オリヴィエ・ヘンザリッテは、そこそこ良い家柄の娘。
恵まれた環境で育った。
だが幸せかというとそうではない。
というのも、身勝手な婚約者ルーイン・デーツに振り回され続けているのだ。
※2024.10.12~2024.11.27執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 03:25:20
35364文字
会話率:43%
ベルリーズ・ムーンには婚約者がいた。
新興領地持ちの家の子息であるモルティンだ。
しかし彼はベルリーズを選ばなかった。
婚約しておきながら、身勝手に婚約破棄を宣言したのだ。
ただ、その婚約破棄の陰にあったのは、ベルリーズの妹であるミレ
ナの暗躍で……。
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
全12話、2022.12.24~27執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 14:51:50
16020文字
会話率:47%
「ねえ、あの『ロリータ』の主人公ってさ、マジで精神的に終わってると思わない?」私は体育館裏で友だちの由香に向かって声を潜める。
「ああ、あの中年の男? 未成年の女の子にベタベタ執着してるやつでしょ。聞いただけで吐き気がするんだけど」由香は上
履きの先で砂利をかきまわしながら、しかめっ面になる。
「しかも自分はただのロマンチストだって言い訳してるのがサイテーだよね。あの男のどこが愛なの? ただの身勝手な欲望じゃん」私は呆れたように口を開く。
夕陽の光がガラス窓に反射して目にしみる。私は手で遮りながら、今度は『痴人の愛』の男の方を思い出す。
「あっちも負けず劣らずヤバい。子供同然の女の子を自分好みに育てようとか、正気の沙汰とは思えない」
由香は眉間にしわを寄せて振り返る。
「それで女の子が言うこと聞かなくなると被害者ぶるんでしょ? 虚栄心の塊にしか見えないよ。コントロール欲求エグすぎ」
「本当にさ、自分の都合よく『若い娘の純粋さがどうたら』とか『美の権化を育成したい』とか言ってるけど、要はペット感覚で支配したいだけじゃん」私は肩をすくめて嘆く。
「だよね。しかも、都合が悪くなると『おれは愛してただけなんだ』って悲劇ぶるんでしょ?」
由香は溜息と一緒に言葉を吐き出す。
「こっちは全然同情なんてできないよ。自分の欲求を愛だの芸術だのにすり替えてるだけで、ぜんぜんロマンチックじゃない」
私の言葉に、由香は強くうなずく。
「そういう奴らにとって若さってアクセサリーなのかな。何でも思い通りにできる人形扱いとか、本当に悪趣味だと思う」
まばらに聞こえる吹奏楽部の練習の音が、微妙に物悲しく響く。
私はスマホの時間を確認して、そろそろ昇降口に戻ろうと促す。
「……まあ、結局ああいう主人公を美化するのって、自分も同じ欲望を持ってる読者が『そういうのもアリかも』って免罪符を得たいだけなんじゃないの。私らからしたら、どっちもただの醜い言い訳にしか見えないけど」
そう言い捨てて、私は校舎のほうへ歩きだす。
夕空の下、由香はもう一度大きくため息をついてから、小さくつぶやいた。
「……ああいうの、早く時代の遺物になればいいのに」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 09:01:33
892文字
会話率:37%
潮風、灯台、あの丘まで走り出す
キーワード:
最終更新:2025-01-15 07:56:04
355文字
会話率:0%
愛する人のために頑張った結果、バブちゃんになったお話の連載版。
アルファポリスにてリクエスト頂いて書いたものです。
ご都合主義のハッピーエンドのSS。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2025-01-11 15:10:00
64571文字
会話率:55%
身勝手な男の後悔のお話。
ざまぁは主人公本人にほんの薄味で。
お相手の女性は可哀想ですが最終的にめちゃくちゃ幸せになるから主人公と別れることが出来て結果オーライ…だと思いたい。
ご都合主義のSS。
アルファポリス様でも投稿しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 10:24:56
2342文字
会話率:43%
愛する人のために頑張った結果、バブちゃんになったお話。
ご都合主義のハッピーエンドのSS。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-06-30 14:50:15
2964文字
会話率:49%
突然の事故により死亡・・・したと思ったら、異世界に転生していた。しかし、生まれはスラム街、貧弱な体、異能無しと負の条件三連鎖の状態で、だった。
想像と違う転生を成した少年は、今日も異世界を身勝手に、逞しく、世界に触れながら生きていく。
最終更新:2025-01-05 00:34:06
101644文字
会話率:63%
亡くなったマリー前妃と深く愛し合っていたバージリウス王子。前妃との間にはソアンという忘形見もいる。その事は国中が知っている事実だった。国王夫妻はバージリウス王子に再婚をさせようとするが、あれほど有名な大恋愛の後釜は嫌だと、どの令嬢からも断
られてしまう。
再婚相手の候補者リスト下位だったアンリーゼは、やっと自分にこの話が回ってきた時、二つ返事で承諾した。アンリーゼは婚約者の身勝手な婚約破棄によって、新たな婚約者探しに難航していたのだ。
予想通りの愛のない結婚生活は、侍女に仕組まれた媚薬によって妊娠し、予想外の真実を知ることになる……。
※エブリスタ様、アルファポリス様にも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:27:43
46610文字
会話率:52%
【650万PV・100万ユニーク】達成しました、ありがとうございます。 【第3期 第4章】執筆中!
