世界を脅かす『魔王』に対抗するために、魔物の持つ強大な魔力を人間に取り入れる研究が、とある帝国の軍事施設にて行われていた。実験の数少ない成功例である、“被験体96番”と呼ばれた青年は、施設が何者かに襲撃された際の混乱に紛れて、自分の妹にあ
たる少女を伴い施設から脱走する。
望むのはただ1つ、妹との自由にして平穏な日常のみ。
「――次は、何処へ行こうか?」
「――にぃ様と一緒なら、何処へでも」
実験によって手にした魔力を武器に、2人は安息の地を求めて旅を続ける。
降りかかる火の粉を、払い除けながら――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 15:18:31
370449文字
会話率:51%
世界“アースオブエデン”には7種族が7つの国家を建てていた。その種族とは、人間族(人族)・竜人族・長耳族・小人族・獣人族・鬼人族・魔人族である。
そして、主神ゼプスナハトは女神たちに世界の管理を任せた。その命を受け、女神たちは各種族の
守護神となった。こうして、各国は女神の恩寵の下で、それぞれが独自に発展と繁栄を遂げた。小さな対立は時々起きたものの、かつて7種族は世界に共栄していたのだ。
しかし今、7種族の均衡は崩れ、人族は滅亡の危機に瀕していた。
◇◇◇
人族の守護神である女神アリューシャは、主神ゼプスナハトの許可を得て異世界の人間を召喚しようとしていた。これは女神序列最下位の自分と、同じく国家序列最下位の人族への特別救済措置である。
「どうか……どうか善良な人間でありますように……」
女神アリューシャは祈りを込めて召喚の儀式を始める。おそらくこれが最後の救済措置になる。次の“審判”までに人族の国を変革しなければ、この世界の人族は終わりなのだ。
女神アリューシャが一心不乱に儀式を続けること11日目、ついに一人の少年の召喚に成功した。これからこの少年の素性を確認し、こちらの世界への転生を依頼しなければならない。
女神アリューシャは心を込めて紅茶を淹れると、それを持って黒髪の少年のもとへ向かったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:06:14
357776文字
会話率:51%
願いを叶える魔人が封じ込められたランプを一人の冒険者が見つけた。
ランプから解放された魔人は冒険者に願いを言うように告げたが、冒険者の願いはとてもとても辛いものだった。
最終更新:2025-03-22 08:43:15
530文字
会話率:40%
願いを叶える魔人に出会った旅人は自らを不死にしてくれと願った。
すると、魔人は困り顔で別の願いを提案した。
最終更新:2025-02-05 07:18:55
549文字
会話率:50%
魔法学園に通う少女、レイラは誤って異世界の魔人を召喚してしまった。騎士も王子も蹴散らし唇を奪い、魔人はレイラの日常を破壊していく。
最終更新:2025-03-21 22:39:20
197671文字
会話率:53%
「ここ……どこ?」
普通の女子高生レナは、気がついたら草原にいた。ギルドを訪れると、適性職業は『魔物使い』のみだと言われる。
現代っ子のステータスはとても貧弱だったが、[運:測定不能]というたぐいまれな幸運と、【☆7】激レアギフトを武器
に、厳しい世界をなんとか生き抜く。
可愛いレア従魔たちと、のんびり生活したいだけなのだが……トラブルはこれでもかと舞い込んでくる。
これは、気弱で優しい少女が異世界仕様に成長してやがて女王様と呼ばれるようになり(風評被害)魔物たち(魔人族含む)から『従えてぇーー!』と従属求愛されつつ旅するお話。
コメディ要素多いです。
※
○底辺から、そのうち最強従魔たちのご主人様へ(成長早めです)。
◯従魔は、弱い種類からつよーい希少種へレアクラスチェンジ
◯狩って採って食べて、ゆるーい異世界旅がしたい(希望)。
○イラスト有りのサブタイトルの横に★印をつけてあります
◯個人小説サイトにも転載しております。
【書籍化】TOブックス様から七巻発売決定!! 2021年1月9日です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:33:01
3412627文字
会話率:31%
詐欺グループ「ラウェルナ」
ロサンゼルスの裏社会で、その名を知らない者はいない。
ラウェルナのリーダーである男、「アイス」は催眠術の天才。
その力で、数々の人間を騙し、金を奪い取ってきた。
そんな最強詐欺グループが突如、異世界と現実を繋
ぐ入り口、「賢者の扉」を開く。
そして、その先にいるのは伝説の魔女。
最強の魔人達に、アイス達は最強の詐欺で挑む。
これは、フェイクと魔法の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:03:25
358809文字
会話率:24%
日々喧嘩に明け暮れる神崎 誠、そして彼を兄貴として慕う下田 勇太。
そんな2人の前にある日黒い服を着た政府の人間が現れる。
