世界的に名高い天才科学者がいた。「ドクター・サイ」と呼ばれるその科学者は、名前は有名だが顔や年齢などは殆ど知られていなかった。そのため最早存在自体が都市伝説とされていた。
ある日、子供の頃からドクター・サイに憧れ、科学者を志す大学院生の青年
がドクター・サイの研究所を訪れるが、謎の美形青年不審者に不審者扱いされる。
二人が押し問答をしていると、研究所から争うような話し声が聞こえてきた。青年不審者が研究所の壁を破壊して二人で侵入すると、銀髪の美少年が拉致されそうになっている現場に遭遇する。すると青年不審者は、少年にこう呼び掛けた。「哉(さい)」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 16:35:16
5283文字
会話率:53%
【夏のホラー2018投稿作品です】
仲堂優花は、幼稚園からの幼馴染みで親友でもある木下亜子と、大学を卒業したら婚約する筈だった彼氏、高橋啓司に裏切られた。
失意のまま一軒のカフェで時間を潰していた優花の耳に、OLたちの話し声が耳に入
った。
それは、巷を賑わす都市伝説の類。
何気にスマホで検索した後、それは届いた。
差出人が自分の新着メールが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 15:05:13
5773文字
会話率:38%
これは小説でも映画のストーリーでもない
僕が実際、体験した事である。
メルマガの材料にするネタがないから、僕がしまいこんでいた日記をひもといているのである。
とてもつまらないものかもしれないし
あるいは意外と退屈しのぎになるかも知
れない。
僕の読者さんは死ぬほど超暇な方たちばかりだと思っているので、アクビのたしにはなるかもしれない。
【あらすじ】
僕はアルバイトを経て、その会社に入社した。
エレベーターで時々顔をあわせるようになり、片想いに落ちた。
その娘はたぶん四歳くらい年下で可愛かった。
その娘を思っているうちに、ある変化が起きてきた。
突然、話しかける声が聞こえるようになり、仕事を終えて寮に帰る時、
寮に近くなったら『お帰り、疲れたでしょう』と、話しかけてくるのである。
えっ!‥
家が話しかける‥!?
ウソだろ、エッ..?
その後、自分の部屋に入っても女の子達の話し声は聞こえてきます。
ある時なんかは隠しカメラが取り付けてあるんじゃないかと部屋の中を隅から隅まで調べたり、またある時は、部屋のガラス戸を開けて遠くの家々を見詰めて、誰かが望遠鏡で覗いているんじゃないかと思って思案したり。
しかしあんなに離れていては会話が聞こえるはずはないし‥
違うだろ~!?
と思い諦めたり。
・
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・
時は彼女達と過ごした思い出を刻み
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ついに彼女達と別れる決意をしました。
・・・・・・・・・
これはあくまで僕の過去の日記を読み返して綴っていくものであり、小説なるものではありませんので、その点はご了承下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 21:59:32
114635文字
会話率:8%
奇談の連作ですが、ホラーの要素はありません。日常の延長線上に起きる不思議な話です。季節の流れに沿って十話ほどを掲載の予定。第一話は、昭和な団地で起きた奇妙な声の話。それではどうぞ。
最終更新:2017-02-26 15:00:00
8435文字
会話率:27%
主人公は憧れの彼に話しかけたいが、自分と彼を比べて恐れ多いと勇気が出ない。
そんな風に半年をモジモジと過ごしてしまった時に、ある話し声を聞いて・・・
最終更新:2016-08-26 19:00:00
2477文字
会話率:35%
裏野ハイツ。俺は最近そこの203号室に引っ越してきた。引っ越して来て数ヶ月が経つが、俺はお隣の202号室の住人と一回も会ったことがなかった。ある日の夜、隣の202号室から話し声が聞こえてきた。興味を持った俺は、その話し声に耳を傾けた。隣から
聞こえてきた話し声の内容はーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 02:00:40
8297文字
会話率:20%
わたしは内職でお地蔵さんの前掛けを縫っている。
南西の一室で、毎日ミシンを踏んでいるのだ。
ふとミシンを止めたとき、ブーンと聞こえてきた。あれは隣の家の浄化槽のブロアーの音なのだ。
わたしは隣の家の騒音に悩まされている。仕事をしていると
きも、くつろいでいるときも、寝ているときも始終苦しまされている。
犬の鳴き声、住人の話し声、浄化槽のブロアーの音。
なんとかあの騒音から解放されたいと、わたしは色々策を練るが、一向に効果は出ないのだ。
どうしてこんなに騒音に悩まされるのだろう・・・
すると、母から思わぬ事実を聞かされた。
――おばあさんが仏壇を焼いてしまった?――
ああ、おばあさんも苦しんだのだな・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 20:36:45
32386文字
会話率:36%
暗闇の中から聞こえてきた話し声。
筋も落ちもありません。その二。
最終更新:2015-06-07 00:24:31
588文字
会話率:0%
不思議な世界。
みんな、望んだ部屋。
自分だけの部屋。
閉じこもりたい、鍵のかけられない、部屋。
最終更新:2015-03-16 11:00:00
270文字
会話率:0%
カクテル・パーティー現象
多数の話し声や音が聞こえる状況下で、特定の音声だけが選択され、聴取される現象。
最終更新:2012-09-16 20:49:14
1029文字
会話率:11%
気が付いたらソコニいた。
此処が何処なのかもよくわからない建物の中。
知らない人の中。
ザワザワと聞こえる話し声。
見上げるとステンドガラスの天井。
そのガラスから太陽の光が入ってきてキラキラととても綺麗だ。
ボーっとその天井を見上
げていると一人の男の声がした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 00:13:19
2518文字
会話率:32%
箱をテーマにした9つの物語。ファンタジー、ブラックユーモア、恋愛…。箱から始まる様々な話。第5話。ここは箱という名の有名な船の中。話し声が聞こえる…
最終更新:2009-11-15 16:27:16
1378文字
会話率:93%
豊川唯は夏休みを利用して、久しぶりに叔父と叔母の住む田舎の町に遊びに来ていた。叔父の近所の子供達と仲が良かった唯は彼女らといろんなところで遊びまわっていた。唯が実家に帰る前日、彼女はいつものように友達とカラオケに出ていた。最後の夜ということ
もあって、羽目をはずして歌いまくった唯。そうしているうちに帰りが夜もだいぶ深まってきた頃になってしまった唯は、叔父達への言い訳を考えながら、友達と別れ、一人暗い田んぼ道を歩いていた。その途中で何やら話し声がするのを耳にした唯。こんな時間に誰が話しているのだろうと、興味本意でその声がする方向へ向かう。その先で唯が目にしたものとは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-04 14:14:58
38799文字
会話率:59%