玄関の鍵が開かなくなって三日経つ。
部屋ごと宇宙に放り出された主人公。不自由ない生活と失われていく現代社会との連絡手段、そして与えられる明らかな作り物。オリオン座一生周遊旅行協会とはどんな存在なのか。何が目的なのか。
最終更新:2017-02-13 00:44:07
1910文字
会話率:13%
「マッチ売りの少女ってこんな気持ちだったのかしら」
両手をすり合わせながら呟いた。とうとう降り出した雪が上空からはらはらと落ちてくる。少しでもそこから逃れたくて抱えていた膝をぎゅっと体に引き寄せた。
「なんなのよ」
気付いたら今までと
まったく違うところにいた。さっきまで下校途中の雑踏の中にいたはずなのに。周りにいたのは日本人ばかりだったはずなのに、一瞬にして変わってしまった。コンクリートはなくなり。周りにはレンガの建物が並んでいる。歩いている人の目の色も髪の色もばらばら。着ている服も普段見ないようなものばかり。連絡手段は全く使えない。そんな中、助けを求めたくて、見回した周りからは不振な眼で見られていた。
思わず隠れるように逃げ込んだ路地裏。その中でもまだ綺麗そうな軒下に座り込んだ。何かのお店だろうか、扉の横には看板がぶら下がっていた。その文字すらやっぱり理解できない。
寂しかった、不安だった。怖くてたまらなかった。これからどうしていいのかなんてわからない。
「たすけて…」
思わず出た願いは誰にも聞かれることなく消えると思っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 19:02:25
5192文字
会話率:28%
群馬県高崎市の芸能プロダクションで、社長の刺殺体が発見された。
現場ビルの防犯カメラに映っていた映像と、周辺市民の証言から、当該プロダクション所属のモデル、三枝恵美(さえぐさめぐみ)が容疑者として浮かぶ。彼女が犯人に間違いないと思われた
のだが、三枝は事件直後に忽然と行方をくらましてしまう。三枝は、マスク、スタイル、声、三拍子揃った完璧な女性として、彗星の如く登場したモデルであり、彼女との連絡手段を持つのは、殺された社長ただひとりだけだった。
群馬県警から新潟県警経由で依頼を出された素人探偵、安堂理真が捜査に乗り出すが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 12:00:00
37117文字
会話率:48%
パソコンやケータイと脳を同期させてネットの世界に入れる時代、
世界で電脳EVが流行っていた。
電脳EVとは自分が電脳世界に入り世界中の人と話ができるコミュニケーションツールである、
電脳EVは会社や学校での連絡手段としても使われている
。
主人公の新人保育士桐風アキトは保育園の連絡用ルームを作るために電脳EVの世界に入る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 05:33:41
2870文字
会話率:55%
野球マニアのフリーター、酒々井(しすい)悠は、高校時代の同級生であり、またプロ野球チーム、高幡ファルコンズの若き四番打者、田島耕一と共に名将、嶋宗介監督が毎年オフシーズンに主催しているパーティーへと参加することになった。
酒々井の子供の頃
からの憧れの選手だった藤川 慎太郎や、大ベテランの投手、野口 雄飛。彼らも嶋の所有する無人島の別荘へと招待されていたが、その主催者である嶋が、謎のメッセージと共に遺体で発見された。
本土との連絡手段は何者かによって絶たれ、島内では藤川慎太郎が行方をくらませた。
徐々に浮かび上がってくる10年前の試合で起こったある事故の真相とは。
復讐劇という名のゲームが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 06:01:13
21983文字
会話率:39%
Connnet。全世界で9割もの人々がアカウントを持ち、利用しているサービスの力は人々の連絡手段のみならず、経済・教育・政治までも支配する。主人公 友井亮也はConnnetを使うなかで、様々な問題に直面する。
最終更新:2016-04-17 15:02:59
334文字
会話率:15%
『こちら異世界の駐在さん 〜報酬は出来高制 〜』からタイトルを変更しました。
今後、良いのを思いついたら変更するかもしれませんw
皆さんは、ゾンビ映画であるような状況に陥ったならどこに立て籠もりますか?