そして明かされるのは世界の真実……そして人類の敵、『魔人』
魔人に対抗すべく政府が造った『魔人決戦兵器ブラッ
ク•ライオ』に乗り、2人は世界の命運を掛けた戦いに身を投じることになる。
今ここに、ファンタジーロボットアクションが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:10:31
22314文字
会話率:41%
四ヶ郷棗は、何をしてみても満たされることのない、心の渇きを感じていた。
ある日の帰り道、棗は謎の少女に襲われている一匹の子犬を救いだす。
子犬は魔獣の王と名乗り《私と契約し、狙われている同胞を魔法少女から救って下さい》と、契約を持ちか
ける。
紆余曲折の末、棗は魔獣の王と契約を交わし、魔法少女討伐という、魔の付く闘争の渦へと巻き込まれていく。
なんてことのない田舎町から繰り広げられる裏世界活劇、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 19:56:04
736055文字
会話率:46%
自我というものを自覚した時、俺は人在らざる。いや、生命さえ持たぬ無機質な物へとなっていた。
その姿は俺という意識を持った、歪な形状の禍々しい漆黒の刃。──まさに魔剣と形容する存在になっていたのだ。
意識の中にある記憶はもちろん失われ
ていて、かつての俺が何者だったのか、そもそも人間だったのかどうかさえ分からない。ただ、唯一の思い出せる記憶が、今の俺が剣である事とその使用方法のみ。それを知った俺はひたすら待つ事にした。
──この暗闇の中でその時が来るのを。
─────
やがて、その自我のある漆黒の剣は、自由に動かせる自身の身体を手に入れ、己の持つ力の強大さを実感する事となる。そして『彼』は強大な力を持つ存在となった事に何か意味があるのではないのかと、強く疑問を抱き始める。
そう考えた『彼』は欲した。
─この見知らぬ世界で存在している己の存在意義を─
そして求めた。
─この世界で生きる為の己の目的を─
──その為に『彼』は冒険の旅に出る。
幾多の経験の後、やがて『彼』はひとりの少女と運命的な出逢いを果たす事となる。そして漆黒の剣の『彼』は彼女と交ざり合い、ふたつの精神がひとつの身体を共有する存在──
『一心同体の魔人』となる。
──これはひとつの身体で比翼連理のつがいとなった、二人組が紡ぎ出す冒険の物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 21:21:31
994313文字
会話率:40%
万物の根源たる六属性の魔素が織りなす世界、ヴェルトモンドには人間や動物などの有機生命体とは別に、魔物と称される魔素生命体が存在する。
古き時代より人間は、自分たちを脅かす魔物を徹底的に排除することで安寧を享受していたが、魔物至上主義団
体、アマルティアの台頭が原因で世界の平穏は崩れ去ってしまう。
そんな折、ひょんな理由で人間としての生活を送っていた人型の魔物、魔人と呼ばれる存在であるエルキュール。そんな彼の日常は、アマルティアとの遭遇により捻じ曲げられることに。
自身の矛盾した在り方に苦悩しながらも、エルキュールは世界を壊すアマルティアとの戦いに身を投じることを選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 17:27:09
684986文字
会話率:36%
戦いは、終わった。
人々を傷つけ、殺戮し、恐怖の対象となっていた大魔人会の魔人達との戦いに勝利した16人の魔法少女達――。
一年後、平和となった日本で魔法少女は、不要となり、魔法少女ピクシースパイスは、引退の時を迎えようとしていた。
が、ピ
クシースパイスより一足先に引退した魔法少女達が次々と殺され、事態は、急展開。
思いも寄らなかった復讐者の出現。
そして、まさかの仲間の裏切り。
誰が敵か味方かわからない新たな戦いの中で、かつて最弱の魔法少女と呼ばれたピクシースパイスは、果たして、生き延びることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 03:07:34
200424文字
会話率:30%
自分のことをかつて世界を救ったヒーローだと思っているクズニートの時東誠人は、魔法少女と魔人の戦いにたまたま遭遇し、ひょんなことからイカの魔人の力を手に入れてしまう。これは、そんな彼がイカの魔人の力を使って、真のヒーローになる物語。などではな
いが、イカの魔人の力を使って、めっちゃ戦いは、する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 01:21:17
50219文字
会話率:43%
前世で遊んでいたシミュレーションゲームに転生していると気付いたドールマスターの僕。
いずれ来る徴兵出陣に向けてスキルアップに邁進する。
目標は前世に溢れ返っていた巨大ロボットに匹敵する戦闘用魔人形を完成させること!