実は俺、ひょんな事から未知との遭遇で、カップ麺のお返しに成長する宇宙船のコアをもらったんだ。 やたらとチートな相棒のお陰で色々と騒動が持ち
上がり人類を巻き込んで行きます。 世歴2000年夏休み初日の夜に起こった不思議から始まる、地球人類の未来が掛かってるかもしれないお話。 カップ麺で地球は救われたらしい、だがエイリアンが置いていったものは本当に大丈夫なのか? 宇宙船の管制AIが勝手に色々やりだして騒動が持ち上がり、日本人のルーツって何処から来たの? 神様って身勝手な宇宙人! 自分が逆にバグッた存在のAIに愛でられているとも知らずに、運命の輪は勝手に転がって行きます。 宇宙船を置いていった存在との関わりや地球人が何処から来たのかが分かり、とうとう他の種族が地球圏までやって来ました。 友好を結んでホッとしているのもつかの間、月の崩壊を防ぐ筈がいつの間にか要塞化してしまい、主人公たちは何処に向かってゆくのでしょう。 《書き上がったら即アップがモットーですので不定期投稿をお許しください》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 20:17:25
1088255文字
会話率:31%
身勝手な勇者とその結末。
最終更新:2024-12-29 11:32:58
582文字
会話率:32%
ある日サポーターのカイセイは勇者パーティを追放される。
その理由は、物理攻撃力がなく、攻撃魔法も使えない。正真正銘のサポーターであり、まともに戦力にならない無能だからというものだった。
そもそもカイセイは、これまでサポートの腕を伸ばす
ことしか考えていなかった。
それでもいいとそんなカイセイをスカウトしたのは勇者たちだったのだ。
しかし、カイセイは勇者パーティの身勝手な理由で見捨てられてすぐ、魔王と出会い自分のスキルの本質を教えられる。それは、環境を自由に操れるというもの。
一方勇者パーティはカイセイのサポートを失ったことで没落していく。勇者パーティはカイセイのサポートがあったから敵と戦うことができていたのだ。
カイセイは魔王の元でスキルを使いやりたい放題やる中、勇者パーティはこれまで戦ってきた相手すらまともに勝てなくなっていく。
これは能力をひたすら抑えていた男が、能力を見抜かれ、その力で好き勝手やる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:14:34
141962文字
会話率:51%
働いて疲れて帰ると、私のベッドに夫と妹がいた。二人とも恥じらいは微塵もない。「今まで通り何も考えず働いていればいいんだ」と夫。「どうしてお姉様はオシャレもしないのかしら」と裸のくせに嘲笑う妹。フラフラと屋敷を出ると、向かいの屋敷に住む幼馴染
が視界に入る。彼の家と私の家は、この王国の二大公爵家。そして彼は嫡男、私は長女。淡い初恋さえ許されない関係だった。自責思考で過労になるほど報われない努力を続けたヒロインと、片思いを続けるストーカー気質の幼馴染が、幸せになるまでの恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 11:14:24
10069文字
会話率:58%
「お姉ちゃん、ちょうだい」
真奈美はなんでも欲しがる子だった。
最終更新:2024-11-29 20:00:00
2989文字
会話率:32%
ある男のとある物語。
主人公の鈴木太助は全てを持つエリート外科医。ある日の夜、子どもの頃に親の目を盗み遊んでいたレトロなRPGの様な世界に迷い込み冒険が始まった。しかし彼の身勝手な生活態度から妻と子どもは出て行ってしまう。冒険を経て一人の
人間が成長する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 01:00:00
718048文字
会話率:62%
長くて短い学園生活も終わり。卒業記念パーティーで思い出に花を咲かせる卒業生達。
そんな心温まる場面を破壊したのは、王子のある言葉からだった。
「この日をもってお前との婚約は破棄にする。そして!」
何故か肩を抱かれる私。私が新しい婚約者!
