限りなく人間に近いが、決して人間ではない一つの物体。人間達は、愛情を、あるいは侮蔑を込め、その物体をこう呼ぶ。ワマン、と。
最終更新:2009-06-21 23:38:27
5333文字
会話率:42%
マキノは僕の前から去った。彼女の存在が僕に何を意味したのか今は解らない。単なる一過性の熱かも知れない。変電所の脇のベンチに腰掛けながら、生きている限りこれからも繰り返されていくであろう得る事、失う事について僕は思う。『ある朝』シリーズ3作目
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-03 15:31:31
1610文字
会話率:0%
天候を操る宝珠と未来を予言することのできる姫神によって支配される国、北斗。宝珠と姫神が存在する限り、永遠の安息を約束されていたが、永遠のものなど存在しない。長年天候を支配してきた宝珠がついに壊れるときがやってきた。新たな宝珠を探すため、宝珠
に触れることがかなう『七曜』の末裔の7人が、7つの国をめぐる冒険記(酷く遠まわり)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-21 18:12:15
11381文字
会話率:36%
俺がいつものように死神の仕事中をしているとき出会ったのは、変わり者の亡者。俺はその亡者に惹かれていったけれど、決して決して恋人になれはしない。お互いが死神と生き物である限り・・・・――「泣きボクロのある死神さんと私」とのリンク作。
最終更新:2009-04-18 11:25:36
2498文字
会話率:27%
私が死の世界で出会ったのは、泣きボクロのある死神さん。その死神さんは私の最初で最期の好きな人。けれど、私と死神さんは、決して決して交わることはない。お互いが生と死の存在である限り・・・・――「変わり者の亡者と俺」とのリンク作。
最終更新:2009-04-18 11:13:08
3243文字
会話率:18%
“夜の闇をよぎる怪鳥の影のように・・・”。読む人々の心の中に、束の間の幻影を投げかける。そんな作品を作り上げる事が叶うならば、これ程喜ばしい事はないと思います。死んだ父の遺品であるダッフルコートを巡る怪異「父の思い出」、綱渡りの名人を仰ぎ見
る人々の話「ある日の出来事」、浮浪者が巻き込まれたゲームにまつわる顛末「椅子取りゲーム」を含む二十と一話の短編に、蛇足ながら「まえがき」と「あとがき」を添えて皆様にお届けいたします。私が気分の儘に書き上げた作品ばかりですが、時間の許す限りお付き合い下されば光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-12 22:28:41
73805文字
会話率:37%
クレーン・ゲームに騙され、失敗したような恋。はじめから求めていなければ、まだそれはそばにあったかもしれないのに……。そんな思いを詩にしてみました。
最終更新:2009-03-26 21:39:26
642文字
会話率:0%
興味のあったお経を勝手に訳して小説化してみました。元の内容はできる限り盛り込む努力をしましたので、興味のある方はどうぞ!
最終更新:2009-03-01 22:17:04
48121文字
会話率:29%
ある日僕が一晩限りとたいした思い入れもないままに抱いた女。しかし彼女は居座り続けた。僕も彼女も名前も聞かず、ほとんど会話のないまま過ぎる日々。生活費に困り、初めて交わした短い会話から、少しだけ動き始めた時間…そして始まる僕たちの繊細な儀式。
僕はただ何も言わずに彼女の願いを叶えることだけが、僕たちの繋がる理由…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-28 11:35:31
2786文字
会話率:10%
痛みとは常にそこにあるものだ。人の身体を傷つけ蝕み、時に形を変えて人の心を切り裂く。痛みが無い時間など人にはない。人が人である限り。
最終更新:2009-01-17 14:51:38
3626文字
会話率:43%
法が紙切れになったいつかの時代のどこかの国。崩壊した警察権力にかわって、犯罪者取り締まりを生業とする人々がいた。彼らは出来うる限りの武装をし、自らの身体に武器を埋め込む者さえ存在した。そんな世界に漂うひとりの少年と人々の物語。
最終更新:2009-01-08 17:46:09
8854文字
会話率:19%
白い統一された異様な部屋で目を覚ましたコウジ。体はまったく動かなかった。周囲をみると、同じような境遇の仲間がいた。なぜ、どうして。そんな思いが支配する中、大男が部屋に入ってくると、殺戮の限りを繰り返した。体は動かないが、脳だけがやけに冴えて
いる。仲間が殺されるていくことだけが焼き付いていく。次は自分が殺されるーーコウジたちは、白い部屋から脱出できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-13 17:39:20
12128文字
会話率:30%
最愛の妻、志穂を失った孝介。行き場所を無くし、場末の人波に呑まれて行く。息子の圭介が結婚し、琴音を授かる。孝介は琴音に亡くなった志穂を垣間見る。俺は限り有る時間の中、唄い続ける。イカれたラブソングを!
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最終更新:2008-11-16 20:17:31
672文字
会話率:0%
“その場限りの友だち付き合い”というものを毛嫌いする主人公。相手をとことん赤の他人扱いして過ごした中学三年間は、人並ならぬ猛勉強に明け暮れる毎日を過ごしていた。そのかいあって、テストは満点を取って当たり前のように合格。奨学金生まで手に入れた
高校へ、今日、めでたく進学する。そこで彼を待っていた、彼にとっては少し珍しい“他人”の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-27 21:30:30
72773文字
会話率:53%
私の覚えている限りの事を適当に書いただけ(笑)
最終更新:2008-10-17 02:14:30
4523文字
会話率:25%
絶望の先にさした光が見せたものは?全てを失った瞬間にこそ見えるものがある。それを糧に人は生きていけるのだろうか?見渡す限りの砂漠で、男は一つの答えを見つける。
最終更新:2008-09-07 10:10:03
1520文字
会話率:42%
例えば伝説の勇者。何に対しても万能で何に対しても無能で何に対しても完璧な彼女は勇者である。反り立つ障害は拳一つでぶち壊し、敵と認識した物は限り無くなく破壊して、目の前にいる全ての人間を救う。それが伝説の勇者である。次に最悪の魔王。何に対して
も貧弱で何に対しても有能で何に対しても欠けている彼は最悪の魔王である。反り立つ障害からは立ち去り、敵と認識した物からは逃げ、目の前にいる全ての人間を見捨てる。それが最悪の魔王である。ただ、何の因果か勇者と魔王は幼馴染みだった。ただ――それだけの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-29 23:33:18
8668文字
会話率:36%
私なりの考えです。共感をもってくれたら有り難い限りです。
キーワード:
最終更新:2008-08-08 02:10:01
551文字
会話率:0%
いつだか判らない時代、どこだか判らない世界本当にありそうで、実際には無さそうな話限りなく現実に近い、夢の中での物語
最終更新:2008-07-29 16:07:11
57文字
会話率:0%
中学二年・六月。立村上総は二年続けてクラスの評議委員をつとめることになった。同級生の清坂美里も一緒だった。自分のできる限り精一杯、クラスに受け入れられるよう努力してきたつもりだった。まだ恋心すら知らない上総に、美里は水無月の夕暮れ時、とある
言葉を告げる、戸惑いの一週間が始まった……。青潟大学附属シリーズ。自サイトに同内容をアップし、「バブー」さんにDLできるよう預けてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-20 00:33:10
81308文字
会話率:42%
僕は思う。誰だって人生の主人公なんですよ。生きている限り毎日が舞台です。フィクションやファンタジーでは味わえない、一般人の普通のようで普通じゃないノンフィクション人間ドラマ。子供の頃の人間形成を経て大人になって恋愛を経験するハートフルストー
リー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-25 14:15:26
24632文字
会話率:2%