かつて世界の危機を救った伝説の勇者、その勇者が使っていた剣は、後世の勇者を誰も使い手として認めることなく、ただの象徴となっていた。
その勇者の子孫であるリオンは、伝説の物語に憧れを持ち、かの勇者の剣を手にし、同じような偉大な勇者になること
を夢にみていた。そしてとうとう、魔王が復活し、勇者の力が必要な時がきた。
伝説の勇者その子孫として、剣を手にしたリオン。しかしその剣は、あろうことかポッキリと折れてしまった。
折れた剣を手に勇者になることを定められたリオン、旅の仲間はお年寄りとその介護士、どこまでいってもしまらない、前途多難な勇者の旅が始まる。
この作品は、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 21:03:33
129352文字
会話率:60%
春の国チェラズスフロウレス。
とても温かな気候で、一年中桜の花が咲き誇る平和な国。
その国の東に位置する辺境の村には、ミア=スカーレット=シダレと言う名の五歳になったばかりの美少女が住んでいた。
ただ、美少女であるミアには一目……いいや。一
聞きで分かる変な特徴があった。
それは、喋り方がお年寄りっぽいのと、一人称が「ワシ」な事。
容姿に見合って声が可愛いのに、まるでお爺さんの様な喋り方なのだ。
そして、ミアには将来の夢がある。
それは結婚もせずに、のんびりとした引きこもりスローライフを送る夢。
とても残念極まりない夢ではあるが、ミアは大真面目だ。
しかし、そんなミアには、夢を目指す為には隠し通さなければならない秘密がある。
それはミアがTS転生者であり、その昔この世界に平和をもたらした“聖女”と同じ魔法が使えると言う事。
TS転生者の方は隠しても隠さなくても変わりないように思えるが、聖女と同じ魔法は大きな問題だ。
この世界は新たな聖女の誕生を待ち続けていて、もしミアが同じ魔法を使えるとなると、間違いなく聖女として表舞台に担ぎ上げられてしまうだろう。
だと言うのに、とある事件をきっかけにして、ミアは表舞台に引きずり出される事になってしまう。
この物語は、引きこもりしたいTS転生のじゃロリじじい聖女の波瀾万丈な物語である。
※他の小説投稿サイト『ノベルアップ+』様でも掲載している作品です。
※作者更新報告用Twitter → https://twitter.com/kon_guma折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 19:05:38
1847613文字
会話率:61%
秘境のユートピア「キルギシア」では・・・・
一日に三時間以上働く人はいない。残りの時間は自分自身のために使う。
政治家はボランティア。
学校は「人生の谷」と呼ばれ、勉強がなく学びがある。
18歳を迎えると一軒の家が贈られる。
刑務所なはな
く、警察官もいない。武器の墓場がある。
誰かと愛し会いたいと思ったら、みんなにそれがわかるように、胸に小さな青い花を飾る。
各家庭に菜園があり、お年寄りが耕す。
お年寄りは「人生のマエストロ」と呼ばれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 10:22:20
23877文字
会話率:20%
はいはい、ええ、そうですね、むかしむかしのことでした。それがどれくらい昔かと言いますと、いやあ、それはもう本当に昔のことで、いつのことだか、はっきりとした年代までは覚えていないんですが、それくらい、もう随分と昔の話なんです。
お年寄りは
若い方たちと時間の感覚が違うと言いますよね? ほら、お年寄りの言う『ちょっと前』は十年くらい前のことだったりね。でも、それは本当にちょっと前のことのように思えるんですよねえ……。不思議なものですねえ、時間の感覚って。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-19 11:00:00
1396文字
会話率:62%
日本新(ヒノモト・アラタ)青年は、お年寄りや体の不自由な人、多動性の子供達も自由に乗れるパーソナル電車、『ロボット電車』通称『ロボ電』の開発を夢見る、鉄道好きな大学生。そこに、琴座から、肉食系の神夜月(カグヤ・ルナ)王女がやって来たり、ブラ
コンの妹の蛍が迫って来たりと、この世界によく似た、パラレルワールドの地球の日ノ本国で、繰り広げられるアラタ達の青春の日々と、歴史改変(鉄道の)を描いた。ラブコメSFです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 10:16:29
103082文字
会話率:12%
指定暴力団、天狼組系岩熊組組長の侠客・岩熊勝平は今日も朝からボランティアに精を出す。
小学生の登下校の見送り、道路のごみ掃除、お年寄りへの手助け。
