:温泉旅行中にバスが光に包まれ、みんなとはぐれながらもお風呂を通じて異世界に転移したなぎさ。転移先が女湯であったため罪に問われ島流しの罰を受けることに。船で島へ向かう途中で船が沈没してしまい海底神殿で意識を取り戻す。この神殿で見つけた伝説の地へ転移する魔法陣で伝説の地へ足を踏み入れるが大地は荒れ果て魔物が住み着いていた。この地の住人と共に緑を取り戻したなぎさは、1人目の亜人(デミ)サキュバスのリリスを仲間に加えたのであった。
2章:伝説の地に緑を取り戻したなぎさはリリスと共に地上へ戻った。その場所はなんと島流しの地。ここで新たな力を手に入れたなぎさはこの地を脱出し新たな街で夢のお風呂屋をオープンする。休日にリリスと出かけていたなぎさはさらわれる少女を見かけ救出した。この少女は亜人(デミ)ユニコーンのユニ。新たな仲間を加えてお風呂屋を続けていたが、あまりの評判に貴族が嫉妬しつぶしてしまった。安心して生活できる場所を求めて3人の旅が始まった。
3章:安住の地を求めた一行は王国を離れ北の帝国を目指した。この帝国には勇者が召喚され活躍しているという噂を聞いたなぎさ。勇者はバス旅行で一緒だった中の4人であったが立場の違いから追い返されてしまう。この街で3人目の仲間となる亜人(デミ)ドライアド族亜種のウタハを仲間に加えトーナメントに参加し優勝する。優勝者のみが探索できる迷宮に挑みその中で勇者パーティーで出会う。その中の一人に強さがバレてしまったが無事に色の力を取得した一行。一行は帝国を離れバチ王国に向かうのであった。
※文字数の都合で3章までのあらすじとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 15:18:50
314638文字
会話率:47%
ある光景を見たとき私、リアーネは前世の記憶を思い出した。
そして思う。ここはある小説に酷似した世界だと。しかも自分は悪役令嬢として出てきていると。
でも、小説の私はヒロインを虐めてないし私も虐める気はない。関わるのすら面倒だ。でも面白そうだ
し、ちょっとのぞき見するくらいはしようと。婚約者ともそのままでいいや。だって勝手にヒロインとくっつくだろうしと。そしてそのまま放置して半年、私は婚約破棄の会場へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 16:00:00
5257文字
会話率:40%
立ち寄った古い木造駅。そこにいたモノ。
最終更新:2020-07-09 02:10:33
713文字
会話率:0%
人間、獣人、虫人、人魚がそれぞれ棲み分けてる世界で、小さな街に住んでいる9歳の少女マールはある日タカアシガニの人魚に出会う。□恋愛要素が入ってくるかわかりませんが入った時のためにR15を保険でつけています。ほのぼの異文化交流予定。
最終更新:2020-05-31 16:53:07
2262文字
会話率:64%
16歳の少女トリーは親の背中を追いかけて冒険者になろうと決意する。ギルドへ加入し、仲間を得るため奴隷商へ赴くと隻腕の獣人の男に出会う。その後なんやらかんやらあって仮面の男にも出会う。そんな話。■某部誌で載せた話です。
最終更新:2015-10-27 18:46:18
9019文字
会話率:51%
敵がチートというタグをつけたくて書き始めたもの。主人公のユーは(嵌められて)勇者として異世界に迎えられる(語弊)が大変弱い。彼女に明日はあるのか! ■ご都合主義になる予感。フラグはあるようでないようなもの。 ■恋愛要素は微妙だが逆ハーレムに
なるだろう(確信)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-18 19:33:02
10540文字
会話率:59%
山奥に囲まれた一軒の山小屋。
そこに住む少年ライト。
爺さんと一緒に狩りをしながら日々暮らしていた。
爺さんは元冒険者の剣士のようで、ライトに狩りや剣の使い方など色々な事を教えていく。
そんなある日、爺さんが病に倒れ、そのまま他界
してしまう。
住む場所もあり、爺さんから引き継いだアイテムと小屋、そして剣。
一人になったライトは狩りをしながらその日暮らしをしていた。
ある日、夕暮れ前に山へ狩りに行くと、遠くの方から叫び声が聞こえてきた。
急いで声のする方へ行くと、オークに追いかけられている一人の女の子の姿が目に入った。
剣を抜き、襲ってきたオークを一兆両断。
助けた女の子はガーネットというらしい。
どうやら何かを求めてこんな山奥に来たみたいだ。
小屋につき一緒に夕飯を食べながら、お互いの事を少しだけ話す。
彼女がバッグから取り出した手のひら大の光る珠。
俺も似たようなものを持っている。
