「誰も信じてくれなかったのに今更あなたを信じろと?」
王都で罪をおかした事で、背後に山脈を構える西の領地に「嫁ぐ」という形で押し付けられたリディアと、領主との少しずつの歩み寄り。
魔法ありの異世界です。
プチざまあ、あります。
いわゆ
るテンプレネタの小説となります。
テンプレ小説を書いてみたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 16:33:53
6370文字
会話率:16%
ずっと円満な関係を保っている、俺と麻琴。
出会ったときから運命を感じていた。自然な流れで付き合うことになり数年経つ。
しかし、唯一円満でいられなかったのは、俺がいつも待ち合わせに遅れてくること。
今日こそ余裕をもって行こう、と
早めに家を出た。そして、順調に到着できる……はずだった。
俺はあることをきっかけに道をふさがれ、結局時間に遅れてしまう。
踏切で死のうとする女の子を助けたのだ。
すぐに集合場所へ向かい、謝って必死に弁解。仕方ないと認めてもらおうとした。だが、麻琴は遅刻癖のある俺にうんざりしており、信じてくれなかった。
そんな麻琴に限界を感じ、思わず俺は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 07:10:00
4380文字
会話率:32%
婚約者と妹に、雨の中家を追い出されて彷徨っていたら、公爵家に拾われました。
どうやら私の出身には、大きな秘密が秘められているようで……。
私のご飯を抜いたり叩いたりする母。
暴力と暴言を繰り返し私の悪評を広める妹。
私を閉じ込めて罵倒する
父。
冷酷で妹に傾倒する婚約者。
さようなら。そこはもう私の家ではありませんわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 12:08:38
7358文字
会話率:32%
義理の家で惨めな生活をしていた私は、怯えていました。
それは、雪の降る日、凍え死にそうななか、私は考えるのをこらえていた疑問をまた、考えてしまいます。
「私は何故こうなってしまったのか」
「私は何を望んでいるのか」
これの答えを知っ
てしまった後の私に、私はひどく怯えていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 06:13:19
4151文字
会話率:12%
病弱な妹は昔から私のモノを欲しがった。それが物でも、人でも、形ないものでも。だから、この結末は予想できていたのだ。私のお見合い相手の腕に抱かれた妹。彼は私ではなく、妹を選んだのだという。
妹は「お姉様。こんな結果になってしまって……本当にご
めんなさい」と言った。優越感を滲ませながら。
この場にいる皆は二人の婚姻を喜んでいる。ただ一人を除いて。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:17:33
10545文字
会話率:51%
今までガルディーニ王国で偽の聖女だとして酷い扱われ方をしてきたマリー・フィッツェ。自分でも自分のことを偽の聖女だとずっと思い込んでいた。周りからそう言われ続けてきたから。けれど、この世界の唯一神であるニュクス様の力によって前世の記憶を取り戻
した時、その洗脳は解けた。そして、真実を知る。真実を知ったマリーの決断とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 19:00:00
108380文字
会話率:61%
王太子妃であるベアトリーチェとは義務である最初のダンスのみ。落ち人であるアンナとは望まれるまま何度も踊る王太子マルコ。はたから見ればマルコが誰に好意を寄せているかは一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そ
のことに気づいていながらも受け入れられず苦悩するベアトリーチェ。そんな時、耳にした。マルコとアンナがとうとう一線を越えてしまったことを。このチャンスを逃してはなるものかとベアトリーチェは動き出す。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※数話で完結予定。
※性描写は匂わせ程度。
※アルファポリス様、カクヨム様にも随時掲載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 19:00:00
37700文字
会話率:43%
「フラヴィニー侯爵家息女マリリーズ、お気の毒だが私に貴女と婚約する気はない!」
夜会で侯爵家次男から突然そんな宣言をされた14歳のマリリーズは、一歳下の妹ミュリエルの謀にはまったことを知る。
マリリーズが4歳のとき侯爵の父が死亡し、国の
決まりで長女が15歳で成人するまで叔父が暫定爵位についていた。
しかし再婚した叔父と母は、ミュリエルが長女であると偽って国に届けてしまった。
