天の川銀河系にある数千億の恒星。そのうち5%に満たないオリオン渦状腕。7つの勢力が派遣を争っていた。圧倒的な武力をもつ銀河帝国が6割を支配していた。
地球歴8024年。亡国の少数部族オラシオンの姫アシリレラは、14人の部下とともに、海
洋惑星OJONⅢの降下を命ぜられた。任務は偵察と本隊の陽動支援、それと軍務を終えた老犬を飼主に還すこと。当初順調だった任務は、反乱軍からの銃火を浴びて暗転する。
「2人やられた。姫。情報が漏れたとしか思えないですなぁ」
刻限になっても降下してない本隊にアシリレラはシビレを切らし、衛星軌道上の戦術級戦艦に連絡するが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 17:58:08
57877文字
会話率:56%
ぼんやりとした記憶と、難解だったという印象しかなかった本作。再読して、こんなにもおもしろい作品だったのかと……。鏡花小説の前衛性に驚かされ、超絶技巧の冴えを堪能できる、もしかしたらSF小説の先駆けなのかもしれない、なんてことまで思えてしま
う怪作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 19:17:18
41191文字
会話率:36%
※番外編執筆&編集改稿のため、完結タグを外しました。物語としては完結済みです。
士族特権による士官学校学費免除が実家没落の危機によってオジャンになった。
そんなわけで、粛々と退学の準備を進めていた僕ことオルミヤジンに舞い込んできたのは、辺
境惑星への赴任を飲めば学費免除の特待生にしてくれるっていう美味しい話。
特待生になれば、実家にある士族の肩書きはなんとか守れるし、何よりも僕が退学せずに済む。
そんなわけで、僕は士官学校卒業をもって辺境の惑星、オッカイに赴任したわけだ。
オッカイにおける正規の帝国軍人は、僕と少佐の二人だけ。
惑星の住民は僅か五十人で、文明レベルは退行し絶望的な識字率……かくして僕の苦闘が始まるわけである。
赴任直後にトラブル発生、決闘で決着を付ける羽目になり、オッカイ最強の戦士って称されたり、
復興予算獲得のため辺境軍を設立したら、副司令に任命されて(肩書きだけは)成り上がったりと、そんなお話です。
でも僕は、格闘なら腕に憶えはあるけど、そんなに強くもないし、肩書きはともかく偉い人じゃないんだよね。だから最強だの成り上がりだのって言われるのは腑に落ちないんだよなぁ……
少佐は僕の事を『非凡なる凡人』とか称してくれるけど、僕は『平凡なる凡人』だよ?
第一部
辺境軍設立・聖地奪還編
辺境軍を設立し、放棄した開拓船である聖地を再び取り戻すまでの話。
第二部
辺境軍解体・対侵略者編
辺境軍解体命令が出た直後、正体不明の旧型輸送船がオッカイにやってきて……
第三部
新生辺境軍・無人空母捕獲編
オッカイのあるブライトサイド星系まで逃げてきた、かつての敵国の無人空母。
その捕獲命令を、なぜだか押しつけられ……
第四部
影の大公爵・完結編
辺境のグスクベボラに招待され、気乗りしないものの出向く事に。
グスクベボラで大公国に所属する艦艇に襲われ、その原因が僕の爺さんにあるとかで?
その結果、僕は帝国史を左右する事態に巻き込まれる。
第一回HJネット小説大賞の一次選考通過……でも二次落ち作品。
HJネット小説大賞2018の一次選考通過……やっぱり二次落ち作品。
軟派で硬派なSF小説です。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:00:00
38773文字
会話率:0%
「……俺が見る夢は基本的に誰かが死ぬんだよ。それも、大規模な事故を起こしてさ」主人公・泉野千景は夢の中で、明日誰かが死ぬ夢を何度も見てきた。その夢の終わりには必ず、彼の前に黄色のワンピースを着た女性が現れる。「ごめんなさい……お願い……お願
いします」そう告げる女性に同情し、事故を食い止める役目を担う千景だが、夢の話をすると美しい親友・一花悠李は寂しげな顔で、千景の行動をこれまで以上に、そして過保護なまでに気にしはじめる。次第に彼の視線に熱がこもっていると千景が感じ始める中、事故の夢は何度も繰り返される。「なあ……いつまでこんなことを続ければいいんだ」千景の問いに、彼女は曖昧な答えしか返さない。
事故を食い止めた先に何があるのか。