だが世間の目は冷たく、だれもが彼から目を反らし、そそくさと離れていく。
5年前に施行され
た反社会勢力新法により、彼らヤクザはもはや絶滅寸前の存在だった。
暴力団追放のスローガンはいつしか『暴力団撲滅』に文字を変え、国民すべてにマイナンバーカードの
所持が義務付けられた管理社会において、そのカードを配布されない反社認定者は世間から徹底的に
隔離されていった。
毎日のように解散届を持って署名を求める捜査四課(マルボウ)の刑事を追い返し、二人しかいない子分の食い扶持に頭を悩ませつつ、事務所とも言えないようなプレハブ小屋のボロソファーにその身を沈めて、
彼は今日も嘆くのだった。
「宇宙人でも攻めてこねぇかなぁ、警察も自衛隊も手も足も出ないような・・・・・・そしたらよ、俺ら侠客が死に花を咲かせられるのによぉ」
令和十三年、夏。四国のとある漁師町。これはある大男の嘆きから始まる物語。
※この作品はカクヨム、ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 20:38:32
68402文字
会話率:44%
桜華学園に転校してきた少女・鈴樹エリカは、その落ち着きすぎた態度と独特の雰囲気からクラスメイトたちに「お年寄りっぽい」と感じられていた。転校生として静かな日常を送る彼女だったが、誰にも言えない秘密を抱えていた。新しい生活を始めたエリカは、優
しいクラスメイトや家族のように接してくれる鈴樹大輔とともに、次第に現代日本の生活に馴染んでいく。しかし、彼女の平穏な日々に忍び寄る影があり、エリカは自らの運命と向き合うことになる。エリカの秘密が、やがて彼女と大輔の未来を大きく左右することになのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 00:00:00
73376文字
会話率:40%
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファー
ルム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。 “素晴らしい教え方です” “本当に良いタイミングでした。姫様は私の言うことは聞かないのです。 「バタフライがやってよぉ」 と甘えてくるのです。可愛いくて駄目なのよ” とか言いながら、ブルチャスカの方を向いている。私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ………きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:08:46
10880文字
会話率:21%
電車で何故か、俺の隣の席には誰も座らない。
しかし、子供、怪我人、足が悪そうな人、お年寄りと、次々と勝手に座らず勝手に俺に非難の視線を……。
その、あまりにしょ〜もない理由とは?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Day
s」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」「note」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 15:27:44
1589文字
会話率:0%
お年寄りってんじゃあない。
ハードボイルドっていうのです。
キーワード:
最終更新:2024-06-03 01:33:58
200文字
会話率:0%
優先順位は、お年寄りなんです。
そこに、権力なんて要りませんから。
最終更新:2024-02-02 23:41:00
200文字
会話率:17%
バイト帰りに異世界に迷いこんだ19歳男性ののんびり異世界探訪。お年寄りに囲まれて育った為どこか年寄りくさいトシヤのほのぼの日常物語。テンプレ要素盛りだくさん、ご都合主義が苦手な方はブラウザバックでお願いします。この作品は恋愛要素はありません
。ストレスフリーが好きな作者の思いっきり個人的な趣味で書いているので、更新はゆったりペースで不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 16:11:04
578906文字
会話率:40%
長年の謎が解けました☆
最終更新:2023-11-10 13:42:06
1180文字
会話率:0%
田舎の小さな村に住む少女、アリア。
閉鎖的でお年寄りばかりの村でひっそり暮らす彼女の元には、今日も一人の青年がやってくる。
彼の名はキール。輝かしい美貌に強靭な肉体、そして凶悪ともいえる剣の腕を持つこの国の「英雄」。
ド田舎の平民であるアリ
アからしたら雲の上の存在のはずのキールは、時間ができるたび、できるだけの土産を抱えてせっせとアリアの元へやってくる。