以後マリリーズは三人から虐げられて生きている。
このままではミュリエルが15歳で爵位を継ぎ、マリリーズは放逐されることが予想される。
10歳のとき加護を賜る儀式で、ミュリエルは強力な火魔法を、マリリーズは聞いたことのない『ブンカン』という加護を得る。いろいろ事務仕事に役立つが、極め付きは読める場所にある文書を書き換えられることだ。
文官に役立つ能力を得たということで、それからマリリーズは男装をして叔父とともに王宮に通い、執務を手伝うことを命じられた。
ほとんど使用人と変わらない扱いの日々が続く。
そんな中でマリリーズは領地の窮状を知る。当てにならない叔父には秘密に、家宰の協力を得て、マリリーズは加護の能力をさまざまに利用して領地の立て直しを目指すことにした。
「この現状を捨て置くわけにはいかない、ここで目を逸らしたら絶対後々に悔いが残る!」と。
領地救済と成人後の自立を目指して、マリリーズは行動する。
「カクヨム」にも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 20:00:00
103330文字
会話率:42%
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫
婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:00:00
150410文字
会話率:43%
※第二部が大分内容が異なるため、一度削除して再投稿しております※
起こるはずだった事件をすべて、なかったことにする。
それが死に戻りしたアイシャの目的であり、自分の死を回避する唯一の方法だった。
「エルドラド帝国皇太子ヴィンセント=シグ
ルズ・ガルシアは、アイシャ=キャベンディッシュと本日をもって婚約破棄をここに表明いたします」
一度目の人生でアイシャは帝国皇太子からの悪役令嬢と罵られ、婚約破棄。そして貴族から平民へ。
数年後には魔物大量発生なる原因を作ったとされ《裏切りの大魔女》として処刑台に送られて死を迎える。《審赦の預言書》に抗おうとするも、味方は誰もおらず処刑されて死んだ。
しかし死んだはずのアイシャは、運命の分かれ道となる十二歳にまで戻っていた。処刑の未来をなんとしても阻止しようと考え、行動しようとするが──。
「まずは魔物討伐遠征で騎士団と魔人族の両方を救う。
皇帝陛下と教皇聖下の暗殺または毒殺を防ぐ。
悪役令嬢と呼ばれる前に、ヴィンセント皇太子との婚約破棄! それから……。数年後に魔物が大量発生するので内乱を何とかする。魔女呼ばわりも回避! 魔物に対抗する戦力と治療……」
予想以上にやることが多かった!
最悪の未来を防ぐため行動を起こした結果、魔人族の長レオンハルトに気にられ、師として尊敬していた教皇にも求婚を迫られ、挙句の果てアイシャを処刑台に送った張本人のルークと意外な出会いを果たし、熱烈なアプローチを受けることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 12:10:00
130589文字
会話率:40%
「君には北の国境にある最前線に行ってもらう。君は後方支援が希望だったから、ちょうど良いと思ってな。婚約も生活聖女としての称号も暫定的に残すとしよう。私に少しでも感謝して、婚約者として最後の役目をしっかり果たしてくれ」と婚約者のオーギュスト様
から捨て駒扱いされて北の領地に。そこで出会った王弟殿下のダニエルに取り入り、聖女ベルナデットの有能さを発揮して「聖女ベルナデット殺害計画」を語る。聖女だった頃の自分を捨てて本来の姿に戻ったブランシュだったが、ある失態をおかし、北の領地に留まることはできずにいた。それを王弟殿下ダニエルが引き止めるが──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 08:11:54
14548文字
会話率:43%
「アリシア・ナイトロード、よくも未来の婚約者となるリリス嬢に酷い仕打ちをしてくれたな。公爵令嬢の立場を悪用しての所業、この場でウィルフリードに変わって婚約破棄を言い渡す!」
「きゃー。スチュワート様ステキ☆」
本人でもない馬鹿王子に言いがか
りを付けられ、その後に起きたリリス嬢毒殺未遂及び場を荒らしたと全ての責任を押し付けられて、アリシアは殺されてしまう。
全ての元凶はリリスだと語られたアリシアは深い絶望と憤怒に染まり、死の間際で吸血鬼女王として覚醒と同時に、自分の前世の記憶を取り戻す。
架橋鈴音(かけはしすずね)だったアリシアは、この世界が、乙女ゲーム《葬礼の乙女と黄昏の夢》で、自分が悪役令嬢かつラスボスのアリシア・ナイトロードに転生していたこと、もろもろ準備していたことを思い出し、復讐を誓った。
吸血鬼女王として覚醒した知識と力で、ゲームで死亡フラグのあるサブキャラ(非攻略キャラ)、中ボス、ラスボスを仲間にして国盗りを開始!
