都で人の噂に登るその姫は、人並みの幸せを何故か願わず、その喜びはただ虫を愛でるばかり。一方、海を渡り日本に現れた巨大な妖・蛇神は、太宰府を津波で飲み込み、一路、都を目指し東へ……
怪奇と幻想、姫と妖の悲恋。平安王朝ファンタジー。
※本作は
作者「おどぅ~ん」自身が「カクヨム」から重複掲載しています。
カクヨム版→https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:00:00
25462文字
会話率:21%
大学時代の友人・坂之井に誘われ、山奥の別荘を訪れた「私」。
真夜中の怪談会の果てに、二人が遭遇する怪異とは————?
怪を語り怪に至る、怪奇と幻想のモダンホラー。
最終更新:2020-10-06 12:00:00
74686文字
会話率:31%
時は西暦二〇三〇年。現代から数えて百年後の未来。
空中浮遊都市国家ハチドリ市の中心から自動車で二時間も走った人里離れた岬の先端に、和洋折衷の館が建っていた。
まさしく西洋ゴチック様式と失われた江戸趣味の見事なる融合。
その実態は、厚い岩盤
の上に頑丈剛健なる構造をもって建設された、数万の銃弾にも耐えうる隠れ要塞なのか?
怪しき館に住む美しき女主人、その名は美園三音子。
共に暮らすは、銀縁眼鏡をかけた女中(メイド)の美少女、そして一言も喋らない美少年運転手。
フラリとやって来て数日・数ヶ月を過ごし、またフラリと去って行く美丈夫の私立探偵。
暗躍するは秘密結社〈蛇目髑髏党〉一味。
オートバイを操る謎の美少年。
深窓の令嬢。
跳梁跋扈する化け物たち。
身のたけ六メートル半! 機械仕掛けの鋼鉄巨人、現る!
そを操るは何者ぞ!
地を駆ける美男! 美男!
宙を舞う美女! 美女!
眼差し鋭く見つめる美少年! 美少年!
悲しげに微笑む美少女! 美少女!
そして、化け物! 化け物! また化け物!
血なまぐさい闘争の果て、勝利するは、正義か? 悪か?
空想科学怪奇冒険探偵小説作家、赤葉台旭(あかばだい・あさひ)が、一九三〇年現在の最新科学知識と、内なる想像力をいかんなく発揮して読者の皆さまにお送りする、科学と怪奇と幻想に彩られた痛快冒険活劇! 今ここに開幕せん!
本誌にて近日連載開始! 準備完了! 乞う! ご期待!
___情報___
series: 「天空探偵集」シリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 22:11:44
51348文字
会話率:22%
旅行者が行方不明を繰り返す湖がある――
それを調査するために派遣される警官
その警官に請われて協力関係を築いている探偵
探偵と、一人の侍女を従える旅行気分な財閥会長
湖に潜む怪奇と幻想を4人は探求し、やがてその世界へと到達する
けっこう旅行気分な流れで、温泉とか宿とかもあります
コズミックホラーみたいな感じです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 21:03:14
89205文字
会話率:44%
“夜の闇をよぎる怪鳥の影のように・・・”。読む人々の心の中に、束の間の幻影を投げかける。そんな作品を作り上げる事が叶うならば、これ程喜ばしい事はないと思います。死んだ父の遺品であるダッフルコートを巡る怪異「父の思い出」、綱渡りの名人を仰ぎ見
る人々の話「ある日の出来事」、浮浪者が巻き込まれたゲームにまつわる顛末「椅子取りゲーム」を含む二十と一話の短編に、蛇足ながら「まえがき」と「あとがき」を添えて皆様にお届けいたします。私が気分の儘に書き上げた作品ばかりですが、時間の許す限りお付き合い下されば光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-12 22:28:41
73805文字
会話率:37%