?
冗談じゃない、もう相手が居るっての。
身勝手な言い分ばかり並べる王子は、果たしてどんな報いを受けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:10:00
5865文字
会話率:25%
大切な故郷、そこで結ばれるはずだった婚約者は彼女に告げる。
――他に好きな女性がいる。
心から分かり合えると思った男性からの、まさかの発言にショックを受ける。
だが、彼女はやられてばかりはいられない。
怒りと共に故郷を飛び出した彼女
は、それまでの人生に改まるかのように新たな夢を求めて旅に出る。
磨いた技を友として、彼女は何を掴むのか? 果たして彼女は幸せを見つけられるのか?
そして――新たな出会いに見出すものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 10:20:00
33394文字
会話率:43%
悪に憧れ、悪魔の力によって異世界に転生した男がいた。
黒魔術師の秘密結社を組織し、世界に対して戦争を起こしたその男『アレックス・C・ファウスト』。彼は激戦の末に最強の聖騎士によって討たれた。
しかし、彼はその魂を過去に転生させ再び
人生を始める。
「人のためなんてまっぴらごめん。人に迷惑をかけても頭を下げず、法を犯して秩序を乱し、好き勝手に生きて、とにかく自分の人生を楽しくすることが一番!」
そんな身勝手なモットーを掲げる魔術師と悪魔サタンによる二度目の戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:03:44
600539文字
会話率:62%
悪に憧れ悪魔の力によって異世界に転生した男がいた。
黒魔術師の秘密結社を組織し、世界に対して戦争を起こしたその男『アレックス・C・ファウスト』。彼は激戦の末に最強の聖騎士によって討たれた。
しかし、彼はその魂を過去に転生させ再び人
生を始める。
「人のためなんてまっぴらごめん。人に迷惑をかけても頭を下げず、法を犯して秩序を乱し、好き勝手に生きて、とにかく自分の人生を楽しくすることが一番」
そんな身勝手なモットーを掲げる魔術師と悪魔サタンによる二度目の戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:48:45
7054文字
会話率:56%
「母さんごめんよ。俺……。貴方の旦那様を殺してしまったよ……」
それは、育ての親の騎士団長をある少年が誤って剣で刺し殺してしまったことから始まった。その少年の名前はノエル。もちろんこちらの世界でも親殺しというのは、普通に首を切られたって
おかしくないほどの大罪だ。
でも天は少年を見放さなかった。なんとその育ての親の騎士団長っていうのが、実はこの国を魔族に売り渡そうとしていた大悪党だったのだ。
そして……
その日から少年は王国の危機を救った英雄と呼ばれる様になった。
いやいや、そこまでならこんなにめでたい話は無いんのである。しかし……この少年、救国の英雄などと言われながら……裏ではこの王国に反旗を翻す反乱分子の頭目をやっているのです。
えっ、少年は何でまたそんな事をやってるのかって?
