全国民にDNA情報の登録が義務づけられて五年。ニュースでは犯罪検挙率が上がったとか言うけれど、ぜんぶ自分とは関わり合いのないことだと思っていた。
取り返しのつかないこと、というのが世の中にはある。これは、そんなこともわかっていなかった、
救いようもなく馬鹿だった七月のわたしの話。
/「あなたのSFコンテスト」(http://yoursf.tiyogami.com/)参加作。/後日、自サイトにも転載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 00:37:27
20874文字
会話率:19%
『完璧』を自負する『生徒会長』黒砂幸(くろすなゆき)は、生徒会長としての仕事のため、新田孝一郎(にったこういちろう)との関わりをはじめる。
自分とは違う考え方、人との接し方で、黒砂幸の心の中に入り込んでいく新田孝一郎。
黒砂幸の新田孝一郎
への興味は、やがて恋心に変わっていく。
そして黒砂幸は『生徒会長』であることと『黒砂幸』自身であることの間で悩みだす。
彼女の悩みと、恋の行方は。
この作品は拙作『発生するネームイーター』の番外編です。
『発生するネームイーター』をご覧いただかなくても問題なくお読みいただけます。
もしよろしければぜひ両方お楽しみください。
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おもな登場人物は3人です。というかほとんどこの3人しかでません。
■黒砂幸(くろすな ゆき)
『完璧』と言われ、抜群の容姿と学年トップの成績を誇る『生徒会長』。
大人びた言動で生徒会を引っ張っている。十六歳。
■新田孝一郎(にった こういちろう)
校内の人間関係ならお手の物の『ニュースステーション新田』。
交友関係がとても広く、人から好かれる性格。十六歳。
■古林典子(こばやし のりこ)
小学生に間違われそうなほどに見た目は幼い『生徒会書記』。
文芸部員でもある。どうやら恋バナは結構好きらしい。
口癖は「えっと」で、本作では語られないが、あだ名は『小動物』
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おもでないし名前以上に登場しない人物
・大輪田亮(おおわだ りょう) と 国分千華(こくぶん ちか)
「発生するネームイーター」に登場する。どちらも十六歳。
彼と彼女の活躍は拙作「発生するネームイーター」にてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-21 23:19:45
35414文字
会話率:38%
「これで最期」
そう決めたヤコの前に現れた少女ヒカル。
自分とはまるで正反対なヒカルに途惑いを覚えながらも二人はすぐに友達になった。
そして、ヤコはヒカルの普通じゃない素顔を次第に知ることになる。
キーワード:
最終更新:2014-07-19 03:01:04
10233文字
会話率:53%
人間って楽しいですか。
人間をやめたいと思った主人公が、まったく知らない場所で自分とは何かを考える話。
この世界とは違う、あの世ともこの世とも言えない世界で、毎日を楽しく暮らすもの達。
楽しいって何?
私は何がしたいの?
―――私
は、何?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-11 11:08:40
538文字
会話率:15%
自分とは何かを知ること
好きなものは好きだと
というコンセプト
最終更新:2014-06-30 21:02:00
212文字
会話率:0%
涼ヶ原 蒼舞は普通の高校生。友人の不二 蛍兎と幼馴染の朱里 姫夜と一緒に、普通の生活を送っていた。
しかしある時を境に、奇妙な夢を見続けることになる。
そこはすべてが反転した世界。自分とは真逆のジブンと出会い、生き残りをかけたデスゲ
ームが始まる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-25 07:35:54
20098文字
会話率:60%
自分のことを迷った『俺』は、人に言われて『私』を作った。自分とは一体何なのか?それを求めた彼はどうなる?