「これはドラゴンオーブ。六個集めると、賢者の石ができるって伝説があるの。ここに、似たようなオーブあるよね?」
「あぁ、持っているよ」
俺はガーネットに引き出しから出したオーブを見せる。
「ねぇ、一緒にオーブを探しに行かない? ライトはそれなりに強いし、きっと楽しい冒険になると思うよ!」
山奥にこのままいても、時間だけが過ぎていく。
外の世界を見るもの、悪くないよな。
「行こう。明日の朝出発だ!」
山奥に一人で暮らしていた少年、ライト。
賢者の石を夢見る少女、ガーネット。
二人のオーブを求める冒険が、今ここに始まる。
――
「ライト……。これが最後のオーブなんだね」
「あぁ、長かった。でも、これで最後。早く手に入れて地上に戻ろう!」
「うんっ!」
俺はガーネットの手を取り、その目を見つめる。
長かった、本当に長かった。でも、これでガーネットの夢がかなう。
「あ、あのね、ライト……」
少し涙ぐんだガーネットは背伸びをして俺をのぞき込む。
「ん? 何? どうした?」
だんだんと近づくガーネットの顔。
もぅ、鼻と鼻がくっつきそうだ。
「え? ガーネッ――」
「目、閉じてよ。恥ずかしいじゃない……」
■■■■
ツギクル様、アルファポリス様にて外部URL登録しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 00:29:46
8663文字
会話率:33%
侯爵令嬢は婚約破棄の夜、自ら毒杯をあおって死を選ぶ。彼女が亡くなると、同じ顔の自動人形が作られる。そんな世界観のオムニバス短編。全体で一つの話になっていると思います。前提が暗いため、胸糞でも平気な人向け。若干のブーメラン要素はありますが、ざ
・ま・ぁはしませんので期待せぬようにご注意ください。時系列バラバラです。並び順で楽しめないか試してみた短編の習作。ガバ設定&ご都合主義。上から三番目の「ハッピリィ…」は以前、単独で投稿したもの。
オムニバスの習作。
※ゾートロープ……スリットを入れた筒の内側に連続する絵をセットし、回転させることで、絵が動いて見える装置。回転のぞき絵。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 17:54:37
22330文字
会話率:43%
せっかく夢の中で自由にできるって思ったのに、なんであいつが出てくるんだ?
少女マンガ『ほたるの夕べ』が大好きな健介は、明晰夢を見る装置、『夢まくら』を使って『ほたるの夕べ』の世界へGo! でも、せっかくのほたるちゃんとのデートを『眠り姫』に
邪魔されて……。
ひょんなことから眠り姫の日記を手に入れたから、『夢まくら』で日記をのぞき見だ! そして、日記の世界で明かされる衝撃の事実、眠り姫の過去、そしてその目的とは?
夢の世界での眠気もふっとぶ大冒険が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 17:18:11
117603文字
会話率:56%
もし、壁とかをなんでも透かして、向こう側を見ることができる装置があったら。
こっそり何をのぞきますか?
本当にそれは、可能ですか?
それに、見てしまったら後悔しませんか?
高校二年生の荒木朋彦が、何でも透かして見ることができる
《視覚透過装置》を手に入れたことをきっかけに、地味に色々する話です。
【人物紹介】
荒木朋彦(あらきともひこ):主人公。卓球部。《視覚透過装置》を手に入れて、やっぱり女子の寝室でのプライベートな挙措をのぞこうとする。
森川芳野(もりかわよしの):朋彦の同級。学年一の美少女と言われる。サッカー部から「いたずら」をされてる。
浅尾(あさお):朋彦の同級。陸上部の女子。長距離。
岡田哉子(おかだやこ):朋彦と幼馴染で同学年の不良娘。
エルキュール・ポアロ:私立探偵。本作では登場しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 22:29:51
37972文字
会話率:46%
あなたへの記念日、こころをのぞきこめば
何か見えてくるのかな
最終更新:2020-03-19 21:49:44
461文字
会話率:0%
長谷川創汰(はせがわそうた)は十六歳の誕生日に『正義ノ味方管理協会』から『チート』の能力者に任命される。『正義ノ味方』に課される義務は、半年ごとの善行点ノルマの達成で、倒すべき悪は自分で考えなければならなかった。
創汰が倒すべき悪と定め
たのは、片思いの相手天乃雀(あめのすずめ)に言い寄るイケメンリア充清掃部晴人(ちりのぞきはると)だった。
けれど地味ぼっち男子の創汰は、晴人の圧倒的リア充力に蹂躙され、絶望する。一方で創汰は晴人の不自然な助かり方に疑問を持った。自分と同じコーポ川沿に住むクラスメイトの少女の誰かが実は『正義ノ味方』で、能力で晴人を助けたのではないか。
