世界には人の血を糧として生きる吸血種が存在していた。
吸血種は生まれつき、身体の一部に魔力がこもった薔薇の花弁の形をした痣を持つ乙女のみを狙う高い魔力を保持する〈純血〉。そして、低い魔力を保持するがためにその乙女を狙うことなく人に害を及ぼ
す〈混血〉の二種に分かれる。
人に害なす吸血種を滅ぼすために設立された学園の名は“クローヴィア学園”。
その学園へ通う様々な年齢の男女は、吸血種を倒すため、特別な魔力の付属された武器を手に取り日々邁進しているのだが、彼らは十人十色な事情をそれぞれに抱えていて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 19:45:57
58692文字
会話率:51%
珍しくNL。
何度も何度も彼に告白する。青春の青を引き裂いて落ちる自分の肢体。グラウンドに赤く咲かせて、少女は恋のために奇跡の死に戻りを果たす。
少女は走る。何者にも負けない強さと、誇りと盲目的な愛を掲げてジャンヌダルクのように強く。
21回目の死に戻り、彼に捧げるのは全身全霊の愛の告白と薔薇と向日葵の花束。
果たして少女の生と死の輪廻の果てに初恋は淡く痛く実るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 15:21:32
2093文字
会話率:22%
野良猫として日々逞しく生きていた白猫・サザンクロスは、空腹のあまり危険だと察知しながらも毒エサを食べてしまう。今にも死にそうなところを侯爵家の三男、クロード・マンスフィールドに助けられ一命を取り留め、回復した彼女は名前(サザンクロス)をもら
って野良猫から家猫へと生活も変わった。
ある日、外に遊びに出たサザンクロスはカラスに襲われ、身を隠すために薔薇の花壇に隠れ、カラスが諦めるのを待っていた。
クロードのところに帰りたい……。そう思い泣きたくなったサザンクロスの耳に、人間の女の声が届く。
「もう、大丈夫だよ」
サザンクロスを助けた女――アイナは、自身が負った怪我など気にも留めず、サザンクロスの怪我を魔法で治した。そんな彼女にサザンクロスも心を開き、日々アイナのもとへと通うようになる。
そんな二人の出会いが、後に大きく運命を変えて行くこととなるのも知らずに――
*この作品は年明けにnoteにアップした小ネタを長編にしたものです(1話目はnoteとほぼ同じ)
*不定期投稿です。ゆっくり進めて行きたいです。
*溺愛だったり恋愛要素はありますが少ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 21:33:09
40322文字
会話率:18%
かつて白薔薇の王妃と呼ばれたブロンシュ妃。
彼女は敵国の王に半ば無理矢理に嫁がされた。
そんなブロンシュ妃は王との間に双子の王子をもうける。が、彼女は王子達を生んだ後、間もなく亡くなった。
あれから十数年が経ち、双子の王子達は成長していた。
とある時に双子の兄であるブライアン王子の提案でブロンシュ妃の墓前に白薔薇の花を植える事に。宰相や騎士達と共に墓所があるロワール国だった街に向かう王子達だったが――?
(「ローズガーデン〜薔薇庭園の姫〜」のスピンオフで息子さん達の視点の物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 14:20:36
5077文字
会話率:60%
薔薇の花束とは、薔薇の命をハサミで断ち、リボンと綺麗な紙で装飾した、言わば薔薇の死化粧済みの死体ではないだろうか。
それを涙を流し受け取り、微笑みながら、薬指に指輪をはめられた女性が、後に僕を産んだ人である。
転生時、記憶消去作業にミスが
あった。
現実を転生する僕が、記憶する人生とは、、、。
経験した者にしか知り得ない苦しみを転生によって知る、僕の話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 17:26:45
1107文字
会話率:0%
ある日みつけた乙女ゲームの広告 ビジュアルが好みで迂闊にクリックしてしまい異世界に転移
・・・ってここどこぉーーーっ 美形騎士に拾われきゃっきゃっうふふ?えっ待って私男になってる!?待って待って距離近っ!画面越しでも日頃から悶絶してるのに
リアルなんて無理ぃーー(。´xω×)薔薇の花は愛でるのが良いの!モウワカラナイへるぷみー
テンプレなようでテンプレじゃない訳の分からない作品なるかと・・・日本語不自由な人が書いてるからそこんとこよろしくお願いします笑 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 13:52:26
10125文字
会話率:42%
(12/31 番外編を追加しました)
伯爵令嬢のリナリアは、婚約者のアルベルトをこよなく愛していた。
彼と自分が釣り合わないことをよく分かっていた。
だから釣り合えるようにずっと努力していた。
けれど…アルベルトは浮気を繰り返す。
もう
疲れた、諦めよう。
そうしてアルベルトに婚約破棄を告げる。
憑き物が落ちたようにすっきりしたリナリア。
すると翌日、薔薇の花束を抱えたアルベルトが屋敷にやって来た…。
ちょっとと言うかかなりポンコツ気味のリナリアと、スーパーハイスペックなのに自己評価が低すぎるアルベルトのすれ違いの恋のお話。
コメディ色強めのお話です。
本編は全29話で完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 02:25:07
79269文字
会話率:19%
BARの片隅で、いつも寡黙に
目の前に置かれたバーボングラスと向き合っている男
そんな男にも、忘れることの出来ない過去があった
それは二十年前のクリスマスから始まった
一年間の思い出だった
傍から見れば些細な事なのかも知れないが
彼にとって
は
人生を左右する程の出来事だった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 19:08:48