千景、悠李、少女、彼らの想いが交わる先に何があるのか。
現代の高校を舞台にした青春×恋愛×SF小説。
※pixivから加筆修正をして移動しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:55:09
33436文字
会話率:55%
かつてヒット作を生み出した有名ファンタジー小説家。今では才能も毛髪も枯渇して、全く筆が進みません。ある日、出版社の有望女性新人に強要され、精神的に追い込まれ、私小説のコンペに作品を出さなければならなくなりました。でも、書く事がありません。題
材を探しに街へ出て、とうとう怪しげなセミナーに参加してしまいます。
二話完結の前編です。楽しんでもらえたら嬉しいぴょん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 14:41:16
10254文字
会話率:33%
「それ」は「彼」になる。徐々に目覚め、能力を身に着け、「彼」は冒険の旅に出る。
最終更新:2023-12-26 15:12:15
34145文字
会話率:51%
この作品は、楽天ブログ「夢の世界へ行こう英会話 by 神風スズキ」に
過去にアップしたものです。
スリルとサスペンスに富んだ完ぺきなSF小説です。
地球を魔力で支配する神GODは月に棲み、人類の背中に寿命を自動的に刻印します。
30と刻
印されたら30歳が寿命です。これは生まれながら決まっていて消せません。
地球では5歳からアースアーミー「地球軍隊」に入隊し、大人になるまで
家族と会えません。この5歳の少年銀河がこの小説のヒーローです。
周囲の味方の惑星と連合軍を組織し、巨大な悪魔GODと戦争をしてぶっ倒します。
地球と人類を救ったヒーローが、どう生きてどう戦ったかをどうぞご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 07:00:00
17128文字
会話率:21%
創世者INVISIBLEにまつわる宇宙の命運を分けた決戦から12年。
人類史は正常化し、かつて超科学を駆使し人類を庇護してきた神々の歴史は終わりを告げ、あるべき時空にあるべき世界がおさまり、時空の調和は取り戻された……筈だった。
全人類が観
測者の存在を忘れかけたとき、波動関数は発散し、新たな終末が差し迫る。
人類史は再び、誰も知らない未来へと暗転する。
※ SF小説、INVISIBLEの続編です。
完結後新章の部分をINVISIBLEから分離しました。
先にINVISIBLEを読んでからお目通しください。
INVISIBLE: https://ncode.syosetu.com/n8234j/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 02:23:54
176136文字
会話率:35%
西暦2007年。現代を暗躍する軍神が、日本の中国地方の山村に配属される。新居は神社ではなくプレハブの社務所。村人に翻弄されつつ、気が付けば小学校教師まで引き受け土地神として慕われることに。彼はある不登校小学生との出会いを契機に、少年と共に隔
絶された山村に秘められた謎に迫るうち、不可視の創世者INVISIBLEの波動関数収束により宇宙の終末が目前に迫っていると知る。
神秘のベールを脱いだ神々と人々が互いに手を携え、宇宙存亡をかけ創世者INVISIBLEに立ち向かう。神話と伝承、神と魔の存在を科学で暴き出す、終末阻止系SF小説。
人類、文明、科学、生命への讃歌。
人類進化論とテクノロジーが人々にもたらす功罪をテーマに、地球の行く末を描く群像劇です。
(2012/9/30 6年間の連載の末、完結しました)
(2013/4/3 本編は完結しましたが、第二部を開始します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 10:54:10
1645159文字
会話率:21%
主人公Nが通っている学園には階段が存在しなかった。必死にNは壁からよじ登って登校するのだが……どんでん返しの短編SF小説
最終更新:2023-10-16 22:16:30
1326文字
会話率:20%
「君は何をもって自分は人間だと証明するかね」、狂科学者に突き付けられた質問。証明できなければロボットに殺されてしまう極限状況。老刑事の驚きの返答とは?