最終更新:2014-06-20 10:30:03
361文字
会話率:0%
自分とはかけ離れた世界の言葉、「青春」と「恋愛」。
浩次は人生で一度も彼女が出来たことが無い。この世に生まれて26年、彼に大きな転機が訪れるが…。
最終更新:2014-05-07 20:21:41
2312文字
会話率:25%
現代の日本。恵は高校卒業後、家計を助けるために日々アルバイトに勤しんでいる。平凡で変化は少ないが、充実した毎日だった。
ある日、勤め先である雑貨屋に章吾が訪れる。このとき章吾は女性を連れている。
はしゃぐ彼女の半歩後ろで、つまらなそう
にしている章吾に目を奪われる恵。思い切って話しかける。
「そのうちどうでもよくなって捨てる物に、どうしてそんなに執着するのかわからない」と章吾。
どんなものであれ、物にはそれぞれ大切な思いがつまっており、とても捨てるなんて考えられない恵に対し、物につまった思いなんていざというとき自分の足を引っ張るだけで、捨てずにとっておくなんてもってのほかだ、と章吾は言う。
反射的に反論するが、自分とは真逆の思想を持つ章吾にはまったく相手にされず、軽い絶望感すら抱く。
数日後。もうひとつのアルバイト先であるファミレスに、友人らしき男数人に混ざって章吾が店に訪れる。
恵はすぐに気づくが、どうせ向こうは覚えていないだろうと高をくくっていつも通り接客する。しかし章吾も覚えていた。
休憩時間、言われた通り店の前に出ると章吾が待っている。開口一番謝罪する章吾。
どういうことかと恵は焦るが、話していくうちに章吾の誠実で男らしい面を垣間見る。加えて、以前一緒だった女性は姉だと知る。
雑貨屋で初めて会ったときから、章吾は恵のことが気になっていたという。しかし、その「気になっていた」の意味が恋愛感情なのか、単なる興味なのか、恵はわからない。よかったら、と求めてきた章吾におずおずと連絡先を教える。
翌日以降、章吾とメールや電話のやり取りをしていくうちに、自分が章吾のことを意識し始めていることに気付く恵。ただ、それが恋愛感情だとは認めたくなかった。
仮につきあうということになっても、きっと解り合えないだろう、と恵は思っていたからだ。
そんななか、章吾から正式に告白をされる。いつかは言われるだろうと覚悟はしていたものの、数日間思い悩む。
悩みに悩み抜き、出した答えは「あなたとはつきあえない」。
以降、章吾からの連絡はぱったりと途絶える。恋愛対象として惜しいとは思わなかったが、友人としてつきあえたらと思う気持ちは拭い去れなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-23 03:14:40
114671文字
会話率:48%
都会の喧騒から外れた郊外の住宅街で、吉崎香苗は高校時代の同級生である赤城美鈴と二人でルームシェアをして暮らしている。
四月も下旬にさしかかった頃、香苗は勤め先の居酒屋で作家志望の男性客、藤川と出会う。
店の人間はあまり好感を持っていな
いらしいが、そうやって外見だけで人を判断することができない香苗は、自ら関わっていくうちに自分とは違い、夢に向かって努力する藤川にいつの間にか興味を抱くようになる。
ある日、これ以上関係を深めるのはよせという戒めを美鈴から受けるが、藤川には煮え切らない態度を香苗は取り続けてしまう。
最初こそ突っぱねていた香苗も、いつになく真剣な美鈴の姿に強く心打たれる。
当初は香苗が寄っていってもひどく嫌って除け者扱いする藤川だったが、次第に香苗を受け入れてくれるようになる。そのこともあり、過剰ともとれる美鈴の懸念を他所に、香苗は更に藤川と親睦を深めていく。
就職や夢、理想などに向けて変わり続ける周囲の人間に囲まれているうちに、現状に対する不安と、自分が現実から逃げていることへの嫌悪感を覚えていくが、香苗はどうにか自分なりに答えを見つけ出す。
ある晩、立ち寄ったコンビニで香苗は藤川と偶然遭遇する。そこでいきなり原稿を読んでほしいと頼まれ、香苗は戸惑いつつも目を通す。
藤川に言われた通り率直な感想を述べると、そこから思いがけない口論に発展してしまう。
その仲介に入ったのは、友人たちと出かけていたはずの美鈴だった。食い下がろうとする藤川を、美鈴は一言で一蹴する。
その日以来、藤川とは縁を切った香苗は、惜しまれつつも勤めていた居酒屋を辞める。
自分自身区切りをつけるためにちゃんとした就職先を探すことを意気込む香苗の元に、敬遠していた実家の母親から一度顔を見せるようにと連絡が入る。
もう何事からも逃げないことを決めた香苗は、一度実家に帰ることにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 02:21:00
103511文字
会話率:53%
ぼくにはなにもない。
一体自分とは何なのか。
キミもいっしょにおいでよ。
そんなお話。
キーワード:
最終更新:2014-04-20 02:15:28
219文字
会話率:0%
自分とは何か、本当に『ある』のか。 そんな単純な疑問を感じたときに衝動的に描いた詩です。