絵画バカの魔王と、モフモフ好きの死神、食いしん坊の冥府の使者、そしてうじうじ系泣き虫な邪神とそうそうたるメンバーなのだが、ゲームとなんだかキャラが違うし、一癖も二癖もある!? リリス、第二王子エルバートを含むざまあされる側の視点あり、大掛かりな復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:10:00
119111文字
会話率:43%
悪名高い伯爵の娘・アイラは、王子の推薦で近衛騎士エリックと婚約が決まる。
だが、それは父の罪を暴くための策略に過ぎなかった。彼は王子の命で自分に近づいたのだ。
それに気づいたアイラは、最初こそエリックを警戒するも、彼と過ごすうちに惹かれ、や
がて彼のために証拠を掴もうと決意するまでに恋心を育ててしまう。
やがて、父の執務室に忍び込み、ついに決定的な証拠を手に入れたアイラは、すべてを終わらせるため姿を消すのであった。
「……恋ってすごいのね」
※ 予告なく『コメディ』が入ります m(_ _)m
※『ざまあ』は、ほぼありません m(_ _)m
※ 毎日20時更新/22話完結(+1話おまけ)予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 20:00:00
89011文字
会話率:24%
レックスには美しい自分に似合わない婚約者がいる。自分のプライドを傷つけ続ける婚約者に苛立つレックスの前に、ある日理想の姿をした美しい令嬢ミレイが現れる。彼女はレックスに甘くささやく「私のために最高のドレスを作って欲しい」と。
*アルファポリ
ス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:00:00
16943文字
会話率:35%
冒険者として仲間と共に旅をしていたユーキは、仲間の1人であり10年来の親友でもあるアレクから突然別れを告げられる。ユーキは突然のことに反発するが、別れの原因はアレクがユーキのことを「嫌い」だからと言う。当然、納得するわけがない……、と思い
きや、ユーキはすんなりと受け入れる。予想とは違う反応に戸惑うアレクだったが、達観したユーキのおかげで揉めることもなく2人の別れは決定してしまう。最後の別れを告げ、去るアレクの瞳には大粒の涙が浮かんでいた。
アレクはなぜ、別れを告げたのか?ユーキはなぜ、すんなりと受け入れたのか?2人はなぜ、旅に出たのか?そして、2人の今後は?
10年前、アレクとユーキの出会った日から物語は始まる———。
※注意
本作はテーマの1つとして追放ものに近い構成をとっておりますが、復讐・ざまあ要素はありません。また、チート無双・ハーレム要素も(たぶん)ありませんので、ご理解の上でご一読ください。
※構成
本作は全13章構成を予定しております。(内容は予告なく変更する可能性があります)
各章の大まかな内容は以下の通りです。
1章 ~ 3章 …… ユーキとアレクの出会いから旅立ちまで
4章 ~ 7章 …… 旅立ち、仲間たちとの出会いからユーキとアレクの別れ(オープニングの内容)まで
8章 ~13章 …… ユーキとアレクの視点を交互に描き、エピローグまで
※更新
3章終了までは毎日投稿させて頂きます。
4章以降は、週1回の投稿を予定しておりますが、予定通りにいかない場合や、不測の事態が発生した際には、あとがきなどで報告させて頂きます。
※作者から一言
ブックマークや評価をして頂く必要はありません。(もちろん頂ければ望外の喜びではありますが)
あなたに読んで頂けるだけで、私は至上の喜びです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 16:19:25
943713文字
会話率:41%
『誰か助けて』
溺れる私をジルという少年が救ってくれた。
彼に初恋をし、再会することを夢見ていた。
婚約者もいないままそれから6年──。
お父様が倒れた事件をきっかけに、ある事件に巻き込まれて私は家族を奪われて……。
命の恩人に恋をする
少女がある事件に巻き込まれながら、家族の絆と恋を深める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 21:57:20
8719文字
会話率:50%
家電メーカーの商品部に勤めていた「私」は、自信作の「自走式掃除機能付きゴミ箱」を会議室に持ち込もうとした瞬間――異世界転生して、婚約破棄された伯爵令嬢ミレイア・ブランフォードになってしまった。
悪女ジュリアと元婚約者レオンに裏切られた悲劇
のヒロイン……のはずが、私にはこの「自走式掃除機能付きゴミ箱」――長いから「自走式ゴミ箱」でいいや、がある!!!
優れた吸引力と収納力で嘘も裏切りも一掃し、悪女と元婚約者を叩き出してやる!