5127文字
会話率:15%
男子高校生の立川アスカは、ある日いきなり風紀委員のメンバー(ドエスキャラの研坂、自由な性質の水橋、癒し系のフミヤ)に囲まれ、風紀委員になる事を強要される。
普通の風紀委員だと思って入ったのだが、実は風紀委員の仕事は、学校内の人ではないモノが
起こす現象を解決したり、静観したりする事だった。
アスカはそこで初めて自分が他の人間とは違い、「人ではないモノ」を見る能力が強い事に気づかされる。
アスカには子供の頃のあやふやな記憶があった。それは誰かが川に落ちる記憶だった。けれど誰が落ちたのか、そのあとその人物がどうなったのかアスカは覚えていなかった。
人の周りを飛び回る美しい蝶や、校舎の中を飛行する鳥、巨大キノコの出現や、ツタの絡んだ恋人同士、薔薇の花を背負った少女、ヘビの恩返しに、吸血鬼事件、さまざまな事件を風紀委員メンバーと解決していくアスカ。
アスカは過去の記憶についても、人ではないモノが関係していたのではないかと考えだす。
アスカの思い出した過去とは……。
(ミステリー要素ありの基本ほのぼのギャグです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 12:54:35
110989文字
会話率:51%
天涯孤独な少女リズが仮面パーティーで激しいキスを交わした男は両親を殺害したゼフィール国王だった。養子先にも馴染めず鬱々とした日々の中で、亡くなった両親へ恩を仇で返すような真似をしていまい落ち込むリズ。そんな彼女を慰めるのは正体不明の男から送
られてくる黒い薔薇の封蝋の手紙だけで―――。愛することすら許されない、リズの恋の選択とは?(注意※終盤砂吐くほど激甘)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 12:19:20
178422文字
会話率:46%
キャバレーの歌手と薔薇の花の話です。
舞台は昭和初期のキャバレーのイメージ、近代小説の短編っぽい雰囲気かもしれません。
最終更新:2020-05-30 13:48:29
1904文字
会話率:26%
未知のウイルスにより、この星は支配された。
政治、経済、社会秩序も麻痺し、破滅へのカウントダウンは刻一刻と迫る。
夢に見た世界の崩壊は、誰が望んだものだろうか。
あなたが贈ってくれた薔薇の花が、私の存在証明だ。
※この物語はフィクショ
ンです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 16:24:47
2077文字
会話率:3%
聖女を志す少女ヒスイは、修行先である王都の夜道にて、一心不乱に猫をモフる美貌の青年ジェイドに出会う。
その後も街中で偶然の遭遇を重ねる内に2人は仲を深めていくが、どうやらジェイドには秘密があるらしい。
あらゆる障害を乗り越えた先に、2人が行
き着く幸せな結末とは――――
※冬のあったかもふ企画の参加作品です。参加者同士の相互評価はいたしません。参加者様以外の読者様方はお気軽に評価ください。
企画用作品のため、話はサクサク進ませます。
各話下部に他の参加作品へのリンク表を貼ってありますので、是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 14:12:20
55505文字
会話率:41%
薔薇の花束は本数や色によって意味が変わるそうなんだとさ。俺は3本が直球でいいと思ってる。一番愛が伝わりやすいと。でも実は、マイナスの意味を持つ本数もあるらしい。
最終更新:2020-02-07 19:13:04
1790文字
会話率:49%
999本の薔薇の花言葉の意味を知っているだろうか。
これは、転生してもある男を愛す呪いをかけられた女の話。
最終更新:2019-10-21 22:36:21
8144文字
会話率:30%
背中一面に咲いた薔薇の刺青の男を探せ!
俺は、今人を探している!
背中一面に薔薇の花を咲かせた刺青の男を探しているんだ!
その男は、容疑者だ、、、!
最終更新:2019-08-04 03:00:00
2434文字
会話率:46%
『本当の愛が欲しかったの』
舞台は産業革命期の英国。
これは、1人の魔法使いの一生。
格差の進んだ社会では、地獄と呼ばれる地域が存在した。
その地獄と魔法と夢を巡る話。
『探していたのよ。ずっとずっと。』
魔法使いの夢に昔か
ら現れる場所。
何かを伝えようとする誰か。
崩壊していく世界。
『醜くなってしまったら、それは死も同然よ。』
執着と人の残酷さ、醜さ。
自己を正すために他人を切り捨てる。
手段を選ばない。選べない。
『会える、きっと出会える。』
良いも悪いも永遠ではない。
必ず終わりがやってくる。
生まれ死ぬ事は運命で、
この世の理。
『だから、愛が欲しかった。』
魔法使いはそう言い続ける。
終わりなき夢が終わるとき、
薔薇の花が散る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 15:41:10
18164文字
会話率:24%
ある王国の第二王女マリアに恋をする、王女の近衛騎士のレインは、王女にお祝い事がある度に、匿名で赤い薔薇の花束を贈り届けていた。王女は、薔薇の花束が届く度に、その贈り主についてレインに言及するが、周りの噂になることを恐れるレインは、その都度は
ぐらかす。だが、レインをよく思わない国王に、薔薇の花束の件がバレてしまい、レインは辺境の凶悪な魔物の討伐を命じられてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 20:57:40
3707文字
会話率:27%
「よし、今年こそ言うぞ!」
真っ白なタキシードに身を包んだウォルターは100本の赤薔薇の花束を抱え、空へと宣言する。
最終更新:2019-05-02 18:00:00
1825文字
会話率:13%
ショートショート作品のため、あらすじは省かせていただきます。
最終更新:2019-03-13 20:24:59
428文字
会話率:57%