私は警察署がいいと思います。
だって食料、武器、連絡手段(無線)があるし、色々物資もありそうじゃないですか!
そんな考えから書き始めたこの小説。
主人公は異世界から来たストーカーの所為でファンタジー世界に交番ごと飛ばされちゃいます。
そんな、異世界交番サバイバル物語。
今後の展開は……私もわからなかったりww
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 00:24:22
96382文字
会話率:33%
大学生で非リアである主人公木戸鋭介は、あるクリスマスの日に交通事故に遭う。
そして、お気に入りのソシャゲのキャラであるゼクス・ブラッドリーとして、異世界へと転移してしまう。
一方、奇跡的に助かった現実の木戸鋭介の体にはキャラであったゼクスが
記憶と知識を引き継ぎながら、転移してしまう。つまり2人は精神が入れ替わってしまったのだ!
2人の唯一の連絡手段はスマホのアプリのみ。2人がそれぞれうまくいかなかった世界において、入れ替わった2人はうまくやっていけるのか?
1人は魔王討伐を、1人はリア充になることを目指す物語。
できれば、最高の状態で元に戻りたいーー。
現実世界と異世界におけるそれぞれの困難に対し、時には2人で協力しあいながら立ち向かっていく!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 02:08:31
18429文字
会話率:47%
目が覚めると白い部屋――、自分の他にはクラスメイトの3人。
天井も壁も、床も真っ白で、目についたものと言えば、無造作に置かれていたタブレット端末のみ。
連絡手段を奪われ、途方に暮れている4人に降ってきたのは、「ゲームに参加していただきます」
の声だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 22:02:58
4563文字
会話率:23%
あの頃の遠く離れた人との連絡手段と言えば、それは「手紙」だった。
最終更新:2015-12-07 00:28:36
934文字
会話率:9%
上野のとあるカフェでバイトをする荻健太郎には少し気になるお客さんがいた。艶やかな黒髪の綺麗な顔立ちをした彼女は店に来ては控えめに微笑んで本を眺める。声をかけることなく客と店員だった関係は彼女―菊池香波がいつになく沈んだ様子で店を訪れたこと
で変わる。
香波と知り合いといえるようになった矢先、香波は突然店に来なくなる。何の連絡手段も持たない健太郎はただ、香波の来店を待つだけだった。
ところが、幼馴染で再会の約束をした少女のことを思い出すことで事態は動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 21:05:31
4810文字
会話率:46%
――そこで二人は出会うことができるのだろうか。├─┤ゲーム内でしか会ったことのない男女が連絡手段もなくゲーム内で再開しようとする話です。ツッコミどころがいくつかありますが、そこは目をつむってください。
最終更新:2015-07-31 22:17:57
1606文字
会話率:48%
毎日同じ事の繰り返し。朝食を摂り、服を着替え、歯を磨いてバスに乗って学校へ向かう。いつもと同じはずだった。4人のテロリストがバスをジャックするまでは。乗客26人を人質にした奴らの要求は、捕まってしまったリーダーの解放だ。政府が要求を飲まなけ
れば俺たちは皆殺しにされてしまう!乗客はみんな怯えている。それもそうだ。奴らは銃を持っている。携帯を取り上げられ外との連絡手段も無い。下手を打てば殺される。そんな極限の移動する監獄の中で、テロリストの一人が俺にゲームを持ちかけてきた。俺は生きる為に、この危機を乗り越えなくてはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 23:18:17
1534文字
会話率:47%
ステータスは他職の3分の1、武器適性は軒並み低く、使える特技は使役する魔物関連だけ。しかもその魔物も2体までしか同時に操作できず、契約後の魔物はレベルアップできない。更には契約破棄が不可能と、不遇のあまりマゾ職とまで呼ばれた《魔物使い》。前