「私とミレイアとゴミ箱に仇なすゴミは、全部片付ける!」
家電愛に満ちた伯爵令嬢が巻き起こす、前代未聞の“ゴミ掃除”が今、幕を開ける――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 23:57:39
136350文字
会話率:33%
悪政を布く神聖ヴェルサリヤ帝国に反旗を翻し、反乱軍の指導者となった赤毛の女剣士ミーシャ。救国の聖女と呼ばれた彼女は、帝国に滅ぼされた亡国の王子セレスタンと恋仲になる。しかし反乱軍に荷担したヴェルサリヤ帝国の女聖騎士アリシアは、反乱によって滅
んだ帝国の国民感情を理由に、新王国の王妃に相応しいのは田舎者のミーシャではなく名門貴族の自分だと主張。正義と民意を盾に新王セレスタンと結婚し、敵情視察任務の名目でミーシャを国外に追放する。追放先はセリオン教国。不正な侵入をした者は二度と生きては戻れないと言われている国だった。
※自分を陥れた悪女に自分の手で復讐するヒロインが好きな人向け。ミーシャは戦場でアリシアと対決し、その場でアリシアを殺します。ザマァ要素は少な目。アリシアへの罵倒はそれなりに。※更新頻度は低めです。気長にお付き合いください。※R15は保険です。※複数アカウントの所持は規約違反なのでこちらに統合しました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:11:06
19696文字
会話率:36%
エルフの姫・リディアは、無実の罪を着せられ、巨木の中に閉じ込められてしまった。
妹と婚約者がいつか助けに来てくれると信じて前向きに過ごすが、一向に誰も来ない。
「わたし、本当に出られるのかしら?」
不安になっていたある日、巨木の近くに少
年が倒れているのを見つける。
「た、大変!」
リディアは必死に彼を救い、それをきっかけに少年は彼女の元に通ってくるようになる。
2人は楽しい時間を過ごすものの、半年ほどして、少年は遠くの家に帰ることになった。
「強くなって、必ずリディアを助けに来るよ」
そう言いながら去って行く少年を見送りながら、
「気持ちは嬉しいけど、……きっとわたしのことなんて忘れてしまうわね」
と思うリディア。
――しかし、10年後。
轟音と共に巨木が揺れ、大きな穴が開いた。
そこに立っていたのは、黒髪の麗しい青年――立派になったあの少年だった。
「助けに来ました、行きましょう」
10年間ひたすら彼女を想って強くなり続けてきた彼は、すっかりヤンデレ化していた。
その後、2人は巨木から逃げ出すと、隣国へ向かった。
リディアの夢だった薬屋を開くことになる。
のんびり自由な生活を満喫するリディアだが、一方のエルフ国では彼女の不在により異変が起きており……。
――この話は、のんびりして世間知らずなリディアと、リディア以外どうでもいいヤンデレ王子が、イマイチかみ合わないながらも平和な日々を過ごしたり、陰謀に立ち向かったりする話である。
※最初だけちょっぴりシリアスで、じきにタイトル通りな感じになります
※全39話、約9万文字、完結まで一気に投稿します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:40:31
89518文字
会話率:32%
法陣結晶――通称“宝石”は魔術に使用する魔法陣などの法陣を溶け合わせ、結晶化させたもの。
没落寸前の男爵家の令嬢クラーラは、伯爵家に奉公に来ていた。しかし、伯爵家の令嬢ジルケディアに虐げられ辛い日々を過ごす。
ある日、ジルケディアが宝石の
生成を成功させ、見せびらかした後、クラーラに宝石を生成するよう命令。逃げられないと悟ったクラーラは宝石を生成させる。
出来上がったものはジルケディアよりも美しい宝石で…。
最後はハッピーエンド、ざまあ展開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 19:52:37
66663文字
会話率:21%
邪神が世界中に混沌をもたらしている世界。
リヒトは魔力の総量が極端に少ないうえにスキル・魔法が一切使えないことから学園で落ちこぼれ扱いされていた。
しかし、幼馴染と家族が殺されたことがきっかけとなり、リヒトは二十年もの想像を絶する努
力によって人類最強となる。
その過程で混沌の元凶が邪神であることを知ったリヒトはついに神殺しを成し遂げた。
こうして世界を救ったかと思われたが、リヒトが殺したのは邪神ではなく邪神の配下の神でしかなかったことが判明する。
邪神は圧倒的な実力差でリヒトの仲間たちを一掃。
リヒトのことも殺しにかかるが、リヒトはとっさに【守護神】を発動して落ちこぼれだった学園時代に回帰することに成功した。
「今度こそ幸せな未来をつかみ取る」
リヒトは自身を不当に虐げようとしてくる人たちを一週目で得た知識と技術で返り討ちにし、圧倒的な速度で成長していく。
やがてリヒトの実力を認める人たちが現れ、リヒトは再び英雄への道を歩み始める。
家族や幼馴染の死。
人族と魔族の無意味な戦争。
邪神のせいで世界中にばらまかれ続ける厄災。
一週目では力不足で失ってしまったものを守りながら、今度こそすべての元凶である邪神を討ち倒す──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 18:46:39
169446文字
会話率:32%
幼い頃からとびきり美しかった貧しい平民出身の私は王に見初められ第一王妃となる。
しかし、その美貌も年とともに衰えていき、ついにはお払い箱にされてしまう。
その時、私の後釜に選ばれたのは?