感想があれば遠慮なくお寄せください。
最終更新:2014-03-19 16:43:47
688文字
会話率:0%
とある朝、ハルという謎の男の夢を見た創太。夢の中で創太はハルに、「あなたは私と同じ」と言われた。その日を境に、創太の学校生活は一変。一体ハルとは何者なのか……。自分とは何か……。そしてすべてを知った創太は……。
最終更新:2014-03-15 23:53:36
19711文字
会話率:51%
とある真夏の夜、家出をした侑莉は勢いに任せて見ず知らずの男、凌の家に転がり込んだ。気が済めばすぐに出ていくつもりだった。子どもっぽい自分とは正反対の大人な凌に惹かれていると自覚するまでは――。オロオロ女の子とツンツン男のお話です。※自サイト
に掲載しているものを修正したもの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-14 20:46:57
116698文字
会話率:42%
ただこのまま、この狭い無彩色の世界で、静かに朽ちて逝くだけだと思っていた……。
そんな漠然とした予想に反して、数年前恭子の目の前に広がった世界は、少しずつ確実に新しい自分を作り上げていったが、時折追いかけて来る過去が彼女の心身を覆い隠し
、心の中に薄闇を広げていた。そんな変わり映えしない日常の中、自己中心極まりない雇い主から受けたとある指令で、恭子は自分とは相対する立場の人間と真正面から向き合う事になる。
【夢見る頃を過ぎても】続編。背負った重荷の為、互いに自分の感情を容易に表に出せない男女の、迷走する恋愛模様を書いていきます。アルファポリス、エブリスタにも掲載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-12 09:11:27
455974文字
会話率:62%
自分とは何か。他人とは何か。大切な人とは何か。主人公のジュノが旅を通じて見つけていく物語。
最終更新:2014-02-02 20:31:56
383文字
会話率:0%
どこにでもいる高校生、黛はある日友人から『自分らしさ』を壊されてしまう。アイデンティティを失った彼は、さまざまな人々との出会いや出来事のなかで『自分』とはどういう存在なのかを手探りで考え始めた。
最終更新:2014-02-01 22:50:02
13534文字
会話率:53%
――あの人と私は身分が違う。
自分とは何もかも違う人を好きになってしまった秋子は幼い恋を見ないふりして大人になった。
それは、忘れたはずの身分違いの恋。
最終更新:2014-01-01 00:00:00
4197文字
会話率:29%
俺の高校生活は、缶けりをするためか?違う俺は普通の生活を送りたかった。そうだあの時の罠にかからなければ、こんな悲惨な青春にならなかったんだ・・・
普通に生きたい少年、田崎進はひょんなことから缶けり部という謎の部に入部させられてしまう。
そこで缶けりという名の戦争に巻き込まれていく。その中で本当の自分とは何者なのかを見つける。
田崎進が缶けり戦争で得たものとは・・・
晒し中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 20:14:57
1000文字
会話率:42%
何年もひきこもりを続け、現実世界と隔絶された生活を送る女・ナツカには秘密があった。 それは、人気ライトノベル作家「高峰ナツカ」にSNS上で成りすまし、長い間彼女を演じ続けている事。 フレンド登録された1000人のファンはナツカを本物の作家・
高峰ナツカと信じており、ナツカが日記を更新するたびに熱烈なコメントを寄せる。 そして、ナツカも現実では味わえない「大勢の人々の称賛を浴びる」という快感に酔いしれていた。 しかし、ある時そのファンの筆頭であるクララが「先生に会いたい」と言ってきた事から状況は一変する。 クララが告げた彼女の本名。 それは、誰もが知る有名雑誌モデル「本庄くらら」の名だった。 クララのFacebookのページにはひきこもり生活を送るナツカとは真逆の、充実した華やかな生活を送る彼女の姿があった。 さらにはそこで、ナツカは本庄くららが自ら本を執筆していた事を知る。 自分とは違い、「小説を書く」という事を知っていたクララ。 彼女はナツカが本物の高峰ナツカでないことを知っていたのか。 知っていて今までファンを演じ、ナツカを弄んでいたのか。 惨めさと激しい羞恥心、そして嫉妬心に苛まれたナツカはその夜、夢を見る。 そして、その夢に出て来たクララは―――――。
(mixiの日記に公開した作品に手直しを加え、転載します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-05 20:39:01
11659文字
会話率:31%
成績優秀、運動神経抜群。
天才少年と呼ばれる主人公が出会ったのは、自分とは正反対に何にもできないポンコツな先輩だった。
最終更新:2013-12-05 20:29:22
58489文字
会話率:49%