なぜなら彼はアリアの幼馴染で、家族で、兄妹だからである。
「いい加減キールに心配されなくても生きていけるようにならないと…」
「いい加減アリアと結婚しないと…」
幼馴染ゆえに厄介。
そんな勝手にすれ違って暴走する二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 21:50:37
65668文字
会話率:48%
我輩の黒歴史暴露。あと、ほぼ個人的見解。まあ、エッセイなんて、そんなモノ♪
最終更新:2023-05-24 02:02:49
1279文字
会話率:0%
これは筆者である私、コーノが、介護士としてお年寄りの利用者さんからお聞きしたお話です。
内容はというと、およそ100年も前の恋バナを、少し色を付けてまとめたノンフィクションです。
あと、なにぶん100年も前のお話なので、ちょっ
とは記憶の間違いが混じっているのかもしれません…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 07:00:00
55050文字
会話率:40%
お年寄りの気持ちって、どんな感じなんだろうか。そう思って、打ち始めました。
最終更新:2022-12-10 22:23:30
815文字
会話率:0%
お年寄りの食事介助について私が思う事、についてのお話。
最終更新:2022-11-18 06:00:00
1624文字
会話率:0%
先日、世界最高齢としてギネスに認定されていた119歳の日本人女性が亡くなりました。
そこで私がふと思った事を簡単に書いてみようかと。
最終更新:2022-04-26 10:08:56
604文字
会話率:0%
まん延防止等重点措置が解除されても我が施設のお年寄りの面会制限は解除されません。
それは何故か!?
最終更新:2022-04-13 12:08:05
1878文字
会話率:0%
ポスドク研究員を辞めた和也と新卒で入った広告代理店を辞めた宏美は同じコンビニでパートタイムをしていた。
そこに時々来店する、人形をおんぶしたおばあちゃん。
お年寄りの話を聞くのが上手い宏美は、おばあちゃんの悲しい過去まで聞いてしまう。
※ヒューマンドラマに分類していますが、どちらかといえば不思議譚(藤子F不二雄の「SF:すこしふしき」)に近い話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 23:11:10
11822文字
会話率:14%
全てのお年寄りに捧げるanthem。
最終更新:2022-09-30 19:41:44
245文字
会話率:0%
石井光一は家業の雑貨店をやっているが、業績が思わしくない。店番を妻の伸江に任せて、自分は宅配のアルバイトをやっている。
ある日、おじの石井和助がやってくる。彼は亡父の弟で、フーテンの寅さんよろしく、全国を渡り歩いて暮らしている。彼が言う
には、今はマットレスの販売会社に勤めて、販売主任になっている。常滑で販売促進のキャンペーンを行う事になった。
石井和助の勧めで、石井光一は妻と共にマットレスの販売促進のキャンペーン会場に行く。そこには約50名ほどのお年寄りが集まっていた。
主催者の男は言葉巧みに老人達に簡単な質問していく。質問に答えた者に雑貨用品を配っていく。会場が盛り上がったところで、高級毛布を配る。毛布が欲しい者は展示してあるマットレスを買う事を勧める。沢山景品をもらい、高級毛布ももらえるとあって、多くの老人はマットレス購入の契約をする。
――これって催眠商法ね――妻の伸江が夫に囁く。
しかし落ち目の雑貨店を盛り返したい光一は、妻の囁きも耳に入らなかった。
このキャンペーンで20数台のマットレスが売れたと知った光一は妻のもっとよく調べてからにしてはいう忠告も耳に入らず販売代理店になる。
光一自身は物を売った経験もなく、販売は専ら妻の役目だった。
妻の伸江は必至な思いで、50軒ばかり、知人、友人、親類縁者を廻ったが、反応はなし。
新聞の折り込み広告も入れるが、いまいち反応がない。
光一は会社に販売促進のキャンペーンをやってくれるよう、再三にわたり依頼するが、ずるずると先延ばしされる始末。
その内、常滑でキャンペーンをやって、マットレスを購入した客から、これは粗悪品ではないかという苦情が舞い込むようになる。
昔からある石井雑貨店の評判もガタ落ちになりそうになる。
光一は妻と相談して、販売代理店を辞める事にした。
販売代理店契約の権利金の返還を求めようと、会社に連絡をしたが、電話が通じなかった。
以上、権利金を騙しとられた男の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 10:26:06
42643文字
会話率:20%