その人選に納得いかなかった私は怒りに震えながら
眠るのだが、朝になると?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 18:05:55
1785文字
会話率:8%
「テラロッサ、それは誤解だよ」
「誤解? そんな訳ないでしょう」
テラロッサは旦那であるアルバスが不倫している事を知っていた。だから問い詰める。彼が当然の『末路』を辿る為に。
最終更新:2025-03-04 20:04:02
3165文字
会話率:43%
アジル・クリスフィという令嬢は……婚約者であるアルセド王子に『根暗であること』を理由に、パーティー中に婚約破棄をされてしまう。一気に絶望の底へと突き落とされたアジルは思うずその場で卒倒しかけるのだが、一人の貴族少年……シュノが助けてくれるの
だった。
だがしかし、彼女を助けたシュノの態度が気に食わないアルセド王子は、兵士に命令して……アジルとシュノを拘束するのだが──。
これは、一瞬にして人生のどん底に突き落とされた一介の少女が幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 18:03:04
11516文字
会話率:27%
――セドリック・ハウフォードは、2つの悩みを抱えていた。
1つは目の前の魔法道具をどう解読するか。
2つ目の問題は、結婚相手をどうするか――
そんな彼の前に謎めいた令嬢が現れ、誰もが手こずる古代の魔術式を容易く解いてみせた。感謝の気持
ちで追いかけると、そこには恋人に札束を投げつけられる令嬢の姿があった。
「拾えよ、手切れ金だ」
「お前みたいな平民と、俺が婚約するわけないだろ?」
侮辱する冷酷な言葉に、令嬢は毅然として立ち向かう。その健気な姿に心を打たれたセドリックは、突然ながらも決意を固め、
「驚かれるかもしれませんが……俺と婚約していただけませんか?」
と申し込むのだった。
※1日2回(12時頃・19時頃)自動更新 ※最終話まで予約投稿済、ちゃんと完結します! ※溺愛、伏線、ざまぁあります!スカッとしたい方はぜひ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 07:10:00
91270文字
会話率:46%
「呪いにかかった司祭など役に立たん。出て行け!」
第六魔王討伐時に呪いを受けた光の司祭セロは、勇者バーバルからパーティーに相応しくないとして追放された。
いずれは賢者と目されていたセロだったが、呪いの持つ反転の効果で、光から闇へ、また賢
者から愚者へと変じつつあった。そんな折に、セロの婚約者である聖女クリーンは、かつて大陸に災厄をもたらした魔王こそ愚者ロキだったとして、セロを魔王認定してしまう。
結果、追放の上に婚約破棄の挙句、姥捨て山といわれる魔族の領地に強制転送されたセロは、そこで第六魔王の娘ルーシーと出会う。親の仇にもかかわらず、ルーシーから、抗い続けて戦うことを教えられたセロは――とりあえず、壊れた魔王城のリフォームと、トマト畑の世話をすることを誓ったのだった。
もちろん、セロは知らなかった。そんなまったりした生活が、いずれは勇者や他の魔王を打ち倒して、世界に覇を唱えることになるなど……
※トマト畑を育てるようなスローライフが始まるのはしばらくしてからです。それまでは、追放、婚約破棄から最初の敵撃破、そして勇者サイドといったふうにシリアスかつ「燃え」な展開が続きます。
※ステータスオープンや数値化はありませんが、便宜上、ステータス、スキル、アビリティといった術語は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 11:00:00
1428454文字
会話率:40%