最終更新:2025-03-16 01:00:00
25548文字
会話率:24%
ヒトという種族には、大きく分けて二つの種類が存在する。
魔力を持たないごく普通の「人間」と、魔力を持つ「魔人」である。
主人公エイダの暮らす街バルフィーユには、その魔人を討伐するための特別な部隊、「シルバーブレット」があった。
物語はエイダ
がシルバーブレットに入隊するところから始まる。幼馴染のオスカーとリリスの相反する思い、勝手にエイダをライバル視するライアン、自信なさげで委縮しがちなエリオット……仲間と切磋琢磨した先に見つけた、エイダにとっての本当の敵とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 09:34:47
15285文字
会話率:62%
気が付くと異世界の森にいた。空間使いという異能(高性能です)。
異能を成長させ、森を脱出し、異世界の人族と遭遇する。
不幸?な巡り合わせで、暴虐キャラに。
俺の邪魔をする障害物は全て叩き壊す!
ただし、その暴虐には使徒としての役割があった
。
「お主にはキラーT細胞の役割を期待しておる」…は?
主人公はこの先どうなっていくのやら。
暴虐の限りを尽くしつつも、スッキリ楽しく人生を謳歌します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 00:10:00
27127文字
会話率:14%
第四章、始まりました。
できるだけ週1回(基本的には土曜日の20時)更新を頑張りたいです。
でも、お仕事が忙しいです。
◆第一章 孤児院のリネッタ あらすじ
転移魔法の研究をしているリネッタ。
転移魔法を使って転移した先は、海を隔てた別
の世界【隣世界】でした。
それを知ったリネッタは、大好きな魔法の研究が思う存分できると大喜びです。
孤児院に身を寄せながら、この世界での魔法陣とはどういうものなのかなどを考察していきます。
◆第二章 森の国のリネッタ あらすじ
旅の途中、立ち寄った街で魔人(ドイル)の噂を聞いたリネッタ。
転移の際に消えてしまった杖の行方が判明します。ようやく相棒?もできます。
いろいろとした下準備の期間です。
◆第三章 聖王国のリネッタ あらすじ
熱烈なお誘いに押し切られて雇われてしまったリネッタ。
リネッタが考えるリネッタの設定は雪だるま式に大きくなっていきます。
念願のあの魔法陣の研究も進み、物語はようやく動き始めました。
◆第四章 悪意の国のリネッタ(仮題)
鋭意執筆中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 21:43:30
990923文字
会話率:34%
真守(まもる)は、高校生になっていたのだが、普段から何かすべきことがあるはずだと思い続けていた。
だが両親の期待と希望を受けて、自分の未来は、良い大学に入り理科系の会社で働くことだと思っていた。だから、成績をあげるために真守は塾に通ってい
た。
ある日、塾に行く途中で同じ学校の生徒が恐喝を受けていたのに出くわしてしまった。その生徒を助けたのだが、恐喝をしていた男にナイフで腹を刺されてしまった。すると、意識がなくなり、真守は、別の世界に転生したのだった。
そこはコロダ国で仕立屋の子、ダラムとして育っていった。
だが、赤死病という流行病がはやり、ダラムの父母も病気で死してしまい、住んでいた家も地主にとられて家無しになってしまったのだ。
しかたなく、ダラムは道にすわって通る人からお金を恵んでもらう物乞いをしていると、国の占い師ナヨがやってきて、ダラムの頭に手をおき、この世界で魔王から人々を救ったアーサーであることを思い出させてくれた。
魔王と戦い、アーサーが魔王に他の世界に飛ばされそうになった時に、アーサーは魔王を砂粒ほどの細かさに粉砕をして、風に飛ばしていたのだった。だが、アーサーがいなくなったこの世界で、魔王は隠れて再び世界を支配しようとしていた。