情報無しに誰も選ばないその職業を選択してしまった主人公クロトは、バカにしてきた周りのプレイヤー達を見返すべく、レベル上げのため、VRダイブ機器を改造して24時間連続ダイブを敢行。無茶なダイブをし続けた結果、クロトはVRMMORPG――《アナザーリアル》をプレイ中に、憔悴で意識を失ってしまう。……しかし、憔悴死によって消え去ったと思われたクロトの意識は再び浮上し、覚醒する。目を覚ますとそこは黄泉の国、ではなく見覚えのある《アナザーリアル》の世界だった。VRでは再現できない五感の情報量を前にして、ここが現実なのかVRなのか即座に判断を下せないクロト。ログアウト不可能、外部への連絡手段皆無のこの状況に、自分の置かれた現状を把握するためまずはこの世界を探索することに決める。
不遇職《魔物使い》の少年が現実味を帯びた《アナザーリアル》の世界で、これまでの鬱憤を晴らすかのように活躍するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-06 12:55:31
17344文字
会話率:42%
無気力無感情に生きていた少年、横谷明忠(よこや あきただ)。そんな少年を、親戚の子供である蓮根(はすね)さくらが訪ねてくる。さくらから言われた事は、この家に住まわせてくれ、という事だった。反対する明忠だったが、蓮根の家との連絡手段はなく、し
ぶしぶとさくらを受け入れる事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-06 03:16:18
3851文字
会話率:28%
その夜、主人公はヒロインに一つのアプリを紹介していた。それは200万ダウンロードを誇る〈バーコード・クエスト〉というスマホゲーム。ところがこのアプリには、強力な暗示・催眠が仕掛けられていたのだった。
翌朝、主人公が目覚めると、そこは現実と見
分けのつかない異空間であり、〈バーコード・クエスト〉のプレイヤーに用意された死の舞台だった。連絡手段のない最悪なデスゲームの中、主人公はヒロインを探しだし、共に脱出する為に立ち上がる。
決められたルール。街中に隠されたバーコード。具現化するアイテム。今、プレイヤー達の熾烈な戦いが始まる。-Tap to Start-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-16 21:14:40
36470文字
会話率:15%
連絡手段に携帯やパソコンが主となってきた
ご時世に文通をした女性にある感情が芽生えてしまった直樹のけじめ
最終更新:2014-05-16 23:49:19
896文字
会話率:5%
メールや携帯がない時代・・・
今では懐かしいポケベルが世に出る少し前。
恋愛の連絡手段は、主に手紙か電話だった。
そんなアナログ時代に青春を過ごした、どこの街にも、どこのクラスにもいるような平凡な中学生の初恋物語。
最終更新:2014-02-17 19:31:15
4594文字
会話率:29%
高校二年生、青仲瑛美。そつなくなんでもそれなりにこなすが、一つのことに打ち込んだり、特別やりたいことがあるわけではない女の子。
彼女は中学卒業と同時に引っ越してしまったクラスメイト、鹿田康太に片思いをしている。連絡手段はメールのみの、遠距離
片思い。それでも一年半もそのメールのやり取りは続いていた。
ずっと続くと思っていたそんな関係。だけど最近メールの返信が遅いことが増えてきた。
彼女の片思いに、不安の影が過ぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-10 17:19:10
15261文字
会話率:33%
数年前「第二回yahoo!文学賞」に応募したときの作品です。
セミフィクションで全くの白紙作品ではありませんが、お暇な方はご覧どうぞ(^^ゞ
年代は1970年代後半から1980年代前半になります。
携帯電話もなく、遠距離の連絡手段は手紙が主
体でした。
電話料金は高く、20時過ぎの割引き料金後の通話でも大変でした。
今では連絡が取れず破談なんて、考えずらいですね。
ヒロインの出生地は東日本大震災の影響も受け、小規模ではありますが被災された方々もおられるところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-21 15:47:51
6452文字
会話率:25%