――まさかこのアパートに俺以外の『正義ノ味方』がいるのか。
皆が晴人を愛し、守ろうとしていると知り、創汰が心折れていた学園祭の前日。
突如来襲した学園祭荒らしに雀がさらわれてしまう。
創汰はその学園祭荒らしに心あたりがあった。
※このお話はアメリカとイランの緊張が緩和された2016年ごろに書かれています。2020年の情勢に合わせた書き直しはあえてしませんでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 01:40:12
109071文字
会話率:27%
明正和学園のとある精神科病院の外来診察室に中性で若いのか中年なのかわからない人物? が担当医師に訴える。
ちょっと心配しただけなのに……黒い……黒い……止まらないんです、黒い出汁ソードがぁ。
手のひらサイズの昆布とかでできた黒ロー
ブ、顔部分は黄色い2つの光、香しき出汁の香り漂う、謎の物体? 出汁ソード。
そんな、彼らが心配して出しちゃった本体なソード•ソーサリーを尻目に今日も本体と縁(たまにあり)もゆかりも無い、人たちに謎の世話を焼くオチも何もないお話。
主人公? 世話される人は一部をのぞき、多分毎回かわります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 20:00:00
10283文字
会話率:33%
平凡に死んでしまい、死ぬ直前に願った、つまらなくない暮らしがしたいという願いが、
かなったのか、かなってないのか、転生したのは没頭していた乙女ゲームの魔王だった。
ステータスはmpをのぞき平均4.
あ、そういえば明日が、勇者パーティー出発す
る日じゃん!
全然魔王じゃない私が魔王を頑張るお話。
じゃない!頑張って生き残る話!せっかく転生できたんだから、魔王だってなんだってすてたって生き残ってやるわ!
見切り発車。思いつき次第投稿。よろしく願いします。アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-05 16:14:55
14581文字
会話率:44%
あたしは4月からひとり暮らしする為の部屋を探していた。
大学近くの街に足を運んで、毎日探索。
ある道路前を通ると、その先にハイツと共にあるCafeが視界に飛び込んできた。
Cafeのあるとっても素敵なハイツが気に入ったあたしは、速攻で入居を
決めたの。
ハイツ住人たちと趣味でCafe経営する大家さんとあたし。
のんびりでほのぼの、時に切なくも愛おしい日々。そんなあたしたちのCafeハイツを一度のぞきにきて下さい。
★2019年 6月10日 第26杯 将来 2019/06/10 12時 予約 第26杯 ② 2019/06/11 0時 予約
しばらく不定期更新となります。アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 20:00:00
95265文字
会話率:58%
のぞいてごらん ちっぽけな穴さ
ちょっとかがんで片目をつければいい
そこにはなにが見えるだろうか
暗闇 草原 だれかのお部屋
それともなにかの瞳だろうか
……
最終更新:2019-11-16 20:43:39
314文字
会話率:0%
夜は暗く
朝は明るく
人の心は
腐ったような外装が
辺りの家々の壁を彩っている
「で、君が、新入警官佐々木 野五路君ですか」
隣で、制服を着た猫が、髭をだらりと伸ばし
若い男に聞いた
その男の目は、ビー玉を、裏側から懐中電灯で
光らすよう
に輝き
口元は、意味のない余裕が、緩み出ている
「はい、本日より入隊します
佐々木 野五路です よろしくお願いします」
町は、がやがやと忙しく
誰もが誰かをみてはいない
そんな中、厚手のコートを男が、ふらりと現れる
「おい夜見野」
猫はそう言った次の瞬間には
男は、若者の顔を壁に押しつけて
目を、のぞき込んだ
「君は、幸せかい」
若い男は、うなずこうにも
ぴくりとも動かない
「君は」
男の目がのぞみ込む
眼球の網膜同士がぶつかりそうになる
若者は、それでも、目の光を、失わなかった
鮮血が、一瞬 壁を舞う
夜見野は、きびすをかいしたように
後にする
「そんな顔をしていると、黄泉の明かりが、激しく写る」
汚い壁に、寄っかかるように
若い男は、両目から、血を流し突っ伏していた
「おい、よみの」
猫が、そう叫ぶが、そこに、よみのの姿はどこにも確認できず
雑多な人の足音が、わらわらと、辺りに響く
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-10-01 22:00:59
3757文字
会話率:38%