少年も、もちろんそんな事を好き好んででやっているわけが無い。ただ単に彼は断りきれなかっただけなのです。なぜなら、その反乱分子とやらは、ものすごく見たた目が『おっかなかった』のです……。
遺言なのだそうですよ。先代の頭目の。
「次の頭目は……私の仇を討ってくれた者に託す……。」
そう言って、死んでしまったらしいのです。
まったく……身勝手な頭目もいたものです。
というわけで、始まったノエル少年の二重生活。はたしてこれからどうなってしまうのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 14:04:05
7001文字
会話率:29%
自覚ある頭がおかしい私、小鳥遊(たかなし)葉月(はづき)のルームメイトになったのは乙女ゲーム『桜咲く光を浴びて』のヒロインらしい。
この世界は幼馴染のいっちゃんが前世で大好きだったゲームの世界だったんだって。
しっかり者で優しいルームメイ
トのヒロインは、これがまた可愛らしい女の子。なるほど、さすが主人公。どうせだったら幸せになってほしいよね!いっちゃん曰く、ヒロインは攻略対象者という人物と恋に落ちるっていうから、その攻略対象者とやらと上手くいけば幸せになれるということ。
だったら応援しようかな。だってヒロインめっちゃいい子なんだよ。
時には覗き、時には助け、ヒロインの恋路を見守ろうではないか!
覗きがおかしい?それはいっちゃんに言ってほしいな。私、頭おかしいけど、覗きはいっちゃんの趣味ですからねって何で殴るの、いっちゃん!?事実じゃないか!!
※
W主人公で、葉月の視点と花音の視点でストーリーを進行していこうと思ってます。
重なる部分もあるので、別にいいやって方は葉月Sideだけでストーリーは分かるので、そちらだけお読みください。葉月Sideと重なる花音Side部分には※印がついています。基本思いつくままに書いた文章なので拙い、読みにくい、誤字脱字等あると思いますが、読んでくれたら嬉しいです。毎日更新頑張ります。
物語の前半はコメディ要素多めです。中盤から本格的にGL要素に入り始めます。流血シーンや気分の悪くなる展開もありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:42:28
1544216文字
会話率:44%
身勝手な犯人に親友の命を奪われた航大は、母に連れられて参加した会合で、未来を見れない老人に絶望する。
自分が生きていく先の未来が、そんな大人達なら、親友の元にいきたいと願った航大に、母は未来を見せると約束してくれた。
次の日、航大は、母から
受け取った言葉を渡したくて、急いで学校に向かう。
航大が、向かった先に居たのは半年前に出会った犯人の妹である由梨絵だった。
親友を殺害した由梨絵の兄の事は許せない航大だったけれど、Sというサイトに匿名の誰かが投稿した情報のせいで未来を奪われた由梨絵の事は、ずっと気がかりだった。
航大は、未来の見れない由梨絵に「話をしよう」と言う。
そして、由梨絵の口から兄がつむぐを殺した動機を聞かされる航大。
身勝手だと思っていた犯人の輪郭の一部に触れた航大は、由梨絵に「未来に進もう」と話すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 21:54:17
15008文字
会話率:45%
十五歳の「私」と十四歳の「彼」は、ある日の夜、生でSEXをした。それから三週間後、産婦人科に行った私は妊娠し、彼との間に子どもを授かったことが発覚。身勝手にも一人で妊娠を決心した私は、四十週間後に子どもを産むが、あれから彼とは、一度も会って
いなかった。子どもを産んだことで始まった、「私と子ども」と「彼」の後追い物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:00:00
8240文字
会話率:17%
伯爵令嬢のアベリアは、義妹であるイザベラの嘘により「妹や気に入らないメイドをいびり倒す悪役令嬢のような姉」と噂されていた。
冷酷非道と噂される精霊公爵フェイズに嫁ぐことになったアベリアは、「悪役令嬢」という噂を信じるフェイズから「白い結婚の
ままでいい」と言われる。
だが、アベリアに懐くフェイズの妹シャルロッテが二人に助け舟を出して……。
周囲の身勝手な噂に負けず、お互いを知ろうとする二人の大逆転ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:39:30
22615文字
会話率:43%
カレンは異世界に召喚された救世主だ。
だが彼女は救世主に相応しい力などなにひとつ持っておらず、役立たずの烙印を押されることになる。
それどころか、どうせ役に立てないのなら、と竜人が住むという土地に、領主の花嫁として放逐されてしまう。
ろくで
もない身勝手な者たちばかりの世界で、異邦人となったカレンがどうにかこうにか居場所を見つけていく話。
※前半イライラ展開有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:11:56
43155文字
会話率:30%