ダラムは、ナヨの力を借りてアーサーの力を次から次へと蘇がらせ、コロダ国のミーシャ王女を守りながら、この世界を支配しようとたくらんでいる魔王と魔人たちを相手に再び戦い出したのだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 21:25:47
20686文字
会話率:47%
「僕、ここで生きていきたい」
日本の児童養護施設で暮らしていたヨスガは、周囲に不幸を振りまく存在として『厄病神』と疎まれていた。
いじめっ子によって物置に閉じ込められた夜、彼は突如現れた漆黒の甲冑を着た騎士――宵闇の魔人に襲われる。
死へと至る淵で世界への憎悪と諦観、忘れていた温もりと愛情を抱きながら、彼は数多の命と魔法が息づくクレイスト大陸で目覚めた。
創世と黄昏の女神クラリシアにより、ヨスガは自分が邪神を封印する『予言の子』として選ばれたこと、邪神の手先である宵闇の魔物から命を狙われていることを知る。
邪神と戦う術を得るため、クラリシア聖騎士養成学校へ入学することとなる。
そこで出会う多くの友人たち。
笑って、泣いて、喧嘩して、迷って、決断して、少年少女は成長していく。
予言の通りに破壊と宵闇の邪神ウェルクルスが復活した時、少年は大きな選択を迫られる。
これは世界から爪弾きにされた少年が居場所を見つける物語。
――後世に彼が『黎明の聖騎士』と呼ばれるまでの、物語。
◆◇◆
■チート、ステータス、ハーレムはなし
■1話が3,000〜7,000文字程度
■じっくり読みたい方向け
■展開は遅め
とりあえず書けた所までアップしていきます。
唐突に更新止まりますので、ゆっくりお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 02:03:03
438548文字
会話率:51%
かつて繁栄した人類は大崩壊によって未曾有の危機に瀕してから千年の時が経つ。
一千年の間に文明は回復し人間、長寿種が暮らす大陸ーーその大陸の中心に位置する罪人の流刑地で一人の少年が目醒める。
自身の名も過去もかつて抱いていた夢も何もかも
忘れてしまった少年は、大崩壊の一端を引き起こした魔人の遺産と魔人を討伐した聖女の遺産を求める盗賊のシスティナと出会う。
そしてシスティナに連れられて外へ出た少年は未知の光景に戸惑いながら自身の記憶と少女の目的のために旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 20:19:05
190433文字
会話率:37%
突如としてこの世界に建設された「不吉の塔」。
この塔は全99階で構成され、各階には「番人」と呼ばれる魔人の様な生命体の存在が確認されている。
この塔の上には「レイム・スフィア」と呼ばれるエネルギー球が存在し、これを破壊することができれば
、塔は構造上消滅するという研究結果が報告されていた。
(50年以内に塔を破壊しないと人類は絶滅する)
(上空には強力な結界が張られており、ミサイルなどで破壊することは不可能)
世界各国に存在する強者たちはこの塔を攻略しようと立ち向かったが、残念ながら塔を攻略できた者はいない・・・。
しかし今全世界の期待を背負った男が1人、塔の前に姿を見せた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 17:27:55
3993文字
会話率:29%
ナターシャの幼馴染は勇者としてこの村を巣立った。
王女である聖女と女騎士、妖精姫の三人の美女に囲まれて魔王討伐を成し遂げた彼は、もうこの村に帰ってくることはないと思っていたのに。
突然の凱旋、そして跪いて渡される指輪。
驚くナターシャの薬指
には、すでに輝く指輪が嵌められていて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:46:45
5555文字
会話率:32%