しいな ここみ様の『リライト企画』参加作品です。家族に、設定がわかり辛い、暗いと酷評され
お蔵入りしていた400字のSF短編です。書き直ししていただける方大募集中!(^^)!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 06:50:58
391文字
会話率:100%
SFは宇宙を舞台にしたバトル!?だけではありません!!もっと、もっと広いジャンルなんです。SF大好きなオタクが、萌え語りの仲間を増やすため真面目!?にエッセイを書いてみました。
最終更新:2023-05-28 06:17:53
1664文字
会話率:20%
エレベーターの中で偶然、美しい少女と一緒になった。それは青春時代の甘い記憶を呼び戻した。
最終更新:2023-08-31 13:08:09
3549文字
会話率:21%
人類が移住する惑星を見つけるプロジェクトに私は応募した。高年齢の志願者ばかりを集めた探査チームは一方通行の調査に同意をした老人たちばかりだった。。
最終更新:2023-08-21 07:00:00
1771文字
会話率:6%
際限なく広がる経済的格差。
医療や社会保障の形骸化。
低賃金による少子高齢化。
労働や病気のストレスを苦にした自殺。
山積みの諸問題を無視しつづけ、先進国の人口が10分の1にまで減少した近未来。
しかし人類は、飽くなき成長を求めていた。
不
要な命さえなくなれば、さらに世界は発展するだろう。
妄念に取り憑かれたように不要な命の抹殺と、人員の再分配で社会の効率化を図り、人々は優生市民とそれ以外とで別れていく。
そんな社会の現実など露ほども知らない優生市民の息子マコトは、何不自由なく生活を送っていた。
だが心の何処かで世界に違和感を覚え、やがて真実へ辿り着く。
そんな彼の行き着く先とは……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の短編SF小説。
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」に作中作として利用予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 23:31:59
7160文字
会話率:30%
未来・家族 (番外編)
SF小説に有りがちなタイムトラベルがテーマです。
今迄未来・家族のシリーズを読んでくださって、スート―リ―などを気に入って下さった方へ。
タイムトラベラーにより、過去が変わり登場人物設定やストーリーなど、変化がありま
す。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
47717文字
会話率:49%
投稿済小説「未来・家族」の後日談。「未来・家族」からお先にお読みください。アナザーストーリー的、小説「龍昂~愛と憎しみの日々」も、こちらでゲルダの出て来るまでに読んでいただけると、それなりに話が深くなります、
崋山とイヴそしてその家族達の波
乱に満ちた出来事の数々。昭和のなつかしいSF小説です。暖かい目でご覧いただければ幸いです。
作者の空想(妄想)の限りを尽くした内容です。科学的な内容は有りません。
この小説は「カクヨム」さんにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 16:00:00
136348文字
会話率:55%
SFを語るのは難しい……。長年、SFに触れているがために、余計にそれを感じる。
初めて「SF小説」を読んでから何年になるのか……。もう、四十年にはなるのか。
本棚に並んだSF小説は、ラノベも含めて100作品は下るまい。だが、何故そ
れが「SF小説」かと判るのかは、経験なのであるが……。
ともかく、世間一般の思う『SF』との乖離も含めて、何か語る事は出来る筈である。
……せっかくだから、語りましょう! SFの楽しさを、面白さを! その魅力を伝えたい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 20:56:36
22513文字
会話率:4%
頭に思い描いたものをプリントすることができるイメージプリンタの第二弾。
第一弾に比べて改良されたようですが、今度は故障してしまった…?
イメージプリンタ1はこちら。
https://ncode.syosetu.com/n4398ig/
この作品はnoteにも掲載しています。
https://note.com/erika0503/n/n153a32ee5344折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 21:11:55
2039文字
会話率:0%
ある日、人間の世界に謎の大陸が現れ、世界は幻想的で不思議なものに満ちた。その出現以来、多くの人々を驚かせたと同時に、悲しみをもたらした。そして、主人公たる彼もその出現のせいで苦難を味わうこととなった。彼の物語とは何なのだろうか。
「人は名前
を忘れられると消えてしまうのか?では、名前を持たずに生まれた者はどうなるのだろうか?」
主人公が何を経験し、どんな困難に直面しても、彼は必ず「名前」という言葉の真の意味を理解する人に出会うことになるでしょう。たとえ名前が与えられていなくても、人々の心の中で生き、人々のために生き、自己犠牲をすることで、その名前を手に入れることができます。
「名前のないひとは、人々の心に生きることが必要だ。そうすれば、名前を手に入れることができる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 08:27:02
2559文字
会話率:35%
未来の日本。純文学が好きだがSF小説の嫌いな主人公は、SF小説好きの息子と議論をするのだが……。
最終更新:2023-05-05 19:03:11
2213文字
会話率:30%
宇宙人のウェポリスは、世界樹の穴にある自宅から地上に降り立ち、日課の食糧収集に赴いた。
そこで、食糧のうち一つに目が止まり、戯れに意志疎通を図ることに……
※過去にイカれたSF小説コンテストに応募した作品です、感想ぜひともお待ちしてお
ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 12:39:28
3683文字
会話率:25%
主人公・礼一が体験する不思議な夏の物語。
ある日、孫だと名乗る少女と少年が礼一の元にやってくる。しかし、礼一には孫などいなければ、結婚もしていない。未来からやってきたと語る少女たちは、大金を持っており、それを礼一に渡すと言いだした。
少女た
ちは何者なのか、大金をどうして持っているのか、未来はどうなるのか、短編SF小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 22:17:06
9990文字
会話率:45%
シューゼ・エンタープライズ社は、新しいタイプのエンターテインメントを創造する事を目的に、出版業界大手の集米出版とゲーム業界大手のゼーガ社によって設立された会社である。集米出版側が小説や漫画の経験を活かしてストーリー部門を担当し、ゼーガ社側が
ゲーム開発の経験を活かしてソフト部分の開発を担当することになっていた。しかし、装置の開発が完成に近づくと、ゼーガ社はすべての主導権を一手に握ろうと画策を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 04:00:00
103042文字
会話率:40%